2022.12.28 (水) 晴れ
正月にむけて大掃除。主人がキッチンをやっている間に私は壁と窓掃除、その後、一緒に床のワックス掛けをやり、夕方、買い出しに出かける。とりあえず正月準備完了だが、かなり疲れたなぁ~。
ということで、今年の diary は今日までにしたいと思います。今年もお付き合いいただき、ありがとうございました。新年は、4日あたりから再開できればと考えています。では、皆さま、よい年の瀬と新年を。
2022.12.27 (火) 晴れ
午前中、親戚への年賀状を書いて投函、そのまま床屋へ出かける。午後から、新車で関越道をドライブ。背の高い軽自動車は風に弱いというので、それを高速走行で試してみたのであるが、今日のところはそれなりに風は吹いてはいたものの、95キロくらいしか出さなかったこともあり、風切り音が気になるくらいで、それほど大きな影響は感じなかった。アダプティブ・クルーズ・コントロールやレーンキープも出来るし、パワー不足もそれほど気にならなかったが、唯一、高速の出口の料金所に向かう道で、スピードが乗ったままカーブを回ろうとした時はちょっと不安を感じた。やはり、タイトなコーナーなどではしっかり減速しておかないといけないようだ(…って、当たり前である…)。
朝日新聞に「コロナ下で読み解く 風の谷のナウシカ」という特集があり、今日は社会学者の大澤真幸さんがインタビューに答えている。その最後の部分を引用(朝日DIGITAL、20221227)。
『風の谷のナウシカ』という物語自体にも「僕たちが潜在的に感じている危機への対応の現れ」と考えられる面がある。『ナウシカ』の連載がクライマックスを迎えた1990年代前半、米ソ間の冷戦は過去のものとなり、「近い将来、世界中が議会制民主主義と自由主義経済の国家となって大きな戦争はなくなり、人類の闘争の歴史は事実上終わる」という楽観的な見方さえありました。ナウシカの物語の深刻さは、やや場違いな感じさえした。だけど、それから数十年を経た現代では、戦争は起きているし、気候変動は深刻化しているし、新たな病原体によるパンデミックまで起きてしまった。『ナウシカ』は描かれた当時よりも現代の方が、はるかに「現実の隠喩」になっているのです。
実は今、僕たちは自分の時代を説明できる思想や理論を持っていません。ロシアがなぜウクライナに侵攻したのか、腑に落ちる説明は誰もできない。深刻化している米国と中国の対立も「新しい冷戦」という枠組みで捉えられるのか。従来は、資本主義が高度化すれば政治体制はおのずと議会制民主主義になっていく、と考えられていた。中国のように「権威主義的な政治システムと自由経済的な資本主義が両立している」という事態は、従来の社会科学の常識では説明できません。
――従来の思想や理論で対応できない事態が、現実に進行している、と。
ナウシカの物語は、現代の文明が抱える問題の本質を、極めて高い精度で掘り当てている。ナウシカの物語で起きていることは何なのか。それを概念としてすくいだし、鍛え上げることが、僕らが現実を把握するための理論的なフレームワークを用意することになります。
僕たちは、ナウシカという人物に思わず魅了されてしまう。ナウシカは、僕らが「自分の中にある一番善きもの」と直観しているある種の感受性を体現しているからです。そこを取り逃がさず、純化していくと一つの思想になり、困難な状況を切り開く力となっていく。僕たちがこの対話で目指したのも、そういう試みではないでしょうか。
2022.12.26 (月) 晴れ
クリスマスも終わり、庭のオンコの木に施した電飾や部屋の中の飾りなどを片付け、ついでに庭の草花のお手入れをしたりする。午後からはのんびり過ごす。本当だったら、賀状を書いたりするはずなのだが、今年からはだんだん年頭のご挨拶を縮小する方向に決めていて、具体的には(偉そうで申し訳ないのだが)頂いた方への返信だけにしようと思っているのである。ということで、とりあえずは何もしないでいるのである。ちょっと後ろめたい気もしているのだけど…。
2022.12.25 (日) 晴れ
無事に?64歳になりました。午前中、9年間乗ったオデッセイの代わりのクルマを受け取りに出かけ、午後から家族で簡単なドライブに出かける。そろそろ母の通院なども増えるので、主人や私の妹も運転しやすいクルマにしたのである。本当は、オシャレな感じの N-ONE というクルマが欲しかったのだが、通院などがメインなら、背が高くてスライド・ドアのN-BOX の方が断然お勧めですと営業の方からアドバイスして頂いたので、このクルマに決定したのである。我が家の女子?が主として乗るので、ちょっとだけオシャレも意識してツートンカラーの特別仕様車にしてみたが、室内は広いし乗り心地もまずまずだし、ターボにしたので力強さもあって、昔の軽自動車とはずいぶん印象が違う感じである。進歩したなぁ~。
