9月

2020.09.30 (水)  晴れ

 3時間授業+終業集会(放送)、その後、3年生は卒業アルバム撮影。天気に恵まれてよかった。今日で前期が終わりで、明日の都民の日(日比谷は閉庁日)を挟んで、金曜日から後期開始である。9766歩。
 バイデンさんが、やはり魅力がない感じだろうか。トランプにペースを合わせているようではダメである。

2020.09.29 (火)  曇り・晴れ

 暑くて止めていた、朝一駅分歩くことを今朝から再開する。気持ちイイ~。しかし、今日は風が冷たい感じで、コロナのために扉や窓を開けて授業をしているのだが、生徒から扉を閉めて欲しいという要望が出るくらいだった。まあ、それほど冷え冷えとした?授業だったということか(笑)。9347歩。
 昨日紹介した『加害者家族バッシング』で、今日読んだところから。

 考えてもみれば、海外と比較して殺人事件自体は圧倒的に少ないのに、心中事件や家族内殺人が多く目立つのは、かなり異様な光景である。(中略)
 助かった子どもについて、ニッポンで「幼い子供一人残して旅立ってしまった」とか「三歳の子供一人取り残された」と語られるのは、子どもが一個の個人の人格ではなく、「家」の一部としてしか考えられないからである。逆にヨーロッパで「一人だけ助かった」といういい方になるのは、子どもは一個の人格としてとらえられるので、心中は通常の殺人事件として考えられるからだ。(中略)
 母子は一体であり、その意味では子どもは親の所有物となるから、極端にいえば、子どもは親が「処分可能」な対象にすぎないことになる。「残された子どもがかわいそう」という発想は、一見子どもにたいする同情のようにみえるが、じつは子どもを人格としてみていないということである。

 なるほど、その通りであるなぁ。

2020.09.28 (月)  晴れ

 午後から多少暑くなったが、秋らしいイイ天気の一日。私の家の机上の温度計は、昨日まで「ジメジメ」と表示されていたが、今日は「カイテキ」と表示されている。こういう日は、授業をやっていても調子イイ感じで、何となくうまくいったような気がするのは私だけ…?(笑)。9629歩。
 今、佐藤直樹『加害者家族バッシング』(現代書館、2020を読んでいるが、とても面白い。いかに日本人が「世間」に縛られているかを分析しているのだが、説得力がある。ちょうど今日読んだ箇所では、佐藤さんは、1998年くらいから世間が以前よりもいっそう前面に出て来るようになったと言うのだが、それに関連して次のように述べている。

 01年に成立した自民党の小泉政権は、「グローバル化=新自由主義」を推し進めるために、構造改革・規制緩和路線を強力に進めた。その結果が、低賃金の非正規労働の増加であり、社会的格差の拡大である。 (中略) この時代におきたことは、まさに「社会が消滅して、世間が席巻した」ことである。
 ようするにこの国は、西欧から入ってきた、「新自由主義」的な「つよい個人になりなさい」という無理難題に直面して逆ギレし、それまで社会の後景にあった「世間」を顕在化させた。「世間のルール」を肥大化させることで、「グローバル化=新自由主義」に対抗しようとしたのだ。
 「法のルール」に支配される社会は論理的だが、「世間のルール」に支配される「世間」は非論理的で情動で動く。そのために、「世間」に生きる閉塞感・息苦しさ・生きづらさが飛躍的に大きくなった。その結果が、「世間」の同調圧力の肥大化による自殺者の急増であり、うつ病患者の激増である。
 つけ加えれば、ニッポンではこうした「世間」の復活・強化というかたちであらわれた「グローバル化」の影響は、全世界的には、たとえば、2016年にイギリスでEU離脱が国民投票で決まり、17年にアメリカで大統領にトランプが当選したことにあらわれている。つまり、人種・民族・宗教といった古い共同体への回帰である。

