2022.08.31 (水) 晴れ
 久しぶりの出勤&暑さでちょっと疲れる。朝歩かなかったし、授業もないので6888歩。
 ゴルバチョフさんは、東西で大きく評価が分かれる人のようだが、私は元首相などよりよっぽど国葬にふさわしい気がするが…。岸田首相は「丁寧に説明」と言っているが、「丁寧」というのはどういうことなのだろう。出席した場数や時間などで計るのだろうか。国民の何パーセントが賛成すれば「丁寧」なのだろうか。こういう実態のない言葉が横行しているのが今の政治である。そもそも統一教会問題のきっかけを生み出した人間が、国葬に当たるのだろうか。本当に疑問である。

2022.08.30 (火) 曇り・雨
 シンガポールから帰国して一週間、体調に変化はまったくないので、コロナ感染の心配はなさそうである。明日からの勤務に備え、天気も悪く涼しいので、用事を済ませた後は、期末考査後の授業の準備などをして過ごす。ちなみに、期末考査の問題案は休み中に作ってあるので、とりあえず準備万端か?

2022.08.29 (月) 曇り・晴れ
 涼しい朝だったので、久しぶりに庭いじり。草むしりや伸びすぎたものの剪定をしたりして、ちょっとサッパリする。その後、「ちむどんどん」を見たついでに「朝いち」を見ていたら、深谷にある「ヤサイな仲間たちファーム」というのが紹介されていて、野菜が美味しそうだったのでランチ&買い物に出かけてみる。今年5月にできたばかりとのことで、新しい施設はなかなかカッコよく、野菜も美味しかった。夏休み最後の贅沢?である。
(↓レストラン)
(↓サラダランチ。冷製コーンスープがとても美味しかった~)
(↓ポークソテーと夏野菜のラタトゥイユ。夏野菜カレーが食べたかったが品切れ…泣)
(↓バスクチーズケーキ。濃厚だった)

2022.08.28 (日) 雨・曇り
 友だちの家にお泊まり会に行っている姉をのそき、下の二人を預かる。午前中、(主として主人が…)宿題の手伝いをして、午後から(主として主人が…)オヤツの白玉あんみつ作りを指導したりして過ごす。
(↓黒蜜をかける前に撮ってしまった…)

2022.08.27 (土) 晴れ・曇り
 午前中、来年1月に届く予定の(つまり、納期が長い)結構高い買い物をする。午後からは、毎年年末に実家の家族とともに出かける旅行の行き先を決める。有名な宿泊先(土地・旅館など)は、すでに予約で「空室待ち」ばかりになってしまっていて、実家の家族ともども3時間くらいあれやこれやとネット検索した結果、やっと何とかなりそうな所を見つけて予約する。疲れた~。

2022.08.26 (金) 曇り
 安倍元首相の国葬について、放送大学の原武史先生(政治思想史)が至極もっともな指摘をされている(朝日DIGITAL、20220826)。

 1967年の吉田茂元首相の国葬が行われたとき、本人は首相を辞めて10年以上が経ち、すでに政治家を引退していました。一方で、安倍さんはなお多大な影響力を持つ現役の国会議員でしたし、2年前に終わった政権の評価も定まっていません。コロナ禍や物価高も続いています。こうした中で、なぜ2億5千万円もの国費を投入する国葬を実施するのでしょうか。
 国葬という高い評価をすることで各国からVIPがやってくる、そういう『弔問外交』ができるというメリットを強調する専門家もいるようです。ただ、国葬は本来、死者を弔う儀式なのですから、『政治利用』という意味合いが露骨に出過ぎるのは違和感が強くあります。政府には、国民が納得できる丁寧な説明がより一層求められていると思います。

 岸田首相や松野官房長官は「丁寧な説明を」と言っているが、安倍元首相の時代から丁寧な説明があったためしはないし、説明するだけで中止する気がないとしたら不誠実そのものだろう。警察庁長官が辞任し、奈良県警本部長は辞職したが、近畿財務局の赤木さんの死に対して安倍元首相は何もしなかった。比較できることではないが、そこにもこの人の不誠実さが表れているといえるだろう。

2022.08.25 (木) 曇り
 実家の家族から、実家の自分の部屋に残してある本を早く引き取ってほしいと言われ、仕方ないので古本屋さんに持ち込んだところ、値がつかないのはしょうが無いとしても、引き取ることも出来ないと言われてしまい、学生時代から集めた本でもあるので結構ショックが大きかった(泣)。作家や学者の全集は文庫本があるからという理由で、また、日本国語大辞典や古典全集のようなものは、古くて大型のものの需要がないからというのが理由であった。まあ、そういう時代になったのかも知れない。資源ゴミに出すしかなさそうだ。やれやれ…。

