2023.06.30 (金) 雨・曇り
 実家の家族と軽井沢のバラ園に行く予定だったのだが、残念ながら天気が悪いので止めることに。代わりと言ってはなんだが、4月14日に注文したカメラ(FUJI X-T5)がやっと届くし、実家に北海道の親戚から茹でたカニが届いてお裾分けを頂くし(夕食はカニ寿司にした!)、明後日には、去年の9月に注文したクルマも納車とのことで、ちょっとうれしい週末である。
(↓これは、α7RⅣ)

2023.06.29 (木) 晴れ
 毎年アーケードに設置される星陵祭へのカウントダウンも80日を切り、3年生の教室は牛乳パックやベニア類が山積みになってきたし、歌の朝練が終わって静かな朝が戻ってきたなと思っていたら、放課後は演技の練習らしき叫び声が聞こえてきたりするようになった。すっかり「以前」を取り戻している感じではあるが、欠席者もそれなりにいる印象で、コロナに水を差されるような事態にならないとイイのだが。12323歩。

2023.06.28 (水) 曇り・晴れ
 管理職による授業見学、無事?終了。副校長が来なかったなぁと思っていたら、緊急の会議とのことで、合唱祭のあと、コロナによる1年生の学級閉鎖が2クラスになり、先生方も3名がお休みなのである。第9波との尾見会長の発言もあったし、来週あたり、オンライン授業になったりして。7018歩。

2023.06.27 (火) 曇り
 梅雨バテという言葉を聞いたが、ジメジメした今日はそんな感じで、朝から「ダル重」。おまけに夜の講義まであって、もう青息吐息である。家に帰って早速エアコンにあたり、風呂に入ってヤレヤレといった感じ。火曜日は休肝日なのでビールは我慢、サッサと寝よう。10294歩。

2023.06.26 (月) 晴れ
 授業で合唱祭のことを褒め、ついでに、「大学受験は何度でもできる、現に私の友人には4浪もいるが、星陵祭はあと一回だけだから、しっかり準備に取り組もう!」と話しておいた。色々なことが最後となる3年生、イイ高校生活のまとめをしてほしいものである。7832歩。

2023.06.25 (日) 晴れ
 早起きして庭いじり。その後、主人の実家の親族から、毎年楽しみにしているミカンが届く。我が家では、ミカンは冬のものではなく、夏のものになりつつあるなぁ。孫たちにお裾分けを届け、そのついでに一番下の孫と近所の公園で遊ぶ。夜は、夏休みに一緒にドゥブロブニク&トスカーナに出かける予定の大学時代の友人と、新宿のヴェネチア料理の店で食事会。旅行の夢を膨らませる。
(↓ヴェネチアのデザートといえばティラミス)

2023.06.24 (土) 曇り・晴れ
 去年の9月3日に契約したクルマが間もなく納車ということで(10ヶ月待ち…)、今乗っているクルマをディーラーではない買い取り店に下取りに出すことにしたが、月曜日に引き渡しということになり、最後の掃除をしたり、最後のドライブを楽しんだりする。お世話になりました。

2023.06.23 (金) 曇り
 文京シビックセンターにて合唱祭。今年も3年生のレベルが高く、4クラスは甲乙つけがたい素晴らしい演奏で、合唱の魅力を堪能した。ちなみに、私が一位だろうと思ったクラスは(というか、私の周囲にいらした先生方もそのクラスが一位ではと予想していらしたのだが…)上位3位には入っていなかったので、おそらくは4位かなぁ。1・2年生は、午前中が受付の当番だったので生では聞けなかったが、きっと立派な演奏だったことだろう。音楽部合唱班の演奏もこれまた素晴らしく、ただただ感動であった。8062歩。

2023.06.22 (木) 曇り・雨
 今日の新聞によると、「ChatGPT」のような文章・画像を自動的に作り出す「生成AI」の使い方をめぐり、文部科学省が小中高向けガイドラインを示したそうだ。そういう時代になったのである。同時に、臨床心理士による次のような発言も掲載されていた(朝日DIGITAL、20230622)。

 心の相談の本質は、いかなる言葉が返ってくるか以上に、誰かに助けを求めたことそのものにある。そして、そのつながりがしぶとく持続することにある。重要なことは、希望の芽を摘まないことなのだ。それが少しずつ広がり、自分や他者への信頼へと育っていくことが、心の回復である。そのための手段の一つとして、AIに備わる「何を言っても大丈夫」という安全感には得難いものがあると私は思う。現在、AIを活用したメンタルヘルスサービスが様々に試みられているが、人々の苦悩に安全にリーチするやり方が洗練されていくことを願っている。