 なかなか鋭い分析であると思う。

2020.09.27 (日)  曇り

 今日はやっぱり「正代」の優勝がうれしい。私は昔から「まさよ~」と言って応援していたのである(笑)。いや、どう考えたって「まさよ」でしょう(笑)。主人は朝乃山のファンなので、昨日の我が家は結構盛り上がったのであるが、とにかくまさよが優勝できて本当にうれしい限りである。あ、「まさよ」ではなく「しょうだい」であった…。
 もう一つ、今朝の朝刊の一面に、「最古級の「論語」写本を発見 ~中国でも消失、古書店から~」という記事があったが、その記事で、「写真で見ただけだが、押された蔵書印と花押は東京国立博物館所蔵の『史記巻第29』(重要文化財)にあるものと酷似しており、本物とすれば国宝級の大発見。フランスの東洋学者ペリオが20世紀初めに敦煌で発見した唐代の写本とも形式が違い、論語義疏の原型を考える上で極めて貴重な史料だ」とコメントを寄せている影山輝國先生(実践女子大学名誉教授・中国古代思想史)は、いっしょに教科書を作っていた仲間…などと言っては失礼で、ご指導頂いていた先生(飲み仲間?)なのであるが、それにつけても先生の語り口が思い出される感じで、懐かしい気持ちになった。
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2020.09.26 (土)  雨

 今日も家で過ごす。YouTubeで、三谷幸喜の『12人の優しい日本人』を見る。昔、映画を見たことがあるのだが、舞台では生瀬勝久が主演格で、他にも温水洋一や江口洋介、石田ゆり子、鈴木砂羽、小日向文世、筒井道隆など豪華メンバーが勢揃いでとても面白かった。星陵祭で「生の」劇が見られなかった腹いせ?(笑)

2020.09.25 (金)  雨

 よく雨が降る。東京都の(全国の)感染者数が行ったり来たりだが、どうして報道では検査数(分母)を示してくれないのだろう。検査数(分母)が分からなければ、感染者数の推移の状況も判断しかねる気がするのだが…。前から感じている疑問だが、まったく話題にならないのはなぜ? 
巾着田のヒガンバナの公開が中止されて残念だが、我が家の庭では咲き出した)
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2020.09.24 (木)  雨

 台風は温帯低気圧になり、東京にはあまり大きな被害はなかったようである。帰りがけは気温が下がったのか、長袖のYシャツ1枚だとちょっと寒い感じだった。8402歩。
 山口佳紀『伊勢物語を読み解く』(三省堂、2019)を読み終えたが、得るところが大きな本であった。伊勢物語ともなると、多くの注釈書があるわけだが、山口先生は「表現の真意が誤解されてきたのではないかと思われる箇所が少なくない」ことに気づき、その原因が「言語表現そのものの分析が十分でないということ」にあると考えて、国語学者としての知見を駆使して、新たな解釈を提出しておられるのだが、その論に説得力があるのである。私の師である秋山虔先生や鈴木日出男先生のご著書もバッサリやられているが、虚心に耳を傾ければ、その切れ味の鋭さには納得させられるものがあるのである。伊勢の研究者からの有効な応答が楽しみであるが、さて、そのような応答ができる研究者はいるのだろうか。
 国語学の先生がそのお立場から新たな解釈を提出されるといったお仕事の嚆矢としては、何と言っても小松英雄先生が挙げられる。私は小松先生の『みそひと文字の抒情詩』(笠間書院、2012)の大ファンだが、小松先生の新しい読みの提出によって解釈の再考を促されている国文学会(和歌研究者)からは、縄張り意識からだろうか、あるいはヘンなプライド意識が邪魔をするからだろうか、有効な反応がないようである。小松先生も、そのことを学問を深化させるという面から遺憾に感じていらっしゃるようだが、私が思うに、和歌研究者にはそもそも有効に反論する能力がないのではなかろうか。和歌研究者は、主として古注釈の比較・検討をメインに和歌を読み解いており、和歌そのものを成り立たせている日本語の運用方面から読み解く力は、実はどうもあまりなさそうな感じなのである。だから、ヘタに小松先生や山口先生に反論すると、理論的根拠をもって逆襲されそうで、だんまりを決め込んでいるような印象を持つのだが…。こんな名誉毀損にも当たりそうなことを書くのは、和歌研究者に奮起していただきたいからである。ここはヘンなプライドを捨てて学問の深化に組みすべきであろう。そういう研究者の登場に期待したい。

