2021.08.31 (火) 晴れ→曇り→雨
今日で夏休みも終わりである(…主人の勤める私立校は今日から授業…)が、内容のない休みだったわりに、終わってしまうとなるとやはり残念でしかたないのはどうしたものか(笑)。日比谷は、7日(火)まで時差登校+午前中授業だが、基本的に前期期末考査なので、考査が終わったらさっさと帰宅しなさいということである。しかし、考査のあとは星陵祭準備などもあるだろうから、8日以降、緊急事態宣言下でどうような教育活動となるのか心配である。
休み中は、割とまじめに自粛生活をしていた(毎朝5時に起きて、ヨガをやったり散歩したりしていた)ので、孫娘たちを預かった際に近場に出かけるくらいで、外食や遠出もほとんどしなかったが、かといって家で有効な時間を過ごせたかというとそうでもなく、本も主なものは図書室から借りた2冊(古田徹也『はじめてのウィトゲンシュタイン』NHKブックス、戸田山和久『教養の書』筑摩書房)しか読まなかった。ただしどちらも面白く、後者は高校生に推薦しておきたい。映画はPrimeでいっぱい見たが、アフガンのこともあって、「ゼロ・ダーク・サーティ」が印象に残った。暑さでガーデニングも一時お預けといった感じだし、非常勤になってせっかく休みが増えたのに、去年以上に不完全燃焼のような感じであった。やれやれ…。さて、明日からまたまじめに?生活するとしよう。
2021.08.28 (土) 晴れ
この暑いのに、息子が午後から孫娘3人を連れてザリガニ釣りに石神井公園に出かけるというので、じーじ・ばーばはこっそり覗きに行くことに(「ストーカー」か…笑)。まあ、ザリガニ釣りの様子を見てみたいというのもあるのだが、三宝寺池は駅からちょっと歩かなくてはならないので、電車で出かける行きはイイとしても、帰りは大変だろうなぁと老婆心(老翁心)を起こして、帰りはクルマで送ってやろうということにしたのである。サングラスに帽子・マスクで簡易変装を試みたが、あっさり一番下の孫に見つかり、あとはこちらも1時間以上ザリガニ釣りに付き合う羽目に。でも、大漁ということもあって、なかなか楽しい一日であった。
2021.08.27 (金) 晴れ
昨晩、こんな写真にチャレンジ。残念ながら、月がず~っと空に浮かんでいる明るい夜だったが、初めてにしては上手く撮れたのではないかとジガジーサン(笑)。しかし、YouTubeで「初心者、星撮影、やり方」などと検索すれば、ハウツーの動画がたくさん出てくるのだから便利な世の中である。
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↓α7R4 with SEL24mmF1.4 GM。オリオン座くらいは知っているのである)
2021.08.25 (水) 晴れ
何日も更新していないが、家でじ~っとしていて何も書くことがないのである(泣)。自宅勤務でもないのに、期末考査の原案を作ったりしたが、あとは本を読んだり、Prime見たりのつまらない日々。パラリンピックも始まったが、入院先が見つからずに何時間も救急車に閉じ込められたとか、その結果亡くなられたかといったニュースの後に、明るいテーマ曲とともに選手の活躍が伝えられても、何かなぁ~といった感じである。医療関係者を中心に、すでに多くの方々が指摘しているが、オリンピックとパラリンピックは、コロナの現状に対して矛盾するメッセージとなっているのは明らかだろう。その矛盾を見て見ぬふりをし続ける首相や都知事の責任は極めて重いと言わざるをえまい。学校連携も、保護者に(子どもに)判断させるのではなく、政治がキッチリ「中止」の結論を出すべきだろう。
…と、18時くらいに書いたのだが、その後7時のニュースで、日本の14才のパラ水泳選手が背泳で銀メダルを獲得したニュースを見て、その必死に泳ぐ姿にただただ感動。パラリンピックの個々の競技および競技者に対してどうのこうのというのではないということは、改めてメモしておきたい。
2021.08.21 (土) 晴れ・曇り
前回と同じように、注射したところ(上腕の筋肉)が痛むが、その他は特に副反応もなく静かに過ごす。身体が怠いような気もしてスッキリしないが、それも副反応がないと逆に「自分は高齢者なんだ…」みたいな感じでガッカリ感があることの副反応?のような気もして、どちらにせよ?スッキリしない一日。
2021.08.20 (金) 晴れ
2回目のワクチン接種。前回と同じく、歩いて5分くらいの会場で、待ち時間もほとんどなく受けられた。モデルナの接種を受けた人は、2回目の時に熱が出たとか頭痛がひどかったとかいうような話を聞くが、ファイザーの人で高齢男性の場合は、案外平気な人が多いらしいので、私も多数派だとイイのだが。