 本当に「そういう時代」なのであるなぁ~。12981歩。

2023.06.21 (水) 曇り・晴れ
 昨日よりはジメジメ具合が改善していてそれなりに過ごしやすい一日だが、授業中の方は相変わらずモッサリであるなぁ~(笑)。今年は、合唱祭の会場付近に練習するスペースがないことなどもあり、全クラスが一度学校に集合して練習し、その後、各クラス毎に指定された時間の丸の内線と南北線を使って会場入りするとのことである。ラッシュのピークは過ぎている時間帯とはいえ、なかなか大変である。7422歩。
(↓鉢植えのミニバラもよく咲いている)

2023.06.20 (火) 曇り・晴れ
 休み時間の歌声は大きいのだが、この暑さとジメジメのせいか、授業中はまったくのモッサリ状態?(笑)で、やれやれ…である。こちらも何となく梅雨バテ気味か。12091歩。

2023.06.19 (月) 曇り・晴れ
 週末の合唱祭に向けて、休み時間はどのクラスも大音量であるが、その一方で、微妙に欠席者も増えていて気になるところ。7762歩。
 今日の新聞に、奈良公園の鹿たちが鹿せんべいをもらうために「おじぎ」をするという話が出ていたが、知らなかった~。しかも、その回数を数えた学生さんがいて、コロナ中は観光客が減った影響か、おじぎの回数も減っていたのだそうな。へぇ~。ついでに、その記事が面白かったのは「 しかし、来る日も来る日も鹿のおじぎを数えるのは苦痛だったのでは。責任筆者の上原さんは「暑い夏でも、鹿の数を数える調査は、そんなに苦労しなかった」と涼しい顔。」という部分だが、それを受けてサンキュータツオさんが「まさに頭が下がる調査ですね」とコメントしているのも、また楽しかった。

2023.06.18 (日) 晴れ
 早起きして、ハリー・ポッターが開館したばかりの豊島園方面に散歩に出かける。
(↓駅前にある、ハリーの守護霊の鹿)
(↓駅前にある、魔法省への入口の電話ボックス)
(↓ワーナーブラザーズ スタジオツアー 東京の入口)
 午後から、YouTubeで見つけた「水垢ペーパー」(錫村商店)を使って、トイレの手洗い部分を掃除。メラミンスポンジでもダメだったものが、かなりキレイになる。(画像は拡大しません)
(↓楽天で購入)
(↓before)
(↓after)

2023.06.17 (土) 晴れ
 暑い一日。天気はイイし、月は出ていない頃だしで、実は妙義山の辺りに星の撮影に出かけようかと思い、昨晩からカメラその他の準備していたのだが、昨日の庭いじりの時に、重いバラの鉢を動かしたりしたせいか、微妙に腰に違和感があり、迷った挙げ句に止めることに(泣)。残念…。家でゆっくり過ごす。
(↓「四季の香」がまた咲きはじめた。蕾もいくつかあって楽しみ!)

2023.06.16 (金) 晴れ
 一時的に雨もちらついたが、朝からイイ天気になったので、久しぶりに庭いじり。マーガレットやラベンダーの剪定をしたり、バラなどの手入れをしたりする。
(剪定したマーガレットと、茎を傷つけてしまったバラを飾る。SIGMA fp-L のパウダーブルーがイイ感じ)

2023.06.15 (木) 曇り・雨
 今朝も各クラスの出席状況を確認していたが、大きな変化は見られないようなので、とりあえず何よりである。夜の大学院は、枕草子の模擬授業。院生がやっても、なかなか古典文法の指導は難しそうである。細かな所につい目がいってしまい、一番大切なところを見失いがち、つまり、バランスが悪い感じになってしまうのである。この辺は、慣れもあるし、文法のための文法にならないようにする見識も必要とされ、なかなか難しいところではあるだろう。12301歩。

2023.06.14 (水) 曇り・雨・晴れ
 合唱祭の練習もだいぶサマになってきたが、普通は机・椅子を教室の後ろに下げてスペースを作り、パート別に集まったり、列を作ったりして練習するクラスが多いのだが、机・椅子をそのまま移動させず、各自が自分の座席のところに立って練習している1年生のクラスがあって、何となくその姿が可愛らしかった。歌の方は……まだまだこれからといった感じだったが(笑)。しかし、あるクラスで小さいながらコロナのクラスター確認ということで、今日の4限から日曜日まで1クラスが学級閉鎖に(授業はオンラインで実施)。埼玉では、コロナ感染拡大のため休校になった県立高校もあるとのことで、合唱祭も心配である。8236歩。

