2021.12.28 (火) 晴れ
午前中、窓拭きと最後の掃除をして、とりあえず年越し準備完了。午後から買い出しに出かけ、主人はいろいろ料理中。
昨年まで「今年の10大ニュース」みたいなのを掲載していたのだが、今年はというと、
1 1月に新車納車
2 3月に内装のリフォーム
3 4月に SIGMA fp-L 購入
4 8月に初めて星空撮影
といったところがパッと思いつくくらいで、あとは(チコちゃんに怒られそうだが)何となくボッ~と過ごしてしまった感じである。
本は、基本的に買うのを止めて借りることにしているのだが、印象に残ったのはマンガの「ゴールデンカムイ」。岸政彦さん編集の「東京の生活史」(筑摩書房)は数少ない購入した本であったが、期待したほどの読み応えがなかった(三分の一くらい読んで止めた)。
映画は(…とは言っても、映画館には一度も行っておらず Prime での視聴であるが)「グリーンブック」がとてもよかった。他にアメリカ映画の「500ページの夢の束」、デンマーク映画の「特捜部Q 」、インド映画の「きっと、うまくいく」、韓国映画の「殺人の追憶」などが印象に残った。日本の映画ではアニメの「音楽」という作品が非常に面白かった。
音楽は、YouTube で Sarah Kang を最近よく聞いている。
そうそう、去年から YouTube を見る時間が増えていて、サンドイッチマンとか東京03とかを見ていたのだが、今年はカメラ関係やクルマ関係、ガーデニング関係、旅行関係などの番組をよく見ていて、相対的にテレビを見る時間が減って、ニュースと朝の連続ドラマと大河ドラマしか見ないようになってしまった。これは10大ニュースかも(笑)。
*
ということで、多くの方の仕事納めに合わせて?このページもちょっとだけ年末年始休暇を頂きたいと思います。今年もご愛顧本当にありがとうございました。新年は4日ころから再会の予定ですので、お時間がおありでしたらまたお付き合い下さい。では、よい年末年始を
!
2021.12.27 (月) 晴れ
イイ天気だが、寒~い一日。午前中、テニス。昨日の疲れのせいか、いつもなら翌々日に出るはずの筋肉痛が(笑)、よりによって今日出ている感じで、足も手も動かず、プレーも(いつも以上に・泣)ダメであった。午後から、門松や輪飾りを買いに行って設置する。いよいよ年末であるなぁ。
2021.12.26 (日) 曇り・晴れ
午前中、クリスマスの電飾を片付け、床にワックスをかける。いつもは単にワックスをかけるだけなのだが、今年は内装のリフォームをしたので、丁寧にワックスを落とすところからキチンとやってみたのだが、これが結構大変でかなり疲れた。午後からは窓拭きまで終わらせるつもりだったがその余力がなくなり(笑)、Prime を見たりしながらウトウトして過ごす。
2021.12.25 (土) 曇り・晴れ
7×9歳になる。感慨は特になし(笑)。年賀状を仕上げて発送する。しかし、頂いた年賀欠礼の葉書に目を通していると、親の喪に服されている方の文面の中には、109歳とか101歳といった記述も見られ、天寿を充分に全うされた方が非常に多い印象である。長寿社会になっているんだなぁとあらためて実感。
2021.12.24 (金) 晴れ
毎年お守りを頂きに行く神社にお参りする。ついでに、泉岳寺を見学したり、久しぶりに外食ランチを堪能したり、高輪ゲートウェイ駅を使ってみたりと、暖かかった一日を楽しく過ごす。
(↓こちらの神社に。)
(↓ランチはこちら。リーズナブルでまずまず美味しかった)
(↓サラダとスープとパン付き)
(
↓ロールキャベツ&トマトソース)
(
↓ハンバーグ&デミグラスソース)
(
↓ショコラテリーヌ)
2021.12.23 (木) 晴れ
今日の特別授業も時間配分がうまくいって…というか、うまく行きすぎて2分前に終了。しかも私の年度内の勤務は今日でおしまい!バンザ~イ! ただ、オミクロン(ある教室の黒板には「尾身苦論」と書かれていた…なるほど)がだんだんと流行りだしているようで、不安な年の瀬でもある。9265歩。
