2023.05.31 (水) 曇りのち晴れ
 前期中間考査第2日目。理系古典の答案が出て採点、1冊43名分なので放課後には採点が終わる。問題が難しかったこともあり、ちょっと厳しめの結果である。
 ところで、2025年から新学習指導要領に基づく共通テストになるが、国語科では、現代文で実用的文章が一題増えて全5問、90分、200点になる。今までは、全4問、80分、200点で、評論50点+小説50点+古文50点+漢文50点だったのだが、これからは現代文3問で110点、古文45点、漢文45点となり、実用文が増えた分、古典(古文+漢文)の配点が10点減ることになるそうだ。ふ~ん。7385歩。

2023.05.30 (火) 曇りのち晴れ
 前期中間考査第1日目。昨日のExcelファイルの件だが、やっぱり必要であることが分かり、今日の空き時間に準備する。確かに去年から処理の仕方が変わったのだが、途中までは一昨年までと同じ手順を踏まなければならないということが分かったのである。しかし、去年からはじまった新しい手順部分については、まったく忘れていたわけで、やれやれな気分である。11993歩。

2023.05.29 (月) 雨
 明日から中間考査なので、それに先だって成績処理用のExcelファイルを用意しようと思ったのだが、去年から成績処理の仕方が変わって、そんなファイルを用意する必要はなくなっていた。それをスッカリ忘れている……つまり、一昨年まで18年間やってきた成績処理を今年もやるつもりでいて、去年1年間やった新方式を忘れているのである。いや~、ちょっと驚きというか、我ながらヤバい感じであるなぁ~(泣・笑)。7531歩。

2023.05.28 (日) 晴れ・曇り
 早起きして散歩。その後は、今週が前期中間考査で授業がないこともあり、特に準備の必要もないので、のんびり過ごす。話題の「ケイコ 目を澄ませて」を Prime で見たが、余計なBGMのないシンプルかつ研ぎ澄まされた映像は素晴らしかった。岸井ゆきの演じる主人公は、この後どうするんだろうなぁ~?

2023.05.27 (土) 晴れ
 ちょっと用事があって、三浦半島の三崎港に出かける。マグロ丼、美味しゅうございました。荒井浜海岸、美しうございました。産直品売り場の「うらり」、楽しうございました。
 おみやげに、三浦大根と春キャベツを買ってきたのだが、大根は千切りサラダにしたところ、歯ごたえもよくみずみずしいが、味はそれほど濃くはなく普通の感じ。春キャベツは、千切りで食べたが、柔らかいくて甘みもあり、とても美味しかった。
(↓老舗のマグロ屋)
(↓荒井浜海岸。中央にぼんやり見えるのは富士山)
(↓シュノーケリングができるキレイな海)

2023.05.26 (金) 曇り・晴れ
 午前中、庭いじり。午後からクルマの新車6ヶ月点検。オイル交換をしてもらって走りがより滑らかに。軽のターボ車はオイル交換が大事だと聞いていたが、確かにそんな感じである。ちなみに、走行距離はわずか1500キロ弱。夕方、光が丘の区のコートが取れたので夫婦でノラリクラリとテニスの練習。19時前の夕焼けがキレイだった。

2023.05.25 (木) 晴れ・曇り
 考査前最後の授業のクラスがあり、しかも、健康診断や体育大会で授業がつぶれて最も授業進度が遅れていたのだが、何とか頑張って考査範囲を終わらせる。ホッ! 12340歩。

2023.05.24 (水) 晴れ
 昨日とはうって変わって気持ちのイイ天気。ただし、風が冷たく感じられたせいか、思ったほど暑くはならなかった印象。平和な一日。8743歩。

2023.05.23 (火) 雨
 予報通り寒い一日。一週間後にせまった前期中間考査に向けて、授業の合間に考査問題の原案を作成する。夜の講義は、新学習指導要領を題材に、国語科教育の今日的課題について、様々なキーワード(情報化とかグローバル化とか少子化とか…)を学生諸君に挙げてもらいながら議論する。思っていた以上に重要なキーワードを知っていて、頼もしい限り。12453歩。

