dec.family-diary

　引き続き雨。学校は期間休業日。
　大学の後期が始まり、久しぶりに29名の学生と顔を合わせる。後期は模擬授業演習なので、そのグループ分けや担当教材をなどを決めたが、スムーズに進んでよかった。ちなみに、「小説が楽しいよ～」と言ったのに、評論２グループ、古典（古文）２グループで、小説は１グループだけ。ちょっと残念。

　今日も雨で寒い。こうして季節が変化していくのだろう。学校は前期の終業式で、通知表を配布する。
　中山辞任は、コメントの必要がない。このレベルの人間が政治家だから、学生も誰も政治家を目指さないのだ…と思ていったら、小泉家の二世（三世？　四世？）が議員を目指すそうだ。しかし、多くの人が指摘するように、次男は親父とは別の選挙区から立候補すべきだろう。それを勧めない小泉は、そのレベルの政治家だったということである。確かに永田町は改革したかもしれないが、日本の社会は完全に改悪してくれた人にふさわしい、唾棄すべき引き際といえるだろう。
　ついでに麻生もひどい。所信表明が麻生流などと持ち上げられているが、相手に質問するというのは、自信のない相手と対決する時の常套手段である。国民に対する所信表明ではなく、選挙向けのパフォーマンスというべきだろう。

　今日も寒いくらいである。午前中、鳥撮りに行きたかったが、天候が思わしくないので、久しぶりに光が丘に遊びに行く。バード・サンクチュアリに寄ってみると、何とカワセミ登場！　ただ、遠くの方なので、撮影は難しそうであった。

　昨日の夜から、急に秋らしくなった。午前中、西武優勝セールで定期入れを新調する。午後からは、「読書の秋」で過ごす。
　道徳教育を受けた方がイイのは中山くんのようである。

　開校記念日。豊島園シネマで「20世紀少年」と「WANTED」を観る。前者は原作を読んでいるけれど、楽しめる作品になっていた。ただ、「空想科学」の場面になると、どうしても弱くなってしまって、映画全体の評価が下がってしまうのは仕方ないのだろうか。（マンガを映画化する最も難しい部分は、漫画的想像力をどう映像化するかなのだろう…）　「WANTED」は、映像そのものと、ストーリーの意外な展開がおもしろかったが、今ひとつ説得力に欠けるきらいがあって、大満足とまではいかなかった。ついでに「おくりびと」も観ようかと思ったが、止めておいた。観ればよかった…。

　午前中は星陵祭の後片付け。２年生ともなると、担任がとやかく言わなくても、委員が中心になってどんどん作業を進めてくれるので、まったく楽ちんである。
　午後からは卒業生講演会と成績会議。４人の卒業生の話は、それぞれ個性的で面白かった。これからの進路選択に向けて参考になったに違いない。

　爽やかな一日。本当は遊びにでも行きたいところだが、明日の成績会議に備えて学校へ。２年生になって、理系科目を苦手とする生徒は、かなり苦しんでいるようである。
　「明るく強い国」より、「上品で謙虚な国」を目指してほしいと私は思うが、あの出たがり屋のもとでは到底かなわぬ夢であろう。首相も首長も「明るく強い」人ばかりである。陰影礼賛。

　今、このページを作成している「ＢｉｎＤ」というソフトのバージョンアップ版が出たので、早速購入して試用してみる。期待していたのだが、新しいテンプレートのデザインが今ひとつだし、動作もかなり重たくなってしまった感じで、当面今のバージョンを使い続けることにする。
　午後、ＢＳで「トニー滝谷」を見る。宮沢りえの透明感にしびれる。

　星陵祭の代休。バスケの練習で学校へ。久しぶりに練習の様子をじっくりと見て、合宿の成果を感じる。

　星陵祭第二日目。昼頃から雨になり、後夜祭は激しい雨の中になってしまって残念。クラスの上演は、うまく行った回もあれば、今ひとつノリが悪かった回もあるが、総じて満足のいく公演ができたのではないだろうか。敢闘賞は惜しくも逃したが、来年に向けてよい目標ができたということだろう。

　星陵祭は台風の影響もなく予定通り開催。
　しかし、若いということは本当に素晴らしい!!!!　見に来てくださった保護者の皆様も、きっとそう感じてくださったのではないだろうか。明日の公演も楽しみである。

　明日は、６時までに23区内の警報解除なら８時から、８時までに解除なら10時から、10時までに解除なら12時から、12時まで解除にならなければ中止、ということになった。夜中に通過してくれることを祈るのみである。
　昼間、通し練習を見学。歌と踊りはまずまずのレベルまで行っているが、そちらに気を取られたせいか、セリフと演技が…。まあ、日曜日までに仕上がればイイことにするか！

　午前中授業、午後から来年度入選の説明会で出張。今日は、前期期末成績提出の締め切り日なので、生徒とは別の意味で大忙しである。やれやれ。
　ところで、速度の遅い台風が接近中。文化祭の日程も微妙である…。

