2023.02.28 (火) 晴れ
 後期期末考査第1日目。監督割に入っていた補欠がズバリ当たる(泣)。試験監督の合間に、合格発表の準備をお手伝い。7710歩。
 考査とは関係ないが、今日で東京メトロの回数券販売終了。回数券使用者の私は、まだこの前買った分を使い切ってはいないのだが、昨日・今日と連続して買いだめして、とりあえず3月いっぱいは使えるようにしておいた。つましい努力?である。
 朝、麹町駅を降りて地上に出ると、最近まで暗かったのだが、ここ数日(天気がイイこともあって)ずいぶん明るくなってきた。学校から帰る際も、昨日辺りは夕陽が美しい感じで、季節の移ろいを感じる。花粉さえなければイイのだけれど。

2023.02.27 (月) 晴れ
 午前中3時間授業。生徒が下校した後、全教員で入選データの最終確認を行って選考会議。昨年から募集が男子枠+女子枠+男女合同枠となっているが、今年は合同枠が20%になったこともあり、詳しい数字は書けないが、男子の数が増えることになった。
 空き時間に京都大学の古文の問題を解く。本文は主語の変化に迷う箇所もなく、内容を読み取ることも比較的容易で、落ちついて取り組むことができたのではないかと思う。現代語訳に和歌が出ているが、続きの部分がその説明になっていることに気づけば、それをヒントにして解けるだろう。最後の漢詩の説明問題は、訳を基本としながら、本文全体の内容を踏まてうまく言葉を補うことができるかがポイントだろう。9717歩。

2023.02.26 (日) 晴れ
 ネットに掲載されている東大の古典分野の問題を解く。古文・漢文は、どちらも内容把握においてはなんとかつかめるレベルで、基礎点を確保したい現代語訳も、古文は全問正解できそうだし、漢文は二つ目が誤解の余地があるが、全般的に易化したイメージである。その中で、古文は文系の(四)が主語の取り違えから間違える可能性があり、漢文は文系の(三)が簡潔にまとめるのが難しかったかも知れない。さて、皆さんの結果はどうだったろう。
 東大からスタンフォード大学に留学して研究している卒業生から、星陵セミナー(3月17日)にオンラインで参加する旨の連絡をもらう。その日は金曜日ということで出校しないが、オンラインなので、うまく視聴できるとよいのだが。

2023.02.25 (土) 曇り
 採点が予定通り終了する。昨日のdiaryに「あまりの出来の悪さに」と書いたが、そもそも限られた時間内に、量が多い上に難しい文章を読まされて、その上250字も書かされるのだから、同情されこそすれ、「出来が悪い」はヒドすぎるのではないかと自己反省。8時半から17時過ぎまで読み続けて、肉体的にも精神的にも?かなり疲労していたのである。羽田に午前様の到着した乗客の皆さまと同じであるなぁ~。10979歩。
 さて、国公立の初日が終わった。受験生の皆さん、今日のことは今日のこととして、明日もう一日、ファイトである。

2023.02.24 (金) 曇り・雨
 今日は250字の記述問の採点。あまりの出来の悪さに疲労困憊。まあ、笑ってしまうような答案もあるので、それなりに慰められたりもするのだが…(泣・笑)。勤務時間オーバーだが、とりあえず採点と1度目の点検が一部を除きほぼ終わったので、明日は午前中に再度の点検をすませ、午後から得点を出したり入力したりする作業ができそうである。ゴールが見えてきたので、何となくホッとした感じ。7341歩。
 明日からいよいよ国公立大学の前期日程入試。3年生諸君、FIGHT !!!

2023.02.23 (木) 晴れ 天皇誕生日
 イイ天気なので、久しぶりに庭仕事。昔使っていたアーチがあるので、とうとうつるバラに挑戦する決心?をしてピエール・ド・ロンサールを購入。さて、うまく育つでしょうか…。
 2月19日、羽田空港から福岡空港に向かった日本航空331便が、福岡空港の「門限」の午後10時に間に合わず、20日未明に羽田空港に引き返すトラブルがあったそうだ。その便にベストセラー「昆虫はすごい」などで知られる九州大学総合研究博物館の丸山宗利・准教授(昆虫学)が搭乗しており、丸山さんの感想が新聞に紹介されていたので引用してみよう。(朝日DIGITAL、20230221)