2023.05.22 (月) 晴れ・曇り
 オンライン学習デーということで、2コマオンライン授業をする。最初の2限のクラスは考査までの授業時間に余裕がある上にうまくいったのだが、授業時間が不足気味の3限のクラスの時に画面共有がうまく働かず、本文を加工したりホワイトボードを使ったりするところを全て口頭で説明しなければならなくなってしまった上に、その不具合の調整に時間を費やしてしまったりして、ますます窮地?に追い込まれる結果に。やれやれ…。しかし、そういうもんですよね(笑)。通勤がなく自宅に籠もりきりなので、昼の休憩時間に近所の園芸店まで散歩してみたところ、森泉さんのご一家に遭遇。時間があればゆっくり観察?したいところだったが、時間ギリギリだったのでお姿を見ただけで我慢した。
 NHKのクローズアップ現代が「広島ビジョン」について採り上げ、核廃絶への出発点として評価できる点があるとはいうものの、その中身は核抑止ばかりが強調され、核廃絶という被爆者の期待を裏切る空疎なものであったとリポートしていた。その通りであろう。広島という名を冠してほしくないという切実な思いがリポートされていたが、それに首相はどう答えるのだろう。

2023.05.21 (日) 晴れ
 早起きしてモッコウバラの強剪定や、ラベンダー・ミニバラ・マーガレットなどの花がら摘みを行う。午後から、国立能楽堂で行われた「第二十三回大蔵流狂言 吉次郎狂言会」を見に出かける。二松学舎でお世話になっている先生が大蔵吉次郎さんのお仲間で、舞台での伝統芸能にはまったく無縁の私も、能なら完全に遠慮なのだが(笑)、まだ狂言なら何とかなるだろうということでチケットを頂き、出かけてみたのである。舞台正面のA席4番(本当にエ~席でした)で、「入間川」「居杭」「河原太郎」「八尾」を楽しんだが、「八尾」で使われた武悪の面は、約500年前に浅倉氏が作らせ、豊臣秀吉を通じて大蔵家に受け継がれたという逸品らしい。スゴいなぁ~。教えている院生も来ていて、イイ時間を過ごす。
(↓いろいろスッキリさせる)
(↓ミニバラ「夢乙女」が可愛らしい)
(↓国立能楽堂)

2023.05.20 (土) 雨のち曇り・晴れ
 北海道の親戚が東京に遊びに来たので、実家の家族ともども椿山荘に食事に出かける。多くの結婚式が挙行されていて、幸せそうな雰囲気に「コロナ後だなぁ~」という感じであった。
(↓アミューズ パスタ後のメニューは主人と違うものをとって半分こ)
(↓水蛸・空豆ぺぺロナータ テリーナ)
(↓タリアテッレ カルボナーラ)
(↓タリオリーニ 雲丹と高糖度トマト)
(↓国産牛フィレ肉 季節の温野菜)
(↓鰈 アサリブロート)
(↓苺ジャムのタルト ピスタチオジェラート)
(↓ショコラのムース カラメッロサラート)

2023.05.19 (金) 雨
 月曜日が「オンライン学習デー」ということになっており、教員も基本的には自宅から配信しなければならないので、その準備をする。3年前のオンライン授業の時には Zoom を使っていて、大学の講義でも活用したことからかなり慣れていたのだが、今回は Teams を使わなければならず、微妙に使い勝手が違いがあったりして、ちょっと不安。YouTubeで使い方を調べたりしているのだが、こればかりは実際にやってみないと分からないことがいっぱいあるのである。授業するだけで大変なのに、そこに機器操作まで加わるわけだから、高齢者には結構ハードルが高いといえようか(だから、都教委はこんな日を作って教員に練習させるのであろう…)。しかし、まあ、優秀な生徒諸君が使い方に慣れているはずなので、いざ困ったら生徒に助けてもらえばイイか…といった感じである。

2023.05.18 (木) 晴れ
 昨日以上に暑さを感じる一日。体育大会が終わり、昨日の学級タイムで正式に歌う曲を決めたのか、今朝から合唱祭の練習をする歌声が響きはじめた。ちなみに、かつて私のクラスも歌って優勝した「俵積み唄」が、ここ数年は選曲できない曲に入っていたようなのだが、今年は解禁されたのか、3年生の2クラスが選曲しており、本番が楽しみである。13236歩。

2023.05.17 (水) 晴れ
 暑い一日、昨日までの応援団の朝練・昼練・放課後練がなくなり、校舎内がとても静かに感じられる。一方、授業にはほとんどの生徒がいつも通り集中して参加しており、なかなか立派である。8321歩。
 庭にはすでにヤブ蚊が登場しており、帰宅後、蚊除け装置を引っ張り出す。庭仕事が楽しめた時期も、あっという間に過ぎてしまったなぁ。

