2013.12.31 (火) 晴れ
イイ天気だが、色々疲れが出たのか朝からひどい頭痛に悩まされる。とりあえず大掃除も終わっているので、色々と料理に余念のない主人の横で、「ゴッドファーザー PartⅡ」を見ながら静かに過ごす。
さて、来年が、皆さまとわたくしどもにとって、よりよい年となりますように!
2013.12.30 (月) 晴れ
午前中、床のワックスがけとクルマの掃除をする。午後、かかり付けの整体に行き、その後はのんびり「ゴッドファーザー PartⅠ」を見て過ごす。
2013.12.29 (日) 晴れ
午前中、窓ふき。本格的な大掃除は明日の予定。
今日の朝日新聞2面の「ひと」のコーナーに、小・中・高(部活も同じ)の友だち(平賀研也君)が、「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー大賞の図書館長」ということで登場しておりビックリ! 早速引用。
東京では、外車輸入販売会社の経営改革を担っていた。一人息子の小学校選びに迷っていたころ、長野県伊那市の小学校が、のびのびとした教育を実践していると聞き、親子で見にいった。日本アルプスに抱かれた大自然。人々の柔らかさ。終電で帰宅する毎日とは別の世界があった。2002年、退社し、家族で移り住んだ。
江戸時代、高遠(たかとお)藩があった土地の暮らしには、歴史と文化が根付いていた。ただ、その価値に住民が気づいていない。「お客さんではいたくない」と、情報通信技術で地域の活性化を進める市の委員に応募した。07年には公募で伊那図書館長に。「図書館を拠点に、ITで人々と歴史や文化をつなぎ直してみようと思ったんです」
学校や博物館に眠っていた古地図を使い、旧城下町の地図上に自分の現在地を表示して街歩きを楽しめる携帯端末用のアプリ「高遠ぶらり」を開発した。住民と一緒に歩いて街を再発見し、歴史をたどった。高遠藩内藤家の下屋敷があった縁で、東京・新宿御苑周辺の「内藤新宿ぶらり」もできた。
図書カードを作った人には地域通貨「りぶら」を発行する。図書館で使わなくなった本と交換でき、地元商店で割引券にもなる。
NPO主催の賞で今年、先進的な取り組みが「地域資源の創生」と評価された。「図書館がただの貸本屋じゃないと証明できて、うれしいです」
ついでに、安倍の危うさを指摘した「耕論 靖国参拝 信念の向こう側」の小田嶋隆氏の文章も面白かったので、一部引用しておこう。
安倍首相の靖国参拝は、単なる一か八か、ではなく、世論はついてくる、という彼なりの計算や勝算があったと思います。その根拠を与えているのがフェイスブック(FB)ではないでしょうか。
安倍さんのFBを見ていると、称賛の声しかありません。FBは誰のものでも基本的にファンしか集まってきません。産経新聞によれば、参拝後、「いいね!」ボタンが4万回押されたそうですね。もし、FBに「ふざけるな!」ボタンがあれば、がんばって押しに来た人も大勢いたでしょうが。
ちょうど白雪姫に出てくる魔法の鏡のように、「世界で一番愛されている首相はだれ?」と聞くと、「安倍さんに決まってますよ」という返事が返ってくる。それを毎日見ているうちに、どうしても影響される。
(中略)
<決断力に好反応> リーダーが何であれ、決断することを歓迎する風潮がこの10年、露骨になっています。参拝の是非より、首相が信念をもってやったことを支持する。事のよしあしはどうあれ、きっぱりした決断力、実行力に国民が反応するということが如実にあります。
多くの人はおそらく、首相の靖国参拝自体、何それ、という感じかもしれません。それより、中国や韓国にいろいろ言われるのは不愉快だという気分の方が大きい。事情も聴かずに「そこ、もめないで」と学校の先生みたいなことを言っている米国も面白くない。だから、諸外国の顔色をうかがったりせず、毅然として参拝したことに、たくましさを感じる国民も一定数いるでしょう。
考えてみれば、リーダーに決めてもらいたいというのは、自分では考えずに丸投げすることになります。民主主義国家として健康とはいえない。民主的に決めようと思ったら、複雑だし、迷いもあってぶれるし、時間もかかる。決断は煮え切らないものなんです。
そんな中で、自民党内でも決して圧倒的な支持があったわけではなかった安倍首相は、小選挙区制を背景に、分不相応といっていい絶対権力を握ってしまった。しかも、かつての自民党は、実に幅の広い政党だったのに、今や一枚岩です。党内の風通しは悪く、異論の存在が許されず、元気の良かった若手の声も消えました。
