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2025.11.30 (日) 晴れ
 咳はほとんど出なくなったが、ノドの調子が今一つ。とはいうものの、午後の暖かい時間帯には、1時間弱、散歩をかねた買い物にも出かけたので、明日は何とか出校できそうである。ただ、集中して(ミスなく)採点できるのかといわれると不安も残るので、明日は体調と相談しながら、何をするのか考えるとしよう。

2025.11.29 (土) 晴れ・曇り
 引きこもり3日目。しかし、どうも寛解しない。月曜日に後期中間考査の答案が出るのだが、それまでに回復させられるのか、だんだん自信がなくなってきたなぁ~(泣)。

2025.11.28 (金) 晴れ・曇り
 引きこもり2日目。3歩進んで2歩下がる…。

2025.11.27 (木) 晴れ・曇り
 午前中に通院、薬をもらって午後からは引きこもり。ノドはよくなったが、頭痛と肩・首こりは継続中。

2025.11.26 (水) 晴れ・曇り
 昨日の夜からノドの調子が悪く、ルゴールを塗って寝たのだが、今朝は最悪。ノドは痛いし、咳は出るし、おまけに頭痛と肩こりまで加わり、完全に風邪な感じ。ただし、熱はないので、マスクしたまま何とか最後の授業を乗りきる。サッサと帰宅して、風邪薬を飲み、ルゴールを塗って、BSプレミアムシネマで「ジャッカルの日」を見ながらウトウト。多少回復してきたが、明日は引きこもりかも。7314歩。

2025.11.25 (火) 曇り・雨
 3年生の一講座は今日が最終回。例年通り、「最後だから涙を流しながら授業を受けること」といってウケながら、何とか考査範囲を終わらせる。
 夜の教育法は、漢文入門「矛盾」の教材研究レポート。教材そのものは難しくないこともあり、キチンと準備してあったが、指導案では、書き下し文の予習を課しながら、授業はプリントを使ってやるとのことなので、生徒がせっかく予習したノートが生かされなくなってしまうこともあり、用意したプリントとノートをどう両立させるのか、工夫するようにアドバイスしておいた。普通なら、授業で完成させたプリントを使って、各自に家で予習ノートを添削させる復習を課し、それを集めて点検するといったところだろうか。11475歩。

2025.11.24 (月) 晴れ
 午前中、一番下の孫+オトーサンとともに、練馬大鳥神社の酉の市に出かける。いつも通りお参りをして、去年の熊手を納めて新しいものを購入する。午前中なので、まだあまり出店が営業を始めておらず、後で再訪することにして一緒に帰宅。庭のオンコに木にクリスマスの電飾をするのを手伝ってもらう。その後、一緒に昼食を済ませ、帰りは、オトーサンと二人で出店を楽しみながら帰宅したとのこと、天気もよくイイ一日。

2025.11.23 (日) 曇り・晴れ 勤労感謝の日
 新宿のベネチア料理の店「イル・バーカロ」で、大学時代の友人と会食。夏に一緒に旅行に行く仲間なので、主たる話題は来年の夏の話だが、なにせ1ユーロが180円ということで、「物価が安い国」はどこ?ということから、ハンガリー(ブダペストとか)の名が挙がったが、内陸で暑いのではないかという懸念もあり、「安さよりも涼しさだろう」という展開で、北欧説やバルト三国説なども出たが、さて、どうなることやら。4月の会合まで持ち越しとなったが、合間に、終活の話や安楽死の話など、我々世代の話も色々と出た。いつまで楽しく会合ができることやら…。

2025.11.22 (土) 晴れ
 午前中いっぱいかけて、庭の手入れ。最後までがんばってくれたセンニチコウなどを処理し、伸びすぎたグランドカバー類などを剪定したりした上で、チューリップやムスカリ、クロッカスなどの球根を植える。春が楽しみだなぁ~。午後から、プレミアムシネマでジョニー・デップ&アンジェリーナ・ジョリーの「ツーリスト」を見て、ヴェネツィアを再訪したくなる。その後、読書&Primeで静かに過ごす。

