ゲレンデ

2013.01.31 (木) 晴れ

 あっという間に1月も終わり。午後から個人的な用事で早引け。8475歩。
 ところで、今月はあまり遊びに行かなかったので、ちょっと掲載写真が少なめ。早く暖かくならないかなぁ…。

2013.01.30 (水) 晴れ

 午後から、東京学芸大学国語国文学会の例会(学部生が主に参加)で、「国語の授業をつくる」というタイトルの講話を行う。日比谷の卒業生も4人おり、さらに、明治大学から学芸大大学院に来ている明治の教え子にも会えて良かったのだが、以前お世話になった大学の先生方も聞きに来て下さってしまい(笑)、緊張する。講話の方は、どうしても高校での実践の話題が中心になってしまうので、小学校の教員を目指す学生さん方にはちょっとピンぼけの部分もあったかも知れないが、教材研究、特に指導過程研究の重要さについては理解していただけたのではないかと思う。講話後、軽食を取りながらの懇親会も、学生さんの話がたくさん聞けて楽しかった。11662歩。

2013.01.29 (火) 晴れ

 スキー教室の残金を返却し、これでスキー教室もすべて終了…ではなくて、2月4日に雪陵会の幹事たちと最終の反省会があり、それを以て終了となる。宿入れ・宿出しも順調に進み、昨年の課題はすべてクリアされていたと思う。更なる改善に向けていくつか意見を伝えるつもりだが、とにかく天候にも恵まれたイイスキー教室となり、本当によかった。10685歩。

2013.01.28 (月) 晴れ

 昨日の日曜日が出勤で、しかも緊張する入試業務だったせいか、今日は何となく眠たい・だるい感じである。周りの先生方も、何となくアクビが多いような…(笑)。10861歩。

2013.01.27 (日) 晴れ

 推薦選抜。実は9年も日比谷にいて、ず~と入選の担当で本部詰めだったため、面接を担当するのは初めてなのである。いやはや、甲乙つけ難し。8729歩。

2013.01.26 (土) 晴れ

 たまにクルマを動かそうということで、午前中、関越道をすっ飛ばす。午後からは『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一、講談社現代文庫)を読み返しながらウトウト…。

2013.01.25 (金) 晴れ

 午前中4時間授業で、その後、大掃除+推薦選抜の会場準備。午後からは教員打合せ。なにせ初めての集団討論ということで、面接委員全員が集まって、さまざまな事例や疑問点を挙げながらじっくり検討する。10090歩。

2013.01.24 (木) 晴れ

 日比谷の推薦選抜の願書提出日。去年までは主担当だったので忙しく緊張感のある一日を過ごしたものだが、今年はやっとその仕事から解放され、何となく気楽な?一日。提出書類などの確認作業をお手伝いする。
 公務員の退職問題を扱った朝日新聞の記事に、「佐々木信夫・中央大学大学院教授(行政学)の話 自治体が行革で歳出を削っているなか、駆け込み退職は逆行して経費を増やすことになり、住民にとってマイナスだ。自分の懐より、公務員として公共に奉仕する精神を最後まで全うしてもらいたい。」という現実から遊離した前時代的・低レベルな意見がある一方で、「兵庫県警では、3月末で定年退職になる約280人のうち約90人が2月末の退職を希望する。ある幹部は「初動捜査では本部が応援を出すので問題はない。約150万円の違いを考えれば、人数が3桁でもおかしくはないと思っていた」。 」という、生活の厳しさを踏まえれば極めて当たり前な予想も立てられていたことが報じられていた。なぜ切り替えの時期を3月にしないかといえば、単なる経費の問題だそうだ。そういう安易で浅薄な感覚が、かえって経費を産み出したのである。
 退職を迎えようとされている方々は、「公務員だから」ということで、長らく低賃金に抑えられ、にもかかわらず、残業手当なども全くない中、持ち帰りの仕事を抱えながら生徒のために尽くしてきたのである。世の中が不景気になって民間の賃金が低くなれば、今まで大きく増えることのなかった賃金も、連動して引き下げられてきたのである。いったいこれ以上何を期待するというのだろう? 7563歩。

2013.01.23 (水) 晴れ

 職員会議でセンターの結果が報告される。全国の国公立高校の中ではトップクラス。3年生諸君、イイ結果ですからこのままがんばりなさい。8373歩。

2013.01.22 (火) 雨・晴れ

 昼休み、スキー教室のビデオ鑑賞会。楽しかった日々がよみがえる。
 例えば日経には、「手当減額前に駆け込み退職 埼玉の教員100人超」と見出しにあり、上田知事がで「2カ月残して辞めるのは無責任とのそしりを受けてもやむを得ない」、「それぞれが得か損かの判断をしている。価値観までは強制できない」としつつも「責任ある立場の人は責任をしっかり受け止めてほしい」 と話したと記事にある。私に言わせれば、こんな時に退職が増えないよう、上田知事こそ責任を果たしてほしい、つまり、(たとえ減額するにしても)せめて駆け込み退職が起きない時期に設定してほしいと思う。教員も単なるサラリーマンである。もはや聖職ではない。退職金が減額される前に止めるのは、ある意味「普通な」感覚であろう。担任なら途中で止めないだろうという感覚こそが、逆に体罰的なるものの温床になっているのではないか? 11359歩。