分不相応な権力を握った人間が、分不相応な人気幻想に支えられて、分かりやすい行動(単純な構図に基づく行動)を取ることほど恐ろしいことはない。そのことを肝に銘じたいものである。
2013.12.28 (土) 晴れ
葬儀を執り行っていただいた葬儀社の方と、最後の打ち合わせ(…というか、支払いその他)。「葬儀にあとの 手続き・届け出事典」という小冊子をいただき、早速家族と相談しながら四十九日の準備や香典返しの準備なども始めるが、なかなか手強い?仕事のようである。やれやれ…。350枚購入していたインクジェット用年賀葉書を、郵便局で喪中用の葉書に交換してもらう(無料)。用意していた年賀状の案も破棄して、ごくごくシンプルな寒中見舞いの原案を作成する。
2013.12.27 (金) 雨のち晴れ
父の葬儀もとりあえず無事終了。今日は特に予定も何もなく、家の用事を済ませたり、床屋へ行ったりしながらのんびり過ごす。本来なら今頃は熊ノ湯スキー場にいるはずなのだが、忌引きということで、色々な先生にご迷惑をおかけしており、ちょっと時間に余裕が出来たりすると、何となく後ろめたい感じもするのである。I戸先生、スミマセン…。
キヤノン・フォトサークルに作品が掲載される。タイトルは「私の紅葉スポット」。石神井公園で撮影した紅葉である。ジャンルマスターの竹沢うるま先生から、「影絵のようで目を引きますね。緑と赤の混ざり具合が、不思議な印象を生み出しています。真ん中の赤い色が少しオーバー気味に感じられるので、ここに露出を合わせると、より赤が浮かび上がって綺麗だと思います。」とアドバイスをいただく。逆光での「緑と赤の混ざり具合」を表現したかったので、それが評価されたのはとてもうれしい。今年を振り返ると、写真は27回応募して14回掲載していただいた。しかも、今回の写真はフジのX-E2で撮影したもの。キヤノン・フォトサークルでありながら、他社カメラで撮った写真も掲載してくれて、なかなか太っ腹?なサークルである。
2013.12.24 (火) 晴れ
明日からの式に向けて、打ち合わせをしたり色々と準備をしたりする。遠方から参会する親族もいるので、宿泊先などの手配をするが、クリスマスのせいか?結構大変。納棺を手伝う親族は、その前に豆腐を食べてお酒をいただく儀式があるのだそうだが、そういうことも初めて知った。何事も勉強である。
合間に立ち寄った書店で、『NHKラジオ 英語で読む村上春樹』と、多和田葉子『言葉と歩く日記』(岩波新書、2013)、鳥原学『日本写真史』上(中公新書、2013)、出口汪『東大現代文で思考力を鍛える』(大和書房、2013)なんぞを買ってしまう。式が終わった年末にゆっくり読もう。
2013.12.23 (月) 曇り・晴れ
21日に父が他界いたしました。84歳でした。高齢になってから透析を始めたので、昨年末、担当の先生から、そういう方々の透析後の平均余命の話などを伺い、感染症に気をつけることといったアドバイスを受けておりましたが、今年1月末に外出先で転倒・骨折し、以後、入院がちの生活になってしまったのが残念です。食い道楽なので、病院食に対する不平をこぼしては母を困らせていたようです。そこで、夏から秋にかけての週末には、家族で車椅子を押しながら、ご近所の食べ歩き?に連れて行ったりしましたが、どのお店の方々も親切にして下さり、よい思い出となりました。ひ孫二人を連れて、家族全員で旅行に出かけることを楽しみにしていましたが、とうとうそれだけはかなえることができませんでした。
告別式は、奇しくも私の誕生日ということになりましたが、結婚記念日などをしょっちゅう忘れられては腹を立てている主人は、「あなたが決して忘れないようにという、おとーさんの配慮よ」と言っています。きっとその通りなのでしょう。
年末の忙しい時期に職場を離れ、ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、通夜・告別式は身内だけで執り行いたいと考えております。誠に勝手ながら、ご会葬などのお気遣いは遠慮させていただきたく、ご了承願えれば幸甚です。
2013.12.21 (土) 晴れ
冬晴れの一日。
家族の諸事情により、数日間(年内いっぱいくらい?)更新ができなくなりますが、悪しからず。
(↓「CMギャラリー」のガッキーとBGMがグッド! 「120秒編」と「メイキング」がお勧め)