2023.06.13 (火) 曇り・晴れ
 夜の教育法は、この講座から公立校の教員になっている卒業生5名を招いて、実際の勤務の状況や、教採に向けての準備法などについて話てもらう。自分の置かれた状況の中でしっかり努力している姿は、もはや私などを超えているようで頼もしい限りであった。学生にも、その熱意あふれる姿が伝わったのではないかと思う。講義終了後は、近くの居酒屋で打ち上げ…というか、こちらがメインで(笑)、それぞれの現況を報告してもらいながら楽しく飲む。話題は尽きなかったが、4名が明日1限から授業があるとのことで、11時前には終了。11067歩。

2023.06.12 (月) 雨・曇り
 平和な一日。10201歩。
 新聞に「官僚の職場「勧めたい」4人に1人、人事院に危機感 民間と差が顕著」(朝日DIGITAL、20230612)という記事があった。官僚が、自分の仕事場を親しい知人に勧めたいと思わない現状が明らかになった訳だが、国家の根幹を担う人材が枯渇しようとしている現状に関して、ねつ造発言の高市総務相の、そして財務局職員の自殺を結果として招いた安倍首相(とその周辺)の責任は、重いと言えるだろう。将来に禍根を残す内閣であった(そして、その後継の1人である)ことは、もはや明確だろう。

2023.06.11 (日) 雨・曇り
 今週の授業・講義の準備をしたり、読書&Prime を楽しんだりしてノンビリ過ごす。

2023.06.10 (土) 曇り・晴れ
 昨日から実家の家族と草津&軽井沢に出かけてきた。草津は、以前スキーで訪れたことがあったが、温泉旅行に重点を置いて?出かけてみると、本当に素晴らしい温泉街でビックリ。いや~イイ街でした。ぜひとも再訪したいなぁ~。
(↓朝の散歩の時、光泉寺の階段から)

2023.06.08 (木) 晴れのち雨
 今日の大学院の国語科教育学の模擬授業で、板書をどうしたものかということが話題になった。というのも、最近はスライドを活用することが多くなったからである。スライドを映しながらノートを取らせるにはどうしたらよいのかというのは、スライドの形式と関連してなかなか難しい問題である。黒板にスライドを直接映して、そこに教員がメモを書き加えられる場合もあれば、黒板の端の方にスライドを映して、残りのスペースに板書する場合もある。それぞれに(スライド以外に)どのような板書をし、それをどのようにノートさせるのか(あるいは、どのような補助教材=プリントなどを配布するのか)ということを考えておかないと、生徒は何もノートをとらないで、映されたものを見ているだけ、つまり、学習の記録が残らないし、「書くこと」の学習要素が失われてしまうという状態にもなりかねないのである。現代的な課題といえよう。13905歩。

2023.06.07 (水) 曇り・晴れ
 平和な一日。しかし、最近迷惑メールが多くてイヤになる。今日は89通。多いのが、ヤマト運輸を騙るものとAEONを騙るもの。同じタイトルのメールが複数来れば「怪しい」とすぐ分かるのに、なんで大量に送りつけるのだろう。ヤレヤレである。7665歩。
 昨日のアップルWWDC23で、おなじみの「one more thing…」として、ゴーグル型の拡張現実デバイス、空間コンピューティングを切り拓く Apple Vision Pro が発表になった。50万円を超える価格になるようだが、未来感あふれるツールである。もちろん、欲しいざんす(笑)。

2023.06.06 (火) 晴れ・曇り
 今年から中学生になった一番上の孫娘の体育大会が先週の土曜日に予定されていたのだが、あいにくの雨で今日に延期になり、せっかく選抜リレーの選手に選ばれていたのに見られなくてとても残念。夜の教育法は、「言語文化」の教科書を使って年間指導計画の作成練習。熱心に取り組んでいた。12776歩。

2023.06.05 (月) 晴れ・曇り
 考査があけて、3年生のみでなく、1・2年生の教室からも歌声が聞こえてくるようになった。今日から教育実習だが、今年はたった4名(国語はなし)。やはり教員志望は(免許だけでも…という層も含め)、少なくなっているのだろうか。11579歩。

2023.06.04 (日) 晴れ
 雨の日の後の気持ちイイ6月の朝。こんな朝が最高であるなぁ~。色々と庭の手入れ。午後から今週の準備。
(↑↓久しぶりの朝の光)