　今日も生徒たちはしっかりと準備を進めていた。立派である。他クラスの生徒たちから、「先生、24Rはすごいですね～♪」と言われる。でも、合唱祭の前も確かそう言われたような…。
　待ちに待った「EOS 5DMarkⅡ」の11月発売がアナウンスされる…しかし、画素数ばかりが増えて、AF性能は進化していないようだし、連写速度・枚数の向上があまりなく、高感度性能もサンプル画像を見る限り、最近の Nikon を超えられてはいないようなので、かなりガッカリ。

　マラソンの有森さんが選挙に出るとスポーツ紙に出ていたが、止めておいた方がイイのでは（余計なお世話ですが）…くらいしか書くことのない、平和な一日。星陵祭の準備は着々と進行中。

　授業の準備をしたり、本を読んだりして過ごす。主人の実家から「21世紀梨」が届く(義父の実家が鳥取なのである）。敬老の日に、かえって幸せな気分にしていただくとは…。

　星陵祭準備の日直で学校へ行く。どのクラスも練習が本格化してきている。24Rは、フィナーレの場面の稽古を見せてもらったが、みんな楽しそうで予想以上の出来である。まだまだ細かな修正点は当然あるが、BGMもしっかりしていて、イイ舞台が期待できそう。ワクワクしてきた。

　石神井公園へ行くも、カワセミの鳥果「０」。やれやれ…。最近、なかなか姿を現さないのである。かわりに、コゲラを撮影したが、目にピントが来ているものが一枚しかなく、しかも表情が悪くてガッカリ。

　３年生の古典を必死に？採点。これまたまあまあか…。
　午後から亡くなられたＫ先生の代わりにＰＴＡの会議に出席。挨拶では、「Ｋ先生のような長～い話はできませんがよろしく」と笑いをとっておいたが、きっとＫ先生も笑ってくれただろうと思うのである。

　試験監督がないので、休暇をもらう。天気がよければ出かけたかったが、雲行きが今一つなので、家でもろもろの用事をこなす。

　昨日に続き秋晴れ。２年生古典の採点終了。まあまあか…。
　午後から、S予備校の方を呼んで、前回の模試の結果を分析しながら、これからの指導法について研究する。その一端を、生徒向けの学級通信第282号に述べておいたが、やはり大学の世界でも格差が広がっているようで、難関校と中堅校とでは、出題方針にも大きな隔たりが生まれつつあるようである。
　ところで、ソニーのα900の発売が決定！2460万画素で約33万円！驚異的な低価格であるが、やっぱりAF性能や高感度性能では、キャノンやニコンに比べて見劣りがするようである。残るは、キャノンの５Dの後継機。ますます期待が高まるが、どうなることやら。

　重陽の節供。そのせいか秋らしい晴天で気持ちがよい。
　試験は一日目で、２年生の古典の答案が出る。珍答もあって楽しく採点しているが、きっちり勉強してきた者と、そうでない者との差が、そろそろ目立ち始めた感じである。

　試験一日前なので平和。久しぶりに教室をきれいにさせる。
　夜、グーグルの新しいブラウザー「Google Chrome β」をインストールしてみる。動作はなかなか快適。ただし、例えば私のホームページでは、写真にカーソルを合わせると、その説明がでるようにしてある（ALT＝画像を表示委できないユーザーのための代替テキスト）のだが、その機能が働かないようで残念である。

　天気予報に反して朝から太陽がでているので、久しぶりに石神井公園へ。最近、カワセミくんはなかなか撮影スポットに姿を現さないのだが、園内を歩き回って、木の間から何とか姿を撮影。木陰で暗めだが、キリリとした目がよく撮れたと自分では思う。

　夜、遅ればせながらフグ屋で父の誕生祝い。

　主人の知人の田舎から、桃を購入。これがまたすごくうまいのである。

　来週は考査で授業もないし、大学の講義もまだ始まらないので、下調べをすることもなく、ビデオを観たり本を読んだりして、のんびり過ごす。
　主人の勤め先（つまり、私の母校）は、今日から月曜日まで３日間文化祭。天気が心配されたが、なんとかもったようで良かった。

　何とか最初の一週間を乗り切る。
　明日は、国語科同僚の先生のお父様の葬儀だが、身内だけで執り行いとのご希望なので、お近くにお住まいの先生お一方に、代表してお悔やみをお願いすることに。

　考査前ということもあり、平和な一日。考査問題完成。生徒諸君、お楽しみに。

　授業の合間に、２年生と３年生の期末考査問題を作成する。明日まで寝かして、もう一度点検である。

　久しぶりの４時間授業、しかも、その合間に指導要録の点検をして、放課後には分掌の会議ということで、いきなりパワー全開といった感じである。しかし、学級通信を書いていると、何となく幸せな気分もするから不思議である。やれやれ。
　ところで、政治家の無責任ぶりにはあきれる。客観的に自分が判断できるのではなく、客観的に「選挙対策」ができるだけの人が首相だったのだろう。私たち国民の現状を客観的に見る視点はなかったのである。
　夜、NHKのプロフェッショナルを観る。北島康介と中村礼子を育てたコーチの特集で、的確なコーチングに感動した。

　夏休み明けが月曜日という最悪の？パターンであるが、生徒は全員が元気な顔をそろえてくれて一安心。まあ、色々あるとは思うが、とりあえず休み前と変わらぬ明るい表情である。イギリス土産のショートブレッドを配布して、担任としての存在感を示す…？