「羽田に到着した時には受け入れの態勢が整っており、誠心誠意対応してくれた」。機内の様子についても、「乗客のマナーが良かったのが幸運だった。1人怒る人がいると、次々に怒る人が出てくることもある。声を荒らげる人もおらず、冷静に対応していた」と振り返る。その一方、丸山さんは、空港の対応に納得できずにいる。「JALの遅延にも問題があると思うが、空港側も335人の利用者のことを考えて融通をきかせられなかったのか。例えばJALにペナルティーのお金を支払わせる代わりに着陸を認めるなどの対応は取れなかったのか」

 関西空港経由で羽田に到着したのが午前様だったということで、先生には同情申し上げたい部分もあるのだが、ここに「ペナルティー(つまりお金)で解決」が登場するのは如何なものか。私は福岡空港の対応を支持したい気持ちである。なぜなら「お金で解決」を認めると、安易に「お金で解決」の選択をする航空会社が増えることが容易に予想され、その結果、空港周辺住民の安らかな夜が奪われることになるに違いないと、これまた容易に予想されるからである。便利さを金で担保することには、慎重にならなくてはいけないだろう。

2023.02.22 (水) 晴れ
 今日は、漢字の書き取りの採点を担当する。ちなみに、昨日いい加減に提示しておいた問題だが、正しくは
①参拝者が リクゾクとつめかける ② カンケンにとらわれず、視野を広くもつ ③学問の発展に する論文 ④都市計画を サクテイする ⑤提案の コッシを述べる
である。ちなみに、都立高校の共通問の方は
①ハンドボールを げる ②惑星探査機が ウチュウを航行する ③平和が エイエンに続くことを願う ④科学技術が イチジルしく進歩する ⑤長距離走のタイムを ビョウの単位で計る
で、難易度にだいぶ差があることが分かるだろう。採点した結果だが、詳しくはまだ言えないが、極めて少数しか正解していない問題があってビックリ。19年勤務しているが、これだけ出来ない書き取り問題は初めてで、出題者は「差がつかず意味のない出題だった」と反省しきりであるが、やはり語彙力の低下は隠しようもないといったところか。良書の読書不足が原因の一つだろう。ついでに、読みの問題も載せておくが、こちらの結果も思わしくない。
①素早く釣り糸を る ②一国の 宰相を務める ③ 汎用性の高いデザイン ④町の 素封家として知られる ⑤白砂 青松の景観  9417歩。
(↓18時30分頃の西の空。三日月のすぐ右上が金星、ずっと上が木星。主人に教えられてベランダから撮影)
 

2023.02.21 (火) 晴れ
 学力選抜無事終了。男子の欠席は例年と同じくらいだったが、女子の欠席はとても少なく、ある教室は全員出席でビックリである。私は当初本部勤務だけだったのに、突然都教委から派遣されるお手伝いの方が試験監督業務ができないとのことで、2時間試験監督が割り振られる(怒)。おかげで、2時間試験監督をして、あとの3時間は本部業務(問題と解答用紙を金庫から出し正確に数えて袋詰めしたり、それを各教室の試験監督に受け渡しして答案枚数を確認したり、試験中の見回りをしたり…)で、死ぬほど(…でもないけど・笑)忙しかった。明日からは採点の毎日であるなぁ~。12435歩。
 ちなみに、漢字の書き取りは、①リクゾクと仲間がつめかけてくる ②基本方針をサクテイする ③法案のコッシ ④教育にシするところが少なくない ⑤(忘れた) である。ちなみに、例文は私が適当に作ったので、そのままではない。Let's try!

2023.02.20 (月 ) 晴
 明日の学力選抜に備えて、生徒諸君は午前中3時間授業+大掃除&会場準備で下校。午後から先生方で会場設営と打ち合わせ。11619歩。

2023.02.19 (日) 晴れ
 暖かな一日。午前中に家の用事を済ませて、午後からは 400mm をつけたカメラをもって庭で待機。つがいのメジロが3度ほど姿を現したので、頑張って撮影。あまりジッとしていないし、アッという間に姿を消してしまうが、何とかイイ写真が数枚撮れた。成果?は「 こちら」から。
 現首相は、防衛問題をカモフラージュするかのように子育て支援などを表に出しているが、その裏で原子力問題もどんどん今までとは反対の方向へ動いている。自民党と結びついた統一教会が、日本の家族を食い物にして成長しているという大きな矛盾があるように、防衛上最も課題があるに違いない原発を安易に推進しながら、敵からの攻撃を誘発するかのような敵基地攻撃能力を目指すというのも、危険すぎる矛盾である。首相には、きちんとした将来に対するビジョンと信念とがあるのだろうか。極めて疑問である。
★「 HOTO'S GALLERY」に我が家の庭で撮影した「 White-eye in my Garden」を掲載しました。

