6月

2016.06.30(木)  曇り

 時間割変更で2コマしか授業がなく、平和な一日である。8196歩。
 今日の記事より。耳にしたことあるかなぁ…。

 耳にしたことありませんか、「ほぼほぼ」という言葉。正直、気になります。みなさんは、気になりますか?
 試しに夜のとばりが下りたJR新橋駅前で聞いてみた。待ち合わせ中の会社員男性(27)に声をかけると、「進捗(しんちょく)度でいえば、ほぼは90%で、ほぼほぼは95%かな」と教えてくれた。別の会社員女性(24)は、「よく使います。先日も友達に予定を聞かれ、『その日は、ほぼほぼOKだよ』って」。横にいた友人らもうなずいていた。ただ、女性が「上司にも使います」と言うと、友人らは「それはないない」とそろって驚いた。

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2016.06.29(水)  曇り・雨

 先週まで教育実習生が来ていて1年生の授業を任せていたので、今日、2週間ぶりに1年生の現代文の授業を行ったのだが(3年生の授業は任せないので、古典の授業はやっていた…)、やはり、現代文の授業は楽しいのである。日比谷の生徒は優秀で、意見を求めるとレベルの高い答えが出てくる。そこが楽しさの秘密であろうか。10550歩。(学級通信で「非公開」としてあるのは、その実習生に書いてもらったもの。)

2016.06.28(火)  雨・曇り

 放課後、星陵会館で、今年から1単位認定されることになったSSHの「課題研究」に関する説明会。理科の担当の先生の説明が分かりやすく、なるほどこういうことをテーマにして進めればよいのかということがよ~く分かった。その後、生徒部長からSNSとの関わり方に関する諸注意。23日のところにも記事を引用しておいたが、最近はこの手の生徒指導も増加傾向のようで、困ったものである。
 夜の教育法は、今日で3分間スピーチが全員終了。何となく、学生間の仲がよくなった印象である。聞く方もしっかり聞くので、その相づちをうったり笑顔で応えたりする反応にスピーチしている側が気づき、そのことで距離感が縮んでゆくのだろう。13720歩。

2016.06.27(月)  晴れ

 都立M高校からお二人の先生が授業見学にいらっしゃる。M高校の校長が、かつて私と一緒に担任をしたことがある方で、授業のやり方に悩んでいるお二人に、「見ていらっしゃい」とアドバイスしたのだとか。「勉強になりました」とおっしゃって下さったが、さて、悩みが少しでも解消されるとイイのだが。13200歩。

2016.06.26(日)  晴れ

 夏のような(ジメジメしていない)暑い一日。5月の終わりにカワセミに遭遇したので、久しぶりに石神井公園に望遠をかついで出かけたが、なんとその辺りにいた老人の話によると、もうどこかへ渡っていってしまったらしい。カワセミが「渡る」というのは初めて聞いたが、確かに撮影に来ている人かげもないので、30分待って諦める。
仕方ないので、替わりに睡蓮を撮影)
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2016.06.25(土)  曇りのち雨

 イギリスのEU離脱にはビックリ。ちゃんとニュースを追っていなかったので、今日の新聞をよ~く読んでみたが、これからのことを心配する記事が多かった。離脱派の予想は甘いとするものも多いが、これだけグローバル化が進んでいるのだから、甘いもなにも、日本を含む周囲の国々が対応せざるを得ないのだから、結局は落ち着くべきところに落ち着くのだろう。ドミノ状況にならないように、離脱に当たってEU側はイギリスに厳しい条件を突きつけるのではないかという予測が多いが、私の尊敬する内田樹先生なら、「条件は緩くして、出入り自由みたいにするのがよい」とおっしゃるのではないだろうか。もともとEUなんてなかったのだし、理念は別にして存続の基盤としては経済的理由しかないのだから、調子イイ国ががんばって、嫌になったら止めればイイといったレベルの制度設計(←これも内田先生お得意の用語)にしておいた方が,、迷っている国は「いつでも止められるなら、とりあえず残ろうか」ということになるかも知れないし、イギリスだった離脱手続きの途中で再度国民投票したら、「やっぱり残ります」みないな結果になるかも知れない(完全に外野席の意見かも…)。
 記事で面白かったのは、ピーター・バラカンさんの次の一節。