冬至の昨日、ユズを用意しておいたのに、浴槽に入れるのを忘れてしまった(泣)。仕方ないので、今日になってゆず湯である。お疲れ様~。
2021.12.22 (水) 晴れ
ほぼ新品で使い始めた添削用の赤ペンを今日使い切り、2本目に入る。帰りがけ、風が冷たかった~。そんな中、学童から帰ってくるらしい小学2~3年生3人組が「しりとり」をしながらやって来るのとすれ違った。その時彼らが続けていた語が「…リンゴ・ゴリラ・ラッパ・パンツ…」だったのだが、彼らの声を聞きながら私が同時に思い浮かべた語もまったく同じなのであった。やれやれ…。8302歩。
長らく教科書編集をいっしょにやってきた先輩の先生がお亡くなりになった。この仕事を始めた当時、私は白鴎高校というところに勤務していたのだが、その先生が白鴎高校の卒業生だったこともあり、大変親しくしていただいたのである。正確かつ倫理的な判断で、つねに議論を正しい方向に導いて下さったことに感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
2021.12.21 (火) 晴れ
昨日、年末に家族旅行を計画しているので、新しもの好きともあいまって、デジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を入れてマイナンバーカードを読み取ってみたが、実に簡単に証明が手に入った。ただ、インストールの際、AppStore での検索の仕方が悪かったのか、検索結果の先頭にはこのアプリが表示されなかったので、アイコンを知らないと別のアプリをインストールしてしまうことになったかも知れない。これからインストールしようとお考えの方は、検索の際にちゃんとした名称を入力するか、デジタル庁のサイトや信頼できるニュースサイトなどに掲載されているQRコードを使った方が確実だろう。8312歩。
全然知らなかったのだが、「今年の四字熟語」というのがあって、今年は「七菌八起」というのが選ばれたそうである。何て読むのかなと思ったら、「ななコロナやおき」だそうである。ウマイ!
ところで、「思い通りにならずにヤキモキする夢」というのをご覧になることがあるだろうが、私の場合は、
1「建物の中でなかなか目的の場所に行き着けない」
2「(ダイアル式電話で)なかなか思い通りに電話がかけられない(ダイヤルがうまく
回せない)」
3「答案に書いた答えを消しゴムで消そうとすると、答案用紙までが破れそうになる」
というのが多いパターンである。可哀想でしょ(笑)。ところが、先日、新たなパターンが加わった。それは
4「出発時間なのに、靴紐がこんがらがっている・靴紐がうまく結べない」
というものである。で、これには心当たりがある。先日のクリスマス会の際に、上の孫二人がナイキのスポーツシューズご所望だったので買って差し上げたのだが、箱をあけて試着した際、自分好みに靴紐を通し直そうとしたのか、四苦八苦していたので、手助けしたいなぁと思いながらも、何ごとも自分でやることが大切だと思ってイライラしながら傍観していたことが影響していると思われる。来年の初夢は、こういったモヤモヤ系でないとよいのだが。
2021.12.20 (月) 晴れ
今日の特別授業はほぼ時間通りに終わり、我ながら感心(笑)。8761歩。
前澤氏が宇宙から帰ってきたが、航空機でさえ地球環境に悪影響を与えるから使わないという人(例えばグレタ・トゥーベリさんとか…)がいることを考えると、地球環境に対する意識の低さだけが際立つ行動だと論評している人がいて、なるほどと思うと同時に、そこまで言わなくても…といった感想も持った。飛行機が環境に悪いという人がいる一方で、実際の運用において飛行場という「点」だけを維持すればイイことを考えると、電力を消費
し、その上にレール・電気設備関係という「線」の製作・維持を必要とする鉄道網の環境負荷が、必ずしも軽いとは言い切れないとする考え方もある。同様に、昨今流行りのEV(電気自動車)にしても、電力の大部分を化石燃料に依存する日本においては、省エネ・クリーンな内燃機関(エンジン)を搭載するクルマの方が、むしろ環境負荷が少ないのではないかという説もあるようだ。一人一人が意識的に行動することが大切だろうが、コレといった切り札がないのが現状なのだろうか。大切だが、難しい問題である。
