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2024.10.31 (木) 晴れ
 今日は秋晴れ! 2年生の授業担当者が、授業中にこっそりワールドシリーズを見ていた生徒からスマホを取り上げたと言っていたが、昔は日本シリーズだったのに、今はワールドシリーズであるなぁ(笑)。しかし、3年生はまったくそんなこともなく、昨日のクラス同様、非常に熱心かつ集中して授業に取り組んでいた。9886歩。

2024.10.30 (水) 雨のち晴れ
 今日の午後はよく晴れて「秋晴れ」と言いたいところだが、それにしてはちょっと暑かったか。3年生は、集中力が高まってきた感じで、授業にも熱心に取り組んでいる。どんどん力を伸ばしてほしいものだ。8235歩。
 選挙が終わり、政界は色々な動きがあるようだ。例えば、少数ながらキャスティングボートを握る立場になりつつある党の党首が、「ポストなどには意欲はない、自分たちの政策がどれだけ実現できるかが大切」などと発言しているようだが、必ずしもあなたの党の政策が評価されて議員が増えたのではなく、与党への批判の結果、たまたまキャスティングボート的立場に立っているのだということを、謙虚に認識してほしいものである。そうすれば、やらねばならないことが、つまり、国民がこの選挙で示した「やってほしいこと」が、見えてくるはずである。賢明な判断を望みたい…が、できるのだろうか(いや、できないだろう…反語・泣)。

2024.10.29 (火) 曇り・雨
 今日は寒かった~。夜の教育法は、『伊勢物語』芥川の教材研究レポート。新しい教科書では色々なところにQRコードが掲載されていて、そこからNHKなどの教育用画像資料が見られたりするように工夫されているし、今日の芥川でいえば、江戸時代のパロディ作品や舞台芸術との関連、絵巻物との比較といったヒントがコラム形式で示唆されている。レポート班は、それに気づいていながら充分に活用する準備が出来ていなかったが、フロアから様々なアイデアが提出されて面白かった。品詞分解→現代語訳だけの授業ではなく、現代語訳(それも作家もものなど)をうまく活用することを基本に、いかに視野を広げた授業が構想できるかということが、これからの古典教育の担い手には求められているのである。11282歩。

2024.10.28 (月) 雨・曇り
 お昼のワイドショーで、選挙戦序盤は与党が優勢だったが、だんだん野党が拮抗するようになっていった。しかし、野党にも今一つ決め手がない状況で、どうなるか分からない状況だったが、終盤のあの2000万円の話(赤旗のスクープ)がきっかけで、一気に野党有利な展開となったという分析が示されていた。ちなみに、某新聞の論説委員は「自民党のオウンゴール」と言っていたが、なかなか上手い。2000万円の責任は、直接的には森山幹事長にあるが、幹事長が辞任すると首相にも火の粉がかかりそうだというので、トカゲのシッポ(小泉)を切って、二人は続投ということらしい。石破さんは総裁選で、「刷新感ではなく刷新」と言っていて、その面では偉いと思っていたのだが、いざ首相になってみると、党内にばかり視線が向いているようで、裏切られた感が強く、それがズバリ今回の結果になったということだろう。

2024.10.27 (日) 曇り
 さて、皆さん、選挙の権利を行使したのであろうか? しかし、午後8時過ぎからは、NHKは当然として、民放もすべて選挙特集である。一部の放送局しか入らない地域があったりするからだろうか。しかし、それにしてもNHKが入るのだから、全ての民放局が特集する意味が分からない。「人の不幸は蜜の味」で、日本人は落選した人の様子を見るのが好きだからだろうという皮肉な意見を述べる人もいるが、選挙前に公約などの報道を充分にせずに、あとになってから大々的に選挙を特集するマスコミは如何なものか。