2022.08.24 (水) 晴れ・曇り
 家でのんびり旅の疲れを癒やしながら、シンガポールで撮影した写真を整理したりして過ごす。成果?は「 こちら」から。
★「 HOTO'S GALLERY」を更新しました。

2022.08.23 (火) 晴れ・曇り
 今朝までシンガポールに出かけてきた。主人の友人夫妻が現地で暮らしていて、そもそもは2020年に出かける予定だったのが、コロナで2度も延期になってしまっていたのである。しかし、今年は何とかなりそう、つまり、コロナを取り巻く状況も変化したし、出国の際にはシンガポールのアプリを、帰国の際には日本のアプリを使うと、検疫もサッと済む(帰国72時間以内前に現地でPCR検査を受ける必要があるが、現地の友人が連れて行ってくれたので大助かり…)ので、思い切って出かけたのである。短期間ではあったが、添乗員経験者の友人が私たちの希望をもとにうまく計画を立ててくれていて、主だった観光地やグルメなどを堪能することができた。時差が一時間しかないので、年寄りには体の負担も少なく、久しぶりにイイ旅行で出来てよかった(某国からの観光者が少ないのも快適だった大きな理由の一つかも…)。写真が整理できたら、掲載します。
(↓友人夫妻の暮らす部屋からの眺め)
(↓シンガポールといえばコレですな)

2022.08.18 (木) 雨のち晴れ
 セカンドタームの講習も今日で無事?終了し、明日から夏休み後半戦! ということで、たまに更新しない日があるかも知れませんが、「アイツ、遊んでるな…」と思ってお許しください。世の中お盆明けですが、もうちょっと夏休みを楽しみたいと思います。7914歩。

2022.08.17 (水) 晴れ・曇り
 小学生向け学校見学会で模擬授業を行う。20組の予定だったが、4組欠席で参加したのは16組32名の親子ペア。で、そのうちの一組が、一番の上の孫と娘のペア。意識しなかったと言えばウソになるが、一番前列の右端に座っていたので、あまり視界に入れないようにしながらいつも通り?授業を進める。座席順に指名していって孫の番になったが、ちゃんと答えてくれたので一安心。娘から「興味のわく授業でした。二番目にも是非!」と感想が送られてきてうれしい。爺バカ全開…。9980歩。

2022.08.16 (火) 晴れ・曇り
 今日の講習は私の担当ではない(東大対策講座は、現代文2日+古典3日で、私は古典担当)ので、明日の小学生向け授業の準備や、9月からの授業の教材準備などをして過ごす。11467歩。

2022.08.15 (月) 曇り・晴れ 終戦の日
 今週は補習のセカンドタームということで、久しぶりに出校。ただ、内容は前回やったことと同じなので、気持ち的にはちょっと楽である。50名弱の生徒が熱心に取り組んでいた。また、今週は今日と明日が学校見学会、水曜日が小学生向け学校見学会ということで、私も小学生向けの授業「漢字の力」をする予定。8452歩。
(↓帰宅したらタマスダレが咲いていた。日没直前に何とか撮影)

2022.08.14 (日) 曇り・晴れ
 昨日の接種の影響は、腕の痛みくらいで、多少倦怠感はあるが、昨日の涼しさに比べての今日の暑さからくるものかも知れず、大したことがなくてよかった。
 今日の記事から(朝日DIGITAL、20220814)。歴史学者で国葬を研究する中央大学教授の宮間純一さんへのインタビューだが、まさにその通りである。

――安倍晋三元首相の国葬が9月27日に営まれることになりました。どう評価しますか。
 「日本における国葬は、大日本帝国の遺物であり、歴史においてその役割を終えたと思っていたので、大変驚きました」
 「岸田文雄首相は、国葬の理由について『我が国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示していく』としていますが、私には全く意味が分かりません。そもそも、国葬と戦後の民主主義は相いれないものだと思います」
――なぜですか。
 「民主主義の社会においては、政治家に対する評価は一様ではありません。それにもかかわらず政治家の国葬を営めば、国家が、その人のことを功績があった偉大な人物だと高く評価し、そうした一方的な価値観を国民に強いることになります」
(中略)
――その国葬が今回、復活することになりました。
 「国葬令の失効後、国葬に関する法律の規定はありません。岸田首相は、国民の意見をまったく聴かず、議会にも諮らずに、閣議決定で国葬を決めてしまいました。国葬は、かつて天皇制のもとに国民を統合し、戦争に動員するなど危険な装置として用いられたことのある儀式です。それを何の検証もなく、ルールもなく、現代の民主主義社会によみがえらせ、前例として残してしまうことに大きな疑問を感じます」
――今回、政府は国民に服喪を求めるものではない、としています。
 「政府のその言葉は信じられません。また、自治体が忖度して指示を出すこともあり得ます。すでに安倍元首相の私的な葬儀の日に合わせて、東京都教育委員会などは学校に半旗の掲揚を求める文書を送りました。もし政府や自治体からそうした通知がなかったとしても、国葬の日に学校や役所、企業などで上司や校長から弔意を示すように求められたら、どれほどの人がそれに従わずにいられるでしょうか」
 「国葬を行うことは、人々の心情を害し、内心の自由を侵害せざるを得ません。国葬には、時の政権の政治的な目的が仕組まれています。これこそが、いつの時代も変わらない真実です」