2021.12.19 (日) 晴れ
実家の家族も呼んで、孫たちとクリスマス会。
(↓娘のお土産)
2021.12.18 (土) 晴れ・曇り
今日の山羊座の運勢が「ひとりで過ごすのがよい」だったので、部屋に籠もって昨日の続きの年賀状を(一応)完成させる。キレイなフォントが使いたかったので、M1マックミニに活躍してもらったが、我が家のガーデン特集ということもあり(つまり、花ばっかり…)、それなりにキレイに仕上がったかも(笑)
。ただ、年賀欠礼のご連絡も今年はたくさんいただいているし、止めにしたという友人も増えていることから、そろそろ年賀状でのご挨拶ともお別れかも知れない。
2021.12.17 (金) 雨のち晴れ・曇り
午前中、実家の母が出かけるのでクルマで送っていったのだが、かなり道が混んでいて、年末だからということなのだろうか。午後から年賀状の原案を考え始める。今年も旅行には行けなかったし、かといってお家時間(お孫時間)というのでもないし、内装のリフォームはしたが年賀状向きではないし(笑)、オリンピックがどうしたということもないので、題材がなくて困ってしまう。とりあえず、庭いじりの時間が増えたので、ガーデン特集にでもするかといったところか。
2021.12.16 (木) 晴れのち雨
3年生の特別授業も2週目ということで、だいぶ時間配分もうまくなった感がある(笑)。日比谷のお隣にはメキシコ大使館があるのだが、その正門横の今まで何もなかったスペースに、今日見たらサボテンの苗(球形というよりは板状の種類のもの)がたくさん植えられていた。普通だったら?花などを植えるのではないかと思うのだが、お国柄なのだろうか。9705歩。
2021.12.15 (水) 曇り・晴れ
森友公文書改ざん巡る国賠訴訟は、国側が赤木さん側の請求を認めて(1億700万円の損害賠償を承諾
)突然終結ということになった。めでたそうに見えるが、真相の解明が一切なされないままの決着で、まったくズルいとしか言いようがない。1億700万円もの税金を使って、一体何にフタをしようというのだろう。あの!アベノマスクの在庫処分のニュースもあったが、こうなったらその発案者である元首相(とそのブレイン)に、在庫全てを買い取ってもらうのがイイだろう。7785歩。
2021.12.14 (火) 曇り一時雨
放課後3年生の成績会議。全員卒業見込みとなる。めでたし、めでたし。12105歩。
夜の教育法は小川洋子「ひよこトラック」の模擬授業。予定にはなかったのだが、やりたいと立候補した学生がいたので任せてみたのだが、今までの模擬授業で指摘した点を意識した、しっかりと準備のされた授業で素晴らしかった。ただし、語りの視点を問題にした意欲的な試みではあったのだが、この教材が語りの視点を考えるのにふさわしいものかというと、そこは疑問が残る印象であった。
2021.12.13 (月) 晴れ
今年の漢字は「金」だそうである。なるほど。ちなみに「金」は4回目で、すべてオリンピックの年だとか。そう聞くと、ちょっと芸がないような気もするが。個人的には…と考えて見たのだが、(政権の説明が)「雑」とか、オミクロン「株」とか、周辺の「独」裁国家とかしか浮かばないなぁ。7717歩。
ところで、庭のオンコの木にクリスマス用の電飾を施しているのだが、先日、消すのを忘れて一晩中点灯させてしまった(泣)。そこで、Amazonで「コンセント、タイマー」と検索したら、ちゃんと出てくるではありませんか。しかも「クリスマスツリー用」と明記されているものまである。同じ苦労(笑)をしている人がいるんだなぁと思いながら、スマホで操作できるのとか色々あったが、最もシンプルなダイアル式のものを購入。めでたし、めでたしである。
2021.12.12 (日) 晴れ
