education-01
2012年度版ホームページに掲載した宮沢賢治「永訣の朝」の授業Live…
…それを、東京学芸大学の「学芸国語教育研究」(第30号、平成24年12月)に原稿として掲載していただきました。「学芸国語教育研究」を入手しにくい方もいらしゃっると思いますので、ここにその原稿を掲載します。
education-02
2学年の前期中間考査後に扱う教材は『枕草子』である。
…類想章段「かたはらいたきもの」のあとには、回想章段「二月つごもりごろに」を扱う。短い章段ではあるが、登場人物も多く、和歌のやりとりや古典常識の知識も必要となることから、2年生にとってはそれなりに難しい教材である。そこで、いきなり訳に入るのではなく、まず話の骨格を捉えて全体像を把握するための導入授業を工夫してみた。その授業のLive版である。
education-03
指名制の授業見学でいらした先生に、「鴻門の会」(樊噲、頭髪上指す)の授業を見て頂いた。
…史記の「鴻門の会」は、2年生の漢文教材としては定番とも言えるものだろう。そこで、その時の授業の様子をLive版として再現してみるので、参考にしていただけたらと思う。私は、漢文では、書き下し文=訳と考え、書き下し文を正確に作ることが先ず重要だと考えている。また、大学受験に向けて漢文の力を養うためには、白文に慣れるのがよいとも考えている。そこで、授業では白文での音読と、それに訓点を施す練習が半分くらいのウェイトを占めることになる。