2025.11.21 (金) 晴れ
 主人が用事で小金井に出かけたこともあり、西立川駅で待ち合わせて(私はクルマ)、昭和記念公園の銀杏ライトアップを見に出かける。インバウンドの他に学校帰りの高校生などもかなりいて、ライトアップの会場は大混雑。有料エリア(日本庭園)には凝ったオブジェみたいなものがあるらしかったが、人混みが嫌いな夫婦はあっさり諦めの境地に(笑)。風もなく穏やかな夜でよかった。
(↓夕方はこんな感じ)
(↓派手めなライトアップ)

2025.11.20 (木) 晴れ
 朝8時半の予約で、コロナの予防接種を受ける。接種後、急な副反応が出ないか、1時間くらいゆっくり過ごしたが、特に体調に変化なし。その後、森林公園に紅葉を見に出かけ、好天のもと、イイ色に色づいたカエデをのんびり観賞する。

2025.11.19 (水) 晴れ・曇り
 来週の木曜日からが後期中間考査で、しかも月曜日が勤労感謝の日の振替休日ということもあり、3年生の正規の授業もあと2日。考査明けには、特別時間割による演習が来年1月まで組まれているとはいうものの、メインのメニューが終わってしまうのは、何となく寂しいものであるなぁ。7316歩。
 ところで、昔、迷惑メールが多くて困るという話を書いたが、Gmailはセキュリティの確度が高い聞いて数ヶ月前から試している。確かに、迷惑メールやフィッシングメールをはじいてくれて便利である。ただ、メインに使っているのは昔からのアカウントなので、そのアカウントに届くメールも、Gmailにインポートできるように設定して、外出先からでもGmail上でチェックできるようにしていたのだが、なんと来年の1月から、GmailでのPOP3アカウントからのインポートはできなくなるとのことである。仕方ないので、今までとは逆に、メインのアカウントに届いたメールを、Gmailに自動転送するよう設定してみた。さて、うまく機能してくれるとイイのだが。

2025.11.18 (火) 晴れ・曇り
 今日の教育法は「児の空寝」の教材研究レポート。先週、高校時代にこの教材を勉強した人?と聞いたら、全員手を挙げたので、その経験をもとに指導案を作成することができるのではないかと思っていたら、期待したレベルにはなっていなかったので、ちょっと意外だったが、よくよく聞いてみると、なんと今の大学3年生は、ちょうどコロナの頃が高校1年生の時期で、この教材も全員がオンラインで受けており、それ故に、どんな授業だったか、あまり覚えていないというのである。なるほど。ということで、主として私が話す感じで、つまり、もう一度授業をしてさしあげる感じでのアドバイスとなってしまった。高校最初の教材だから、音読とか、仮名遣いとかが文法的なテーマの基本で、そこに「む」が多用されることに気づかせたり(つまり、児はぼた餅が食べられる未来のことばかり考えているのである)、心内語を見つけさせたりしながら、児の心理をたどるといった展開が一般的だろう。また、僧たちがいつ頃から児の狸寝入りに気づいていたのかといった点をグループワークで考えさせるのも面白いので、そんな話をしておいたが、さて、それをどう自分たちなりの授業に仕上げてくれるか、楽しみである。11393歩。

2025.11.17 (月) 晴れ
 早稲田大学の大学院生お二人が授業見学にいらっしゃる。日比谷の元副校長が早稲田大の教授をつとめていらして、そのご紹介であるが、院生と聞いて学生さんかと思っていたら、大学院派遣中の現役の先生方で、ちょっとビビったが(笑)、見学者がいると生徒たちも張り切るので、こちらとしてもお引き受けする甲斐があるのである。授業後、ご質問などにお答えしたが、パソコンなどの情報機器が教育の世界でも当り前になっていくなかで、どんな力を、どんな方法で身につけさせたらよいのか、お若い先生方は新たな課題に立ち向かっていかなければならず、大変だろうなぁと感じた(「書くこと」が「(キーボードを)打つこと」に変わる日も近いのだろうか…)。ただ、教材研究、とくに授業の組み立てや発問、板書を考えることは、機器があろうがなかろうが、大切にしなければならない根本の部分と考えるので、そのことを授業を通して参考にして頂けたら何よりである。7726歩。

