column2010-9

グリーンタンジェリン

街角床屋

グリーンタンジェリン

2010年を振り返る

<出来事 BEST3>

1 孫誕生=じいさんとなる
  *6月に孫誕生。ただし、じいさんになった実感なし(笑)。
2 夏休みにヴェトナムを訪れる 
  *世界遺産のハロン湾もよかったが、ホーチミンやハノイの街歩きが楽しかった。
  でも、信号のない道の横断はスリル満点で疲れた~。
  山下マヌー『ベトナム一週間』(メディアファクトリー)は面白いガイドで特薦!
3 写真がテレビCMに使われる
  *キヤノンフォトサークルに掲載して頂いた写真が、EFレンズのテレビCFに採用される。
  (BSで10月~11月放送)
  その他、販EFレンズの販促イベント用ということで、紅葉の写真も使っていただく。

<読書 BEST3>

1 内田樹 『日本辺境論』『邪悪なものの鎮め方』『現代霊性論』『街場のアメリカ論』
      『若者よ、マルクスを読もう』『街場のメディア論』『武道的思考』
  *相変わらず面白い。一冊とすれば『街場のメディア論』(光文社新書)
2 岡真理 『アラブ 祈りとしての文学』(みすず書房)
  *慶応大学の入試問題がきっかけ。岡さんの本は、これからも読んでいきたい。
3 小松英雄 『伊勢物語の表現を掘り起こす』(笠間書院)
  *やっぱり小松先生はおもしろい。「東下り」の下調べに是非。
  更級日記冒頭との関連の指摘は有益。

  *堤未果『ルポ貧困大国アメリカⅠ・Ⅱ』(岩波新書)・森田幼児『いじめとは何か』
  (中公新書)も参考になった。
  *小説は、『1Q84』『告白』『悪人』『永遠の0』『閃光』『犬身』など、
  話題作も読んだが、どれも今一つ。かえって、ジョン・アーヴィングの魅力を発見。
  ノーベル文学賞リョサの『綠の家』は岩波文庫版を買ったのだが、途中で挫折。

<写真本 BEST3>

1 『Window Scape』(東工大塚本研究室編、フィルムアート)
  *建築の本だが、窓の写真がグッド。
2 植田正治 『写真とボク』(クレヴィス)
  *植田正治のミニ写真集。
3 ソンタグ 『他者の苦痛へのまなざし』(みすず)
  *写真関係の本は、飯沢耕太郎『写真的思考』、S・コットン『現代写真論』、
  畠山直哉『話す写真』、平木収『写真のこころ』、
  D・ベイト『写真のキー・コンセプト』、J・バッチェン『写真のアルケオロジー』
  などを読んだ。
  しかし、日本人のものは内容が独りよがりで薄く、外国人のものは翻訳が下手…。
  で、結局どれもこれも印象に残らず。

<カメラ関係 BEST3>

1 EOS60D
  *アートフィルターとバリアングル液晶がグッド。
  E-620(元祖アートフィルター+バリアングル)とZUIKOレンズを下取りに出して購入。
2 ソニー α55
  *10枚連写はためしていないが、小型高性能。αマウントのマクロが使えてうれしい。
3 ソニー NEX-5
  *デザインと質感に負けて購入。実際は使いにくい、しかし、魅力的!