昨日は、午後から主人の友人が我が家にやって来て、夜遅くまで楽しく一年を振り返る(お土産は手作りケーキとワイン!)。おかげで今日は頭痛日。どうして醸造酒を飲むと(飲み過ぎると…笑)、頭が痛くなるのだろうなぁ~。YouTubeで「頭痛の時に聞く音楽」みたいなのがあって、午前中ヘッドホンでず~っと聞いていたが、アルコールの頭痛にはまったく効き目がないようであった。やれやれ…。
ちなみに今日は主人の誕生日。朝起きてすぐに「おめでとう」といって危険を回避。日曜日なので、孫娘たちからも電話があり、ご機嫌な様子で何よりであった。
2021.12.10 (金) 晴れ
午前中、テニス。午後から家の仕事。
昨日の新聞に、文科省が入る余地がないと説明していた小説を、新学習指導要領によれば実用文や評論文を主教材とするはずの「現代の国語」教科書に載せた出版社の教科書がよく売れており、他出版社から批判が起きているという記事があった。そんな教科書を検定合格とした文科省の責任が第一だが、そういう教科書が売れてしまうというところに、今回の新学習指導要領の問題点が透けて見えるといったところか。ちなみに、日比谷でもその教科書は選定議論の対象になったが、小説教材が掲載されているのは確かに便利なのだが、その他の教材には日比谷生が学ぶに足るだけの教材性が感じられない(そもそもその教科書の出版社(D社)は、昔から他社の発掘教材を流用したりすることで有名(infamous)な会社でもある)という理由で、あっさり却下となった。他校の先生方も、この教科書を選ぶにあたっては、便利さをとるか教科書そのものの魅力(教材の質)をとるかで迷われたことだろう。
2021.12.09 (木) 雨
成績点票も無事提出。14175歩。
昨日、10万円は現金がイイと書いたが、もちろん貯金などされたら本来の趣旨とはズレてしまうわけだから、クーポンの意義も分からないわけではない。維新の会などが偉そうに現金給付を主張しているが、そもそも10万円の一律給付(年収制限があるが、それがいかに間の抜けた基準であるかはすでの多くの指摘がある)が本当に意義のある政策なのかを考えないと、出発点の間違った議論になるから注意したい。
放課後、卒業生が二人顔を出してくれる。コロナでなかなか卒業生とも会えないので、久しぶりに楽しい一時を過ごす。しかし、コロナが学生生活に大きな影響を与えていることが会話のふしぶしから伝ってきて、大変だなぁと思わずにはいられなかった。しかし、これも与えられた試練の一つなのだから、受け止めて次に進むしかないのだろう。それぞれが一日一日を大切にして、次に向けてさらに成長してくれることを期待したい。
2021.12.08 (水) 雨
3年生は答案返却日で、明日が成績点票締め切り。というわけで、大職員室ではどの先生方も(私も!)忙しそうにパソコンに向かっていた。7729歩。
10万円の給付で、クーポン併用か全部現金かでもめているようだが、選べるなら、もらう方にしても事務手続きを担う自治体にしても、現金の方がイイに決まっている。しかし、そもそもこの政策自体が愚策ではなかろうか。一律ではなく、必要としているところに手厚く給付すべきだろう。それを可能とするような準備が去年のうちにできなかったのだろうか。まあ、確かに簡単なことではないのだろうが、クーポンを準備したりする時間があるなら、本当に給付を必要としている人々に届ける仕組みの構築に時間をかけた方が、よっぽどよいのではなかろうか。
2021.12.07 (火) 曇り・雨
今日の3年生の特別授業は東大対策講座。去年までは一人で90分だったのだが、今年から漢文の先生とペアで90分になってしまったため、その場で問題を解くのではなく、前もって解いてきてもらうことにする。解いてきてもらったその解答を、生徒諸君に発表してもらいながらその場で添削する形式である。自分で言うのも何だが、これは問題をしっかり理解していないと難しい。なにせ、出てきた答案について、その場で適否を判断し、過不足をそぎ落としたり付け加えたりすることになるからである。しかも、プライドの高い生徒諸君だから、添削について説得力のある解説をしてやらなければ納得しない。日々、実力が試されているともいえようか。14176歩。
