dec.family-diary

　放課後、バスケ部の卒業アルバム写真撮影。明日から７月とはいうものの、卒業はまだまだ先だと思っているうちに、着実に一歩一歩ずつ近づいているのである。
　夜、明大の食堂で食事をしていたら、去年の学生に「実習に行ってきました～♪」と声をかけられる。大変だったし、銀行の内定ももらっているが、実習に行ってみて、やはり東京都の教採を受けることにしたそうだ。受かったら迷うのだろうか？それとも、やっぱり銀行だろうか？

　昼、国語科の卒業アルバム写真撮影。
　帰りがけ、西武のモンブランショップで、「SEASON'S GREETINGS SCENTED INK」の「WHITE FOREST」を購入。「SAKURA」がいい香りだったことと、モンブランでは製造中止になってしまった緑系のインクであることに期待して購入したのだが、色はイイとして、香りが「サンポール」であった…。ちょっとガッカリ。

　夜、テレビ朝日で、三鷹高校の校長の話をやっていた。都教委のあり方は別として、生徒の視点から校長像（虚像）を作りあげる、しかも、恣意的編集を前提としたテレビの手法には疑問を呈しておきたい。残念ながら、生徒は校長の正しい評価者にはなり得ないのではないか。

　バスケ部の練習で学校へ。３年生が引退して新チームになったが、２年生の人数が多い上に、個性的な？１年生の新入部員もたくさんいて、なかなか活気のあるイイ雰囲気。ただし、相変わらずシュートミスとパスミスが多いのは、何とかしなければならない課題である。

　補習。さすが３年生だけあって、４回目でも人数が減らない…どころか、増加しているから立派である。
　ちなみに、あれだけ世間を騒がせているマイケルに対する思い入れは、今の生徒たちにはあまりないようである。「私が大学生だったころは、みんながキャンパスをムーンウォークで移動していたものだ…」と遠い目で言ってみたが、そもそもムーンウォークを知らない者が多いようで、ちっとも受けなかった。残念。

　前任校でのご縁で、今年から国語科の講師をお願いしているI先生は、別の高校（私立）でも講師をなさっているのだが、そこに、今年から日比谷の卒業生が同じく講師で来ているということなので話を伺ってみると、何と元女子バスケ部のコーチであることが判明。昨日、さっそく都合をつけて、私＋I先生＋元コーチの３人で、練馬の蕎麦屋”176”で飲む。おいしい酒＋肴のせいで、またまた飲み過ぎる。
　今日は、その元コーチが日比谷に登場。国語科では、持ってきてくれたお土産のお菓子をめぐって争奪戦が勃発する。ただし、活躍した＝騒いだのは、いつもの１名ではある。彼の授業を受けていた元コーチもあきれ顔。やれやれ…。

　引き続き蒸し暑い一日。
　放課後、保護者主催の「担任団と語る会」。夏休みの過ごし方や、模試の効果的な活用法などについて、保護者の皆さまの質問に答える形で進める。いつも通り、一部担任の話の長いのが玉に瑕（笑）である。
　その後、クラス懇談会。大きなモニターのある生物室を借りて、２年生の保護者の方が大急ぎで編集してくださった合唱祭のビデオ鑑賞会を行う。がんばった生徒たちの姿がよみがえる。

　今日も暑いし、蒸し蒸しするしで、授業の雰囲気は今一つ。ただ、途中からクーラーの試運転！ということで、多少涼しくなる。
　昨日から月曜日の放課後補習も始めたのだが、土曜講習の準備が古文と現代文で２つ、月曜日が東大の入試研究で１つと、合計３つの予習が増えたわけで、かなり厳しいが、とりあえず夏休みまでがんばろう。

　蒸し暑い一日。クーラーはまだ入らない。
　合唱祭の採点が発表になっていたが、我がクラスと２位の差は４点。僅差かと思いきや、去年の差は２点とのことで、４点なら圧勝？だそうである。プロが見ると、確かに差があったということだろうか。

　父の日。夜、息子夫婦が訪ねてくれる。

　色々な文房具をプレゼントしてくれました。（ブックオープナーと、ネズミの尻尾の栞と、猫のペンスタンド）

　昨夜は担任団で合唱祭の反省会。みんな34Rで頑張っていた生徒のことを知っているので、心から祝ってくれる。
　今日は補習。休む者もほとんどおらず、熱心に取り組む。夕方、部活だった主人と合流して父のお見舞いに。東大病院の15階には、何と精養軒が入っていて、窓越しに不忍の池の端にある精養軒（本店）を眺めながら夕食。

　合唱祭、優勝!!　

　脳死に関する法案が衆院を通過した。現行法よりも分かりやすくなる気がするが、分かりやすいからイイというものでもない。心臓死を基準とする方が実感に即した部分もあり、人を資源とする考え方そのものにも疑問がある。科学の進歩に関わる難しい問題である。
　合唱はかなりイイ感じに仕上がった。歌はもちろんだが、それ以上にクラスの人間関係に成長の跡が見られたことが、「イイ仕上がり」と言えるのである。明日の結果も楽しみだが、それがどうであれ、みんなが納得して舞台に立ってくれることだろう。

　学級タイムに、卒業アルバム用の個人写真を撮影する。生徒諸君は、結構笑顔を作るのに慣れていなくて、カメラマンの方が色々工夫して話しかけて下さるのだが、一人一人かなりの時間がかかった印象である。イイ写真が撮れているとイイのだが…。しかし、もう、そんな時期になったのだなぁという感慨も。
　放課後、星陵会館での合唱練習を引率。おかげで？職員会議に出ずに済む。広い場所で歌うことで、声量がまだまだ足りないことに気づいたようだ。練習できるのはあと１日。どこまで仕上がるだろうか？　今日は、学年の居残り日直だったので、他クラスの様子も覗いてみたが、それぞれ仕上がってきたようである。クラス担任としては、自分のクラスにがんばってほしいと思うのではあるが、同時に、学年の担任としては、どのクラスも３年生らしい歌唱をしてくれるといいなと思うのである。