 英国人が「英国と欧州」と言っている、ですか。いいところを突きましたね。まるで英国は欧州の外にいるかのようです。日本人が「日本とアジア」と言うのと一緒です。最近は「日本もアジアの一員だ」という意識を持つ人が増えたけれど。すごく似ています。

 X-Pro2 の「フィルムシミュレーション」で遊ぶ。
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PROS1589.JPG(ACROS)
PROS1590.jpg(VELVIA)
PROS1591.jpg(CLASSIC CHROME)

2016.06.24(金)  曇りのち雨

 合唱祭。残念ながら我がクラスは力が発揮できなかったが、3年生の演奏はどれも素晴らしく、「甲乙つけがたい」とは、まさにこのことといった感じであった。総合1位になったクラスも素晴らしかったが、個人的には午後最初のクラスのアカペラが梁田賞級かなぁと思っていたのだが…。ちなみに、会場の文京シビックセンターは(古かった日比谷公会堂とは比べものにならないくらい)音響が素晴らしく、特に2階席はキレイに響いていた。11480歩。

2016.06.23(木)  雨のち晴れ

 晴れたらすっかり暑くなった。明日の合唱祭も天気がイイといいのだが、予報だと昼間はもちそうな感じである。雨だと、昼食がかなり悲惨なことになりそう(雨の中で立って食べるとか…)なので、何とかもってくれることを期待したい。8485歩。
 ネット炎上に関して勉強になる記事があったので引用しておこう。最近、この手の問題が生徒指導の課題になっているのは、どこの学校でも同じようである。タイトルは「ネット炎上、招かぬ極意 ~その投稿、玄関先に貼れる?~」(朝日新聞、6月23日)

 インターネット上に不用意な書き込みをしたり、違法行為を見せびらかしたりして、猛烈な非難を受ける「炎上」が急増している。手軽に書き込みや画像を発信できるスマートフォンの普及が背景にある。若者らに炎上の怖さと、防ぎ方を説いて回る専門家の講演を聴いた。
 「皆さんの中に今後、ネットで失敗して人生を駄目にする人が1人か2人います。この人数をゼロにしたい」
 東京都文京区の都立工芸高の大教室で4月、IT大手グリー(東京)の小木曽健さん(43)が1年生90人に話し始めた。2010年に入社し、ブログやチャットなどのネットサービスで規約違反行為がないかパトロールする部署の責任者を務めた。その経験をもとに5年前から中高生や企業を対象に講演を始めた。最初の年は9回。それが昨年は385回に増えた。一番伝えたいのは「ネットと現実は常に地続き」ということだ。
 教室のスクリーンに東京・渋谷のスクランブル交差点の写真が映った。真ん中に学校名や携帯番号を書いたボードを掲げた少女が立っている。q1.jpg
 「インターネットにものを書くということは、この交差点に掲げることと同じ。まだこの交差点の方がましなくらいです」。通るのは1日40万人。ボードを下ろすこともできると解説し、「でもインターネットは一度あげたら二度と下ろせません。全世界に公開され続けます」と加えた。
 次に、男子中学生3人が同級生を暴行する「いじめ動画」をユーチューブに投稿した時の炎上の分析結果を紹介した。少年らがスマートフォンから動画を投稿したのは、午後8時すぎ。動画がネット掲示板「2ちゃんねる」に転載され、炎上が始まったのはわずか10分後のことだった。
 数々の事例を調べると、炎上は一気に情報が拡散し、100万人を超すネット利用者が集まってくる。「炎上してるこいつのこと、知ってるぞという人間がいない方が、不自然です。ネットで馬鹿騒ぎを起こすと、身元は絶対ばれます」と断言した。
 「いじめ動画」でも、少年らは着ているジャージーのデザインから通う中学校が特定された。2ちゃんねるに在校生名簿がすぐ転載され、動画内での呼び名と名簿との突き合わせが始まる。3人全員の身元が、1時間10分後には特定されていたという。
 父親の会社や電話番号、学校の担任、自宅の外観写真も次々投稿された。「今も3人分の引っ越し先の住所番地が載っています。終わらないんですよ、炎上って。一度はじまったら燃やし尽くすまで止まらないんです」
 炎上が収まっても、ネット上には痕跡が残り続ける。
 私立高校の推薦合格を得たのに、高校に過去の炎上を告発する電話が入り、推薦が取り消された中学生。恋人の親戚が炎上に気づき、結婚話がつぶれた20代女性。様々な実例を紹介し、「人生の大事な場面で過去の炎上が、がんと足を引っ張ってくる。それが炎上の本当の恐ろしさです」と語りかけた。
 どうすれば、炎上を避けられるか。講演の終盤で、必ず見せるという1枚の写真を映した。「カンニング成功 オール100点かもね」と大きな紙が貼られた玄関ドアだ。そして、こう呼びかけた。
 「家の玄関ドアに貼り出せる内容なら、どんなものでもネットに書いて大丈夫。家の玄関に貼れないものは絶対に書けない。だって人生終わるんですよ。人生終わってもいいから貼りたいものってありますか? ないはずです」
■5年で10倍、就活に影響も
 危機管理コンサルティング会社のエルテス(東京)の調査では、書き込みや画像が非難を浴び、ツイッターで1時間あたり50回以上転載されるなどしたネットの炎上は2015年に1002件あった。102件だった10年の約10倍だ。
 営業責任者は「スマートフォンが普及し、特に中高生は友だちとのやりとりにLINEやツイッターが欠かせない。炎上への危機管理が欠けているのにツールを使わざるを得ない状況が、増加に拍車をかけている」と分析する。
 一方、炎上の代償は大きくなっているようだ。ネット上のトラブル相談に応じる任意団体「全国webカウンセリング協議会」(東京)によると、社員が炎上すると信用が傷つくとして、入社希望者の氏名を検索し、炎上の有無を確認する企業が多くなっているという。
 ツイッターやフェイスブックには、投稿を友人知人以外には見せない設定もある。だが、知人が投稿をネット掲示板などに転載してしまえば、誰でも見られる。安川雅史理事長は「本人は対策をしているつもりでも対策になっていない。炎上するのは大抵このパターンだ」と指摘する。そして、「まず大人がネットへの理解を深めること。そして家庭や学校で子どもたちに、大切な知識として、ネットとのつきあい方を教えていく必要がある」と話している。

