2022.02.28 (月) 晴れ 
 逃げる2月も今日で終わり。日が長くなったことがひしひしと感じられるようになった。雨とか雪とか風が強くてひどく寒いとかということがないかぎり、基本的に毎朝麹町駅から一駅分歩いて通勤しているのだが、歩くコースには小さなバリエーションがある。最近はプリンス通り沿いにある某ホテルの朝食会場のすぐ脇の道を抜けることが多い。というのも、ホテルのすぐ脇にある小さな梅園の梅が見頃になりつつあるのと、朝食用のパンを焼く香りが洩れて来ることがあるからである。寒い朝、香ばしいパンの香りをかげるのは、なかなかの幸せである。9716歩。

2022.02.27 (日) 晴れ 
 午前中、主人の友人とテニス。若い新メンバーが加わり、運動量が増える(笑)。
 ウクライナ問題は、ロシア国内での反対の動きに期待。プーチンのやり方がおかしいと思っている良識的ロシア人はたくさんいるはずである。
 今日の新聞に、書家の石川九楊さんの面白い論が掲載されていたので、その一部を引用。(朝日DIGITAL、20220227)

 石川さんは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、「日本語の乱れが加速し、それがあらわになりつつある」と語る。
 「和製英語のウィズコロナとか、旅に行くという意味のtravelという単語に、行くという意味のgoをさらにくっつけたGoToトラベルとか、今までなら考えられなかったような言葉が使われるようになりました。エビデンスやファクトもよく聞きますが、どうして証拠や事実と言えないのか。業界の中でやりとりする分にはそれでいいのかもしれませんが、一般の人に向けて話す際は、言葉を置き換えるのがこれまでの常識でした。なぜ、そこまで日本語を傷めつけるのでしょう」
 石川さんはこうした日本語の崩壊や乖離は「私たちが文字を書かなくなったことと密接な関係がある」と指摘する。
 「今回の感染拡大に際して、欧米などにマスクを嫌う人たちが相当数いるのが明らかになりましたが、あれほどマスクを拒絶するのは、彼らの意思疎通が話し言葉を中心としているため、口が動いているのを見ないと、言葉の真意が伝わって来ないと感じるからなのです。これに対し、中国や日本などの東アジア世界では、言葉は書くことによって根拠づけられている。『口約束』という言葉があるように、話し言葉だけでは軽んじられてしまうのです」
 「キリスト教世界の人々は話す際に神を意識している。一方、東アジアではタテに書くという行為を通じて初めて天を意識する。だから、書くことが行われなくなると、言葉の信憑性は失われ、言葉は崩壊してしまう。まさに今の状況です」
 現代社会では手で書く機会が減り、活字などがとって代わっているが、石川さんは「声が肉声であるように、『肉文字』こそが文字であり、活字は文字ではありません」と話す。そこには一点一画を書くという膨大な思考と創造がないからだ。
 「文字は点画を連ねて書いていくから文字になる。『愛』と自ら書くのと、アルファベットでaiと打ち込み、それを何回か変換して『愛』という言葉を選択するのはまったく違う」
 変換で想定と違う言葉が出てきた場合、「そちらに意識が引っ張られる可能性があるのも問題」という。たとえば「海」をイメージしてumiと打ち込み、変換を行った際、「膿」という文字が出てきてしまったら、「それまで抱いていたイメージの連続性が消えてしまってもおかしくない」と語る。
 「ぼくはワープロやパソコンを使うようになって日本の文学が変質してきたと感じています。先人は手で書くことによって、数々の文学作品を生み出してきた。スポーツとeスポーツは別物。今の文学が従来とは異質な『e文学』になっていないと誰が言えるでしょう」
 1945年に生まれた石川さんは今年1月で77歳になった。
 「45年は近代化のきっかけとなった明治維新が行われた1868年から77年後にあたります。あの敗戦から同じ年数が経ちましたが、その間、この国は私たちは何をしてきたのか。平和憲法を掲げる一方で、世界中で戦争を続ける国の軍隊を駐留させ、核の傘に甘んじる。戦争は悪だとわかっているのに、なぜやめられないのでしょう」
 「ぼくはSDGs(持続可能な開発目標)という言葉は嫌いです。貧困や飢餓を終わらせるといった当たり前過ぎることをわざわざ目標として掲げなくてはならないという事態は恐るべきこと。子供たちや孫たちに、いったい、どんなかたちの日本を、世界を手渡すのか。コロナウイルスの感染拡大を機に、もう一度、根本的に、深く考えてみる必要があると思います」