2022.12.24 (土) 晴れ
実家の家族も交えてクリスマス会。今年も残りわずかだなぁ~。完全な爺バカであるが、3人の孫たちは本当にイイ子たちで、まあお勉強の方はさておくとして(笑)、仲はイイし、きちんと挨拶ができるし、どこかに出かけた際にはそこの方々に「楽しかった」とか「面白かった」とか「嬉しかった」とか「美味しかった」とか、簡単ではあってもちゃんと感想を伝えることができるし、いつもニコニコしていて楽しそうだしで、どこに出しても恥ずかしくない子に育ってくれて何よりである。
(↓シャンメリーで「かんぱ~い!」)
(↓メインのメニューは、庭で育てたサフランを使って作ったパエリア、キッシュ、唐揚げ、コールスロー)
(↓ケーキだけあって、オカーサンの手元を見つめる視線は真剣そのもの)
2022.12.23 (金) 晴れ
右上の奥歯の詰め物がとれてしまったため、歯科医院に出かける。予約を取る際に「取れたのは白色ですか銀色ですか?」と聞かれてちょっとビックリ。「銀色です」(笑)。詰め物もとってあったので、歯の点検も含め10分くらいで無事終了。
ところで、新車が日曜日に来ることになったので、荷物を下ろしたり、夏用のタイヤを倉庫から出したり(今はスタッドレスにしてあり、下取りの際に夏用タイヤもいっしょに引き取ってもらうため)、洗車したりと準備する。明日、孫たちを招いてクリスマス会をするのだが、その送り迎えが最終ドライブ。そもそも孫たち一家とのドライブのために買ったクルマなので、イイ最終回といった感じかも。
2022.12.22 (木) 雨・曇り
共通テスト古典と東大古典の2講座をやって、今日で年内の勤務はおしまい。明日から来年の9日まで冬休みである。ばんざ~い!! 7898歩。
しかし、現首相は、防衛費は増額するし原子力行政は変更するしで、自民党ポスターの気味の悪い笑顔とは裏腹に、ヒドいことを矢継ぎ早に実行している。丁寧に説明すると言いながら、結局は同じ言葉を繰り返すだけで聞く耳をもたないし(聞く力だったのでは?)困ったものである。その原因の一つは、グローバル化によって、一つの歯車の狂いが全世界に影響を与えていることが大きいだろうが、同時に、国内的には野党がだらしないということに尽きるだろう。国会が(議論が)軽視されないような状況をつくり出さなければならないが、それには選挙を通して我々がしっかりと意思表示することが必要である。
さて、今日は冬至である。家のユズが今年は3つしかなっていないが、実家の家族と収穫して風呂に入れる。
2022.12.21 (水) 曇り
日銀が長期金利の上限引き上げを発表した昨日、その事情の背景を分析した記事から(朝日DIGITAL、20221220)。
「そもそも緩和を始めてから10年もたつのにまだ成果が出ないのなら、基本的にその政策はダメだったということではないでしょうか」
朝日新聞のインタビュー(11月10日朝刊掲載)で語った、元日銀理事で現在は東京財団政策研究所・主席研究員の早川英男氏だ。「異次元緩和には多くの経済学者が懐疑的だった。私もあくまで実験的政策だと思っていた。物価が上がればうまくいくというのが間違いだったことは、今の状況から明らか。実験的政策はやってみてダメだったら見直さないといけないのに、ずっとしがみついて今に至る」
修正できなかった理由について早川氏は「ひとことで言えば安倍政権が8年近く続いたから。安倍晋三元首相はリフレ派の失敗を責めずに擁護し続けた」と分析する。
その通りだろう。安倍政権時代は「アベノミクス=異次元緩和」への批判論者に対しては、安倍首相支持派による言論攻撃が激しく繰り広げられ、批判的な物言いがしにくい空気が作り上げられていた。その安倍氏が亡くなったいまでも、この政策が修正されずに続けられているのは、もはや黒田日銀の問題としか言いようがない。さらにそれを容認している岸田政権の問題でもある。
安倍政権の負の遺産ということである。8203歩。
2022.12.20 (火) 晴れ