2013.12.20 (金) 雨
午前中授業、午後から会議。その後、学校の忘年会。幹事の司会が上手で、楽しく過ごす。11687歩。
2013.12.19 (木) 雨
ほとんどの先生方の都から支給されているパソコンが更新されて、新しいマシンになる(富士通製から東芝製へ)。OSもビスタから7に変わったが、各自で行わなければならないデータの移行作業が結構面倒で、パソコンが苦手な先生方にはイヤな作業だろうなぁという印象。国語科では全員一太郎をインストールしてもらっているのだが、ここ数日はパソコン本体の入れ替え作業で担当者は手一杯らしく、一太郎が使えるようになるのは週明けくらいかららしい。当分は使い勝手の悪い状態で我慢である。
帰りがけ、整体の先生の所に寄る。だいぶ良くなってきた。猪瀬の後は誰になるのやら…。9802歩。
2013.12.18 (水) 曇り・雨
後期中間考査の結果が出る。我が25Rは、前途洋々である…つまり、現段階ではまったダメ…(笑)。これからの成長に期待するのみである。とほほ。放課後、3年生の成績会議。忙しい時期ではあるのだが、会議に臨む学年担任団の準備態勢に疑問を感じた…が、まあ仕方ないか。10093歩。
2013.12.17 (火) 晴れ
風邪が治ったと思ったら今度は腰がいたくなり、悪くならないうちに早めに見てもらおうとかかり付けの整体に行ったところ、「かなり来てますね。こりゃ、通院してもらわないとダメかな」と言われてしまう。やれやれ。右腰がいたいのだが、先生によれば、左側股関節をカバーしているから右がいたくなる、つまり、左股関節を治療しないといけないとのこと。人間の身体は不思議である。ちなみに、去年もスキー教室の直前に、この先生の下に駆け込んだのだのであったよ。9914歩。
2013.12.16 (月) 晴れ
猪瀬都知事は、もはや死に体である。立派なルポ(『ミカドの肖像』などは学生時代に面白く読んだ…)を書いてきた人とは思えない為体(ていたらく)で、早く止めた方が良かろう。しかし、東国原だけは御免被りたい。機を見て敏というよりも、あまりにも節操がなさ過ぎである。ああいう行動を示唆するブレインがいるとすればまったく信用が置けないし、そういうブレインに囲まれていること自体、願い下げと言うべきであろう。9112歩。
2013.12.15 (日) 晴れ
午前中、年末のスキー教室に備えて、用品の点検をしたりスキーウェアの陰干しをしたりする。午後、パソコンのデフラグを始めたら午後一杯かかってしまい、おかげで何も仕事ができず。逆に、それを言い訳にしてダラダラ過ごすことにする。お使い、お見舞いなど、いつも通りの日曜日。
2013.12.14 (土) 晴れ
やっと風邪から完全復活。午前中、石神井公園へ。ただし、カワセミには会えず。午後からは、クルマを定期点検にもっていたり、買い物や所用を済ませたりと、一日を有効に活用する。夜、NHK-BSでやっていた「京都迎賓館」の特集がすごくおもしろかった。京都の総力を結集した「おもてなし」の凄さに脱帽である。
(↓風もなく、池が鏡になっていた。)
2013.12.13 (金) 晴れ
13日の金曜日であるが、最近はあまり話題にならない気が…(笑)。昨日、今年の漢字が「輪」に決まったが、国語科でそのニュースを知った時に、その場にいらした先生方に早速そのニュースをもとにして「今年の漢字は何に決まったと思います?」と出題したところ、さすがに流行語大賞から、「倍」とか「今」とかをお考えになった先生はいらしたが、「輪」は出なかった。「流行語大賞の「おもてなし」関係ですよ」というヒントを出しても、なかなか「五輪」という語には結びつかない感じ(漢字?)で、ちょっと難しいかなという印象。でも、まあ、言われてみれば「なるほど」という感じ(漢字?)もしないでもないか。8858歩。
2013.12.12 (木) 晴れ
主人の誕生日。朝の「誕生日、おめでとう!」で無事通過。
夜、親しい仲間と練馬の蕎麦屋「176」で早めの忘年会。あ~楽しかった。12901歩。
2013.12.11 (水) 晴れ