2020.09.23 (水)  曇り

 台風接近中。久しぶりの授業だが、生徒諸君はしっかり受けていた。8639歩。
 大学の方は、学生諸君全員が対面授業に賛成してくれたのだが、一方でオンライン授業が継続されているものもあり、そうすると、家でオンライン授業を受けてから登校しようとしても間に合わなくなってしまう学生が複数いることが判明。また、大学側も完全に対面授業を容認しているわけではないようで、改めて大学に申請することになり、結論はもう少し先になりそうである。ちなみに、学生側の問題は、大学がいくつかの教室をオンライン受講用に用意してくれているようなので、火曜日だけ自宅ではなく、そこで授業を受けてくれれば何とかなるかも知れない。

2020.09.22 (火)  曇り・晴れ

 連休最終日であるが、大学の方は昨日から始まっており、今日は休日授業日ということで、このあと秋学期の最初の授業である。すでに教育実習に行った4年生が抜けて、後期は12名といったところか。オンラインが基本だが、対面授業も認められるようなので、この講座は少人数でもあるし、実習に向けてやはり対面でのやりとりがイイ勉強になるので、このあと学生諸君と相談の上、基本的には対面での授業を展開したいと思っている。さてさて、秋学期はどんな展開になるのやら…。

2020.09.21 (月)  曇り・晴れ

 孫娘たちを連れて昭和記念公園へ出かける。ある程度の混雑は覚悟していたが、予想以上の混雑で、お昼過ぎに着いたら、貸し自転車はすべて出払っているし、子どもの森は完全なる「三密」状態だし…であったが、オープンエアだし、子どもたちどうしだし…ということで、閉園になるまで楽しい時間を過ごす。
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2020.09.20 (日)  曇り

 早起きして今日は1時間ほど草むしり。と、例年だと梅雨に時期にどこからか(実家の縁の下?)姿を現すカエルくんと遭遇。逃げる前に大あわてでカメラを取りに行き、数枚撮影する。今年はどうしちゃったんだろう…と思っていただけに、ホッとする。
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2020.09.19 (土)  曇り

 早起きして、久しぶりに散歩。1時間半も歩いて結構くたびれる。その後、実家の家族とお墓参り。午後からは、来週から始まる大学の後期授業に向けて準備…というのは、講義の内容というよりも、再びのオンライン授業なので、Zoomのアップデートとか、カメラのセッティングとかである。後期は対面でやりたかったのだが…。ちなみに、カメラは SONY のα7RⅢ+SIGMA 45mm を使うのだが、前はOBSというソフトを介さないといけなかったけれど、SONYさんがカメラをウェブカメラとして使うためのソフト(Imaging Edge Webcm)を用意してくれたので、パソコンの負荷が減るだろうと思われ、寒い季節になってパソコンの発熱も少しはおさまるだろうことも手伝って、コマ落ちとか音声が乱れたりするようなことは改善するのではないだろうか。

