7月

2013.07.27 (土) 晴れ・夜は雨

 夕方、外出許可の出た父を車椅子に乗せて、病院の近くにある蕎麦屋「野中」に家族で出かける。ネットではかなりの高評価で、期待通り蕎麦はおいしかったが、天麩羅は今一つの印象であった。雨が降り出す前に帰れたのはラッキーであった。
 明日から4泊5日でバスケ部の夏期合宿を引率します。更新できませんが悪しからず。

2013.07.26 (金) 晴れ

 こんな所に行ってきました(その3)。(画面上をダブルクリックすると再生します…多分)

 出校して、すでにたまり始めた仕事を片付けたり、合間に、合宿を控えたバスケ部の練習をちょっと覗いたりする。

2013.07.25 (木) 曇り・晴れ

 こんな所に行ってきました(その2)。(画面上をダブルクリックすると再生します…多分)

 今朝の朝日新聞に「電子書籍、安売り合戦」という記事が出ていた。電子書籍販売サイトで、書籍の値引き販売が行われているという記事なのだが、その中に次のような指摘があった。

 日本では値引きが紙の本に広がる動きはないが、先例がある。韓国出版研究所の白源根(ベクウォングン)・研究部長は「一部に値引きを認めれば、全体に広がる。それが韓国の経験だ」と警告する。
 韓国では2000年代初頭、IT産業を振興する狙いもあり、ネット書店に対して新刊の値引き販売を認める法律が施行された。すると街の書店から不満が噴出したため、街の書店にも値引きを認めることに。競争が激化した結果、街の書店は11年の時点で、1990年代半ばの3割しか残っていないという。
 値引き攻勢で成長したネット書店も、昨年に売上高が初めて下落に転じた。白部長は「韓国では値引き販売はもう限界。初版1千部の人文書を出す中小出版社は経営が持たない。出版社が売れ筋を狙う本ばかりを出すようになれば、一番大切な出版物の多様性が揺らいでしまう」と話す。

 世の中、何でもがこんな風になってしまう。困ったものである。私もKindleを使っているし、今回の旅行にも紙の本よりも携帯しやすいこともあって持参した。データをダウンロードするだけで、モノとしての本そのものは手に入らない訳だから、何となく値引きがあってもいいような気がしていたが、考えを改めなければならないようである。

2013.07.24 (水) 曇り・雨

 こんな所に行ってきました(その1)。(画面上をダブルクリックすると再生します…多分)

 夜、夫婦で「風立ちぬ」を見に行く。「う~ん…」である。親に連れてこられたお子様たちが可哀想。最後の「ひこうき雲」も、「久石譲の方がイイんじゃないの?」という印象。主人公たちに「ただ美しい飛行機を作りたい」と弁明じみたことを言わせているが、その美しい成果が結局はあの結果を招いたのである。結果を考えずに目の前の課題に邁進する理系人間そのもの…というのは「偏見」かも知れないし、それを悪利用する文系人間の方がより罪が重いのかも知れないが、菜穂子を登場(搭乗?)させたくらいでは、この作品のもつ根本的な問題は解決されないのではないか。(ちなみに、震災で大人数が動くシーンの完成度とか、飛行機の機体の質感描写とか、いつもの自然描写の美しさとか、映像としてはやっぱりスゴイものがありました。)

2013.07.20 (土) 晴れ

 デトロイト市の破綻……今読んでいる『逝きし世の面影』(渡辺京二、平凡社ライブラリー)より引用。

 バード(明治11年に馬で東北地方を縦断した英国人女性)の記述で驚かされるのは、それぞれの店が特定の商品にいちじるしく特化していることだ。羽織の紐だけ、硯箱だけ売って生計が成り立つというのは、何ということだろう。もちろん、店の規模はそれだけ小さくなる。ということは一定の商品取引量の養える人口が、その分大きいということを意味する。つまりここでは生態学的に、非情に微細かつ多様な棲み分けが成立しているわけだ。細民のつつましく生きうる空間がここにあった。それだけではない。特定の一品種のみ商うというのは、その商品に対する特殊な愛着と精通をはぐくむ。商品はいわば人格化する。商店主の人格は筆となり箸となり扇となって、社会の総交通のなかに、満足と責任をともなう一定に地位を占める。それが職分というものであった。