今日の東大古典演習講座では、難しいことで有名な問題(1996年古文文理共通問題)にチャレンジしてみた。問一から問四まであるが、簡単なのは現代語訳の問一の(1)だけというもので、問一の(2)からもう難問となり、残りの説明問題も、問二は読めていないと何を答えて良いのかもはっきりせず、問三に至っては禁断の愛?を想像して解答をまとめなければならず、問四も(注)に示された和歌を根拠に答えをまとめるという、すさまじい難易度の問題である。さすがに正答率は低かったようだが、納得して読めば面白い話で、単語や文法、古典常識なども勉強になる点が多く、やった甲斐があったのではないかと思う。ぜひ、しっかり復習してほしい。10802歩。
2022.12.19 (月) 晴れ
3回目になるが、「メッシがワールドカップを手にしてめでたいが、それにちなんで、自分も入試で合格を手にするだろうと思っている諸君も多いだろうが、日本中の受験生がそう思っているので、結局は手にすることはできないだろうねぇ~」(11月24日、12月2日)と言ったところ、当然のことながら受ける(笑)。
急な通院で休暇を取られた先生がいるのだが、全員がパソコンを持っている1年生の授業を担当していらっしゃるので、自習課題はTeamsを通して配信するとのことであった。世の中進んだものである。しかし、通院でなく自宅にいる場合などは、もしかして親切な先生は、休暇を取りながらオンライン授業をするといったことも(特に定期考査前だったりすると)出てくるのかも知れない。それでは休暇の意味がなくなるわけだが、そもそも教員はサービス精神旺盛だから、そういう事例も充分に考えられる。こうなると親切でない先生の評価が下がったりしそうで心配である。オンライン授業が定着するなら、文科省や教育委員会はこういった事例にも目配りしてほしいものである。7898歩。
2022.12.18 (日) 晴れ・曇り
来年1月で9年目の車検になるオデッセイをいよいよ買い換えることにして、8月に新車を購入した(今度は軽自動車にした)のだが、巷で話題の通り、半導体やコロナ休業のせいで納車に時間がかかり、なんと1月の車検切れギリギリになるとのことで心配していたら、今月の初めに今日が納車予定日であるとの連絡が来た。で、楽しみにしていたのだが、先週になって、ディラーオプションでお願いしていたナビゲーションシステムの納入が遅れており、来年初めの納車に変更してほしいとの連絡があってガッカリである。クルマそのものはディーラーに届いているとのことなので、今日覗きにいってみたが、ナンバーもついたキラキラボディが飾ってあって待ち遠しいかぎりである。
2022.12.17 (土) 曇り
一日寝かせた年賀状の原案に、写真を入れ替えたり、配色を変えたり、フォントを変えたりして手を入れる。午後から散歩したり、買い物(プリンターのインクとか)したり。
しかし、防衛費2%とはどういうことだろう。国の外よりも、国の中に目を向けなければならない(予算を配置しなければならない)ことがたくさんあるのに。攻撃能力を高めれば相手も高めるだけのことであり、この無限ループから脱することに政治家は力を傾けるべきだろう。もちろんこれは理想論だから、現実的な防衛も必要になるだろうが、それには1%で充分なはずである。ちなみに、防衛費を捻出するなら、先ずは議員の歳費を減らすことで賄ってほしいものである。
(↓年賀状に使いたかったが使わなかった写真。Jewel Changi Airport)
2022.12.16 (金) 晴れ
2023年用の年賀状の原案を作成する。今年は夏休みにシンガポールに出かけたので、それを題材にしてシンプルに?仕上げたつもり。しかし、年の初めのご挨拶もそろそろご寛恕願おうかと考えていることもあり、例年とは賀状の出し方も変えようかなと考えているところである。
2022.12.15 (木) 晴れ
今朝は寒かったので、いよいよ本格的な?コート(ダウン)を出す。今まではダウンでも腰丈のものを着ていたのだが、今日からは長いタイプである。あとは平和な一日。朝、一駅歩かなかったので7531歩。
2022.12.14 (水) 晴れ
2年生の教室からは、来年に向けて合唱の歌声が聞こえ始めたし、放課後には「ウエストサイドストーリー」や「サウンドオブミュージック」のビデオを視聴しているらしい音がもれてくる。星陵祭もスタートしているということだろう。全国的に感染者は増えているようだが、校内では日常が戻ってきている感じである。8603歩。
2022.12.13 (火) 雨のち晴れ