2020.09.18 (金)  曇り・晴れ

 星陵祭第三日目。とはいっても、私は授業日ではないのでお休み…ということで、もう気づいた方もいらっしゃるだろうが、昨日から6連休中である(笑)。家でビデオを視聴しているが、3年生のあるクラスのダンス映像が素敵である。カメラワークもイイし、メイキング映像があるのもイイし、ルームとしてよい記念になっていると思う。これらのビデオの視聴が、日比谷生と教員しかできないのが残念である。
 携帯電話料金を下げるのはイイことだとは思うが、企業活動に政府が口出しするというのは(携帯だからイイけど)独裁的な感じがしないでない。国民受けすることだけ前面に押し出すだけでなく、ジャパンライフ社長逮捕の件もあることだし、前首相に関わる疑惑の追及もしっかりと取り組んでもらいたいものである…とは言っても、今日の新官房長官の会見映像を見る限り、まったく無理そうである。やれやれ。せめて、記録を残したり、文書管理をしっかりするといった、当然やるべきことでありながら、ここ数年キチンとなされてこなかったことだけは、しっかりやるような組織になってもらいたいものである。

2020.09.17 (木)  曇り・晴れ

 星陵祭第二日目。午前中は3年生が星陵祭班別ブース企画に挑戦、午後からは1年生が校内宝探しとアリーナクイズ…をやったはずだが、私は夏休をもらい、木曜日に授業のない主人とちょっとしたドライブに出かける。バラで有名なガーデンに出かけたのだが、どうせ今ごろはシーズンではないだろうと見くびっていたところ、それなりに咲いているし、人出は少ないしで、のんびり楽しめた。
ガーデンの入口にはキレイな水盤があった)
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英国風ガーデンなので、カフェではフィッシュ&チップスとスコーンを頂きました)
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2020.09.16 (水)  曇り

 星陵祭第一日目。午前中、1年生が体育館アリーナで星陵祭班別ブース企画に参加。小豆リレーやイントロクイズ、フラッシュ計算などに挑戦したらしい。午後からは2年生が校舎内宝探しとアリーナクイズ大会。校舎内宝探し(チーフ会が隠したカードを探す)は、参加した生徒諸君があまりに真剣で、これほど盛り上がるものとは思っていなかった。教室の椅子の裏などに宝カードが貼ってあったりするので、生徒諸君は床に這いつくばって探したりしていて楽しそうだった。ビデオの方も公開が初まり、一般公開できるレベルのものもあるし、明らかに内輪受け狙いながら思わず笑ってしまうものもあって、かなり楽しめた。なお、あと2日間も同じことの繰り返しなので、特に仕事も割り当てられていない私は、使っていない「夏休」を消化することにした。生徒諸君、精一杯楽しんで下さい。私は家でビデオを楽しませていただきます。8626歩。
 ところで、新首相は、国民のために働く内閣を作ると言っていたが、その割に麻生氏や萩生田氏が入閣しているのはどういうことだろう?コロナでも何一つ動いていない副総理や、教育改革(改悪)の本音を語った(まあ、だからよかった面もあるが…笑)文科大臣は更迭だろう。ついでに言えば、党の政務調査会長になった下村氏は、萩生田氏がその杜撰さを責められた教育改革(教育改悪)のそもそもを始めた人物であり、言うことがコロコロ変わる信頼感のまったくない人物である。新鮮味などなくてもよいから、本当に「国民のために働く」人を起用してもらいたいものである。

2020.09.15 (火)  曇り

 昔だったら「敬老の日」である。午前中授業で、午後からは星陵祭の準備。明日は、1年生(午前)と2年生(午後)のイベントがあり、3年生はお休み。明後日、3年生(午前)と再び1年生(午後)、そして、最終日が二度目の2年生(午前)と3年生(午後)のイベントという予定になっている。イベントでは、体育祭もかねて、クラス対抗のゲームやクイズが行われるらしい。そのほか、ビデオで参加するクラスや団体、個人などの発表があって、それは日比谷生だけに期間限定でWEB公開されるということである。いやはや、敬老の身にはついていけないような、オンライン時代の星陵祭である。8667歩。