2023.02.18 (土) 晴れ
 春休みの旅行に備えて、孫たちと買い物。はじめて念願のスキーに行くのだが、コロナの影響もあってかレンタルできるものが限られてしまっていて、直接身につけるようなものは用意しないといけないのである。この準備に関わる出費が、スキー旅行のハードルを上げているのだが、シーズン終わりのセールを利用して、とりあえず必要最低限のものは準備完了。

2023.02.17 (金) 晴れ・曇り
 セツブンソウでも撮影しようと思って昭和記念公園に出かけたら、何と休園日(泣)。昨日、花の咲き具合をホームページで確かめたのに、今日が休園日であるという告知には気づかなかったようである。やれやれ…。往復3時間弱のドライブになってしまったなぁ~。
(↓今日も一枚だけ撮れた。二羽写っている)
 15日の diary でふれた「 ChatGPT」だが、初めて使ったので下らない例をあげてしまったが、実は Microsoft が投資しているだけあって、例えば Excel の表をチャットの欄に貼り付けて、その表に関する関数やVBAについて質問をすると、見事に解決してくれる、つまり、具体的な関数やプログラムをその表に合わせた形で示してくれるのだそうだ。それをコピペすれば(必要ならちょっと手直しすれば)、そのまま使えるようになるというのである。これはかなり便利かも知れない。ヘルプ代わりに活用できる、しかも、今までの読んでもよく分からないヘルプではなくて、ズバリ解決策を具体的に提示してくれるというのだから大したものである。ワードとか、パワポでも使えるだろうから、これからそういうソフトを活用しなければならない人は、ぜひ試してみるとよいのでは。もちろん、個人情報やセキュリティには注意しなければならないので、貼り付ける際にはダミーのデータなどにすることをお忘れなく。英語学習の相手にもなるらしいし、確かに一時的なブームでは終わりそうにないかも。
2023.02.16 (木) 晴れ・曇り
 今日は勤務日数の関係でお休み。読書&PRIMEでのんびり過ごす。庭の木にメジロがやって来るので、声が聞こえると慌ててカメラを持って外へ出るのだが、静かに出ているつもりでも見つかってしまうのか、逃げられてばかりである。悔しいなぁ~。
(↓何とか撮った一枚)

2023.02.15 (水) 晴れ・曇り
 東大の推薦入試に合格した生徒たちが、揃って報告に来てくれる。志願理由書や面接に向けての準備などをお手伝いしたが、そもそも合格にふさわしい諸君だったのでめでたいことである。半導体でもSAF(航空機燃料)でも高齢化・少子化対策でも食糧自給問題でも環境問題でもLGBT問題でも、とにかく現代的課題の多くの面で遅れをとっている日本を、これからしっかり支えていってもらいたいものである。7761歩。
 ところで、ものすごい勢いでユーザー数を増やしている生成AI「 ChatGPT」は、例えば「『東京の3日間の食べ歩き旅行の日程をつくって』と文章で聞くと、『1日目は、浅草で観光スポットを巡りましょう……』と詳細な旅程を返してくれる。従来の検索は検索窓にキーワードを入れると、サイトの一覧が出てくるが、新機能はコンピューターと会話をしながらやりとりする感覚だ」(朝日DIGITAL、20230211)と説明される。この新しいツールの 教育界への影響について、長くなるが新聞から一部を引用。(朝日DIGITAL、20230212)