閣僚の更迭をめぐって決断が遅いと指摘されてきたせいか、決断力を示そうとして大急ぎで防衛問題に手をつけたが、結局は財源の問題で求心力が低下する…。安倍元首相の国葬についても、根拠のない早い実施判断が結局は墓穴を掘る結果になった…。この首相のブレ方を見ていると、「器でない」といった印象だけが強まるがいかがなものか。
夜の教育法は今日が年内最終講義。グループ毎の模擬授業が終わったことを受けて、今日は私が模範?授業。彼らが教員になった時のことも考え、源氏物語の入門編を扱う。いつも通り全員が熱心に参加して、楽しい一年のまとめができた。13518歩。
2022.12.12 (月) 晴れ
今日は主人の誕生日で、朝、おめでとうと言って機嫌をとったところまでは良かったのだが、64歳だね~と言って1歳間違えていて怒られる(泣)。何だか自分の年齢もよく分からなくなってきたのだが、そういえば私が今年64歳になるのであった…って、もう64歳のつもりでいたのが恐ろしい…(笑)。9936歩。
ところで、12月12日を「いいじいちじ」と読んで今年の漢字を発表しているのだそうだが、今年は2001年アメリカ同時多発テロ以来の「戦」に決まったとのこと。そりゃそうだと思うが、2位が「安」、3位が「楽」というのはどういうことだろう。円安とか、コロナの制限がなくなって楽しいとかいうことだろうか。
2022.12.11 (日) 晴れ・曇り
午前中、イイ天気のもとで友人たちとテニス。若い男子が新たに仲間入りして一気に活性化(笑)。ただし、静岡県三島市在住で、参加するのがなかなか難しいのが残念。天気が崩れた午後からは、家でのんびり過ごす。
2022.12.10 (土) 晴れ
実家の家族が、丸の内のとある店で、12月産まれの私たち夫婦の誕生日を祝ってくれる。
(↓週末だけあって賑わっていました)
(↓スパークリングワインとミモザで乾杯!)
(↓家族に感謝)
2022.12.09 (金) 晴れ
2週間前に渋滞で行けなかった森林公園に出かける。さすがに紅葉はほとんど散ってしまっていたし、楽しみにしていたツバキ園も今一つだったが、入場者もほとんどおらず、好天のもと、武蔵野の晩秋(初冬?)といった感じがなかなか気持ちよかった。
2022.12.08 (木) 晴れ
私の前任校はチャレンジスクールといって、環境的・肉体的・精神的など様々な事情から通学が思うに任せなかった生徒たちに対して再チャレンジのチャンスを与え、学習面・生活面などで手厚い支援を差し伸べようとすることを特徴とする学校だったが(…って、ずいぶん経っているから、チャレンジもわったのだろうか…)、どうも今日の成績処理の様子を見ていると、日比谷(の3学年)もチャレンジ化しているのではないかと思えてくる。詳しくは書けないが、私はどうも違うんじゃないかなぁ~という感じである。まあ、非常勤だし、充分に議論したので、皆さんのご意見に従うことにはしたけれど。9655歩。
2022.12.07 (水) 晴れ
朝、沈む前の大きな月が印象的だったが、帰りがけは東の空の月がキレイだった。満月かとも思ったが、明日が満月のようである。今日は3年生の答案返却日。その後、採点間違いなどを確認して成績処理。やっぱり単位不認定を数名出さざるを得ない状況で、教科会で正式に話し合うことになりそうだ。10724歩。
2022.12.06 (火) 雨・曇り
今日の特別授業は東大古文演習。昨日、PKまでつきあったにも関わらず報われなかった生徒諸君のことを考えて(笑)、用意しておいた問題の中でも最も易しいものを題材に選ぶ。書道教室がいっぱいになって今日も机を運び込むことになったが、全員真剣に取り組んでいた。
夜の講義も真剣そのもので、授業時間が終わっても古典文法の指導方法などについて積極的にアイディアが提案されて、私が「時間なので、もう終わりにしましょう」と止めさせる始末(笑)。本当に今年の学生は立派である。早起きの身としては帰宅が遅くなって困るのだが、こういう熱意あふれる学生たちと一緒にいるのは本当に幸せなことである。11328歩。
2022.12.05 (月) 曇り・雨
3年生は今日から特別授業で、私は今日は共通テスト古典演習の担当。社会科教室が満員になってしまい、机を他教室から運び入れて何とかしのいだが、来週からは2教室に分けて実施することも検討中。例年、登録人数に対して70%+αくらいの出席率なのだが、今年は80%+αくらいかも。まあ、それだけやる気があるのなら、それに応える努力(教室確保だけでなく内容面も…)をしないとね。10741歩。