 石川さんは、個人的にはかなり極端な意見の人という印象もあるのだが、ここに述べられていることにはほぼ同感である。

2022.02.26 (土) 晴れ 
 昨日から国公立大学の二次試験が始まっているので、今日は東大の問題を解いてみた。
 先ず 古文だが、主人公の中納言に尊敬語があったりなかったりで主語を追究するのが難しくなっているし、話もあまり動きのないモヤモヤ感のつのる内容で、受験生は苦労したのではないかと思う。特に(一)の現代語訳が難しかったので、受験生はイヤな感じだったに違いない。アの「さすがにあらず」はどう処理したらよいものか最初からつまずくし、ウは問題ないとしても、キの「ほど」は「時期」と「程度」で迷うのではないだろうか。河合塾の解答例をネットで見てみたが、(ア)はあの解答で大丈夫なのか疑問である。(二)は「ただ幻に見る/は/見るかは」という構成と、「見る」の基本がおさえられていれば、何とかまとめられるのではないだろうか。(三)は何が「たぐひあらじ」なのかと、「人やりならず」がポイント、(四)は直前にヒントがあり、(五) は傍線部が含まれる「」の内容を踏まえればよい。
  漢文は、去年に比べれば易しくなっているが、「取道」や「託」といった言葉をどうイメージして読めばよいのか、それなりに頭を使う問題であり、なかなかうまい出題だと感じた。古文と同じで、(一)の現代語訳が難しめ。aは「所以」が(四)の「所以」とは違うことが分かれば大丈夫だが、bの「用」をどう訳すかは難しいし、dは見た目の複雑さにまどわされず、「威可有」と読むことと、それを踏まえて逆接にすることが大切である。(二)~(四)は、要するに「脅しだけでは国は滅びる」という話なので、それなりにまとめられるのではないかと思う。
  現代文の第一問は、(四)が「「日本人」は仮構→誰でも非国民になりえる」という論理展開をしっかりとまとめなければならず難しい。第四問は、いつも通り、採点が大変なのではないかと思う一方、極めて単純な採点基準しかないのではないかといった気もする。河合塾の解答例をもとにすると、(一)は「人間的意識を超えた何かを感じる」、(二)は「人々の沈黙を相対化する」、(三)は「自分たちの論理に組み込むことで新しい音楽を創造」、(四)は、「意識を超えた宇宙的なものの現れ」といった要素が読み取れればオッケーみたいな感じかも。
 総じて、「難しかったなぁ~」という印象だったと思う。受験生の皆さん、お疲れ様。ちなみに、オミクロンで休講になってしまったが、古文の特別講義の記述式対策講座では、中納言が第三皇子に会う場面を扱った過去問をやるはずだったのである。また、漢文は、2012年に調味料で味を調えることを政治の喩えに使った問題が出題されていて、添削でその問題をやった人も何人かいたから、お~!という感じだったかも知れない。
 午後から、私(と主人)の出身高校のオンラインイベントがあり視聴する。脳科学者の茂木健一郎さん、東北大学副学長の大隅典子さん、駐日タイ大使のシントンさん(すべて卒業生)などの講演や、各地の同窓会支部からのレポートなどがあって面白かった。

2022.02.25 (金) 晴れ 
 昨日に引き続き、記述式問題の点検。2時くらいには終わり、その後入力・確認して、すべての作業が3時くらいに終了。ほぼ同じくらいに英語も終わり、数学だけが苦戦しているようだった。10901歩。
 帰宅すると、保育園がまた休園になってしまった一番下が、主人といっしょにコロッケを作っていた。コロッケは結構手間がかかるし、ジャガイモの皮をむいたり、つぶしてこねたり、衣をつけたり、揚げたりと、色々な作業があるし、お土産に持って帰らせることもできるので、こういう時間のある時に一緒に料理するメニューとしては、なかなかイイのかも。さて、お味の方はどうかなぁ…。

2022.02.24 (木) 晴れ 
 今日は記述式問題(250字)の点検を担当する。半分終わる。7678歩。
 しかし、ウクライナが大変である。どうなるのだろう。国連が役割を果たすためには、先ずロシアを常任理事国からはずすことである。ついでに中国も…と言いたいが、偏り過ぎはマズイだろうから、とりあえずである。それにしても「権力は腐敗する」である。