2020.09.14 (月)  曇り

 今朝、学校に到着すると美味しそうなお菓子とメモが机上にあった。金曜日に北大に行った卒業生が訪ねてきてくれたらしい。勤務日ではなかったので会えず、とても残念。北大にはとても愛着があって、北海道に出かけて時間があると必ずキャンパスを散歩しに行くので、どんな様子か、色々話を聞きたかったなぁ~。お土産、美味しくいただきました。8802歩。
 ところで、インスタに iCloud 経由で投稿していたのに、iPhone のファイルから投稿しようと思っても、インスタのアイコンが反応しなくなってしまって困っていたのだが、色々やっていたら何とか解決。アップデートでもあったのだろうか。
 そんなイライラの時には? YouTube で「 大橋トリオ、Lady 」と検索して聞いてみて下さい。イイざんすよ~。

2020.09.13 (日)  曇り

 今日のニュースの一番は、大坂なおみ選手だろう。朝の途中経過の報告で、第一セットが1-6と聞いた時には、これはヤバいのでは…と思ってしまったが、なんと逆転で勝利というのだから、本当に強くなったということだろう。黒人問題に関するメッセージを自ら発し、プレーヤーとしての結果もきっちり出したことは本当に立派で、そういう人が「from Japan」であることが、何となくうれしい気持ちであるなぁ。
 昨日は、主人の友人の家に招待されて遊びに。家族以外と食事(飲み会)をするのも本当に久しぶりだし、その友人は愛犬家で、今はチワワのルビくん6歳とアモさん6歳と暮らしているので、犬好きな我々としては大いに楽しい時間を過ごしたのであった。おかげでちょっと飲み過ぎ。
A7409232.jpg(ルビくん)
A7409181.jpg(アモさん)

2020.09.11 (金)  晴れ

 大坂なおみ選手がいよいよ決勝進出ということで、用意しておいた7枚の抗議マスクを全部披露できるようになったわけであり、本当に立派である。精神的にも成長したようで、本当に強い選手になったなぁという感じ。
 新型コロナの影響で何が変化したかといえば、我が家の場合は勉強部屋を夫婦別々にしたことである。私が高校・大学ともオンライン授業をしなければならなくなったため、独立して今は物置部屋となっていた息子の部屋をちょっと片付けてから、自分の机・椅子とパソコンを持ち込んで「放送室」にしたのが初まりであるが、その後、エアコンをつけたことをきっかけに、照明もLEDに換え、必要な書籍を入れるためのカラーボックスなども新調して、結局自分専用の勉強部屋にしてしまったのである(大学は、後期もオンライン授業なので…)。今までは夫婦共同の勉強部屋で過ごす時間が多く、それなりに気を使ったりする部分もあったのだが(本当です)、一人になると、勉強や作業の際に好きなBGMを流したりすることができるし、全く気まま・気楽でよい。主人の方も、勉強の合間にミシンをかけたりすることができるようになり(私の机がおいてあったスペースを「家庭科クラブ」?のスペースにしたのである)、照明やエアコン代が倍になってしまうとはいうものの、なかなか快適な生活スペースを手に入れたといったところか。テレワークの普及で、郊外や地方に移住する人も増えているようだが、これは「家庭内移住」?(笑)。

2020.09.10 (木)  晴れ

 最近ニュースを騒がせている「ドコモ口座」であるが、どうしても「どこもろ座」と読めてしまって、いったいどこの劇団のニュースだろうとか思っていたら大違いであった。ドコモは、以前にも似たような事故をおこしていたような気がするが、セキュリティに関する認識が甘いのでは。今までだらしなかった野党は、エダマメが支えることになったようである。何とかがんばってもらいたいものであるなぁ。7349歩。