2024.10.26 (土) 曇り
 簡単な庭いじりをしたり、買い物にいったり、昨日の続きの読書をしたりと、のんびり過ごす。

2024.10.25 (金) 曇り
 今、塩田武士『存在のすべてを』(朝日新聞出版、2023)を図書室から借りて読んでいるのだが、実はこれは Audible で聞き終えた作品なのである。この作品、「本の雑誌」で第1位に輝いている(本屋大賞は第3位)こともあり、確かに聞いても面白かったのだが、ちゃんと聞き取れなかったところもあるし、ちょうど図書室にも入ったので、きちんと読んでみようと思って借りたのである。やはり読み返してみると面白いし、同時に、信州の道をドライブしながら聞いたこともあり、「ここを聞いたのは、あの場所だったなぁ」みたいな感じにドライブの時の思い出が蘇ってくる楽しみも加わって、なかなかうれしい読書体験である。ちなみに、Audible は、ドライブの際(特に高速を運転している時)に聞こうと思って加入しているので、まあ良かったかなぁといった感じ。

2024.10.24 (木) 晴れ・曇り
 今日の朝日DIGITALに、社会学者の上野千鶴子先生(ベストセラー「おひとりさまの老後」の著者)が、「独居が半数弱の近未来 みとりは必須ですか?」というタイトルでお考えを述べられている。考えさせられたり、参考になったりする部分がいくつもあるのだが、4箇所だけ引用。

 子どもが老親と同居しないことは親不孝だと思われてきました。同居しないと子どもは責められ、同居を断る親は自分勝手だと世間から言われた。しかし、世帯分離する方が親と子どちらにとっても楽だということが経験的にわかってきたからです。ただし、貧困と孤立がなければ、ですが。
     〇
 貧困と孤立に対処するには、定年制を廃止して高齢者も働けるようにすればよいでしょう。若者が減り、今では女性の労働力化はほとんど限界まできている。残っているのは高齢者ですから、働ける人はどんどん働けば、人ともつながります。定年制はエイジズム、年齢差別ですから。
     〇
 子どもが親の臨終に立ち会いたいという思いこみを、私は『看取り立ち会いコンプレックス』と呼んでいます。死にゆく人が望んでいるとは限らないでしょうし、死に目に遭えなくてもいいのではないかと思います。本人も家族も覚悟を決めたらいいんです。後で悔やむくらいなら、もっと早く別れと感謝を伝えておけばいいでしょう
     〇
 自助といえば、金で買うサービスです。金がないのを補ってくれるのは人間関係ですが、お金では人間関係を買えません。どうやって他人に助けを求めるか、そのためには自分の弱みを人に見せなければなりません。友達がいない親は、友達の作り方を子どもに教えられないでしょう。『人に迷惑をかけない大人になれ』という教育方針は完全に間違っています。『人に上手に迷惑をかけるスキルを学べ』と育てた方が、はるかにその子の生存確率を高めます

 さすが上野先生である。ここには引用していないが、お考えの根底にはきちんとしたデータがあり(記事では示されている)、そこから冷徹?にご判断を下しているわけである。今のところ「独居」ではないし、子どもや孫もいるわけだが、今後どう暮らしていくのか、考えるヒントにしたい論であった。7183歩。

2024.10.23 (水) 曇り・雨
 昨日も体調が今一つだったが、今日は今日で朝から頭痛日。まあ、季節の変わり目(…というには遅すぎる気もするが…)だけあって、やはり変調を来しているといったところか。授業が終わったあとはサッサと帰宅して、ゆっくり過ごす。6915歩。

2024.10.22 (火) 晴れ
 朝早く出勤しているせいか、昼との寒暖差で体調が今一つ。東大推薦入試の志願書を添削しながらもウトウト…(ちゃんと添削しました・笑)。放課後、1年生は日本の伝統芸能鑑賞教室だそうで、東京芸大教授(日比谷の卒業生)の方による箏曲演奏の鑑賞会。夜の教育法は、田宮虎彦『沖縄の手記から』の教材研究。はじめて扱う教材だが、担当グループのレポートが対比関係に注目して読むことを示唆するもので、私も刺激を受ける面白い内容だった。10888歩。