夜の模擬授業は「<性>と日本語」という評論文。「アイデンティティ」とか「ジェンダー」といった基本概念語を、本文の読解やグループワークをとからめながら丁寧に分かりやすく伝えていて、しっかりと準備したことが分かるよい授業であった。
2021.12.06 (月) 曇り
今日から3年生は特別授業で、私は共通テスト向け古典演習講座を二つと、東大入試演習講座の古文を二つ担当することになっていて、今日は共通テスト向けの第一回目、約90名が参加した。ちなみに、今日の新聞によると(朝日DIGITAL、20211206)、今年の大学入試傾向は、
地方の公務員人気やポストコロナの経済復活への期待から、法学部や経済・商学部の志願が増えそうという。「コロナ禍で注目された薬学や医学などのほか資格が取れる医療系、データサイエンスの情報系は変わらず人気だが、理系に比べてここ数年低迷が見られた文系の復調が、特徴的に出ている」(駿台教育研究所の石原賢一・進学情報事業部長)
と分析されている。話題の日大に関しては、
理事長らが逮捕される事態になったが、入試への影響について、大手予備校の関係者は「あまりないのでは」と語る。一方(中略)「今回のことが大学のイメージとしてマイナスであることは確か。保護者が他大学への出願を促すような事態になると、事情は変わってくるだろう」(駿台教育研究所の石原賢一・進学情報事業部長)
とのこと。ところで、昨日の新聞にコロナ下での飲食業界と規制に関する記事があって、その中に日大の危機管理学部の先生が登場していた。へぇ~危機管理学部なんて学部があるんだ~と思ったが、同時に、先ずはご自分の所属の危機管理を徹底したら…などと思ってしまった。10001歩。
2021.12.05 (日) 晴れ
朝日新聞の「(耕論)愛子さまの成人に思う」に3人の識者が論を寄せているが、それぞれ面白かった。小宮山洋子さん(ジャーナリスト)と横田耕一さん(憲法学者、九州大学名誉教授)の論からはその一部を、そして水島治郎さん(政治学者、千葉大学)の論は全文を引用。
■若い皇族、人生選べる道を 小宮山洋子さん
天皇制を大事に思う人たちこそ、シビアな現実を直視してほしいと私は思います。
それは、日本が直面する「超少子化」の現実です。晩婚化といったライフスタイルの変化、さらに子どもを産み育てづらい社会のなかで、国内で生まれた子どもの数は昨年、過去最少を記録しました。皇族だけは別、ということはあり得ません。天皇制を維持したいなら、継承権を男女に開くしかありません。
しかし、そこで立ち上がる問いが、天皇になることは愛子さまにとって幸せなのか――というものです。愛子さま自身のお考えは、うかがい知れません。確かなのは、継承者が少ないほど、人権軽視の状況は時の経過とともに強まるということです。
■男系男子のみ、制約は違憲 横田耕一さん
皇位継承を「男系男子」に限定する今の皇室典範は憲法違反だと私は訴えてきました。憲法14条の男女平等の原則に反するからです。ただ、憲法学界内では少数派です。
そもそも憲法2条で天皇の地位を世襲制と定めていること自体が血統による差別にあたり、14条の「法の下の平等」原則と矛盾しています。この点を憲法学者は「憲法原則の例外」と説明します。そのうえで多数派は、世襲という差別を認めておきながら「男系男子」の差別性を問題視するのはおかしい、などの論理で例外を広く認めます。
私は、たとえ世襲という「例外」を認めるとしても、例外とみなす範囲は世襲のために欠かせない部分に限定すべきだと考えます。天皇と皇族に関するすべてのことを憲法原則の例外とみなすべきではありません。
■欧州王室「多様性」に対応 水島治郎さん
オランダには、愛子さまと同世代の王女がいます。いずれ女王になる予定のアマリア王女で、彼女もこの12月で18歳になって成人を迎えます。
オランダ首相は先日、「もし王女が同性婚を望む場合も王位継承権を放棄する必要はない」と表明しました。王室存続と人権の議論がここまで来ているのかと感じました。
英国、北欧3国、ベルギー……。欧州を見て気づくのは、人権が保障され政治参加が進んだ先進国に君主制が残っていることです。