帰宅後、早速接種証明書について調べてみたが、練馬区の場合は郵送で申し込み、今なら1週間程度で発行されるようである。今は海外渡航目的の人が申し込んでいるのだろうが、将来的には店に入店する際に提示を求められたりするのだろうか。イタリアなどは、この証明書があるとすぐに入国できるらしいのだが、日本に帰ってきた時に2週間の隔離が待っているとのことで、やっぱり観光目的の海外旅行は現状難しいというのが実際のようだ。
2021.08.19 (木) 晴れ
信濃追分に主人の友人が管理する別荘があって、そこに出かける予定でいたのだが、色々な事情から中止することに。久しぶりの暑さが身にしみるにつけ、信州の爽やかな空気が想像されるのだが、この状況では仕方ない。
替わりに?無印良品でウォールシェルフを購入して来て、和室空間につけてみる。季節がよくなったら、グリーンなどを配置してみたい。
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↓一個1990円。石膏ボードに簡単に取り付けられる)
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↓とりあえず、練習?で何かを載せてみた)
2021.08.15 (日) 雨 終戦の日
雨続き。家でジッとしている。今日の新聞から(朝日DIGITAL、20210815)。タイトルは「
コロナ敗戦から考える「危機の政治」と「政治の危機」。
杉田敦・法政大教授 「東京オリンピックが慎重論を押し切って開催され、新型コロナウイルスは爆発的に感染拡大しています。最近では、医療逼迫の中で病床を増やさずに、入院基準を厳格化して『自宅療養』を拡大するという危険な決定を、専門家にも、さらには与党にさえ相談せずに独断で行うなど、政府の強権的な姿勢が目立っています」
長谷部恭男・早稲田大教授 「医療資源が限られている中で『ない袖』は振れない、優先順位を付けようということなのでしょう。しかし、ワクチンなどの対策で収まるという希望的観測の結果、袖がないのに気づくのが遅れた上に、いろいろな対策のバランスをとるべきところ、通知の中身が入院基準の一点にしぼった硬直的なものだったので反感を買ってしまった」
杉田 「場当たり的な政府の対応については、『コロナ敗戦』、あるいは、無謀な作戦で多数の犠牲者を出した太平洋戦争末期になぞらえて、『TOKYO2020』ならぬ『インパール2020』などとネット上では言われています。近現代史を専門に研究されている立場として、どうご覧になっていますか」
加藤陽子・東京大教授 「やはり、エビデンスに基づいた政策決定が不得意な国なのだと思います。菅義偉首相が楽観論に流れて判断を誤るのは、もちろん彼自身の資質にもよりますが、日本の統治システムの『宿痾』であるとも言える。夏なので戦争の話をしますが、たとえば1941年の秋、東条英機内閣が対英米開戦を決定するさいに御前会議にあげた船舶の喪失予想データは、本来の専門の部署が算出したものではありませんでした。対英米開戦に前のめりの人物がその手下に命じ、なんと航空機による損害を含まない第1次大戦期のドイツの船舶喪失量から算出した、過小に見積もられた不適切なデータを御前会議に上げてしまうのです。専門家でない人物が数日間ででっち上げた数値の真贋を問える力を、御前会議に居並ぶ為政者の誰ひとりとして持っていなかった。おそらく今回の『コロナ敗戦』も、都合のいいことしか聞かなくなった為政者のもとに、叱られてもよいから、本当の正確なデータを上げる人がいないということなのでしょう」
(中略)
長谷川 「(オリンピックを)開催することが、感染拡大や医療状況の逼迫という非常に大きな副作用を引き寄せてしまう。だからといって絶対にオリンピックをやってはいけないということにはなりませんが、なぜやるのかという正当性を内閣、政府はきちんと説明する必要があるし、副作用とのバランスも取れてないといけません。しかし、菅さんは、まったく説明をしようとしない。『安心・安全な大会』という『おまじない』を繰り返すばかりです。菅さんという人は自分の政治的な判断について、理由を示して説明するということをそもそもしてこなかった人ですね」
杉田 「説明しないといけないと思っているのに説明しないのか、説明しなければならないことを理解してないのか。私は後者じゃないかと思います。自らの政策判断について、メリットはこれで、デメリットはこれと論理立てて説明する責任があることを理解していない。長谷部さんはいま、菅さん個人のキャラクターというか政治家としてのレベルの問題を強調されましたが、菅さんひとりで物事を決めているわけではないので、日本の中枢部が、いわば全体として説明責任を意識していない、国民に説明して理解を求めなければならないという意識をそもそももっていないということではないでしょうか。菅さんは米紙ウォールストリート・ジャーナル日本版に『オリンピックをやめるのは一番簡単なこと』『挑戦するのが政府の役割』と語ったそうですが、東条英機が『人間一度は清水の舞台から飛び降りることも必要だ』みたいなことを言って対米開戦に突っ込んでいった、そのレベルからいまだに脱せていない。日本の統治システムの宿痾だと、私も思います」