2024.10.21 (月) 晴れ
 早朝、用事があって白金・三田のあたりを早朝ドライブ。皇居の周りを通って帰宅後、四季の香りローズガーデンのオータムフェアを見に出かける。酷暑だったせいか、秋バラは今一つ。午後は、今週の授業や講義の準備。夕方、半年ごとの視野検査。異常なし。

2024.10.20 (日) 晴れ・曇り
 例年、10月の初めに行う衣更え(タンスの中身の入れ替え)を、やっと今日行う。
 元本保証の郵便貯金を、元本保証のない「新NISA」に誘導する、そして今の株式市場のバブルが崩壊した時、儲けるのは誰なのか……。アメリカのために構造改革を行った小泉・竹中氏のインチキを、森永卓郎さんが『書いてはいけない』(三五館シンシャ、2024)でズバリ指摘していて面白い。そのきっかけにもなったという日本航空機123便墜落事故のくだりも、読者がどう評価するかは別として、一読の価値があると思う。特薦。

2024.10.19 (土) 曇り
 息子一家と一緒に、川越に住む娘の実家のご両親とも合流して、川越祭を楽しむ予定だったが、昨日、私が動画の勉強をしている間に家族に怪我人が出てしまい、欠席することに。食べ(飲み?)歩きが楽しみだったので、残念だが仕方ない。
 ところで、昨日の講座は目黒で行われたのだが、昔、目黒には都立教育研究所というのがあって、若かりし日には研修などでよく出かけたこともあり、駅前などが(ずいぶん変わってしまっているとはいえ)懐かしかった。ただ、その研究所も今はなく、グーグルマップで調べてみたら、警視庁の施設になっているようだった。諸行無常。

2024.10.18 (金) 雨・曇り
 富士フイルム House of Photography in Metaverse 主催の、「さぁ、動画をはじめよう!」という講座に出席。初心者向けの動画撮影術教室で、カメラの設定や上手な撮影の仕方、動画編集のポイントなどを、1回150分、全4回で手ほどきしてくれるものである。今日が初回で、動画の魅力と難しさ、記録と表現の違いなどを座学で学んだあと、記録風と表現風の簡単な動画を撮影するといった課題に取り組んだ。参加者は6名(60代4名、40代2名)と小人数なので、すぐに打ち解けた雰囲気となり楽しかった。
(↓講師の牧一世先生 「 サイトはこちら 」)

2024.10.17 (木) 曇り・晴れ
 朝、筑波大医学部推薦入学希望者2名の志願書類添削。授業は、葵巻の、葵の上出産の場面。「光る君へ」の彰子出産の場面と重なる部分で、ぜひNHKプラスで見ておくようにアドバイス。六条御息所の物の怪が出現したことに気づいている女房たちと、気づいていない葵の上の両親の違いが、敬語に注目することで読み取ることができる面白い場面で、そのことに発問を重ねて気づかせると、生徒たちも大きく頷いていて、なかなか手ごたえのある授業ができた気がするなぁ(自画ジーサン・笑)。7656歩。

2024.10.16 (水) 曇り
 家の庭のキンモクセイがイイ香りを漂わせてくれているが、星陵像横のキンモクセイもイイ感じになっている。家から最寄り駅までの道沿いや、永田町の参議院議長公邸付近でもイイ香りがしていて、通勤が楽しみである。ところで、今、紫金山・アトラス彗星が、午後6時頃の西の空に見えるとのことで、昨日明治のリバティータワーから探してみたのだが、都内は高い建物が多く、うまく見つけられなかった。代わりに、今(17:56)、YouTubeで北海道なよろ市立天文台のライブカメラ中継をやっているので見てみたが、とてもキレイである。ご興味のある方は、20日くらいまでの間の6時頃に検索して見てみて下さい。7738歩。

2024.10.15 (火) 晴れ
 衆議院選が今日公示になったが、歴史社会学者の小熊英二先生が次のように述べている。(朝日DIGITAL、20241012)