 人工知能(AI)を開発する米新興企業オープンAIの対話型AI「ChatGPT」が米国の教育現場に波紋を呼んでいる。質問を投げかけると、人間との自然な会話のように文章で返事をくれる。ある調査で、学生の9割がチャットGPTを宿題に使ったとの報告もあるほどだ。「カンニング」への懸念から、都市部の公立校では校内での使用を禁止する動きも出始めた。
 米ノーザンミシガン大で哲学を教えるアントニー・オウマン教授は昨年12月、世界の宗教の授業のエッセーを採点しながら、ある学生の文章に目がとまった。
 イスラム教徒の女性が全身を覆い隠す「ブルカ」を禁止する動きの倫理についての課題で、「文法が完璧すぎた」からだ。「文章の構造もよく練られ、アイデアもとても面白かった」
 オウマン氏はチャットGPTに、このエッセーがチャットGPTを使って書かれたかどうかを聞いたところ、「99・9%の確率でそうだ」との答えが返ってきた。学生に問いただすと、チャットGPTを使ったことを認めた。
 「米国の哲学の教授の間でいま一番の話題はチャットGPTだ。AIはどんどん賢くなり、近いうちにAIが書いたかどうか判断できなくなる」。オウマン氏はそう話す。哲学は論理的な学問のため、AIとの「相性」が特にいいという。
 チャットGPTは、ネット上にある膨大な文章のデータを使ってAIを訓練する。そのAIが出す結果に対し、実際の人間がどの程度「好ましい」と思えるかの評価をさらに加え、精度を改善させている。ロイター通信は、金融大手UBSの分析として、チャットGPTの利用者が公開から2カ月で1億人を超え、「史上最速で普及したアプリ」と報じた。
 「今は仕事を得る資格が欲しいので大学に通うが、10~20年後、大学は勉強が本当に好きな人しか通わなくなるかもしれない」とオウマン氏はいう。
 オンライン教育を提供する米スタディー・ドット・コムの調査では、18歳以上の学生の89%以上が宿題でチャットGPTを使ったことがあると回答。一方で、大学生の72%がチャットGPTの校内での使用を禁止すべきだと答えたという。
 米国の小中学校では、チャットGPTの使用を校内で禁止する動きが広がる。
 ニューヨーク市の教育委員会は、市内の学校のネットワークからチャットGPTへのアクセスを禁止した。担当者は取材に「このツールは質問に対して素早く、簡単に答えを提供することができるかもしれないが、学問と生涯の成功に必要な、批判的な思考や問題解決能力を養うことにはつながらない」と説明した。米メディアによると、ロサンゼルスやシアトルなどの学校でも同様の措置を取っている。

 社会にはどのような影響があるのか。日本におけるAI研究の第一人者、松尾豊・東京大学教授へのインタビューも一部引用。(朝日DIGITAL、20230213)

 その変化は画像認識の比ではなく、かなり大きな変化が起こる。言葉を扱う仕事には影響があるはずです。仕事をとってかわられるということもあると思います。例えば、今までは弁護士に相談しないと法律的に正しいことを聞けなかったわけですが、AIを法律的に正しく答えるように訓練すると、法律専門のチャットGPTができる。何を聞いても法律的な解釈で答えてくれて、今までアクセスできなかった人がよりアクセスできるようになるといったことも起こりうると思います。ほかにも『ある政治家が、選挙のときに言っていたことと選挙が終わってやっていることを比べて教えて』と聞くと、教えてくれるようにもなるはず。うそがつきにくくなるというか、発言者の真意がわかるようになってくると思うんですよね。

 YouTubeにも、すでに多くの解説・導入動画がアップされている。教育現場にいれば、付き合って行かざるを得なくなりそうなツールだから、正しくそのプラス面・マイナス面を理解しなければならないだろう。
(↓試してみた)

2023.02.14 (火) 晴れ・曇り
 バレンタインであることをすっかり忘れていたら、添削をしている女子が持ってきてくれて感謝。受験で忙しいだろうに、ぜひ合格してもらいたいものである(えこひいき…笑)。一番上の孫娘は、学校へお菓子を持って行ったらいけないので、放課後、女子仲間で集まって交換したりするとのこと。男子のカゲがないのは、つまらない気もするなぁ~。7902歩。
(↓国語科のT先生から)

2023.02.13 (月) 曇り・雨
 早慶の受験が始まっているせいか、月曜日にしては添削の申込が少なく(5名)、入選の作業もなかったので、割と余裕をもって過ごす。7603歩。