2016.06.22(水)  曇り

 今日は国語科に来ている2人の教育実習生の研究授業。私が担当していない学生の研究授業は、学年会と重なって見学に出かけられなかったが、私が担当する実習生は、所属大学の教官や校長、国語科教員、他の実習生など総勢8名が見守る中、しっかりと指導案をこなして立派であった。12050歩。

2016.06.21(火)  雨・晴れ

 授業の合間に、教育実習生の明日の研究授業に向けた準備を進める。グループワークをする予定だが、うまくいくとイイのだが。
 詳しく書けないが、今日はプロの凄さを実感である。13893歩。

2016.06.20(月)  曇り・晴れ

 朝、なんと湿度が100%! とても授業をやる雰囲気ではない(笑)。何とか(生徒も私も)気力を振り絞って授業に取り組む。10891歩。

2016.06.19(日)  曇り

 上の二人の孫娘たちの誕生会。
D3S_9605.jpg(6歳と4歳)
D3S_9807.jpg(3人目は10月生まれ)
 父の日ということで、息子夫婦からプレゼントもいただく。ちなみに、「恋と若さと健康に」は、私の乾杯の際の決まり文句(笑)。
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2016.06.18(土)  晴れ

 昨日は国語科の歓送迎会で、赤坂見附の「板前寿司」へ。男女5名ずつの教員が「フィーリング・カップル5vs5」(古い…)のように向かい合って座り、知らない人が見たら、熟年の合コンのようであったに違いないが、久しぶりに話も盛り上がって楽しかった。お陰で午前様。
 今日は土曜講習。主人に起こされて、ギリギリで間に合う。今日から基礎組と応用組に分けて、今回は応用組を担当。入試問題などを題材に、これからの古典学習の勘所について話す。