2025.11.16 (日) 晴れ
 今までは、撮った写真は個人的に印刷したり、自分のWEBページに公開したりするだけだったのだが、せっかくだから?フォトブックでも作ってみようかなと思い、今年撮影した花の写真を整理してみる。ついでに、パソコンの中身を整理したり、バックアップを取ったりして過ごす。しかし、調べてみると、けっこうイイお値段であることが分かった。どうしたものか…。
 安藤宏東大名誉教授から、新刊『近代小説の表現機構』(ちくま学芸文庫、2025)をご献本いただく。勉強いたします…そのうち(笑)。

2025.11.15 (土) 晴れ
 練馬区のシルバー事業団の方に、背の高い庭木の剪定を、今日から5日間かけてお願いする。お安く、こちらの要望にも丁寧に対応してくださるので、毎年お願いしているのであるが、人気で、なかなかこちらの希望通りの日程が取れない。今年は夏の頃から早めに予約しておいて、何とかこの時期にお願いできたのである。剪定した木や葉の始末をしなければならず…70Lゴミ袋にして30袋以上の剪定ゴミが出るので、それを燃えるゴミの日に何回にも分けて少しずつ出すのは大変だが、庭がスッキリするので何よりである。
 散歩の途中、向山庭園でチェロコンサートが催されていたので寄ってみたが、クラシック(サン・サーンスの「白鳥」とか)から映画音楽(エンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」とか)、歌謡曲(中島みゆきの「糸」とか)まで、私でも知っているポピュラーな曲の演奏で、穏やかな秋晴れの空に響く重厚な音は気持ちよかった。
(↓iPhoneで撮影。演奏者の森重麻衣子さんは松の木の枝の間)
★「  GALLERY 2025 」に「  雲場池にて 」を掲載しました。

2025.11.14 (金) 晴れ
 結局、インフルエンザの予防接種を受けることにして、今日かかり付け医のところで接種してもらう(練馬区の高齢者助成で2500円也)。その後、かかり付けの眼科で定期的に受けている視野検査(緑内障の予防)も受診。異常なし。ということで、今日は身体メンテナンスの1日。
★「  GALLERY 2025 」に「  fp-L meets Roses 」を掲載しました。

2025.11.13 (木) 曇り
 もうカメラ関係は買わないつもりでいたのだが、またポチってしまった。SIGMA 20-200mm DG である。
(↓SIGMAのサイトにリンク)
 6月に北海道旅行に向けて高倍率ズーム SIGMA 16-300mm DC OS をポチった訳だが、それに続く暴挙(笑)を犯してしまったのは、16-300mm がAPS-C用(つまり、Fuji-X用)だったのに対し、これはフルサイズ用で、しかも広角端が20mmだからなのである(しかも、28mm~85mmでは、ハーフマクロとしても使える!)。16-300mmにしても、広角端はフルサイズ換算で24mm。それなのに、これは20mm。たった4mmしか違わないではないかと思われるかも知れないが、写真が好きな方にはお分かりのように、広角端の4mmの差は、極めて大きいといえるのである。高倍率ズームレンズで広角端が20mmというのはこのレンズだけで、望遠端も200mmまであるから、もう買わずにはいられないといったレンズなのであった。私が持っているフルサイズのメイン機はSONYのα7だが、今回は、最近登場する回数が減っている SIGMA fp-L をもっと使ってみようということで、敢えてLマウントのものを購入してみた。で、今日は、四季の香ローズガーデンでテスト撮影。天気が今一つだったが、久しぶりに SIGMA の色々なカラーモードを試せて楽しかった。
(↓Vivid)
(↓Powder Blue)
(↓Teal & Orange)