95歳のいまも栃木県で保育士をし、60年間で3千人の子を送り出してきた大川繁子さんの言葉、「保育士と子どもは、対等な人間です」「子どもにも人格があります。身体が小さいだけ」。重みのある言葉である。(今日の天声人語より)
2022.12.04 (日) 曇り・晴れ
一番下の孫がオトーサンと一緒に自転車でやってきて、庭のオンコの木にクリスマスの電飾を施す手伝いをしてくれる。オトーサンはその後帰宅したが、一番下はそのまま残ってバーバとコロッケ作りに挑戦。上手に作れて、オトーサン&オカーサン、そしてお姉ちゃんたちへのお土産にする(帰りは、自転車をクルマに積んで家まで送って差し上げました)。楽しい一日。
(↓庭の電飾はこんな感じ)
2022.12.03 (土) 曇り・晴れ
昨日の試合後のインタビューで、吉田麻也選手が「これだから代表は辞められない」と言っていたのが印象に残ったが、どの仕事でもそうなのかもしれないが、教員をやっていても「これだから教員は辞められない!」という瞬間がいっぱいある。合唱祭で優勝したとか、生徒の合格が決まったとか、部活の試合で勝ったとか、そういうある意味劇的な喜びもあるし、卒業式の日などは一日中が小さな「辞められない」でいっぱいの日でもある。もちろん、歴史的勝利の喜びとは比べものにはならないのかも知れないが、教員というのも「なかなかイイ仕事であるなぁ」と私は思います。
(↓午後から出かけた石神井公園にて)
2022.12.02 (金) 曇り
後期中間考査第4日目。いつも通り4時半に起きると、1-0で負けたままハーフタイムに。やっぱダメかなぁと思いつつ出勤。6時過ぎ、永田町のいつものコンビニでヨーグルトを購入すると、カルビーの日本代表チップス(サッカー日本代表チームカード2枚入り)がおまけでもらえた。えええ…もしかして???と思いつつ6時18分に学校についてネットを見ると、なんと歴史的勝利!ということでビックリ。いや~やりましたな。しかもグループE1位通過だから、これまたビックリである。しかし、再度「日本が大金星を挙げたことにちなんで、自分も入試で大金星が挙げられるかもと思っている諸君も多いだろうが、日本中の受験生がそう思っているので、結局は大金星は挙げられないだろうねぇ~(11月24日diary)」ですな(笑)。考査は採点終了。平均点が40点くらいなので、1桁得点の者数名には、赤点を付けざるを得ないだろうなぁ~。10346歩。
2022.12.01 (木) 曇り
後期中間考査第3日目。答案が出る。出来ていそうな生徒は出来ているし、ダメそうな感じの生徒はダメである(…って、当たり前か…)。半分くらいつけたが、赤点が出るのは仕方なさそうな雲行きである。10088歩。
今朝の新聞(朝日DIGITAL、20221201)に「東浩紀さんが語るツイッター限界論~無料サービスで「言論は死ぬ」~」からごく一部を引用。
マスク氏は思想やイデオロギーより、経営者として動いているのでしょう。前提にあるのはツイッター社の赤字です。ツイッターは私企業であって、赤字が続いている以上、マスク氏がドラスティックに変えようとするのはある意味でしかたがない。それを、一部のリベラルなユーザーが裏切りだと言っても、空虚な議論にしかならない。
今回のツイッターをめぐる騒動は、本質的には、無料の広告モデルで公共性を作ろうとすることの限界が表れたものだと思います。無料サービスが中心の事業は、どうしても広告に頼らざるを得ない。広告収入を考えると、注目を集める記事が正義になります。ヘイトだろうがカルトだろうが、閲覧数が多ければ力を持ってしまう。リベラルな理念で質の高い記事を選別しますと言っても、それではお金は生み出されないでしょう。
(中略)
ネットがもたらした大きな弊害は、公共的な議論や報道に対して、人々がお金を払わなくなってしまったことです。ニュースが無料になってしまった。ウクライナ戦争では、お金をかけてジャーナリストを戦地に送らなくても、現地からのSNSでの情報発信をうまく編集すれば記事が書けてしまう。しかし、それでは見えてこないものがやはりあると思うのです。
無料のネットで、閲覧数(PV)至上主義に巻き込まれると、言論やジャーナリズムは死ぬと思います。PVに頼ることなく、言論の場やジャーナリズムを支える課金モデルや経済システムを設計するしかないというのが僕の考えです。
なるほど、同感である。