2023.02.12 (日) 晴れ・曇り
 一番上の孫姉が、空道の試合ということで応援に行きたかったのだが、観戦は各家族1名ということで、残念ながら家で応援。前回は同じ6年生が相手ということで勝ったが、今回は背の高い中2生が相手で、惜しいところで判定負けとのこと。オカーサンが撮って送ってくれたビデオを見ると、確かに相手を転ばせたりして優勢な面もあるのだが、キックの数では相手の方がちょっと上回っているので、その辺が判定に影響するのだろう。しかし、負けた悔しさもよい経験になるに違いない。

2023.02.11 (土) 晴れ
 簡単に雪の後始末をした後、梅とかセツブンソウとか福寿草とかの写真でも撮りに行こうかと思ったが、どこへ出かけても足もとが悪そうなので、家でダラダラ(つまり、YouTube とか Prime とか読書とか…)過ごす。
 一太郎2023が届いてインストール。一太郎2019からのバージョンアップだが、たまに買わないと Justsystem が潰れてしまうのではないかと思っているのである(笑)。ATOK が Mac でも使える特典がついているので、Mac にもインストールして快適化。

2023.02.10 (金) 雪・雨
 雪は午前中から結構激しく降っていてどうなることかと思っていたが、逆に午後は予想よりも早く霙から雨に変わり、たいして積もることなく済んでとりあえずよかった。
 そんな中、クルマの1年点検でディーラーに出かける。今のクルマは1年しか経っていないのだが、実は次のクルマをもう買っていて、7月の納車を首を長くして待っている状態なのである。そんなこともあり、気を利かせた営業の人が点検の合間にそのクルマの試乗車を貸し出してくれて、1時間近く雪の街のドライブを楽しむことができた。不要不急の外出を控えるよう呼びかけられているので褒められた行為ではないのだが、四駆だしスタッドレスだしなので、お許し願おう。あ~楽しかった~。

2023.02.09 (木) 晴れ
 今日も添削(5名)と入選のお手伝い。7945歩。
 埼玉県の制服のある県立高校全てで、女子生徒のスラックス選択が可能になったと今日の新聞に出ていたが、日比谷でもスラックスが用意されることになっている。推薦入試の合格発表の日には制服の採寸業者も着ていたので、実物がどんなものか、覗きに行けばよかったなと今さら気づいた。でも、まあ、男子のと同じだろう。

2023.02.08 (水) 曇りのち雨
 今日は添削4名、入選のお手伝いも簡単に終わり、のんびりとした感じ。7306歩。
 今、川端康成の『山の音』を読んでいる。老いを自覚した主人公を取り巻く家族の葛藤を、鎌倉の自然を背景に描いた川端の代表作だが、描かれている世界がもはや隔世の感を催させるし、登場人物たちの会話や心の動きの描写が繊細すぎて、充分に読み取れていない感じである。しかも、主人公は私よりも年下…。さすがノーベル賞作家の作品であるなぁ。

2023.02.07 (火) 晴れ
 昨日とまったく同じ(添削の人数まで…)ような一日。7977歩。
 朝、家を出る時に、玄関に飾ってある絵の額が壊れそうになっているのに気づいた。この絵は、当時銀座松坂屋の美術部に勤めていた今は亡き叔父が、新築祝いに贈ってくれたものである。デパートで美術品を買うなんて経験がないので、どんな仕事内容だったのかはまったく分からないのだが、婚約指輪も叔父と一緒に銀座松坂屋であつらえたりして、ずいぶんお世話になったのである。帰宅後、木工用ボンドで固定、何とか直りそうである。

2023.02.06 (月) 晴れ
 午前中、添削。月曜日は提出者が多いので(今日は8名)、次から次へといった感じ。午後は、学力選抜の出願書類整理のお手伝い。推薦とは異なり志願者数も多く、単調な作業だが間違えるわけにはいかないので、結構疲れる。おかげで、作業が終わってから帰宅時間まで、ウトウトして過ごす。8774歩。

2023.02.05 (日) 晴れ
 今日のTBSサンデーモーニングに、友人のお嬢さんがコメンテーターとして出演していてビックリ。ピースボートの共同代表を務めており、私が信頼するフォトジャーナリストの安田菜津紀さんなどともお知り合いのようである。オトーサンは私と大学・大学院時代の同期で現在は高等学校の先生、オカーサンもよく存じ上げており、画面に映った瞬間、オトーサン・オカーサンの特徴を受け継いだお顔で、すぐにピンと来た。早速LINEで連絡したら、そうであるとのこと。コメントも一般論で片付けるのではなく、一人称(私)を主語にしていてしっかりしており、(当たり前だが)いよいよ若い世代の時代であるなぁとしみじみ実感した次第である。
(↓クロッカスが芽を出した)

