Column

白神の山々

  Column 「星の陵にて」 2009

白神一人撮影旅行(その1)     (2009/08/14)


▼10日(月曜日) 曇り

 夜10時、品川バスターミナル発の弘前行き京急高速バス「ノクターン号」に乗車。
 当初は、11日の朝から新幹線で出かける予定だったが、弘前まではかなり時間(&お金!)がかかることとが判明したため、思い切って夜行バスにしてみたのである。バスは疲れるという人も多いが、今のバスは座席もゆったりとしており、乗り物が不得意でなければそれなりに使えるのではないだろうか。
 ただし、私に与えられた席は10番C席。C席だから窓側だ~♪と喜んでいたら、何と1~9番までは3列なのに、10番だけはバスの最後尾とういことで、4列なのであった。シクシク。当然Dまであるから窓側ではないし、お隣さんが近くにいることになる。しかも、料金は同じだから損な席なのである。ガッカリ…。ただし、たまたまA席が空いていて、私の隣のB席の人がそちらに移動したため、左隣のB席が空いたから、まあイイかという感じ。(ちなみに、両隣とも女子大生であった♡)
 さて、品川を出発して約15分、浜松町のバスセンターに寄ると、あとはひたすら弘前を目指すことになる。すぐ車内燈も消え、リクライニングもしっかりできるので寝る準備万端。ところが、やはりなかなか寝付けない。最初の休憩が11時45分であったが、その時まではよく眠れなかった。そこで、空いているB席の毛布を丸めて枕代わりにし、首の下に入れてみた。と、これが大正解!! あとは、ぐっすりと安眠できた。
 5時45分に最後のサービスエリア(どこだか見なかった)に停車。トイレと洗面を済ませる。そして、予定通り朝7時には弘前バスステーションに無事到着とあいなった。 

▼11日(火曜日) 晴れ時々曇り

 これからはレンタカーだが、JR駅レンタカーの営業は8時半から。つまり、約1時間半、朝食を取りながら時間を潰さなくてはならない。そこで、駅前にある「ベストウエスタンホテルニューシティ弘前」へ。レストランが利用可能か訪ねると、ビジターでもOKということなので、朝食バイキング(1900円)をいただくことに。広いし、キレイだし、落ちついているし、洗面所も利用できるしで、なかなかグッドである。ちなみに、今日の昼は食べられるか微妙だったので、バイキングでもあり、時間もたっぷりあることだしで、少し多めに食べることにする。ついでに、ペットボトルに美味しいリンゴジュースを詰め込んでおきたいところだが、さすがにそれは出来なかった…。
 さて、8時半にレンタカーの事務所へ。予約なので、手続きもスムーズである。ちなみに、昨年イギリスでパンクして修理代を請求されて頭に来たが、今回、借りるに当たっての説明を聞いていたら、やっぱりパンクは保障外で、代金を請求されることになっていることが分かった。「へぇ~?」って感じである。予約しておいたのは、Sクラス(1300~1500CCクラス)のナビつきAT車。用意されていたのは、旧型のデミオであった。
 さて、今日の目的地は、青森県鰺ヶ沢村の「ミニ白神」。ブナの林を1時間半くらいかけて散策できるコースが用意されている有名スポットで、「るるぶ」によれば、「水源地として守られてきた樹齢300年以上のブナの森。白神で暮らす動植物を身近に感じられるコース」とある。ところが、ナビにいくら入力しても目的地に出てこないのである。名称もダメ、住所もダメ、電話もダメ。「くろもり館」が受付なので、その名前を入れてみてもダメ…。思わずリモコンを投げつけたくなったが、ここはジッとガマン。しかたないので、途中で通過するゴルフコース名を入れて、とりあえずナビ開始! 朝の通勤時間帯かと思ったが、お盆が近いせいもあるのか、市内も空いているし、郊外に出ると、他の車もほとんどない状態でスイスイ♪である。登録したゴルフコースを通過すると、あとは一本道なので心配はない。青空のもと、岩木山のふもとの田んぼやリンゴ畑の間を、制限速度をほぼ?遵守しながら、順調に快適クルージング。いや~、気持ちよかったぁ!
岩木山
 弘前を出て約1時間、「ミニ白神」の案内が出てくる当たりから道はだんだんと山道になるが、ナビの「カーブが続きます」のアナウンスを聞いているうちに、アッという間に目的地到着である。
 ここは入山料が300円。受付の方に、「地面がぬかるんでいるから、備え付けの長靴に履き替えた方がイイですよ」と勧められて、せっかくこのために購入したトレッキング・シューズから長靴へと履き替える。でも、これは大正解。10時前に入山して、ゆっくり写真を撮りながら散策する。午前中のせいかほとんど人もおらず、我が物顔?である。普通の倍以上の時間をかけて出てきた時は1時半。充分にブナの森を楽しめた。ただし、受付のある「くろもり館」には食堂も何もないので、とりあえず昼食はガマンすることに。
ミニ白神
木の美
 次に向かうは、白神の象徴とも言われている「マザーツリー」。樹齢400年、樹高30メートル、幹の直径約1,5メートル・周囲約4,6メートルという巨木である。ミニ白神をあとにして、経由地でもあり、また、これから2日間の宿泊地でもある西目屋村に向かう。今度はちゃんとナビに出る。およそ30分で到着。次に、マザーツリーのある「津軽峠」を登録して再出発。途中、明日訪れる予定の「暗門の滝」に寄って観光案内所に顔を出すと、マザーツリーまでは車で約30分とのこと。ただし、「道が悪いので、安全運転で」とアドバイスを頂く。確かに、未舗装の細い砂利道で、ハンドルが取られる取られる…。よっぱどのことがないと、もう一度走りたいと思える道ではなかった。ちなみに、自分のレガシーなら印象はまた別だと思われるが、なにせレンタカーのデミオだから仕方ない。レガシーと比べると(比べるのが悪いが…)、残念ながらデミオは「車」ではない…。ただ、通行量が少ないので、無事に津軽峠に到着。
デミオ
 峠の駐車場から歩いて約5分でマザーツリーの偉容に。天気がよくて本当によかった。ただし、写真の方は、砂利道に手が疲れたせいか(デミオのせいか…って、車のせいにするな!)、ブレ写真(ブナ写真?)の大量生産でガッカリであった。やれやれ…。
マザーツリー
マザーツリー
 その後、来た道を戻って西目屋村、宿泊予定の「ブナの里白神館」へ。4時すぎにチェックイン。温泉自慢なので、サウナも含め1時間半入浴。あ~ぁ、のんびり!
 夕食時には、地酒の「ロマンの雫(だったかな?)」300mm×2本をいただき、すっかりイイ気分になる。部屋でテレビ「時をかける少女」(2007年のアニメ)を見ているうちに、夢の世界へ…。
 というわけで?、充実の第一日目であった。