　朝、音楽室で合唱練習。音楽のS先生がアドバイスをしてくださる予定になっていたが、何と体調不良で休暇。S先生、そうとう生徒の「恨み」を買っておりましたよ！桐壺更衣も、他の女性たちの「恨みを負ふ積もりにやありけん、いとあつしくなりゆき…」ですから、恐いですよ～♪

　中間考査の結果が出て、成績処理に追われる。３年生になると、文系･理系があるので、クラス順位などは出ないのだが、それなりに情報は提供して、学校の授業を大切にする姿勢を養いたいと思う。
　悲しいお知らせ。なんと、「まこ」のページが昨日で終了！残念至極である。

　昨日は、補習帰りに先日結婚した教え子（５月16日の日記参照）たちと食事。楽しくて調子にのり、カラオケまで行って午前様となる。やれやれ。
　今日は、午前中に入院中の父のお見舞い。その後、学校での合唱の練習に付き合う（とは言っても、国語科にいただけだが…）。

　イイ天気。おかげで朝からT教諭が舌好調（ゼッコウチョウ）！　ケイト・ウインスレットが表紙になっている雑誌を買ってきて、「この人、確か『労働者』が原作の映画（保戸塚注＝「愛を読む人」）に出たんだよね？」　…正しくは「朗読者」です。
　放課後、音楽室で合唱練習。かなりサマになってきた。今年は、何とかイイ結果に結びつけてやりたいと思うのだが、なにせ指導ができないのだからどうしようもない。とにかく、見守るだけである。

　当選したレンズモニターのレンズが届く。デカイ。185000円だけの迫力はある。

　放課後、生徒の保護者の知り合いの方が学校にいらして、合唱の練習に参加してくださる。フリースクールなどでもご指導の経験がある方で、長時間にわたり、本当に丁寧かつ上手に指導をしてくださった。予備校などの関係で、全員が練習に参加できなかったのは残念だが、参加した生徒たちは、自分たちの課題が意識できてよかったのではないかと思う。今日いただいたアドバイスを、ぜひ、本番に向けて生かしてほしいものだ。講師の先生、ありがとうございました。

　今日は実習生が全員そろって顔を見せ、改善が見られたようである。
　午後から、小論文研究会に参加する。毎年参加しているのだが、入試小論文の最新トレンドなどが分かって有益である。また、前任校の先生などとも会えるので、それもまた楽しみの一つであるのだが、今日は夜の講義があるので、お誘いを断らなければならずちょっと残念。
　ただ、夜の講義は、演習だったのだが、学生がみんな一生懸命に取り組み、発言も相次いで、とても充実感のある時間となり、お誘いを断っても後悔のない？時間であった。

　教育実習始まる。今年、国語科の実習生は４人もいるのだが、今日はいるのかいないのかはっきりしない者もいた。指導する側にも問題があるのかも知れないし、卒業生なので甘えが出やすい部分があるのかも知れないが、挨拶などをはじめ、実習に臨む態度が今一つの印象である。教育法の講義でも、もう一度、実習に臨む心構えみたいなことを話しておこうと思った。

　久しぶりの晴れた日曜日！ということで、喜び勇んで石神井公園へ！　ところが、２時間待ってもカワセミは登場せず…。やれやれ。周囲のおじいさんたちも、「朝８時過ぎから４時間以上も待ってるのに、一度も来ないよぉ～」と嘆いておりました。まあ、こんな日もあるさ…。

　古文と現代文の補習で学校へ。今週から５週間連続である。古文は、地歴の補習と並行してなので、主として理系の生徒が35名くらい。過去の模試を題材にして、初見の問題への取り組み方と復習のやり方を講義。現代文は、午後から45名くらい。一橋大学の問題を題材に、要約文を作りながら評論文の読解力を養おうというもの。どちらも真剣に取り組んでいた。

　中間考査最終日。受験生とはいえ、考査が終わった後の表情は、さすがにスッキリした感じ？　さらに、早速合唱の練習に取りかかったのは立派である。今年はステージ上で目に見える（＝耳に聞こえる？）結果も出てくれるとイイのだが…。
　夏の講習の申し込み締め切り日とあって、国語科は千客万来であった。

　試験の答案が出そろい、採点に追われる。結果はまずまず？
　冤罪が晴れたニュースがあったが、失われた十数年は取り返しようがない。どうしてそういうことになってしまったのかという制度上の反省が加えられるべきだろうが、裁判員制度の導入などの新しい試みが、制度そのものの改善に結びついていくとイイと思う。
　キヤノン･フォトサークルの EF50mmF1.2L のレンズモニターに応募したら当選する！６月一杯借りられるとのことなので、F1.2のボケを楽しみたい。

　昨日は、大学の講義は、教採に関する大学の教え子（現在都立高校の教員１年目）の特別講義（４月27日の記事参照）。もと同僚のK先生と同じ学校に勤務しているので、講義のあと、K先生もお誘いして一緒に飲み過ぎる…（笑）。
　今日は、日比谷の歓送迎会。赤坂プリンスホテル、サファイア・ホールにて。新しい先生方や久しぶりに顔を合わせた旧同僚ともども楽しい時間を過ごす。帰りがけ、色々と仕事のバックアップをしてくださる数学科のU先生とご一緒させていただき、交友を深める。

　休日の変更で、午後から休みをいただく。お金の振り込みや書類の郵送など、個人的な事務仕事を済ませる。日没前に帰宅できたので、庭を撮影。