2016.06.16(木)  曇り・雨

 イチローはスゴいが、あれだけスゴくて、あれだけストイックだと、印象としては付き合いにくそうである。ピート・ローズのおかげで、余計立派に見えてしまうのも「持っている」証拠だろうか。
 合唱祭の追い出し当番なので、18時からクラスの練習に付き合う。日ごとに上手になっている印象であるが、どのクラスも同じように上手になっているに違いないので、相対的な位置は変わらないのかも(笑)。
 舛添知事の辞職に関して、私の感覚にもっとも近い記事が今日出ていたので引用しておこう。(朝日新聞朝刊)

■「祭り」騒ぎ、報道は反省を          江川紹子さん(ジャーナリスト)
 もうげんなりして見たくもありません。テレビや新聞の報道のことです。舛添さんのクビをとることが目的になって「早く辞めよ。この道しかない」と走り始めると止まらない。「祭り」状態です。
 騒ぎに乗っかって舛添さんを、ここぞとばかりに正義漢ぶって一斉にたたきまくる。芸能人の不倫報道と同じレベルとしか思えません。そして次の餌食を探しに行くのでしょう。
 そもそも「東京」の知事のことを連日、全国津々浦々にトップニュースで伝える、会見も生中継。そんな必要があるのでしょうか。マスメディアの東京中心主義、極まれりです。
 もちろん舛添さんの公私混同は批判されて当然です。でも一刻も早く辞めさせなければならない問題なら、なぜ週刊誌が伝える前に大きく報道できなかったんですか。
 都庁のなかには記者クラブがあって大手メディアが常駐しています。記者は会見にも出られるし、庁内を歩き回って会いたい人に会え、資料も利用できる。情報にアクセスできるチャンスを最大限いかして取材ができるのです。
 それに、舛添さんは知事になる前は国会議員でした。知事にふさわしいのか、その時点から調べることもできたのに、ほとんどノーマークでした。
 こういう時だからこそ、舛添都政を冷静に点検し、辞職のメリット、デメリットを解説するようなメディアはないのでしょうか。次は都知事選に誰が出るか、そして参院選と政局報道になるのでしょう。いつもの繰り返しです。
 前経済再生担当相の甘利明さんのカネをめぐる問題は、いったいどうなっちゃったんでしょうか。表舞台から引っ込んだら報道しなくなるわけでしょ。表に出て下手な言い訳をする人、偉そうにしてきた人を引きずり下ろす快感もあるのでしょう。
 メディアの役割が権力監視というなら、それを果たせなかったのです。反省すべきだと思います。落ち目になった人をたたくのが権力監視というなら、中央の元気な政権の監視なんかおぼつかないです。人々のマスメディアへの信頼がどんどん後退していくでしょう。
 もう一つ、都議会はこれまで何をしていたんですか。与党は問題がここまでこじれる前に、「これはまずい」ときちんと知事に申し入れるべきだった。野党は、この問題を掘り起こして追及できなかった。この点も批判されるべきです。果たして議員としてふさわしいのでしょうか。不信任案が可決されて知事が都議会を解散すれば、選挙戦で議員たちは知事の問題で何をやったか、説明せざるを得なくなったでしょう。その機会はなくなりました。(聞き手・桜井泉)

2016.06.15(水)  曇り

 今日は、学級タイムを除いて全ての授業が教育実習生の担当なので、何となく気楽であった。もちろん、実習生の授業を見て、次の授業に向けての改善点などを検討したりアドバイスしたりしなければならず、それがイヤだという先生方も結構いらっしゃるのだが、私はあまり苦にならない…というか、授業をやっていただきありがとう、みたいな感じである(笑)。
 実習生は、生徒が発言すると、それが間違っていても、なかなか「違う」と言えないようだ。これは本職の先生方の中にも見られる傾向かも知れない。しかし、例えば「段落分け」などの場合は、間違っていることを間違っていると指摘しないといけない。根拠と(指導者自身が)自信をもって取り組ませないと、逆効果である。間違った段落分けをした時は、「同じ分け方をした人?」と手を挙げさせておいて、その上で「違います!」と言ってやれば、間違った本人も、間違ったのは自分だけでないと分かるから、いくらかショックは和らぐのである。9960歩。

2016.06.14(火)  晴れ

 放課後、体育館ステージで合唱練習。一日でもそれなりの進歩があるものである。しかし、18:45分までだったので、その後追い出しをして大急ぎで学校を出て、やっとのことで大学の講義に間に合う。よって夕食抜き。やれやれ…。今お腹が空いているが、寝る前なので我慢である。15534歩。