 「よき統治」とは各人の尊厳を保障することである。それは政府の政策によって、ある程度まで実現可能である。そして政府の政策は政治の判断で決定され、政治の判断は有権者の意志で決定される。そのことを再確認し、想像力と知恵をめぐらせ、有権者が未来への自信を持つことが求められている。それなしには、各人の幸福も、「よき統治」もありえない。

 小熊先生は、「 非正規雇用の地位が低いことが、女性の地位や高齢者の境遇、さらには人間の尊厳に関わる問題を引き起こしている。なぜそういう問題が生じたか。正規雇用が減ったからではない。実は統計上の正規雇用の数は1980年代とあまり違わない。大きく減ったのは自営業で働く人(自営業主と家族従業者)で、それと入れ替わるように非正規雇用が増えている。」と現状を分析した上で、この状態を簡単に解決する方法はないが、基本的な方向性としては、先ず最低賃金の引き上げが必須であり、その上で、「 人間にしかできない仕事」の典型は判断と感情に関わる仕事である。判断は経営者や管理・専門職にあたるので、量的には多くの雇用を期待できない。だが感情はケア労働、つまり保育・教育・介護・医療などにあたり、量的にも雇用増を期待できる。とくに福祉(介護)はここ10年の日本でもっとも正規雇用が増え、今や地方圏の主要産業の一つでもある。」とし、「 医療・福祉は政府の決定で高賃金にでき、雇用を増やせる産業でもある。実際に北欧諸国は政府が福祉部門の雇用を増やすことで失業問題と女性の地位向上に対処した歴史がある。」と指摘する。そう、「政府の決定で高賃金にでき」るのである。衆院選での有権者の賢明な判断が求められているといえよう。
 夜の教育法は『山月記』の教材研究レポート。最初のせいか、不十分なところが目立つ結果となってしまったが、逆に、発表グループも含め、教材研究のキモがどこなのかを理解してもらう上ではよかったのかも知れない。再度レジュメ作成に挑みたいと自分たちから言い出したので、その成果に期待したい。12421歩。

2024.10.14 (月) 晴れ
 体育の日だが、日比谷は授業公開日ということで普通に月曜授業。私は月曜日に授業がないので影響?なし。オトーサンとオカーサンが出勤ということで、一番下の孫を預かり、昨日の誕生日にプレゼントにした「レジンのアクセサリーキット」を使って、(バービーが一緒に)アクセサリーを作って遊ぶ。結構ステキなモノが出来たのに、写真を撮るのを忘れてしまって残念。

2024.10.13 (日) 晴れ
 午前中、友人とテニス。30分ばかり早めにあがって、午後からは3番目の孫の誕生日会。お昼ご飯は、「ウナギのひつまぶし」か「しゃぶしゃぶ食べ放題」で選ばせたところ、小学3年生は前者を選んでくれて、個人的にはラッキー(笑)。上の二人は6月生まれなのだが、今年は全員の予定が合わず、6月に集まれなかったので、今日は特別に二人用にケーキも用意する。
(↓9歳になりました)
(↓手前から、シャインマスカットのケーキ、アリエルのケーキ(リンゴ味)、チョコケーキ)

2024.10.12 (土) 晴れ
 二番目(6年生)と三番目(3年生)の孫たちの運動会。中2の一番上も、今日の部活(バスケ部)が午後からということで、一緒に応援。天気もよく(むしろよすぎる?)、元気に校庭を走り回っていた。
(↓すっかりお姉さんになったなぁ)
(↓小学校最後の運動会)

2024.10.11 (金) 晴れ
 午前中、久しぶり(13日ぶりだそうだ)の晴れということで、気になっていた庭のお手入れ。伸びすぎの芝を刈ったり、鉢が小さすぎて可哀想だった菊を植え替えたり、猛暑でやられてしまった花たちの後始末をしたり、もうすぐ部屋に入れるベンジャミンを剪定したり…。なかなか有意義であった。午後からは、のんびり部屋で過ごす。YouTubeで偶然 Stylistics を見つけて、久しぶりに「You Make Me Feel Brand New」とか「Let Put it All Together」とか「You Are Everything」とか「Can't Give You Anything」とか連続して聞いて、懐かしかった~。
  日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞、おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。そして、新しい世代による活動がさらに加速することを期待しております。
(↓厳しい状況の中でも、少しずつ花は開き、いつか…)