2020.09.09 (水)  晴れ

 「暑い」の一言。近くまでやって来た卒業生が顔を出してくる。コロナの影響で卒業生もなかなか来られない状態が続いているので、久しぶりに卒業生の顔を見てうれしかった。大学の方も、オンライン授業中心だが、一部対面の授業も始まるとのこと。しっかり学生生活をエンジョイしてもらいたいものだ。8757歩。
 今日の朝日新聞に「「つくづく窮屈に」嘆く教員~安倍政権で何が変わった~」という記事が出ていて興味深く読んだ。主として小学校・中学校の内容だったのでここでは採り上げないが、それにつけても「義務教育」の現場は大変だなと思う。高校は、それほど教科書に縛られないし、全国学力調査もないし、教科「道徳」もないしで、まだまだ(小学校・中学校に比べれば…)自由な部分が多い。
 ところで、自民党総裁に立候補した3名の記者会見の様子が報道されているが、それを見ると、(編集されているのかも知れないが)どうも管氏は他のお二方に比べ、発信力という面で見劣りする部分が多い印象である。官房長官としては優秀でも、リーダーとなって、内輪の世界でない人々を引っ張っていくようなアウラが彼にはないのではないか。時間をかけ、地方票もいれた正式な総裁選をやったら、最下位になるに違いない。

2020.09.08 (火)  晴れ・曇り

 今日は何となく授業がうまく行かなかった。パソコンの画面をプロジェクターで黒板に映しながらやっているのだが、その映す画面の字が小さすぎて、うまく活用できなかったことが原因の一つ。大きな文字の画面も用意しておいたのだが、それがうまくダウンロードできていなかったのである。準備不足で反省…。9724歩。

2020.09.07 (月)  雨~晴れ

 前期期末考査第4日目。3年生の古典の採点を終える。例年、夏休み明けの前期期末考査の結果は思わしくないのだが、今年はオンライン授業の範囲を出題した中間考査が低調だったせいか、平均的が5点くらい上がっていて、頑張った印象。休みが短かったことと、セリフを暗記したり、照明・BGMのタイミングを暗記したりしないで済んだこと(笑)もプラスに働いているのかも知れない。ちなみに、夏休み中の「オープン」や「実戦」の成績も例年以上の出来だそうで、まじめに取り組んだ諸君にとっては、早くからオンラインを完全実施したりした成果が出ているのかも。T大を受験するようなレベルの生徒諸君は、自宅での学習もしっかりこなし、ピンチをチャンスに変えたのであろう。それが来春の結果につながるとイイのだが。8702歩。

2020.09.06 (日)  雨~晴れ

 早起きしたら雨だったので、散歩は止めて朝ヨガ。その後は、晴れたと思ったら急に土砂降りになり、それもまたアッという間に通り過ぎて晴れてくる…といったことが繰り返される一日だった、九州地方はどうなんだろう。大きな被害にならないとよいが。
 100年前スペイン風邪が流行した際、一家で感染した与謝野晶子が、政府の対策の甘さを鋭く突いた評論を発表し、それが現代の人々にも共感をよんでいるという記事があった。へぇ~。私は与謝野晶子の歌の中では、夫を追って渡欧した33歳の時に詠んだ歌、「ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟」が好きである。ちなみに「雛罌粟=ひなげし」は、「コクリコ」と読みます。

2020.09.05 (土)  晴れ

 早起きして、閉園したとしまえん方面に散歩に出かける。風が少しあって涼しかった。
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 自粛いらい、初めて夫婦で外食。行ったのはサイゼリア(笑)。というのも、お昼に石ちゃんが食べ歩きをするテレビ番組があるのだが、今日の放送で石ちゃんと目黒のミシュラン一つ星イタリアンのシェフが、いかにサイゼリアが安くて美味しいかを力説?していたからである(…って、こういうのが眉唾であるのは分かっているのだが…)。確かに1杯100円のグラスワインなどリーズナブルだし、値段を考えると充分に「美味しゅうございました」だが、ただ、力説されるほどのものかなぁ…というのが正直なところ(当たり前ですな)。夕食だと、二人で3人分とって量的には丁度良いくらい。子ども連れのお客様方を見ていると、3人を連れたご家族の割合が有意に多くて、やっぱり…という感じだった。一人でランチ食べる時などは利用してもイイかも。