君主制とは特定の家系に特権を与える差別的なものであり、民主主義とは相反する――。おそらくそれが一般的な理解でしょう。しかし欧州では、最も民主的に見える国々にしぶとく君主制が生き残っています。このパラドックスをどう見ればいいのか。
君主制が民主主義と適合的だからではなく、時代に合わせてうまく変化してきたから残ったのだと私は見ます。「民主化の波に敵対した王室は倒れ、受け入れた王室が残る」現象が、20世紀前半に起きました。波に乗らなかったドイツやロシアなどでは王制が終焉を迎えています。
残った欧州王室が21世紀に直面しているのが、ジェンダー平等など「多様性」を求める要請です。欧州王室はこの波にも対応しつつあると思います。実際、欧州は遠からず「女王の時代」を迎えます。中でもオランダやベルギー、スペインには愛子さまとほぼ同世代の王女がおり、この先、次々に女王になっていくのです。
王位継承の候補者が減る中、保守派も「王室の存続のためには女性に平等に継承の道を開く必要がある」と判断しました。同性婚に対応しようとしている動きも多様性への配慮です。皇位継承者を「男系男子」に限定している日本の象徴天皇制のあり方とは対照的です。
皇室は欧州の王室から多くを学んできました。愛子さまの一家は特にオランダ王室と親しく交流しています。2006年のオランダ滞在の際、4歳の愛子さまがアマリア王女の隣で見せたはじけるような笑顔は印象的でした。二人はいわば幼なじみなのです。
愛子さまは今回、成年行事に用いるティアラを新調しないという判断をしました。
実はアマリア王女も先日、18歳になると支給される年間2億円に上る王族手当の受け取りを辞退しています。自分はまだ手当に見合う仕事をしていない、他の学生がコロナ禍で苦しんでいる中で受け取るのは心苦しい、と王女は訴えました。21世紀に入って世界各国で高まりつつある「特権批判」への対応です。
社会の変化に反応し、新しい王室像を模索する王女たち。そのすぐ隣で、同じ時代を愛子さまは生きています。
2021.12.04 (土) 晴れ
中学3年生対象の進学相談会が対面・予約制で行われる。ただし、私は今年から声がかからなくなって参加せず。うれしいような悲しいような…。
年末の羽田空港の駐車場予約が今日から受付開始だったのだが、家族旅行に向けて予約しようとしたが、受付開始直後から「混み合っています」状態で、結局予約できなかった。どうせダメだろうと思って、近くの駅からのバスは予約してあるのだが、どういう人がうまくアクセスできたのだろうか。
(
↓玄関の飾り)
2021.12.03 (金) 晴れ
期末考査第4日目。勤務日で出勤する。考査後、1年生は憲政会館の落ち葉掃除、2年生は科目選択の、3年生は共通テスト出願に向けての、それぞれ総合学習。帰りがけ、実家の家族が(ちょっと早いが)我が家の誕生日を祝ってくれる。丸の内のイルミネーションがキレイだった~。14010歩。
2021.12.02 (木) 晴れ
期末考査第3日目。採点無事?終了。今年も単位を出せなさそうな者が数名…。まあ仕方ないかなぁ。9879歩。
昨日、新語・流行語大賞に「ショータイム」と「リアル二刀流」が決まってめでたしめでたし。「スギムライジング」も当然でしょうかね。一方で、「親ガチャ」というのは何だかねぇ~。吉右衛門さんがお亡くなりになったニュースに隠れてしまったが、「神田川」の喜多條忠さんもお亡くなりになったそうで、天声人語でそれを知った。高校生の頃、かぐや姫はだいぶ聞いた。心よりお悔やみを申し上げます。
2021.12.01 (水) 雨のち晴れ
朝は、私が通勤する5時~6時くらいが一番激しい降りだったが、その後徐々に回復してお昼前にはすっかりイイ天気に。学校を出る頃には、夕焼けがキレイだった~。ちなみに、こういう大雨の日は、濡れてもイイように綿パンをはいて家を出て、学校に着いてから持っていったウールのスラックスに履き替えるのであるが、今日などは完全にそれが正解といった感じであった。10051歩。
期末考査第2日目、3年生の文系古典の答案が出て途中まで採点。範囲が広かったので、やっている諸君と間に合わなかった諸君の差が如実に出ている感じである。