2023.05.16 (火) 晴れ
 好天のもと体育大会。グランドに全学年が揃い、保護者も来場しての開催は4年ぶりになるが、進行が滞ることもなく、また、大きな事故やケガなどもなく、時間通りに無事終了する(終了後、30分弱のクラス写真撮影の時間まで用意されていた…)。おまけに、廊下や階段に入った砂の掃除まで、各クラスの掃除当番がキレイに仕上げていた。こういうところは日比谷生のスゴいところであるなぁ。楽しみにしていたお昼のお弁当は、升本の「和牛弁当 両国」。升本のお弁当は大好きで、今回のゴボウすき飯と牛飯(牛丼ですな)のペアをメインとする弁当は初めてだったが、いつもの亀辛麹や大根餅、たまり漬け・野菜酢漬けも添えられていて、とても美味しゅうございました。12161歩。
 夜の教育法は、「教材研究」とは何かについて、広い意味と狭い意味とで解説する。

2023.05.15 (月) 雨・曇り
 午前中4時間授業+学級タイム、午後から明日の体育大会の準備。雨が心配されたが、小雨の中、校庭の準備も何とか出来たので、明日は予定通り開催できそうである。7467歩。
 多くの観光地の住民が、コロナで観光客が減ったことをきっかけに、いかに自分たちがオーバーツーリズムの被害者であったのかに気づき、もうコロナ前には戻りたくないと感じているということが報道されていた。さもありなんであるが、一方、日比谷でも三大校外行事が中止されていたことから、今年復活した各行事について、引率を躊躇する教員が現れて問題になっているとのことである。担任にとっては長期休業中の負担となることから、これまたさもありなんではあるが、例えば理数探究などは止めてもよいと個人的に思うが、校外行事は新しい実施形態を模索しながらでも継続してもらいたいものである。

2023.05.14 (日) 曇り・雨
 雨がちの日曜日、家で静かに過ごす。
★「 HOTO'S GALLERY」に「 Weekend Garden」を掲載しました。

2023.05.13 (土) 曇り・雨
 早起きして、雨が降り出す前に散歩。その後、孫たちと遊ぶ夏休みの予定を立てたり、自分たちの旅行の予定を立てたりする。午後からは、のんびり読書&Prime。
(↓門から玄関までをオルレアが飾ってくれている)
(↓ローザンセマムも好調)

2023.05.12 (金) 晴れ・曇り
 午前中、庭いじり。5月になって我が家の庭もイイ感じなのだが、バラに関しては、花が終わるまでそのままにするか、早めに切って部屋に飾るか、ちょっと悩み気味。花がら摘みという言葉もあるくらいで、たくさん花をつけている場合などは、基本そのまま咲かせておいて、キレイな姿のもの切り花にすればイイのだろうが、我が家のように1株に4~5輪しか咲いていないと、一輪一輪が美しい姿を保つ一週間くらいの間に切って飾りたくなってくるのである。折衷案?ではないが、開ききったら切り取って水に浮かべたりしているが(5月7日の写真みたいに…)、どうも今一つな感じであるなぁ~。
 今日は妹の誕生会ということで、実家の家族ともども雑司ヶ谷の焼き鳥店(シブい…)に出かける。
(↓例えばこんな感じに飾ってます)
(↓焼き鳥店にて。エビの豚肉巻き&アスパラの豚肉巻き)
(↓キュウリの胡麻サラダ)
(↓水菜の和風サラダ)
(↓トマトの牛巻き)
(↓つくね)
(↓エビ豚おかわり+ウズラ豚巻き)
(↓鶏ぞうすい)
(↓塩ジェラート)

2023.05.11 (木) 晴れ、一時雨
 地震が目覚まし替わりになったが、家を出る頃(5:15)は、昨日に比べて暖かいし、風も穏やかで、明るい太陽と空が美しいイイ朝だなぁ~と思っていたら、一駅歩いて永田町に着いた頃(6:20)には、もう風が強くなっていて残念な感じであった。おまけに、昼過ぎから夕方にかけては雨まで降るし、その落雷の影響を受けた東急線の運休のせいで、副都心線・有楽町線までダイヤが乱れ、帰りがけに時間がとられる忙しい一日であった。やれやれ…。夜の大学院では、古典文法の指導法に関する講義をしたが、そもそも院生自身も文法を苦手としている感じであった。指導する教員側が苦手なら、教わる方はもっと苦手になるに違いない。やはり、なかなか大変な分野である。12684歩。