2024.10.10  (木) 曇り・晴れ
  ノーベル賞の発表が続いているが、今年のノーベル化学賞は、前日の物理学賞に続き、人工知能(AI)にかかわる研究に贈られることが決まり、そのことを受けて、分子生物学者の福岡伸一先生が「生物学の研究は、古くはネズミなどの実験動物を使って現象を解明する「イン・ビボ」(生体内)、次に細胞など生物の一部を取り出して生命現象を再現する「イン・ビトロ」(試験管内)になりました。今回の受賞対象の研究をみると、それがAIを使って研究する「イン・シリコ」(コンピューター内)の時代が来たんだなと感じます。」と感想を述べていらっしゃる(朝日DIGITAL、20241010)。その上で先生は、「AIは多くの場面で『最適な解』を導き出すが、それがいつも真実とは限らない。人間による検証が必要なことは今後も変わらない」とまとめられていた。なるほど。受賞した方が、ゲームオタクだったという話も含め、面白い記事なので、興味のある方はどうぞ。
(https://digital.asahi.com/articles/ASSB94CR4SB9ULBH00ZM.html?iref=comtop_7_03)

2024.10.09 (水) 雨
 昨日はボタンダウンの上にカーティガンを羽織って出かけたが、今日はその上にさらにジャケットを着てちょうどイイくらい。帰宅した後は、トレーナーを引っ張り出し、読書の際には膝掛けを使わないと足もとが寒いくらいであった。「暑い」から急に「寒い」に変化して、「丁度イイ」がすっ飛ばされてしまった感じ。
 今日は、東大の推薦の出願書類の添削を頼まれる。これって(分掌にも何も属さない)時間講師の仕事なのだろうか…と思うが、忙しそうな専任の仕事を知る身ではあるし、何より真剣で真面目そうな眼差しで頼まれたりすると、断れないのが教員というものなのである(笑)。7343歩。

2024.10.08 (火) 雨
 昨日とはうって変わって寒い一日。後期最初の授業ということで、3年生諸君にちょっとハッパをかける。医学部の推薦出願が始まる時期となり、早速2名の生徒から出願書類の添削を依頼される。8742歩。

2024.10.07 (月) 曇り・晴れ
 夏に戻った感じの一日。午前中、近所をのんびり散歩。午後からまじめに読書(彬子女王『赤と青のガウン』PHP文庫、2024)。非公認、重複立候補禁止、当然である。
 新しい学習指導要領の検討が始まることを前に、研究者たちが、今の学習指導要領の問題点や課題に関するシンポジウムを開いたそうだ。その中で、研究者の一人が「古文や漢文よりICTだというが、生活の必要性がある分野しか興味をもてないのはまずい」と発言したとのことで、もちろん全く賛成である(話は飛ぶが、大学での教養教育の軽視なども、まったく同じ文脈の中で考えられるだろう)。例えば、ネットで本を買う場合にしても、ネットでYouTubeなどを視聴する場合にしても、結局は自分の興味という狭い範囲にしか目がいかなくなってしまう。例えば、書店に行けば様々な本に出会えるし、例えば、紙の新聞を読めば様々な話題に触れられるのに、こういう経験がどんどん縮小してしまっているのが、現代日本社会(あるいは、いわゆる先進国)の現状であろう。それなのに、教育の世界全体が「生活の必要性がある分野しか」重視しないとしたら、ちょっと危険なことなのではないかと感じざるを得ないが、どうだろう。要はバランス感覚だとは思うけれど…。