(↓四季咲きのバラを秋(10月半ば)にキレイに開花させるためには夏剪定(9月初め)が必要で、その準備として8月半ばに花や蕾はつんでしまうのだそうだ。そうなのかなぁ~。可哀想だがトライして、摘んだ花や蕾を飾ってみた)

2022.08.13 (土) 曇り・雨
 台風が上陸するなか、4回目のワクチン接種に出かける。PPMMである。前回のMの時は多少倦怠感があったが、言われるほどの副反応はなかったので、今回も大丈夫だとイイのだが…。
 ところで、昨日、年寄りのいる実家の家族とは旅行に行けそうもないので、替わりに?阿佐ヶ谷のイタリアンに食事に出かける。行きつけの店が休みだったので、1度だけ行ったことのある割と有名な店に予約して行ってみたところ、前回訪ねた時はあまり印象に残らなかったのだが、今回は家族全員がとても美味しいということで一致、これからはこちらを行きつけにするかも(笑)。こういう記事を載せると、どこですか?と聞かれるのだが、もちろん内緒(笑)。私が行くのだから、当然リーズナブルな店です。
(↓前菜盛り合わせ)
(↓ウナギのテリーヌ)
(↓トウモロコシのリゾット)
(↓太刀魚と九条葱とカラスミのパスタ)
 
(↓トマトとモッツァレラのパスタ)
(↓和牛イチボのステーキ)
(↓デザート)

2022.08.12 (金) 曇り・晴れ
 今日の新聞に考えさせられる論考が掲載されていた。かなり長いものなので、印象に残った部分だけを抜き出そうと思ったが、それでもかなりの量になってしまった。お時間のある方はどうぞ(朝日DIGITAL、20220812。ネットでは有料記事。朝刊に掲載されています。)

抗戦ウクライナへの称賛、そして続く人間の破壊 (寄稿:政治学者・早稲田大学教授 豊永郁子さん)
 ウクライナ戦争に関しては、2月24日のロシアの侵攻当初より釈然としないことが多々あった。むしろロシアのプーチン大統領の行動は独裁者の行動として見ればわかりやすく、わからなかったのがウクライナ側の行動だ。まず侵攻初日にウクライナのゼレンスキー大統領が、一般市民への武器提供を表明し、総動員令によって18歳から60歳までのウクライナ人男性の出国を原則禁止したことに驚いた。武力の一元管理を政府が早くも放棄していると見えたし(もっともウクライナにはこれまでも多くの私兵組織が存在していた)、後者に至っては市民の最も基本的な自由を奪うことを意味する。
(中略)
 日本には今、ウクライナの徹底抗戦を讃え、日本の防衛力の増強を支持する風潮が存在するが、私はむしろウクライナ戦争を通じて、多くの日本人が憲法9条の下に奉じてきた平和主義の意義がわかった気がした。ああそうか、それはウクライナで今起こっていることが日本に起こることを拒否していたのだ。
(中略)
 人々が現に居住する地域で行われる地上戦は、凄惨を極め得る。4人に1人の住民の命が失われた沖縄の地上戦を思うとよい。第2次大戦中、独ソ戦の戦場となったウクライナは住民の5人に1人を、隣のベラルーシは4人に1人を失ったという。今、ウクライナはロシアの周辺国への侵攻を止める防波堤となって戦っているとか、民主主義を奉じるすべての国のために独裁国家と戦っているとか言われるが――ともにウクライナも述べている理屈だ――再びウクライナで地上戦が行われることを私たちがそうした理屈で容認するのは、何かとても非人道的なことに思える。米国などは、徹底抗戦も停戦もウクライナ自身が決めることとうそぶくが、ウクライナに住む人々の人権はどこに行ってしまったのだろう。
(中略)
 さて和平派の立場は、戦争がもたらしたエネルギーや食料の不足などの経済問題、核兵器の使用も含む戦争のエスカレーションへの懸念から説明されることが多い。だが、これらにあわせて戦争による犠牲の拡大について道義的な疑念が広く存在することを忘れてはならない。また、ロシアを、プーチン氏を敗退させることが現実的にどこまで可能かも疑問だ。
 そもそも戦闘はロシアの外で行われている。かつて中国大陸に侵攻した日本が、欧米諸国による経済制裁や膠着する戦線に苦しみながらも、決して軍事的に譲歩しなかったことが思い浮かびはしないか。結局、日本が大陸を諦めるのには日本本土の焦土化を要した。さらに戦争の長期化は、ロシア国内におけるプーチン氏の権力を弱体化するのではなく、強化する可能性があることも留意すべきだ。戦時体制を通じて全体主義体制が成立する可能性すらある。
 最近よく考えるのは、プラハとパリの運命だ。中世以来つづく2都市は科学、芸術、学問に秀でた美しい都であり、誰もが恋に落ちる。ともに第2次世界大戦の際、ナチスドイツの支配を受けた。プラハはプラハ空爆の脅しにより、大統領がドイツへの併合に合意することによって。パリは間近に迫るドイツ軍を前に無防備都市宣言を行い、無血開城することによって(大戦末期にドイツの司令官がヒトラーのパリ破壊命令に従わなかったエピソードも有名だ)。
 両都市は屈辱とひきかえに大規模な破壊を免れた。プラハはその後、ソ連の支配にも耐え抜くこととなる。これらの都市に滞在すると、過去の様々な時代の息づかいを感じ、破壊を免れた意義を実感する。同時に大勢の命と暮らしが守られた事実にも思いが至る。