2013.01.21 (月) 晴れ

 3年生のセンター自己採点。理系はよかったみたいだが、文系は今一つ。ただ、これは全国的な傾向らしく、特に国語が難しかったということで、ある予備校などは国語の予想平均点を100点としており、昨年よりも-18点という状況である。こういう時こそ2次での逆転可能性が高まるのだから、今回の結果が思わしくなかった諸君は、これからが力の発揮どころと考えて、前向きに努力しよう! 10700歩。

2013.01.20 (日) 晴れ

 午前中、ケルヒャーでクルマの掃除。あ~本当に楽チンである。午後からセンター試験の国語の問題に挑戦。なんと、漢文の問1という基本問題を間違える。やれやれ…。さて、3年生諸君はどうだったろう? ちなみに、国語の問題は難化。予備校の分析もそうなっているし、私もそう思う。現代文は、素材の文章の難化というよりは、設問が(直接書かれていないことも踏まえて)消去法でしか選べないから。古文は、文脈を(主語を)追うのが難しかったのと、文章に即して心情を考えられたかがポイントか。漢文は、文章に通底している思いが読み取れれば、句法などは易しかったので何とかなったと思われる。

2013.01.19 (土) 晴れ

 今日一番のニュースは、愛ちゃん(卓球)が優勝したことでも、センター国語が難化したことでも、センター英語が例年並みだったことでもなく、かつての大横綱大鵬が亡くなったことであろう。私の子どものころは「巨人、大鵬、卵焼き」で、私などは横綱は横綱と戦うとばかり思っていたから、大鵬が全勝優勝した年などは、相手の横綱柏戸は「15戦全敗だったのだ!」と思っていたほどである。ご冥福をお祈りいたします。
 昨日「田中一光展」に行った主人がおみやげを買ってきてくれる。下は、昔私が行った「田中一光展」のパンフレットに掲載されていた「田中一光の仕事机」の写真。これにしびれたのである(笑)。
田中一光展
田中一光の机

2013.01.18 (金) 晴れ

 いよいよ明日はセンター試験。直前演習では「あせった時の勉強法?」を伝授。天気は心配なさそうなので、あとは普段通りの…ではなく、普段以上のバカ力?を発揮してくれることを期待したい。Yes, you can !!!
 1・2年生の希望者は、チャレンジ・センター模試ということで、午後から実物の問題を使った模試に挑戦する予定。予備校がどうやって大量の問題を手に入れるのだろうと思っていたら、センターに試験会場として予備校を貸することで、代わりに問題を有料で手に入れているらしい。なるほどねぇ~。
 主人は友人と「田中一光展」へ。田中一光は、私の尊敬するデザイナー。いいカタログがあったら買ってきてくれるよう依頼する。9174歩。

2013.01.17 (木) 晴れ

 今日は月曜日授業。放課後教室に戸締まりの確認に行ったら、SSHでロボットを作っているグループが実験中。そのグループのメンバーは15Rの生徒なので、私も顧問に名を連ねており、早速試作ロボットに「はるか」と命名するよう命ずる(笑)。動きはまだ今一つだったかな? 10949歩。

2013.01.16 (水) 晴れ

 H下=募集停止にすれば悪い伝統が断ち切れるという短絡。伝統は、変える努力をしなければ変わらない。インターバルを入れたら、旧弊はカビにように根強く生き続けるだけである。そんなこともこの人は分からないらしい。だから逆に、このレベルの人(及びその一派)には任せられないということが、大阪の方々にも徐々に分かり始めたのでは。9047歩。

2013.01.15 (火) 晴れ

 そこらじゅうに凍った雪が残っていて、歩きにくいことこの上なし。スキー教室用に買ったスノーブーツに活躍の場ができてよかったが、それでも滑る滑る…。15Rの諸君は、早速教室前のベランダで雪合戦。何といいましょうか…笑。
 夜の教育法は最終回。レポートを回収し、授業以外の教員の仕事についてごく簡単に紹介する。その後、特に教員を目指す諸君の個別相談の時間にしたところ、院への進学のことや、都と他県との併願、私立という職場について、就職後教員を目指すには…など、いろいろな悩み事を打ち明けられる。うまく答えられることもあれば、一緒に話を聞いて考え込むことも。高校生の進路相談同様、大学生の進路相談も大変である。10149歩。

2013.01.14 (月) 雨・雪

 新成人の皆さまは大変だったことだろう、午前中、高村薫『冷血』(毎日新聞社)を読んでいてふと気づくと、窓の外はもう大雪であった(「なりけり」)。主人がクルマで出かけたので、家の前の道と駐車スペースを3回に分けて雪かき。けっこう腰に来たなぁ…。夜になって小降りになったが、明日の朝が心配である。

2013.01.13 (日) 晴れ

 午前中、まじめに仕事。午後からウトウト。夕方、暖かく風もない中、散歩がてら夫婦で阿佐ヶ谷まで歩き、実家の父母と落ち合ってウナギを食す。さっぱりしていて、ご飯も美味しく、さすが専門店のウナギであった。