 近代化の中で我々が失ってきたモノを、膨大な異邦人の記録を紐解くことで明らかにしようとしたこの本は、ともするとナショナリズム的な快感をもたらして注意を要するが、そこに並べられた資料からは、かつての日本に「まっとうな生き方」が確かに存在していたことがよく分かるのである。
 ひるがえって、コンビニやチェーン店ばかりになった商店街には、「職分」を失った、つまり、仕事に愛着と誇りを失った現代が象徴されていることがすぐに見て取れるだろう。「大量」がキーワードのコンビニやチェーン店しか生き残れない時代こそ、規制緩和とグローバル化がもたらしたものである。もちろん、時間は逆には進まない。しかし、決して忘れてはならない視点がここには提供されているのではなかろうか。
 明日から火曜日まで、ちょっと出かけてきます。更新できませんが悪しからず。

2013.07.19 (金) 晴れ

 夏休み前最後の授業。1時間目に3年生の授業で問題をやらせていたら、静かな教室に窓の外からセミの声が響いてきた。今年初めて聞いたセミである。あ~夏だなぁという感じであった(「夏なりけり」)。
 4時間の授業後、大掃除をしてから体育館で学年集会。夏休みの生活が主たるテーマだが、進路部からということで、休み中にオープンキャンパスに参加するといった「行動」を通して、自分の進路を考えるきっかけをつくってほしい旨伝えた。11523歩。
 キヤノン・フォトサークルに写真が掲載される。タイトルは「帽子の横顔」。ジャンルマスターの横木安良夫先生から、「何を見ているのでしょうか?光も、表情もすばらしい。ハイキーな色調、雰囲気もいい。何を見ているのか、わからなくても、見る側が自由に想像できるすばらしさがあります。80点。」とご講評いただく。
帽子の横顔

2013.07.18 (木) 晴れ(ゲリラ豪雨あり)

 ここ数日涼しかったのだが、今日は仮設校舎内の”モワァ~”が復活!廊下がふたたびサウナと化していた。そんな中、粛々と3時間の授業&午後から会議…。はぁ~疲れた。9517歩。

2013.07.17 (水) 曇り・雨

 授業の合間に、夏休みに向けての色々な事務手続きを済ませる。また、夏期講習に向けての教材選びや、補欠募集の問題作成、実力テストの問題作成などにも手をつけ始める。10993歩。

2013.07.16 (火) 晴れ・曇り

 午後から拡大学年進路部会。2学年の授業を担当している先生方に集まっていただき、各クラスの状況を分析する。ちょっと時間が足りなかったのは残念だが、25Rは特に問題を指摘されることもなかったのでホッとする(去年とは大違い…笑)。
 夜の教育法は前期最後の講義ということで、全員で意見を出し合いながら一つの教材の学習指導案をつくるという演習に取り組む。それなりに指導案に対する理解が深まったのではないかと思う。12511歩。

2013.07.15 (月) 海の日 曇り・晴れ

 昨日は去年一緒にイタリア旅行した仲間と、新宿三丁目のヴェネチア料理の店「イル・バーカロ」にて会食。モーツアルトを聴かせて熟成させたというワインを楽しむ(ただし、イイ値段であった…)。3人で2本+デキャンタも空けてすっかりイイ気分。(おかげで更新できず…笑)
 今日は学校説明会。地域を区切って午前2回、午後2回の計4回実施するが、1回目は500名弱の参加で、400席の星陵会館で立ち見が出るほど。校舎の見学ツアーも例年より参加希望者が多い感じである。仮設だから見てみたい…といったところか。
夏の色
 岩波新書の『(株)貧困大国アメリカ』(堤未果)を読む。影響されやすい性格なので、TPP絶対反対と思うようになる。規制緩和とは、その聞こえの良い宣伝とはまったく逆で、実は1%のための政策であることがよく分かる。特薦。

2013.07.13 (土) 曇り

 昭和記念公園に出かける。連休初日ということで道は少し混んでいたが、公園そのものはプールと水遊びのコーナーが混んでいるだけで、園内はガラガラ…。暑いし、たいした花もないしといったところか。
ブーゲンビリア

2013.07.12 (金) 晴れ

 SSH特別講演(「宇宙はいかに始まったか ~理論と観測で迫る宇宙初期~」自然科学研究機構長 東京大学名誉教授 佐藤勝彦博士)が東大工学部2号館で行われるため、午後から出かける。前の学年で東大に進学した学生が挨拶に来てくれたりしてうれしい。行きがけに国文科研究室をのぞいてみると、知り合いの教授(安藤宏教授、藤原克己教授)が在室していらしたのでちょっと歓談。SSHばかりでなく、国文科としても高校との連携を考えているとのことなので、遠慮なく声をかけてほしい旨伝えておく。11960歩。
 キヤノン・フォトサークルに孫写真が2枚掲載される。一枚目は「キラキラ」。ジャンルマスターの横木安良夫先生から、「素晴らしい瞬間。 傑作。90点。 50mm1.2ですね。」とコメントをいただく。今回の選ばれた他の方々の写真の中にも90点は3名しかいなくて、かなりうれしい。
キラキラ
 もう一枚は「ママに甘える」。同じく横木安良夫先生からは「いや、この目だけがいいと思います。信頼し、周りを見つめる目です。傑作。タイトルであまり嘘をつくのはおすすめしません。見る側が勘違いすればいいこと。例えば「おばーちゃん、大好き」とか。写真は85点。」とコメントをいただく。投稿の際、「タイトルは「ママ」にしましたが、実はおばーちゃんです(笑)。光の感じがなかなかよく撮れたと思います。もう少し表情が見えてもよかったかも知れません。」と説明をつけておいたので、それに対してコメントを寄せて下さったのである。確かにタイトルのウソはいけませんな(笑)。
ママに甘える