2022.08.11 (木) 晴れ
 エアコンの効いた部屋で Prime day。チェコ・ウクライナの映画「異端の鳥」は、途中で寝てしまうかもと思いながら見たが、3時間、しっかり見てしまった。ユダヤ人少年がたどる悲惨なストーリーとは裏腹に、豊かな自然を背景とした白黒の映像が美しく、かつ、作品そのものに力があるのだろう。見る人を選ぶ作品のようにも思うが、機会があれば是非。

2022.08.10 (水) 晴れ
 昨日から友人が管理する軽井沢の別荘に避暑に出かけてきた。軽井沢~中軽井沢周辺は大混雑で、国道18号も渋滞傾向だったが、その別荘は信濃追分をちょっと過ぎたあたりの浅間サンラインの側なので、静かだし涼しいしで、とても快適であった。ついでに、海野宿にあるガラス工房に出かけてガラスの器を購入しようと思っていたのだが、火・水が定休日ということで見られなかったのが残念。代わりに、第二次世界大戦で没した画学生の慰霊を掲げて作られた無言館を見学してきた。ちょうど月曜日の夜に、NHKで吉永小百合さんと館主窪島誠一郎さん(作家水上勉の息子)の対談をやっていたこともあり、また、長崎原爆の日の翌日ということもあってか、無言館という名の通り、確かに無言の絵が見る者に何かを語りかけてくるように感じた。
  信濃追分の蕎麦の名店「ささくら」でそば三味を味わい、堀辰雄文学記念館や油屋旅館などを見学し、道の駅「雷電くるみの里」でたくさんの野菜を買い込んで無事帰宅。しかし、東京は暑いなぁ~。

2022.08.08 (月) 晴れ
 お施餓鬼供養で菩提寺に出かける。このご時世なのでイベント的なものはないのだが、依頼しておいた新しい卒塔婆を墓に立ててお参りする。
 Prime で「竜とそばかすの姫」と「この世界のさらにいくつもの片隅に」を見る。どちらも映像表現(と中村佳穂・のんの声)が素晴らしく楽しめた。

2022.08.07 (日) 曇り・晴れ
 孫たちを連れて、池袋サンシャイン水族館に出かける。私は初めてだが、去年、富士サファリが予想外に面白かったのと同じで、ここも(狭いとはいうものの)予想外に面白く、しかも、予約して夕方から出かけたこともあって比較的空いており、ゆっくり観賞できたのもよかった。ちゃんとしたカメラを持っていけば…と後悔。
(↓海月空間にて撮影)

2022.08.06 (土) 曇り・晴れ 広島原爆の日
 広島原爆の日。朝、テレビに合わせて黙祷する。広島市長の平和宣言の中の「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ」というトルストイの「戦争と平和」からの引用、心に響く。
 ところで、昨日まで息子一家と一緒に伊豆下田に行ってきた。天気にも恵まれ、北陸は大雨で大変だったようだが、後半は曇り空だったことで、かえって日焼けし過ぎなくてよかったかも。 白浜で泳いだり、近くの穴場ビーチを訪ねたり、磯でシュノーケリングしたり(カニやエビを捕まえたり)、ホテルのプールで泳いだりと、海を満喫できてよかった。ちなみに、板戸竜宮島の磯で、生け簀以外で初めて生きているイセエビを見た! 捕ったら罰せられるのが残念(笑)。
 
 

August
日比谷の日々

 
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