2022.02.23 (水) 晴れ 天皇誕生日
 練馬区の高齢者事業団の方々に庭木の剪定をしていただき、庭がスッキリする。毎年お願いしているのだが、今年来ていただいた3人組みジーサンは、剪定も上手だし仕事も早いし(オヤツをお出ししようと思ったら、もう終わりそうになっていた…)で、実家の家族にも好評。ご指名できるのですかと聞いたところ、オッケーとのことなので、来年以降も出来たらお願いしたいところである。
 区のワクチン接種券が届いたので、早速来月の上旬に予約する。3回目はモデルナ。

2022.02.22 (火) 晴れ
 2・22、つまり「にゃんにゃんにゃん」でネコの日らしい。しかも今年は二千にゃんにゃん年ということで、盛り上がっている?
 採点日。都はAI採点というのを導入していてパソコンの画面上で採点するのだが、これがどうも感心しないのである。例えば記号問題では、受検生が答案用紙に書いたアとかイとかをAIが読み取って表示してくれるのだが、そもそも受検生が書いた文字を読み取っているので、正しく読み取っているのかを結局我々がパソコン画面上で確認しなければならないのである。最初からマークシートにしてしまえば、そんな目視による確認作業など不要になるのに、どうしてこんな中途半端なことをしているのか、今一つ理由が分からない。漢字の読み書きの採点を、パソコンの画面上で行うというのも非効率的な感じがする。答案用紙全体が見えれば、その受検生の書く字のクセみたいなものが分かるので、微妙な字形などを判定する際に助かることが多いのだが、画面で当該問題の解答だけを延々と採点し続けていると、いわゆる「ゲシュタルト崩壊」的な感じになってくるし、微妙な字形が登場するたびに答案そのものを開いて確認するといった作業が必要になり、採点そのものの場では、かえって間違いが多くなるのではないかという危惧さえ感じるのである(もちろん、採点後に何重にも照合・確認作業をするのだが…)。というわけで、採点でも一日中パソコン画面とにらめっこ状態で疲れました。9634歩。

2022.02.21 (月) 晴れ
 都立高校の学力選抜試験。交通機関の乱れということで、全都で一時間遅れで実施となる。京急や京成本線、西武新宿線などに人身事故があったようだ。ただ、それ以外は何ごともなく無事終了。今回も20名くらい、お手伝いに業者の方がいらしたが、なんとその中に最後に卒業させた学年の卒業生がいたのにはビックリ。大学が春休みになり、バイトをしていたら、偶然日比谷に割り当てられたとのこと。当時の担任団の先生方や部活の顧問の先生などに会って、照れくさそうにしていた。明日から今週いっぱいは、地獄の?採点の日々である。10299歩。

2022.02.20 (日) 雨・曇り
 孫一家から、お昼の「タコ・パーティー」に招待される。タコ焼きかなと思っていたら、タコスでした(笑)。その後、マージャンをしたり、スイッチをしたりして楽しく過ごす。
玄関のドアにはこんな貼り紙が・笑)
 

2022.02.19 (土) 晴れ・曇り・雨
 久しぶりに主人の友人たちとテニス。天気が心配されたが、お昼頃にはけっこう晴れ間も見えて暖かく助かった。午後からは、カーリングの男子決勝を見て過ごす。

2022.02.18 (金) 晴れ・曇り
  月曜日に実施される学力選抜の準備で出校する。東大に推薦で合格した二人(理学部と教育学部)が報告に来てくれる。提出書類の添削などをしたのでうれしい限り。実は3名添削したのだが、一人は及ばなかったようだ。二次試験での健闘を祈りたい。主人は、コロナで保育園がまた休園になってしまった一番下の孫の世話。9141歩。

2022.02.17 (木) 晴れ・曇り
  今日の新聞に「早大生100人、オンライン不正受講で「不可」 複数授業を同時再生」という見出しの記事があった(朝日DIGITAL、20220217)。「新型コロナウイルスの感染対策のため、対面授業の代わりに学生向けポータルサイト上で授業の動画を提供。単位を取るには期限内に全ての授業動画を見終える必要があった。複数の早大関係者によると、秋学期の試験(今年2月)に先立って担当教員が動画の再生履歴を確認したところ、複数の動画の再生時刻が重なっている学生が100人以上いることが判明した。受講者の約半数にあたるという。」ということで、「担当教員より、当該不正受講等の不適切な行為を行った学生の成績について不可とする旨の通知を、履修学生全員に対して行った」そうである。まあ、学生の行為は許されないが、担当教員は、複数動画を同時に再生したらバレるぞということを、前もって学生に周知していたのだろうか。周知していなかったとすると、担当教員の側にもこのような事態を招いた責任の一端はあるだろう。ジャンプスーツの計測方法の変更を、事前に選手やコーチに知らせておかなかったという理由で、スキージャンプ競技の審判側が批判されるのと同じである。しかし、ビビっている学生は他学部・他大学にもいるだろう。オンデマンドのビデオがつまらないとこぼす学生は多く、いわゆる「課題地獄」ともあいまって、個人的には学生に同情の余地がなくもない感じである。でも、こういうことをする学生は、そもそもが課題地獄などにまじめに取り組んだりしていない輩なのだろう。発覚した大学が「早稲田」というのも、なんとなく納得できてしまう(偏見?)のは私だけだろうか。8390歩。

