楽しいカメラとレンズ選び (その2) (2008/08/08)
▼前に「楽しいカメラとレンズ選び」を書いたが、ようやくその結論が出つつある(感じである?)。で、結論はというと、
EOS40D+SIGMA 18-200mm DC OS
である。そこに至った経過を報告しよう。
▼先ず、結論を出す前に二つの旅行に行った。一つは仕事で行った勝山臨海合宿であり、もう一つは、夏休で行った五色沼である。
▼前者の時は、EOS KISS に上記の SGIMA 18-200mm DC OS を付けていった。海辺(海+砂)というのは、カメラにとってイイ条件ではないので、当初は防水タイプのコンデジを持って行こうかとも思ったのだが、写真係という仕事を仰せつかっていたので、とりあえず、レンズ交換をしないことを前提に、上記の組み合わせとしたのである。
5日間とも晴天に恵まれたこともあり、また、夏の海という光が豊かに降り注ぐ条件下であったせいか、なかなかイイ写真が撮れたように思う。こうして、すっかり「高倍率ズーム一本でいいや!」という気になったのである。
▼そこで、五色沼には、α700に高倍率ズームをつけて持って行ってみることにした。というのも、ソニーには、18-250mm という、SIGMA 18-200mm DC OSを上回る高倍率のズームがあるからである。しかも、これは、SIGMAと並ぶレンズメーカーのタムロンのOEMであり、タムロンといえば高倍率ズームの老舗中の老舗である。望遠側が+50mmあるということや、雑誌などでもかなりイイ評価のレンズであることも含め、期待大といった感じで撮影に臨んだのである。
▼ところが、晴天という条件は同じなにの、どうもこのボディ+レンズで撮った写真が今ひとつパッとしない感じでなのある。いわゆる「眠い」写真というのは、こういうのをいうのではないだろうか…。
▼まあ、腕の問題もあるわけだろうが、上記のような経験から、結果としてEOS40DとSIGMAのズームを使うという結論に落ち着いたわけである。
イギリスは曇りの日が多い。明るいところならよく撮れる高倍率ズームも、F値がくらいだけあって、曇り空の下ではどうなるか微妙な点はある。こうなると、高感度でも美しい絵が撮れるキャノンがやはり安心ということになろう。
▼ボディは、KISSにすると軽くてイイのだが、AFがより正確なこと、ファインダーが大きいことなど、基本性能が高いことから、やはり信頼に足る40Dを持って行こうと思っている。また、荷物に余裕があれば、広角のEF-S10-22mmも持って行きたいと思っているが、家族旅行であることを考えると、野外でレンズ交換するのは、なかなか難しそうである。