2025.11.12 (水) 晴れ・曇り
 毎朝、一駅分歩いているが、赤坂見附付近はクリスマスの準備が進んでいて、Prince Gallery の入口には、明日から点灯するイルミネーションが設置されている。夜はキレイなことだろう。
 ついでに、朝焼けの永田町付近。
 今朝、副校長がやってきて、急で申し訳ないが授業見学をお願いしたいと言われ、仕方ないので引き受ける。今年の1月から3月まで白鴎高校で時間講師を勤めたが、練馬文化センターで行われた合唱祭を覗きに行った際に、見学したいとお声をかけてくださった先生で、勤務期間中は残念ながら時間が合わずに見ていただけなかったため、今回のことになったのだそうだ。昨日のうちに知らせてくれていたら、もう少しマシな授業をお見せできたかも…って、変わりないか(笑)。10151歩。

2025.11.11 (火) 晴れ・曇り
 昔はポッキーの日だったが、今は? 国語科の先生がお二人、今日からインフルエンザでお休みである。1年生でも欠席者が増えているクラスがあるとのことで、ニュースで話題になっているインフルエンザが、いよいよ身近に到来したといったところだろうか。主人はすでに予防接種を受けていて、3年生の授業を担当している私は当然受けるべきだと主張するが、まだ受けていない。自分が3年生の担任をしていた7年前は受けたが、それ以外はあまり気が進まないのである。生徒たちには、私は受けていないので、近寄らない方がイイよと伝えておいたが、今後はマスクを着用して授業しようかなと考えている。練馬区では、高齢者にインフルエンザとコロナのワクチン接種のお知らせが来ていて、指定医療機関で予約すると、どちらも2500円で接種できるのだが、さて、どうしたものか。個人的には、インフルエンザよりも、コロナのワクチンを接種した方がイイように思うのだが、どうなんだろう…などと考えていて、結局まだどちらも受けていないのである。
 夜の教育法は『山月記』の模擬授業。よく準備してあるのだが、時間配分がうまくいかなかったこともあり、生徒の意見をもとにまとめたかった大切なポイントを、結局は先生が説明する形でまとめざるを得なくなり残念。板書(をする&写す)は、思った以上に時間がかかることが経験できてよかったとも言えようか。12290歩。

2025.11.10 (月) 晴れ・曇り(一時、雨)
 3年生の古典講読は、今日から源氏物語の第二部に入ったが、第一部から第二部への変化や、舞台となる六条院について説明すると、例年以上に関心をもって聞いている様子で、リアクションもよく、こちらの解説にも力が入る感じであった。帰りがけ、区役所に寄って更新したマイナンバーカードの交付を受ける。事前に予約しておいたので、混んでいたが20分くらいで完了。写真が老けたが仕方ない。10年に一度だしね。8699歩。

2025.11.09 (日) 雨・曇り
 昨日は、北海道の従兄弟が、東京で仕事をしている娘さんと一緒に来宅。夕張メロンとか、おいしいミカンだとか、サンマだとか、とにかく北海道の旬のものを送ってくれる大切な存在なので(笑)、実家の家族もまじえて大歓待。お昼過ぎからずっ~と飲み会状態で、夜にはすっかりできあがってバタンキューであった。今日はその余波で、朝から頭痛。寒いし、本も読めないしで、部屋にこもってBGMを聞きながら静かに過ごす。ヤレヤレ。

2025.11.07 (金) 晴れ
 主人は仕事なので、一人で雲場池に紅葉を見に出かける。お昼過ぎについたが、天気もよく、キレイな紅葉が楽しめた。平日だがかなりの人出で、7割インバウンド、3割日本人といった感じか。行きがけに寄った軽井沢発地市庭では、名物のお蕎麦も堪能。お土産はリンゴ(シナノスィート)。
 

2025.11.06 (木) 曇り
 朝食後、花の色があせてきたセンニチコウを整理して、ちょっと遅くなってしまったが、地植えのバラの周辺をキレイにして、オルレアの種をまく。午後からは読書&Prime。ちなみに、『爆弾』は、前半が面白かったのに、第三部の種明かし部分には個人的にあまり説得力が感じられず、今一つだった。
(↓菊の花芽が膨らんできた)

2025.11.05 (水) 曇り・晴れ
 今週は、月曜日が祝日で、火曜日の大学が休講だったこともあり、スゥ~ッと過ぎた感じでラッキー。一方、国語科の同僚の先生が、週末にテニスをやってコケてしまい、ろっ骨を骨折してしまったとのこと。昨日はお休みで、今日もお休みかと思ったら、コルセットをはめてご出勤、大きな声を出すと痛むそうだが、授業までなさっていて尊敬である。まあ、休んでいられないという、日比谷の厳しさもあるのだけれど…。私もたまにテニスをやったりするので、気をつけよう。9745歩。