加藤 「やはり人事権を握った、官房長官時代からの菅さんと、杉田和博官房副長官のふるまいが大きいと思います。彼らは説明『しない』ことによって、忖度させるという権力の磁場を新たに作った。そういう誤った方向での強い自負があるのではないか」
杉田 「確かにそうですね。加藤さんら6人の方が任命拒否された日本学術会議の問題も、本来は単なる公務員の人事の問題ではないのに、菅さんや杉田さんは単なる人事の問題という解釈で突き進んだ。人事だということにしてしまえば説明は必要ない、上司と部下という権力関係で動かせると。彼らは結局、国民との関係についても同じように捉えているのではないでしょうか。本来、政治家は国民の代表にすぎず、国民に対して一方的に命令できる『上司』などではない。むしろ、国民の方が誰に任せるかを決める立場にあるわけです。それなのに国民に説明しないのは、代表民主制のシステムを理解せず、政治家が一方的に命令できるという間違った権力観を持っているからでしょう」
昨日テレビで、アメリカやイギリス、ロシア、中国でワクチン開発が早かったのは、それらの国が軍事大国で、海外に派兵する以上、感染症などに対する対策もしっかり行っているからだと言っていたが、なるほどなぁと思った。そもそもそれらの国では「コロナとの戦い」といった戦争のイメージでこの事態を捉えてもいるようで、その辺も日本とはだいぶ違うようだと感じた。
2021.08.14 (土) 雨
今週はずっ~と自宅勤務だった上に、天気までひどいありさまで、パッとしない日々を送った。来週からは休みに入るので、ぱぁ~と行きたいところだが、緊急事態宣言だし、天気も相変わらずみたいなので、どうなることやら…。おまけに、金曜日にはワクチンの第2回目が予定されており、2回目はけっこう副反応が出る人が多いという話で、私の周りでも熱が出た(母=ファイザー・息子夫婦=モデルナ)とか、震えがきた(友人)とかの話を聞いており、自分は大丈夫だろうなと思いつつも微妙に心配である。
2021.08.10 (火) 晴れ
オリンピックが終わったが、競技の中で個人的に一番印象に残っているのは、どうも体育会ぽくない3人組の、それでいて勝負に対する熱い思いが感じられた、アーチェリーの団体銅メダルかなぁ…。(卓球もソフトも野球も女子バスケもよかったけど)
大会全体に対する評価も色々出ているが、「隔離が厳しすぎる」などという海外の報道関係者の意見などを見ると、コロナに対する認識の違いみたいなものも感じられて興味深い。私が読んでいる朝日新聞に掲載された記事の中では、小林幸子さんの文章がうまかったが、意見が近かったのは、作家池澤夏樹氏の論である。長くなるが引用。(朝日DIGITAL、20210809)
今回の東京五輪全体を総括すれば、あまりにもウソが多かった五輪ということになるかと思います。
招致段階で、当時の安倍晋三首相は、東京電力福島第一原発事故について「状況はコントロールされている」と発言しました。原子炉建屋内にはメルトダウンした核燃料が取り出せないままで汚染水も日々たまっているなど、事故が今も収束していないのは周知の事実です。
当初盛んに言われていた「復興五輪」もウソ。結果として、東北復興とは何の関係もない五輪でした。
招致委員会が提出した立候補ファイルでは、開催時期の東京の気候が「温暖でアスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候」とうたっていました。
8月の日本は、北海道も含め、どこも暑いことを、僕たちは知っています。大会開催中、テニスのジョコビッチら、選手からは異常な暑さに怒りの声が上がりました。
最大のウソは、日本政府が、「国民の命と安全を最優先する」と言い張り、五輪開催に伴う新型コロナ感染拡大のリスクを無視し、開催を強行したことです。
五輪はスポーツの祭典、お祭りです。お祭りならば、人々は外に出て騒ぐのが当然です。一方で政府は、コロナの感染が拡大しているからと無観客での開催を決め、外に出歩かずに、競技はテレビで見てと呼びかけました。
相反する行動が求められることを、同時に実施してしまった。これが最大のウソです。
こうしたウソに対する疑問に、政府やIOC(国際オリンピック委員会)はまともに答えることをせず、ウソを広げ、「やった者勝ち」に持ち込んだ。マスコミも国民もみんな、なめられていたのです。
近年の日本政治の劣化は著しいですが、それが具体化して表れ出たのが東京五輪だったと言えるでしょう。
(中略)