2020.09.04 (金)  晴れ

 前期期末考査第3日目。今日は授業日ではないので、家で過ごす。主人も休みだったので、早起きして阿佐ヶ谷にでも散歩に出かける予定だったが、玄関を出た途端、バーベナの荒れ具合が気になって、結局散歩ではなくて草むしりをすることに。それにしても今年は暑さのせいか、今まで夏越し出来ていたラベンダーがすっかり枯れてしまってガッカリである。その後、エアコンかけて Prime で「Yesterday」と「インセプション」を見て過ごす。
 ところで、Facebookのアカウントが乗っ取られてしまったらしく、多くの方々にヘンなメールが届いてしまったようである。とりあえずお詫びの連絡をしたが、ネット社会だと色々なことに巻き込まれてしまうのであるなぁ…。ご迷惑をおかけした皆さま、どうもスミマセン。また、ご心配をおかけした皆さま、パスワードの変更などを済ませましたので、ご安心を。

2020.09.03 (木)  曇り・晴れ 途中スコール

 前期期末考査第2日目。3年生の古典の答案が出る。まあまあかなぁ~。11671歩。
 ところで今日 Fujifilm から、XF50mm F1.0 発売のニュースが届いた! 都立高校クラスターといったニュースもあったが、私はコッチですな(笑)。ニコンは 58mm F0.95 を出すが、百万円超えているし、その割にMFだしで、まったく興味が湧かないが、こちらは、20万円でAFである。AFですよ! ヘタな人がとっても、構図だけ気にしていれば、あとはカメラが何とかしてくれるのである。う~ん、APS-Cであることを割り引いても、多分買うなぁ~。ここのところ、コロナのせいで、写欲が減退していたのだが、なんか元気になれる感じである。

2020.09.02 (水)  曇り・雨

 前期期末考査第1日目。明日の考査を完成させる。
 コロナ利権などで何かと黒いウワサのあるパソナが、本部機能の一部を東京から淡路島に移すのだそうだ。記事には、青い空が広がる「淡路夢舞台」の写真が添えられていて、こんなところで働きたいなぁ…みたいな印象を持つ。コロナ禍のなか、逆にテレワークが可能であることが分かり、「ワーケーション」などという言葉も生まれたりしているが、テレワークを生かしつつイイ環境を求めて地方に移住しても、生活インフラや医療体制などが実は心配なのではないかという気がするがどうなのだろう。若い人はイイだろうが、我々年寄りには、どこにでも出かけられる交通網がしっかりしていたり(買い物がしやすかったり)、何かあっても(天災とか)すぐにインフラが復旧しそうな期待がもてたり、病気の時にすぐに駆け込める病院があったりすることが大事なのであって、いくら自然環境に恵まれいて、ネットを活用すれば生活でいるといっても、自家用車がなければ不便だったり、すぐご近所に人がいなかったり、大きな病院まで何時間もかかるようだったりするなら、逆に生活レベルが下がってしまうことになるのではないだろうか。そう考えるとなかなか都会というのは住みやすいところのような気がするのである。テレビで50台後半の夫婦が、テレワークを機に、都内のマンションから那須の別荘地に移住するみたいなことをやっていたが、今後は小さな都市そのものが消滅するような事態も想定されており、そう簡単に環境を変えてイイものか、なかなか難しい判断のような気がする。8443歩。

2020.09.01 (火)  曇り

 風が涼しい一日。勉強のやる気も出る感じがするから不思議である。こうしてだんだん「学問の秋」になるのだなぁ~…と言いたいところだが、私は残念ながらの頭痛日で、目も疲れる感じであまり本も読めず、さらに首が痛い感じで、作業もあまり進まない一日であった。やれやれ…。7987歩。
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