2025.11.04 (火) 曇り・晴れ
 朝がすっかり寒くなり、今朝は初マフラー(私は「襟巻き」というが…笑)を着用。主人に、今ごろから襟巻きしているようではダサいのではないかと相談したところ、さすが女子校勤務だけあって、「女子はファッションで季節の先取りをするのが命なのだから、マフラーなんてみんなしてるわよ」とのことであった。なるほど。今日は明大祭で大学は休講。9571歩。

2025.11.03 (月) 曇り・晴れ 文化の日
 中学校で吹奏楽部に入っている二番目の孫が、練馬区主催の「ねりまの森の音楽祭2025」に出演するということで、イイ天気だし、徒歩で20分くらいのところにある練馬総合運動場公園に出かける。望遠レンズをつけたカメラを持参したが、なんとバッテリーを入れ忘れるという大失態。ヤレヤレ…。
(↓iPhone で撮影。拡大表示しません)

2025.11.02 (日) 曇り・晴れ
 早起きして庭仕事。夏のあいだ庭を彩ってくれたポーチュラカを抜いて土を掘り返し、チューリップなどの球根を植える準備をする。ちょうど昼ご飯の時にテレビをつけたら、ワールドシリーズの最終戦をやっていて、そのままドジャース勝利の瞬間まで視聴。最後はドキドキしたが、由伸ちゃんががんばってよかった。
 ところで、テレビの話題で思い出したが、昨日の夕食の時、芦田愛菜ちゃんとサンドイッチマンが司会をする番組で、サグラダ・ファミリアが採りあげられていてとても勉強になった。現地のガイドさんがいるのに出しゃばって解説する愛菜ちゃんがウザかったが、愛菜ちゃんの番組だから仕方ないとして、最後に主任彫刻家の外尾悦郎さんがインタビューに答える場面があり、その中で、なぜガウディは完成しそうもない建築物を計画したのかという問があって、それに対して外尾さんがお考えを答えたのだが、その問に対して私が思い浮かべた『徒然草』第82段の話と共通する答えだったのが印象的だった。ちなみに、第82段というのは、「羅(うすもの)の表紙は」で始まる章段で、最後の段落に

 すべて何も皆、ことのととのほりたるはあしきことなり。し残したるを、さてうち置きたるは、おもしろく、息のぶるわざなり。「内裏造らるるにも、必ず作りはてぬ所を残すことなり」とある人申し侍りしなり。先賢のつくれる内外(ないげ)の文にも、章段の欠けたることのみこそ侍れ。

とある。外尾さんの発言を受けて、ゲストの伊集院光さんが「東照宮の柱は一本逆さまのままになっている」という例を挙げていらしたが、共通する発想であろう。私はこれを紹介する際、ついでに荒井由実さんの「14番目の月」も紹介する。「つぎの夜から欠ける満月より 14番目の月がいちばん好き」というやつで、歌詞には「IWANUGAHANA」という一節もあって趣深いのである。

2025.11.01 (土 ) 晴れ
 昨日から「爆弾」という映画が公開されている。今、その原作(呉勝浩、講談社、2022)を図書室から借りて読んでいて、第一部を読み終わったところだが、なかなか面白い。ただ、佐藤二朗の顔が常に思い浮かんでしまうのは仕方ないか(笑)。ところで、ルーブルで王冠などが盗まれ、容疑者5名が逮捕されたそうだが、そんな有名なものを盗んでも、処分できないのではないだろうかとか、中国とかドバイとかの富豪が買うのだろうかとか、余計な心配をしていたら、何と、ああいう宝飾品は、宝石をはずして、バラバラにした宝石を単体として売るのだそうな。なるほど賢い! 盗まれた品には保険もかけられていなかったそうで、ルーブルはマルマル損をすることになるらしい。無事に回収されるとよいのだけれど。

November
日比谷の日々

 
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