2023.02.04 (土) 晴れ
 天気がよいので、バラやミニバラなどの剪定と植え替えなどを行う。10号鉢クラスのバラが5鉢、6~8号鉢クラスのミニバラが3鉢、その他でかなり疲れた。
(↓枯れそうになっていたグリーンネックレスを主人が見事復活させる)
 性的少数者や同性婚をめぐる発言で荒井秘書官が更迭されたそうだが、それなら他にも政界から更迭されそうな候補者が(例えば麻生氏など)いっぱいいるのでは。

2023.02.03 (金) 曇り
 午前中、バラの植え替えのための土や肥料などを買いにいく。
 午後からは読書…とはいっても、松本大洋『鉄コン筋クリート』の一気読み。昨日、図書室に『松本大洋自選画集』(小学館、2018)があるのを見つけて、懐かしい作品を思い出して本棚から引っ張り出したのである。面白くて特薦。ついでに、『松本大洋自選画集』も素晴らしい。最近は本を買わないことにしているのだが、思わずポチってしまった。
 

2023.02.02 (木) 曇り
 推薦入試の合格発表。8:30からネット、9:30からは各学校で行われたが、以前までネットでの発表は、誰でも・どの学校のものでも見られたような気がしたが、今日、東京都教育委員会の合格発表のページにアクセスしてみたら、受験番号とパスワードを入れないと見られないようになっていた。単なる番号の羅列だが、それでもそこまでする必要がある世の中なのだろうか。合格された皆さん、おめでとうございます。個人面接室までご案内した身として(笑)、心よりお慶び申し上げます。8772歩。
 ところで、コロナ禍でテイクアウトが増え、キッチンカーの利用が広がっているそうだが、ウィークディで売り上げが一番多いのは何曜日だと思いますか? 答えは、多い順に、木→金→水→火→月なのだそうな。なぜなのかは不明だが、「作り置きの弁当の素材が水曜日までに尽きてしまうからでは」とか、「仕事が終わる金曜の前日に気分転換してもう一踏ん張りするのにちょうど良いのではないか」といったことが推測されている。ふ~ん。

2023.02.01 (水) 晴れ
 今日から私立中学校入試が始まる。さすがに私が通勤する時間帯に受験生を見かけることはなかったが、私立の中高一貫校に勤務する主人は、入試のお手伝いで帰宅時間が遅くなるとのことである(よって夕食は作り置きのカツ&カレー)。私立大学も様々なタイプの入試を実施するが、私立中学も受験生を集めるために色々工夫をしているらしく、主人の学校も普通の4教科の受験の他に、算数入試や2科目の入試などもあるそうだ。作問をする先生方も大変だろうなぁ。8566歩。
 そんな受験の日であるせいか、校則に関するインタビュー記事(名古屋大学、内田良教授(教育社会学))が出ていたので一部引用。(朝日DIGITAL、20230201)

 理不尽な校則がなくならないのは、学校の外にも原因があります。
 校則は見た目をコントロールしているものが大半です。そして、見た目に関しては地域住民から学校にクレームが入ってきます。制服を着崩して歩いていれば、「どういう指導をしているんだ」と電話がかかってくる。そのとき、厳しく指導をすれば、見た目上は教育をしていることになり、学校側は「私たちはちゃんとやっています」と示すことができます。
 つまり、外からのクレームに対応するという意味では、実は校則は学校だけの問題ではありません。外からクレームを入れている私たちの問題なのです。
 「土日に○○で生徒がたむろしていてうるさかった」という電話も学校に入ります。学校はその瞬間は管轄していませんから、本来は警察や保護者に電話を入れるべきです。それができないから、学校に対処をお願いする。先生たちは「ごめんなさい、私たちのせいでした」と謝りに行って、土日のパトロールが始まるわけです。
 外からのクレームで、学校による子どもの見た目や私生活のコントロールが成り立ち、校則が維持、厳格化されている。これが、様々な子どものしつけを学校に依存している「学校依存社会」の在り方なのです。
 子どもに理不尽を強いているのは私たち大人だということを自覚し、まずは大人が変わらなければいけないと思います。


February
日比谷の日々

 
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