2022.02.16 (水) 曇り・晴れ
  今日の話題の一つは「提携校入学制度」。2017年から今年まで5年間だけの時限的制度(延長の可能性はあるとのこと)で、もしかしたら最後になる今年にその制度を利用されたのが「あの方」であるということで話題になっているのである。附属中にいる男子生徒が附属高校に行けないため、同じ国立どうし、その救済の意味があるというのが表向きらしいが、知り合いの関係者(教員)に聞いても、不思議な制度であると思っているのは確かなようだ。どうなんでしょうねぇ~。世間で話題になるような進学は、将来のことを考えるとしない方がイイと思いますがね。8041歩。

2022.02.15 (火) 曇り・晴れ
 書くのを忘れたが、昨日、学力選抜に向けて、全教員の二回目のPCR検査があった。濃厚接触者に該当する先生や、お子さんの保育園などが休園になっている先生もいらっしゃるので、今回も全員無事にオッケーとなるとよいのだが。7943歩。

2022.02.14 (月) 曇り・晴れ
 国語科の同僚教員からチョコレートを頂く。多謝。あとは、やっと終わった~!と思ったら次の依頼が届く添削の一日。8323歩。
 冬で言えば、カーリングとかパシュートとか、普段見られない競技が見られて楽しいのは事実だが、その運営をしている組織については、今回のドーピング問題への対応や夏の対応などを見ても、もうイイ加減にしてほしいといった感じである。テレビ放映権の問題が取り沙汰されるようになったり、開催地決定のプロセスが話題になったりするようになってから、この組織のうさんくささは周知の事実になっていたが、いよいよ末期症状だろうか。中国が(さらにロシアが)関わってくると、どうも余計にそんな印象である。

2022.02.13 (日) 曇り・雨
 寒い一日、夜の雪に備えたり(バラやその他の植木鉢を軒下に移したり、自転車にカバーかけたり、駐車場の屋根に支柱を当てたり、滑りやすい門周辺にマットしいたり…)した後は、Prime 見たりして家の中で過ごす。

2022.02.12 (土) 晴れ
 天気がイイので、買い物がてら・梅見がてら光が丘まで徒歩で散歩。16000歩くらい歩く。梅はまだ早かった。
光が丘美術館)

2022.02.11 (金) 晴れ
 早起きして、庭と家の前の通りを雪かき。その後は、家事をやりながらのんびり過ごす。
昨日の夜の豊島園駅。閉園で、駅名も変わるのだろうか…)

2022.02.10 (木) 雨・雪
 午前中は思っていたほどでもなかったが、夕方からは水分を含んだ雪模様。帰宅してすぐに最初の雪かきをしたのだが、夕食時にはすでにその跡も雪に埋もれており、雪国の方々の苦労がしのばれる。1・2年生はそもそもオンライン授業なので影響はないが、3年生もさすがにこんな日にはやって来ないたろう(=添削が少なくて済むだろう)と予想していたら大ハズレ。こんな日くらい、家にいろよ!(怒・笑)。8924歩。
 ところで、最近私は羽生選手の自意識過剰的?発言・所作には正直ついていけない印象を持っているのだが、皆さんはどうなんでしょうね~。

2022.02.09 (水) 晴れ
 ほぼ昨日と同じような一日。今日はイイ天気だったが、明日は雪になるのだろうか。歩いた歩数まで昨日と同じくらいで、8776歩。
 しかし、3回目の接種は進まないし、第5波を経験したはずなのに、第6波を「想像を超える状況」と捉えざるをえない現場とは、いったいどんな現場なのだろう。最前線で大変なご苦労をされている方々のことを言っているのではなく、その最前線たる現場を統括するはずの立場の方々のことを言っているのである。経験を生かして、波が来そうになったら準備しておくのが当然だと思うのだが、そういう対応をする予算がないのか、人的資源がないのか。いづれにしろ、今までの経験が生かされていない印象ばかりである。