2023.05.10 (水) 晴れ
 授業公開中の4時間目に地震。千代田区は震度2ということで(練馬区は震度3)、机の下に入るどよめき?が一部の教室からは響いてきたし、見学していた保護者の皆さんもちょっとビックリといった感じだったろうが、大したことはなくてよかった。これ以外は、割と平和な一日。8395歩。

2023.05.09 (火) 晴れ
 授業公開は2時間目からだと思っていたら、1時間目から見学していらっしゃるオカーサンがいらしてちょっとビックリ。やはり1年生の教室が混雑していて、3年生の授業見学は少なめである。夜の教育法は古文の模擬授業。今年は女子ばかり11名なのだが、例年に比べて古典を苦手とする学生が多い印象。やっぱり古典の教育って、「砂漠に水」であるなぁ~。12562歩。

2023.05.08 (月) 雨のち晴れ
 今日から木曜日まで授業公開ということで、午前中、保護者の方々がいらしていた。今日からマスクは取るつもりだったが、授業公開ということもあり、また国語科の先生方もまだ着用するとのことなので、日和見主義の私は大勢に従うことに。一方、生徒たちの方は、三~四分の一くらいが着用していない。7448歩。
 コロナへの対応が変わった今日、面白い記事があったので一部引用(朝日DIGITAL、20230508)。タイトルは「「強すぎる」科学信仰 コロナ対策、行動経済学者・大竹文雄氏の懸念」で、インタビューに答えている大竹文雄さんは行動経済学者で大阪大学特任教授。

――ただ政府は、選択肢ではなく、一本化して提言するよう事前に求めてきたそうですね。
 そうです。政府は、国民に対し「専門家が決めたことだから」と言える形にしたかったのでしょう。
 背景として、多くの国民に「科学的なエビデンスに基づいた判断が望ましく、価値観に基づく政治判断はよくない」という思い込みがあるように思います。
 しかし、コロナ対応では、感染対策と社会経済どちらが優先か、という「トレードオフ」があるので、科学だけでは決められない問題でした。
――なぜ、科学だけでは決められないのですか。
 どちらを重視するかは、価値観に依存するからです。
 トレードオフがある問題に対して、科学者の意見だけで決めるというのは、科学者の価値観を人々が受け入れる、ということを意味します
 どんな社会的影響があっても、感染者数を減らすべきだという共通の価値観があれば、感染者数を減らすための専門家の提言に従えばいいかもしれません。
 しかし、異なる価値観がある時に、一部の科学者の価値観だけで物事を決めるべきではありません
――トレードオフには、身近にどんな例がありますか。
 例えば、自動車運転をすれば事故のリスクがあるのは分かっているけど、「運転しては駄目だ」と言われたら生活は不便になりますよね。だから、私たちはある程度のリスクは覚悟の上で、運転することを選んでいます。
 季節性インフルも同じで、ある程度の感染リスクがあるのは分かっているけど、覚悟の上で普通の行動をしています。
 私たちは、生活の中で慣れていることだったら、リスクの程度を自然に認識し、行動を決定しているわけです。
――コロナの場合、どうするとよかったのでしょうか。
 コロナも、早く他のリスクと比較できるようにしないといけなかった。具体的には、特措法に「季節性インフルエンザと比較して」と書いてあるわけです。
 私たちは生きる上でいろんなリスクがあるので、「コロナのリスクはその中のどれくらい」と比べられる情報提供をして、その上で政治的、つまり民主的な意思決定をするべきです。
 しかし、実際にはこの共通理解が持てなかったと思います。

 まったくの正論である。科学が考え方の基本として重要であることはもちろんだが、科学も考え方の一つの立場に過ぎないということも忘れてはならないだろう。

2023.05.07 (日) 雨
 GWが終わるからだろうか、頭痛日。頭痛に効くという音楽を YouTube で聴いて過ごすも、あまり効かず。明日からコロナの扱いが大きく変わるが、扱いが変わるだけでコロナウィルスそのものが変化するわけではない。マスクを取る機会も増えて気分も軽くなるだろうが、重症化の危険もあるわけだし、できる対策を継続することが大切だろう。
 強い雨にせっかく咲いたピエールがやられてしまいそうなので、切り取って飾る。
(↓水1ℓに1mmℓの割合でハイターを入れて活けると長持ちするそうです)