1964年の東京五輪は、戦争に負けた日本が五輪を開催できるまでに復興したことを世界に示すという意味もありました。実際、五輪が復興を押し上げる力にもなったと思います。
乱開発など様々な問題も生じましたが、当時の日本としては、あれはあれで必死だったのだと思います。戦後復興を果たしてここまで来たということを示す、上り坂の時代の良きイベントという性格がありました。
ひるがえって今回の東京五輪は、日本が下り坂の時代での開催となりました。無理に無理を重ね、ウソにウソを重ね、何とか開催にこぎつけたものの、開催費用は際限なく膨らんでいきました。五輪が終わった後、新型コロナの感染拡大も含め、そのツケがどんどん出てくることを、僕たちは覚悟しなければなりません。
五輪は、開催国に過重な負担を強いる一方、IOCや放映権がある米国のテレビは、巨額の利権を手に入れられる「ぼったくり」構造であることが、今回の五輪で改めて知られることになりました。
巨額のお金と利権が動く今の五輪ではもう限界だということがはっきりと露呈したのが、2021年の東京五輪だったと、何年後かにふりかえった時に言われるかもしれません。
2021.08.09 (月) 雨のち晴れ 長崎の日
孫たちを預かる。午前中、雨なので家の中で過ごし、午後から自宅プール。その後、みんなで餃子を作る。美味しゅうございました。
(↓一番下が一番お手伝い。具材をミックス中)
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↓姉たちはジグソーパズル1000ピース。プールの後なのでダレ気味?)
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↓みんなで大判40個完食!)
2021.08.07 (土) 晴れ・曇り、夜雨
早朝、光が丘までサイクリング。気持ちよかった。電動自転車にして本当に良かった~。
新聞に、先日の五輪での弁当大量廃棄に関する記事が出ていたが、大量に準備しなければならないとすると、キャンセルや変更のタイミングも難しいし、たとえ目に見える形で廃棄されなかったとしても、あらかじめ食材を仕入れなければならない工場で、目に見えない形で廃棄が行われたかも知れず、なかなかコントロールするのは難しいようだ。予測の精度を上げることが第一らしいが、五輪のような数年に一度の特別なイベントでは、精度を上げること自体難しいので、次善の策として、廃棄されることを前提として準備する(飼料などへのリサイクルやバイオマス化などを考えておく)ことも必要なのだそうだ。なるほど。
2021.08.06 (金) 晴れ 広島の日
講習では、私が解答の骨格を示した上で、生徒の意見をもとにさらに必要な要素を付け加えながら完成解答を作るということをやってみたが、イイ意見が多く出て、なかなか面白かった。ただし、字数オーバー気味になってしまったのは仕方ないか。7928歩。
広島の式典では、首相が原稿の一部を読み飛ばしてしまったそうだが、相当お疲れなのだろう。IOCも黙祷の時間くらい設定したらどうかと思うが、設定されない背景には、核兵器禁止条約を批准していないような中途半端な態度も影響しているのだろうか。
2021.08.05 (木) 晴れ
今日と明日は、東大講座の第2クール。およそ60名の諸君が熱心に取り組む。8723歩。
感染状況がひどくなっていて、誰かに、どこかに責任を求めたい気持ちになってくるが、どう考えても政治の責任は重いだろう。なにせ、メッセージの出し方がまったくなっていないのではなかろうか。今、首相は焦点の定まらない目つきで「ワクチン、ワクチン」と繰り返しているが、今の時期、これがかえって「ワクチンがあれば外出しても大丈夫」というメッセージになってしまっているような気がする。そもそもオリンピックの開催も問題だが、開催するなら、もっと早めにワクチンを確保して、開会式までに接種が終わっているくらいの状況を作り上げておかなければならなかったはずだ。そういうことも含め、なにせ説明がないのが一番いけない。できるだけ正確な情報に基づく、説得力のあるメッセージが発せられれば、ここまでの状況にはならなかったのではないだろうか。
2021.08.04 (水) 晴れ
上の孫二人を預かることになったので、この前行った角川武蔵野ミュージアムに出かける。前回と同じく今日もすいていて、妖怪大戦争展が開催されていたり、ミュージアム周囲の水場が開放されていたりで、結構楽しめた。しかし、ミュージアム前に設置さえた温度計は42度を指しており、じーじ&ばーばはダウン気味。
2021.08.02 (月) 晴れ・曇り
ちょっと出かけたら、たまたまこんなものが目に入ったので、じっくり見てご祝儀まで差し上げてしまった(笑)。オリンピックにちなんで、スポーツに関わる出し物だったが、小猿が何とも可愛らしかった。