2022.02.08 (火) 晴れ
 午前中、出願者の情報が正しく入力されているかの点検作業。4人一組で行う作業なので、いつも一人で添削ばかりしている今日この頃にあっては、久しぶりのグループワーク?である。難しい漢字の苗字があったり、キラキラネームがあったりで、楽しみながら(…かつ正確に!)作業を進める。午後からは、いつも通りの添削。3本目の赤ペンに突入。疲れた。8805歩。

2022.02.07 (月) 晴れ
 月曜日は言わずと知れた添削日で、山と積まれたノートと朝から放課後まで格闘する。一方、1・2年生は今日からオンライン授業なので、校舎内は静かそのもの。先生方が誰もいない教室でパソコンに向かって話しかけている姿は、やっぱり何か違うよなぁ~という感じである。小林稔侍と小林陵侑を間違えた。とほほ…。9701歩。

2022.02.06 (日) 晴れ
 寒い一日、金・土と若者(保育園児と小学生…笑)に付き合った疲れを家で癒やす。

2022.02.05 (土) 晴れ
 SSHの成果報告会が Zoom で行われ、そのプログラムの一つとして、ジョンズホプキンス大学の博士課程で勉強している私のクラスの卒業生が発表することになっているので、できたら視聴しようと思っていたのだが、預かった孫三人をつれてムーミンバレーパークに出かける(M君、申し訳ない・笑)。風が冷たかったせいか、土曜日のわりには空いていて、すべてのアトラクションを存分に楽しめた。
ソーシャルディスタンスを取りながら、ムーミンママと。)

2022.02.04 (金) 晴れ
 一番下の孫を預かり、森林公園に出かける。平日なのでガラガラ。フィールドアスレチックしたり、サイクリングしたり、ポンポコマウンテンで飛び跳ねたりと、楽しく過ごす。
天気はイイし、ガラガラだしで楽しめた)
 
 

2022.02.03 (木) 晴れ
 午前中、添削。午後から、学力検査への出願書類の整理のお手伝い。前にも書いたが、コロナの影響で窓口での出願ではなく郵送での出願となったため、開封したり、書類に不備がないか点検したりするのが大仕事なのである。せめて(共通テストの際に、高校が出願書類をとりまとめて学校単位で出願するように)中学校ごとにまとめて出願してくれるとイイのだが、中学校は中学校で必要書類を郵送してくるし、出願者は個人個人で出願するので、それらを「紐付け」するだけでも大変なのである。やれやれ。8550歩。

2022.02.02 (水) 晴れ
 推薦入試の発表日。合格された皆さん、おめでとうございます。一方、在校生の1・2年生は、修学旅行がなくなり、来週はオンライン授業で部活も禁止。再来週は、入試をはさんで考査直前になることもあり対面授業が予定されているが、「日常」とはほど遠い状況である。7408歩。
 今日の天声人語の一節。

▼映画スターの兄であり、最年少の芥川賞作家であり、最多得票で当選した参院議員であり、これほど華やかな経歴の持ち主も多くはいまい。高度成長から経済大国へ。日本という国が、国際社会で自信をつけていく「戦後昭和」という時代を体現した人であった▼政治家としての数々の問題発言を忘れるわけにはいかない。「三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返している」「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは、ババアなんだそうだ」「(東日本大震災は)やっぱり天罰だと思う」。人権意識の低さにあきれかえることが何度もあった▼それでも人気は衰えず、政界で存在感を示し続けた。それも一因だろうか。「率直」と「乱暴」の違いをわきまえられない、幼稚な政治家が相次いでしまった。

 極めて単純化していえば、その政治家としての功罪において、はるかに「罪」が大きかったということだ。ただ、幼稚な政治家は相次いだが、その幼稚な政治家が憧れるほどの人物であったのかというと、それほどでもないというのが実際だろう。一方、作家としてはどうか。読んだことがない(読む気もない…)ので、何とも言えない。

2022.02.01 (火) 晴れ
 あっという間に2月。私は部活もないし毎日ほぼ定時に学校を出るのだが、校門を出る頃にもまだ明るくて、日が延びたなぁという感じである。朝も、今までは廊下の電気をつけないと国語科の鍵を開けるのが難しかったのだが、ここ数日は薄明るくなってきている。早くコロナが落ちついて、楽しい春を迎えたいものである。8405歩。

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February 
日比谷の日々

 
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