2023.05.06 (土) 晴れ
 ここのところ、風が強い日が多い気がするがどうだろう。早起きして散歩、朝食の後、簡単に庭いじり。午後からはのんびり 読書&Prime。
(↓散歩の途中にて。中野区のS氏邸は素敵なバラ屋敷である)

2023.05.05 (金) 晴れ
 お泊まり会二日目は、早起きをして豊島園近辺の散歩からスタート。朝食後、リニューアルしたあらかわ遊園に出かける。事前予約システムながら、入場券を買うのに30分弱並ばなければならず、場内も大混雑で、遊具に乗るにもディズニーランド並みの待ち時間でビックリ。オマケに、日陰がほとんどないので、今日の好天ではじーじ&ばーばにはちょっと辛い感じであった(ちょうどよい木陰を見つけてビニールシートを敷いて避難した…)が、本人たちは水遊び広場や動物の餌やりなどを楽しめたようで何よりである。東京さくらトラム(都電荒川線)を利用したが、あらかわ遊園近辺の線路脇にはバラがたくさん植えられていて美しかった。
(↓ハリー・ポッター開館間近)
(↓ヤギになった人)
(↓ふわふわドーム)
(↓東京さくらトラム)

2023.05.04 (木) 晴れ
 下の孫二人が我が家のお泊まり会にやってくる。一番上は、中学生になってバスケ部に入り、その友だちたちとお出かけということで、お泊まり会からも卒業?、ちょっと寂しい感じである。休みのオトーサンも一緒に(オカーサンはお仕事で残念)、午前中は板橋区の上部公園でパークゴルフ、午後からは家に帰って「モノポリー」など。夕食は、実家の家族も誘って焼肉店へ。天気もよく、よく遊び、よく食べるの一日。
(↓二番目)
(↓三番目)

2023.05.03 (水) 晴れ 憲法記念日
 色々と家の用事をこなす。憲法記念日の今日、印象に残った記事を一部引用(朝日DIGITAL、20230503)。インタビューに答えているのは、憲法研究者の樋口陽一・東京大学名誉教授。

――敵基地攻撃能力をめぐり、「憲法9条は死んだ」という声さえ聞かれるようになりました。
 「条文は、勝手に生きたり、死んだりはしない。9条は『空洞化』が言われ続けてきましたが、あってもなくても同じなまでに『空洞化』されてきたわけではありません。政治や裁判の場などで様々な主張をめぐる争いが繰り広げられてきた歴史があるのです」
 「朝鮮戦争からベトナム戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争へと続く中で、9条がなければ日本はどんな選択をしていたのか、想像してみてください。理念と現実の間の緊張に疲れて理念を捨てるのか、理念と現実の開きを前にしてなお理念を現実に近づけようとするのか。公共社会を作っている主体である私たち一人ひとりの意思が、ずっと問われ続けてきたのではないでしょうか
――ロシアのウクライナ侵略をきっかけに、攻められたときに「9条は役に立たない」といった見方も広がっています。
 「万が一、米中が戦争を起こしたら、どうなりますか。両国はお互いにそれぞれの本土をいきなり攻撃はしないでしょう。日本で米中の両方の弾が飛び交うことになることはよくよく自覚しておいたほうがいい」
 「集団的自衛権の行使を掲げ、さらに敵基地攻撃の意思と能力を公にして、アメリカとの軍事協力を明瞭にすればするほど、日本列島にとって戦禍のリスクは高まるのではないでしょうか。9条があったからこそ、戦後の日本がアジアの諸国に与える脅威を著しく減らし、相互軍拡競争の破局に陥ることをともかくも抑止してきた、ということは客観的な事実として知っておくべきです」

(↓昨日、我が家のバラ様に失礼なことを書いた(笑)ので、今日はフォトジェニックな姿を)
(↑「ストロベリーアイス」 ↓「四季の香り」)
(↓ついでに、夕方撮影したラベンダー)