2013.01.12 (土) 晴れ

 午前中、久しぶりに石神井公園へ。天気がよかったせいか、カメラを抱えたじいさん&ばあさんが多数出現…って、自分もその一人だが(笑)、仲間どうしで集まった時のマナーの悪さは、どうもいただけない感じである。午後からバスケ。
メジロの流し目

2013.01.11 (金) 晴れ

 センター試験まであと1週間、3年生の特別授業第Ⅰ期も、来週のあと1回を残すのみである。伝えたいことはまだまだあるが、内容を精選することに注意して、短い時間を生かす工夫をしているつもりであるが、さて、それがうまくいっているのかどうか。それでも、「「ざめり」の「ざ」は打消、ザネリはラッコの毛皮!」とかいう冗談(出典は宮沢賢治)で笑顔を見せてくれる3年生である。期待したい。8421歩。

2013.01.10 (木) 晴れ

 今日は午後に授業がなく、なんとくウトウトしていたら、あっという間に終業…。まあ、そんな平和な一日もあるのであった。8364歩。

2013.01.09 (水) 晴れ

 昨日の反省を踏まえ、今日はきっちり発問を点検してから授業に臨み、自分的にはまずまずの授業ができたと思う。特に、現代文は予定通りの進行で、生徒とのやり取りもうまくいってイイ感じであった。
 大阪の体罰事件、決して許されることではないが、インタビューに出て来る多くの生徒たちが「イイ先生です」と答えているところに難しさがあろう。8883歩。

2013.01.08 (火) 晴れ

 始業集会+宿題テスト+授業。スキー教室の後始末をしていたりしていたら、けっこう時間が足りなくなってしまい、授業の準備が今一つのまま教室へ。当然の結果ながら、年明け早々納得のいかない授業になってしまった。正月ボケ?で、ちょっと時間配分の見通しが甘かったと反省。13711歩。

2013.01.07 (月) 晴れ

 明日からの始業に向けて、色々準備する。
 ところで、1年生の現代文では太宰治の『富嶽百景』をやっているのだが、長い?教員生活で『富嶽百景』を扱うのは初めてで、最初つまらない作品だなぁと思っていたが、下調べするとそれなりに面白い。友人で東大教授の安藤宏君が『太宰治 弱さを演じるということ』(ちくま新書)という売れない本を書いているが(笑)、その中に「<よくやっている>富士と、<藁一すじの自負>をもってそれに対峙する<私>と。いわば<富士>とは現実の日常世界そのものであり、<月見草>とは卑小ながらもそれに伍していく我が身の表象にほかならない。」という指摘があり、これに続く部分などはまさに授業のポイントでもある。やはり教科書の小説教材は奥深いものがあるのである。

2013.01.06 (日) 曇り

 冬休み最後の日曜日、1日に会えなかった息子夫婦が遊びに来てくれる。
見上げる

2013.01.05 (土) 晴れ

 授業の下準備などをしてまじめに過ごす。
 夜、BSの番組で、ロンドン発ベネチア着のオリエント急行の特集をやっていて、最終駅ベネチアに着く場面では、去年の夏の旅行が思い出されて懐かしかった。ちなみに、一緒に旅行した大学時代の友人の一人が福岡出身で、里帰りしたついでに梅園の辛子明太子を送ってくれたのだが、それがちょうど今日届いて、その番組は、粒の揃ったその明太子を食べながら見ていたのである。ちなみにちなみに、今日の朝日新聞be「うたの旅人」も、「椿姫」が初演されたベネチアのフェニーチェ劇場を話題にしており、何というか今日は「ベネチア・デー」といった感じであった。

2013.01.04 (金) 晴れ

 寒い一日、散歩と読書。朝日新聞朝刊の見出しは「手抜き除染横行」、日本もいよいよこういう国になってしまったのであろうか。
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2013.01.03 (木) 晴れ

 最後の正月休み、撮りためたビデオを見たり、ユリイカの増刊号(百人一首特集)を読んだり、実家の家族と鍋を囲んだりして過ごす。

2013.01.02 (水) 晴れ

 徐々に風邪も回復傾向。午前中ゆっくりしてお昼にのんびり初詣。午後も休憩して、夜「レ・ミゼラブル」をとしまえんシネマで鑑賞。舞台と違って映画ではリアリティが求められてしまう面があり、そこに「つまらなさ」が入り込んでしまう余地があると思うが、この映画は、考え抜かれた映像と素晴らしい演技&歌唱で飽きなかった。ただ、ヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャンは、声がちょっと高すぎるのでは…という印象。ラッセル・クロウがジャン・バルジャンでも…と思った。

2013.01.01 (火) 晴れ

 何十年ぶりかの寝正月。風邪かノロかよく分からないが、お腹に関わる諸症状があって食欲がまったくなく、熱もあって、ひたすら羽布団の中でジッとしている。主人の実家の家族や息子一家に集まってもらい、正月パーティを開催する予定だったがすべて中止。申し訳ない…。今年の「六白金星」は「○」なのだが、しけたスタートになってしまった。
年賀状2013