今日は授業が3時間もあるのでがんばって出校する。まだかすれ声になってしまうのだが、2年生の諸君は「休んでくれればラッキ~!」くらいに思っているせいか、授業中も授業後もまったく同情してくれないが(笑)、さすがに3年生ともなると、センター直前の特別講座を休まれては困ると思うのか(それとも愛情からか…笑)、授業後にはさっと5人くらいが寄ってきて、「先生、のど飴です!」と優しい声を掛けてくれるのであったよ(「なりけり」)。この直前講座、100名弱申し込みの講座を2つも担当していて、今日も教室に机を運び入れるくらいの出席率。うかうか風邪にかかっているわけにもいかないのである。がんばろう。10928歩。
2013.12.10 (火) 晴れ
声も体調も回復しないので、今日は年休をもらって家でじっとしている。かかり付けの医者に出かけようかとも思ったが、出かけようと思った時にちょうど雨がひどくて、ついそのままにしてしまう。午前中2時間、午後も2時間近く眠れたが、まだ本調子でない感じ。やれやれ。
2013.12.09 (月) 晴れ
今日も声が出ず。教員にとってこれほど不便なことはないのである。やれやれ。幸い授業が一時間だけで、しかも担任クラスだったので、考査答案を返却したりして何とか誤魔化す。午後は、会議のあと休暇をもらって早めに帰宅。夕食後、やっと少し声が出るようになったが、声と一緒に咳きも出るようになってしまったのは困りものである。ゴホゴホ…。8369歩。
2013.12.08 (日) 晴れ
ノドの変調で、とうとう声が出なくなる。いやはや初めての体験で、結構楽しく?なくもないが…。風邪薬を飲んで家でじっとしている。
2013.12.07 (土) 晴れ
午前中は土曜講習で、午後から入学相談会。約160組の受検生(と保護者)が来場する。主として国語の勉強法(推薦の小論文の勉強法)などについて相談を受ける。週の中頃から風邪気味で、今日はノドも頭痛も最悪な感じであったが、受検生諸君にうつさないように注意しながら、何とか笑顔で対応する。あ~疲れた。
2013.12.06 (金) 晴れ
後期中間考査第4日目。3年生の採点を終える。昨日の不安通り、文3だけ平均点が4点低い(古文70点分の中で)。漢文の30点部分をがんばっての結果ならイイのだが、どうも漢文の方の出来も良くない様子。本番まであと一ヶ月ちょっと。最後の追い込みに期待したい。9647歩。
2013.12.05 (木) 晴れ
後期中間考査第3日目。3年生の答案が出る。文1・4の諸君、まずまずの成績です。このまま油断せずにがんばりましょう。一方、文3の諸君、かなり心配です。さらに努力を続けましょう。9663歩。
2013.12.04 (水) 晴れ
後期中間考査第2日目。2年生の採点を終える。
帰りがけ、国会議事堂と議員会館の間を通るのだが、連日特定秘密保護法反対の集会が行われている。輿論調査の結果も反対が多いというのに、いったいなぜ拙速な成立を目指すのか。TPPと関連するのか、辺野古と関連するのか、それとも…。9399歩。
2013.12.03 (火) 晴れ
後期中間考査第1日目。2年生の古典の答案が出る。よくやっている諸君は本当によくやっており、あれだけの試験範囲がありながら遺漏無く準備しているのが分かる。普通の諸君?も、授業でやったことはかなり身についてきているようで何よりである。問題は「やっていない」諸君(やっているけど「できない」諸君とは別)だが、もうこれだけ差がつくと諦めていただくしかない(単位が出ない)といったところか。
夜の教育法は、さすがに模擬授業4回目ということで、授業そのものも指導案もしっかりしたものになってきた。こちらは合格点といったところか。12489歩。
2013.12.02 (月) 晴れ
考査前日ということで?のんびりと平和な一日。学級通信も今週はお休みにする。やっとダン・ブラウンの『インフェルノ』を手に入れて読み始める。9196歩。
(↓季節外れのラベンダーが、庭で一本花をつけている…)
2013.12.01 (日) 晴れ
今年ももう12月、早いものである。家族が一人無事退院してお見舞いのハシゴがなくなったので、一日、のんびり読書して過ごす。私の大先生や先輩、後輩が編集している『人生をひもとく 日本の古典』(全6巻、岩波書店)を全巻読了する。どの巻も勉強になったが、その中では第5巻「いのる」の巻の解説がもっとも切れ味がなかった気がする。解説者の問題というよりは、この日本という国に「いのる」ということが定着していないのかも知れない。その後、雑誌「ユリイカ」12月号に目を通す。特集は「高畑勲『かぐや姫の物語』の世界」で、どうもあの作品はかなりの名作らしい。「となりの山田くん」も相当な名作らしい。どちらも未見だが、見てみないといけないのかも知れない。