2023.05.02 (火) 晴れ
 今日は遠足。1年生はマザー牧場、2年生が鎌倉、3年生は横浜なので、私も?横浜に出かける。晴天で日向は暖かいが風が強かったので、マクロ的な撮影はちょっと難儀であった。しかし、毎日美しいバラのガーデンに出かけていると、我が家のバラが貧弱に見えてきて、育てる気力が失せてしまうのは困ったものであるなぁ~。
(↓今日撮影した中の最高傑作? 色合いが美しい)
 ★「 HOTO'S GALLERY」に「 VIVID & CLASSIC CHROME & ACROS」を掲載しました。

2023.05.01 (月) 曇り・晴れ
 学校はカレンダー通りなので、今日は普通に授業。12560歩。
 最近、多くのニュースやワイドショーでも取りあげられるようなり、急速に進化して社会への影響力を増す「生成AI」に対し、私たちはどう向き合えばいいのか。慶応大学の山本龍彦教授(憲法学)へのインタビュー記事を一部引用。(朝日DIGITAL、20230501)。

――生成AIの登場によって新たに懸念されるリスクや論点はどこにあるのでしょうか
 「これまで社会に実装されてきたAIは、プライバシーや差別といった個人の人権にかかわる問題が中心でした。中国のセサミクレジット(ゴマ信用)のような、個人データをもとに利用者の社会的信用力を数値化するスコアリングや、就活学生の内定辞退率を算出していたリクナビ事件などは、個人の評価にAIが使われていた。その意味で、AIの憲法問題は主に個人レベルのものだったと言えるでしょう」
 「それに対して、人間が作ったかのような文書を作成できる生成AIには、また違ったリスクがあると思います。政府は行政業務での利用を検討しており、国会答弁への活用に言及した大臣もいました。こうした利活用は全面禁止されるべきではないと思いますが、適切な『ガードレール』を設けないと、議員はAIが下書きした法律案を追認するだけの存在になる。この場合、国の意思決定プロセスに大きな影響が及ぶため、民主主義や統治のあり方に関する国家レベルの問題になってきます。人間が主で、AIはあくまでもその意思決定をサポート・支援するという主従関係が、ともすると逆転してしまう可能性があります」
――追認するだけであっても、最後の意思決定は人間が行ったと言えるのではないですか
人間が守るべき価値は何か
 「生成AIが出した結論をベースに、実質的な議論を行っていくのは簡単ではありません。なぜなら、現段階ではAIがどんなデータを学習したのか、そこに開発した人間がどういう価値を教え込んだのかといった『ロジック』(推理過程)がブラックボックス化しているからです。それらしく見える回答に対して、『なぜ』を問うこと、説明責任を求めることが難しい。もしAIの回答の妥当性を人間が検証しようとすれば膨大な時間がかかりますから、そこをショートカットして、結局はAIの回答を追認するだけのAI翼賛的な政治プロセスに傾いていってしまう可能性は否定できません」
 「現状でも議員は官僚の作ったものを追認するだけで何も変わらないのだという指摘も考えられますが、官僚には説明を求めることができる。また、公務員である官僚は内閣に対して説明責任を負っているのでいい加減な発言はできない。AIは同様の説明責任を問えません」
――そうなると、AIの回答をうのみにしていいのかという問題もありそうですね
 「もちろんです。AIの回答は必ずしも中立的ではありません。チャットGPTは米国企業のオープンAIが開発し、NGワードやヘイトスピーチを出力しないよう調整されています。つまりチャットGPTでさえ、一定の価値観が反映されていると言える。問題なのは、それぞれのAIに組み込まれた価値観を利用者である我々が認知するのが非常に難しいということです」
 「中立的ではないという点では新聞やテレビも同じですが、例えば『朝日新聞はこういう価値観だよね』と読者は理解して読むので、認知を自分自身で調整することができます。他方、AIにも『偏り』があるはずなのに、偏りがあるのか、さらにはどのように偏っているのかを我々は分からない。その意味でも、AIの回答に全面的に依拠することにはリスクを伴います」
(中略)
「日本では『利便性』や『効率性』が重視されがちですが、我々の憲法の中にそれらの言葉はありません。そこにあるのは幸福追求の保障や、基本的人権、国民主権といった言葉です。政治の本来の仕事は、このような憲法の基本的価値を実現することであり、利便性や効率はそのための手段にすぎません
 「まずは守るべき価値は何かを明確にし、AIをその実現手段と考える。この価値の順位付けを責任感をもって行い、適切なAI利用のあり方を模索していく。それこそがAIが加速度的に発展するなかで求められる政治の仕事だと思います」


May 
日比谷の日々

 
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