2013.07.11 (木) 晴れ

 放課後、学級保護者会+懇親会。保護者の皆さまどうしのつながりを深めていただくため、男子の保護者の方と女子の保護者の方とでグループに分かれて、学校や家での様子を自由に話し合っていただく…と、イイことをやったように書いたが、実は特別な内容を用意していなかったというのが本当のところ(笑)。しかし、話も盛り上がり情報交換も進んだようなのでよかった。10790歩。

2013.07.10 (水) 晴れ

 オケ部の指導に卒業生が来校する。ゆっくり話したかったが、予定があって挨拶しかできず残念。北海道の親戚からいつもの夕張メロンが届く! 多謝。幸せで他に書くことなし!(笑) 9437歩。

2013.07.09 (火) 晴れ

 夜の教育法はいよいよ学習指導案の作成ということで、今日もいきなり演習を科してみる。「学習内容」と「学習活動」と「留意点」の違いが今一つピンと来ていないうちにとりあえず作成させてみて、あとから添削・解説しながらその違いを意識させるのだが、それなりにイメージがつかめたようである。やる気のある学生たちを相手にしていると、こちらも勉強になるり、本当に有意義な時間を過ごしている感じである。翻って…って、まあ止めておこう。13104歩。

2013.07.08 (月) 晴れ

 昨日と同じ、暑いでやんす。仮設校舎3階の廊下は、もうサウナ状態…。生徒との2回目の個人面談を進めているが、こんなに早く梅雨明けするとは思っていなかったので、用意した会場がその3階の「国語科倉庫」というエアコンのない部屋、いや~死にそうである(笑)。9936歩。

2013.07.07 (日) 晴れ

 言っても仕方ないが「暑い」…。夕立が気持ちよかった。七夕の願いごとは「反改憲、反原発」。そして、「孫姉妹が安心して暮らせる世の中に」。
ウォーターカラー

2013.07.06 (土) 晴れ

 昨夜は我が家で今年初めてエアコンを使用したのだが、それほど寝苦しい夜であった…が、今日はそれ以上! 補習で学校に出かけたが、教室はクーラーを使って涼しくできるが、国語科職員室のある3階の廊下といったらはもう熱帯である。やはり仮設校舎の夏は厳しそう…と書いていたら、もう梅雨明け! いや~早いなぁ~というか、いよいよ夏本番である。

2013.07.05 (金) 曇り

 朝から蒸し暑い一日。放課後、女子バスケ部の卒業アルバム用写真の撮影。3年生の久しぶりのユニホーム姿が懐かしい。10142歩。

2013.07.04 (木) 晴れ時々曇り

 参院選が本格化。ネット云々はどうでもよいが、とにかく、見せかけの経済状況にだまされて、憲法や原発や年金やTPP、そして、誤った歴史認識といった問題を抱える政党にだけは投票したくないものである。ねじれが解消したらやりたい放題…。公明が公明でなくなりつつある現在、ここは我々の正念場でもあろう。9508歩。

2013.07.03 (水) 曇り

 学級タイムの時間から、第29回柔剣道大会。剣道は惜敗であったが、なんと!柔道が優勝! 普段の男子のまったり具合から期待も何もしていなかったのだが、勝ち進むにつれて応援も盛り上がり、楽しかった。(万歩計を身につけるのを忘れる)

2013.07.02 (火) 晴れ

 夏が近づいた感じの一日。M先生がサクランボを持ってきてくれて、国語科の教科会の際に全員でいただく。ちょっとだけ余ったのでジャンケンで争奪戦を行ったが、大人げなく(笑)盛り上がる。14540歩。

2013.07.01 (月) 晴れ

 あっという間に7月である。昨日、孫シスターズと遊びすぎたせいか、なんとなく眠い感じ…。それでも、拡大進路部会の準備をしたり、個人面談を進めたりと、それなりに予定をこなす。12671歩。
仲良く