2023.06.03 (土) 雨のち晴れ
   朝のうちに採点の後始末(計算など)を済ます。午前10時前には雨もあがったので、ネットで空きがあることが分かった「怪物」を豊島園シネマに見に行く。是枝監督だし、カンヌだしで期待が大きかったせいか、あまり面白くなかった。時間が交錯し、場面が後から意味づけられる展開は「さすが脚本賞」といった感じだが、 登場人物の誰にも感情移入できない(怪物だから仕方ないということではなく…)し、色々なことが未解決のままに終わるのはイイとしても、全体的に何となく物足りない(あまり怪物感?がない…)感じであった。個人的5段階評価は3かなぁ~。まあ、いつも一回見ただけではよく分からないので、もう一回見たら5になるかも知れないけど(笑)。

2023.06.02 (金) 雨
 前期中間考査第4日目。3年生文系必修古典の答案が出る。出校日ではないが、月曜日に答案を返したいので、出校して答案を受け取り大急ぎで採点。結果は今日の天気同様「う~ん」といった感じか(笑)。7749歩。

2023.06.01 (木) 晴れのち曇り
 前期中間考査第3日目。答案が出ないので、考査後の授業の準備などをして過ごす。12470歩。
 今日の新聞には、高校合格のお祝いでプチ整形するという(年ごろの孫娘をもつ身としては?)興味深い記事もあったが、朝日DIGITAL「政治季評」の、明治大学教授重田園江さん(現代思想・政治思想史)による「AIに脅かされる「個人」」がとても面白かった。後半を引用(朝日DIGITAL、20230601)。

 私が今日スマホを使ってしたことを一覧にしたらどうだろう。位置情報も含め、そこには私の行動や思考のかなりの部分が含まれるはずだ。撮った写真や読んだ記事など、脳内に残っているよりよほど多くが、スマホの中に、あるいはスマホを通じてネット空間にあることは確かだ。
 古くはパソコン、そして今ではスマホやウェアラブル端末は、もはや私たちの外部にある道具ではなく、脳の働き、また行動そのものであり、物理的身体と地続きになっている。私たちの脳や身体はIT端末を通じて巨大なネット空間と結びついているのだ。
 私たちはAIから情報を引き出し、代わりに作業してもらっているつもりでいる。だが逆側から見ると、情報を得ているのはAIの方なのだ。人間にとって自然な会話、必要な情報、有益な作業結果とは何か。不適切な回答や不快で容認されない会話とはどんなものか。
 AIが、個人では不可能な量の情報収集と、膨大な回数の試行錯誤による最適化を続けるとしたら。これはある意味で、個人が個人でなくなることでもある。私たちの脳と行動の大部分が外部化され、個別の身体が、情報と思考の集積であるAIにつながれた無数の小さな「コブ」のようになってしまう世界が到来するといってもよい
 ネットワークに堆積する膨大な情報はその都度分類され、AIの学習素材として生かされる。私が発したことばは、一つの意見、嗜好、傾向と見なされ、それに基づいたAIからのフィードバックが次の私の言動や思考を形づくる。
 こうした、情報の帰属先があいまいな世界にはなじまない概念として、たとえば著作権がある。それは、個人の側にインプットとアウトプットの主導権や帰属を取り戻そうという試みなのだ。
 かつては、私の脳の中で何が起きていようと、過去にインプットされた素材が脳内でブレンドされて出てきたアウトプットは「私のもの」だった。ところがネットワークの世界では、それは誰のものでもない。誰のものか分からない仕方で情報がブレンドされているからだ。
 この状況に抗するには、間断ない情報の流れを断ち切る必要がある。チャットGPTの法規制として論じられる事柄は、全てこの点に関わっている。繫がることはよいことだという考えを改め、切断することの重要性を強調しなければいけない。それは、世の中にあふれる「事実」の加工からなるバーチャル空間に対し、人の身体という「リアル」に依拠して個人への帰属という「フィクション」を組み直すことでもある
 「個人」は数百年前、ヨーロッパの近代化の中で発明され、世界に伝播した。ところが今では、AIの脅威にさらされている。
 近代において、個人という単位が社会の基本として機能することで、かつてあった共同体は破壊と解体の憂き目にあった。今度はその個人が、個と全体の境界を失わせるネット空間によって脅かされている
 私たちは、個人の「かけがえなさ」を基本単位として構成された社会を、そう簡単には手放せない。つまり、個人が不動の実在ではないからこそ、それを法や規制によって守ることが必要なのだ。現在の社会を作る枠そのものが瓦解し、全く別のものにならないためには、対応が急務である。


June
日比谷の日々

 
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