2024.10.06 (日) 曇り
 サブスクで Photoshop を使っているので、Adobeクリエイティブカレッジ「初級Photoshopコース」に参加してみたが(無料)、役立ったかというと、正直「そうでもない」といった感じ。私としては、写真加工関係の技術を学びたかったのだが、写真を活用したデザイン系の話に重点がある感じで、ちょっと自分のニーズとは違っていたかなというところである。この講座は卒業したのだが、その後、自由に取り組めるドリルが用意されていて、今日は空き時間に取り組んでみた。その結果が下の画像だが、ドリルの素材として白い皿の画像をダウンロードして、それ以外の格子柄のテーブルクロスやワイン、カトラリー、ケチャップで書いた文字、仔牛のローストなどは私が作成した…というか、AIによる「生成ぬりつぶし」という機能を活用して出現させた(笑)のである。ナイフの向きや刃の辺りなど、ヘンな部分もあるが、短時間(実動30分くらい)でこういうものが素人にも作れてしまうのである。いやはやAIの世の中である。(画像の著作権は問題なしとのこと)
(ダウンロードした素材)
(テーブルクロス→料理→文字→カトラリー→ワインの順でAIに生成させたらこうなった)

2024.10.05 (土) 雨
 雨の中、買い物がてら散歩に出かける。昔(…私が高校生だった頃から私の息子が高校生になるくらいまで)お世話になっていた内科の開業医の先生がいらして、ちょっと遠いこともあり(歩くと30分くらいかかってしまうのでクルマが必要)、ここ数年はまったく訪ねていなかったので、その医院の様子を見に行ったのだが、なんと更地になってしまっていた(泣)。ちょっとコワい先生なのだが、行くとほぼ必ず注射してもらえるし(…いっとき、風邪くらいだと、なかなか注射してもらえないことが多くありませんでしたか?)、奥さまが薬剤師で、その場で薬も調合してもらえることも便利だったのである。もうかなりの高齢であられるはずなので、もしかしたら…といった感じで、残念である。

2024.10.04 (金) 雨・晴れ
 朝のNHK連続テレビ小説はず~っと見ていて、「虎に翼」はとても面白かったが、それだけに新しく始まった「おむすび」が、あまりにベタなホームドラマ的展開(セリフも含め)なので、まあ重い話の後の軽い話ということもあるらしいけれど(ハコヅメの脚本家さんだそうです…)、ちょっと我慢して見ている感じである。でも、我慢して見ていると、段々見慣れてくるもので、今日の展開などはナカナカ良かったなぁ~みたいな感じである(…ハシカンに甘いのである…笑)。それと、個人的に博多弁が好きかもといった感じ。「お金ためよる」もイイし、「食べり」も良かった~~。まあ、今後が楽しみということにしておこう。ムスビン、ガンバレ!

2024.10.03 (木) 曇り・雨
 実力テスト2日目。私は授業がないので今日もお休み。実は、一昨日からノドの調子が悪かったのだが、昨日はせっかくの天気なので無理して出かけたところ、夜になってからセキが出るようになってしまい、今日は市販薬を飲んで、石破内閣やイスラエルなどに関する報道を読みながら(絶望しながら…)家で静かに過ごしす。まだ多少違和感はあるが、だいぶ改善。

2024.10.02 (水) 晴れ
 始業式+実力テスト。私は授業がないので、いつも通りに起きて、埼玉県日高市の巾着田にヒガンバナの撮影に出かける(成果?は「 こちら」から)。天気もイイし、花も見頃で楽しかったが、朝7時前に到着して、9時過ぎには退散。昔だったら4~5時間は頑張れたと思うが、寄る年波と暑さには勝てそうにないなぁ~。
(↓巾着田入口付近)
(↓高麗川のほとりの道ばたにて)
★「gallery 2024  」に「 Various Reds  」を掲載しました。

2024.10.01 (火) 曇り
 東京工業大学+東京医科歯科大学=東京科学大学。本日誕生。
 午前中、床屋や行ったり買い物に出かけたり。午後からは、講義の準備を確かめてから早めに家を出て、大学の図書館で本を読んだりして過ごす。

October 
日比谷の日々

 
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