2016.06.13(月)  雨のち曇り

 通勤・通学の時間帯がかなりの降りで、朝からブルーな一日である。今日から2回目の教育実習。初日から実習生に1年生の漢文の授業を任せるが、なかなかしっかり準備がしてあり、まずまずのスタート。ただし、準備をしてくると、逆についしゃべりすぎて、計画通りに授業が進行しないのは仕方ないところか。明日は1年生の授業がないので、他の先生方の授業を見学したり、今日の経験を生かしたりして、改善策を探らせる予定である。
 放課後、星陵会館ホールで合唱練習。初めて通して聴いたが、とりあえず2曲とも最後まで歌えたので何よりである。ただし、今は「歌えた」段階だから、残りの日々で「合唱」に仕上げてほしいものである。10493歩。

2016.06.12(日)  晴れ・曇り

 10日金曜日は、宿泊防災訓練。生徒諸君は、防災学習の方もしっかりやったが、夜もしっかり起きていた(笑)。個人的には、まったく意味のない行事だと思う。生徒の認識も「お泊まり会」である。そう思わせるこちらが悪いのではなく、そもそもこの行事にそれだけの意義がなくて、こちらもやりようがないのである。詳しく書くのもバカらしいので以下省略。
 11日土曜日は、生徒たちを帰宅させた後、お昼前に帰宅。睡眠時間2時間くらいだから一眠りしたいところだが、長時間寝ると生活のリズムが狂うので、ウトウトしながら過ごす。夜、友だちと吉祥寺で会食。楽しい会話につい飲み過ぎてバタンキュー。ということで、2日間更新できず。
 今朝は早起きして、星野珈琲でフレンチトースト。帰宅後、庭の草むしりをやって、その後は原稿書き。
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2016.06.09(木)  雨・曇り

 「北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(拉致当時13歳)の両親の横田滋さん(83)、早紀江さん(80)夫妻が2014年3月、モンゴルでめぐみさんの娘キム・ウンギョンさん(28)と面会した時の写真が9日、公表された。」というニュースがあって、その写真を見たが、孫を抱く横田さんご夫婦の姿に心打たれた。色々な事情があるにせよ、お二人の笑顔にはただただお幸せを願わずにはいられない。
 一方、今日の朝の国語科談話テーブルの写真。「ハッピーターン」は、虎屋の羊羹に並ぶ国語科御用達の菓子であり、それ故に、何枚食べたかは厳しく管理されるのであった(笑)。ちなみに、「吉野」は地歴科教諭。国語科に遊びに来たので2枚差し上げたのである。結構国語科教員の心は広いのである。10005歩。
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2016.06.08(水)  曇り・晴れ

 午後から天気がよくなって明るい一日に。113番元素の「ニホニウム」、いいんじゃない。9596歩。

2016.06.07(火)  曇り

 夜の教育法は、この講座から都立高校の教員になっている4名の卒業生を招いての特別講演。教員の日常業務や産休・育休の経験、そして、教員採用試験の実際などについて語ってもらう。その後、お茶の水で反省会(という名の飲み会…笑)。若い先生方とあ~だ、こ~だと言いながら飲むのは本当に楽しくて、ついつい予定時間を1時間近くオーバーし、挙げ句の果てには一駅乗り過ごす。やれやれ。13429歩。

2016.06.06(月)  晴れ

 3年生の必修古文の授業見学に4人の先生方がいらっしゃる。考査を返却したり、考査前の続きを(間違ったところか…笑)始めたりでドタバタしたが、参考になっただろうか。教材の『大鏡』「弓争ひ」は、実は日比谷では初めて扱う教材で、1時間でどこまで理解させるか迷う部分もあったが、まあそれなりに生徒たちはついてきた印象である。先生方から授業そのものに関する質問があると自分の反省にもなるのだが、その面での質問があまりなくて個人的にはちょっと残念。11698歩。

2016.06.05(日)  雨のち晴れ

 孫娘たちを連れて、回転寿司に出かける。そのうち回転しない寿司にも連れて行ってやりたいが、今は唐揚げやラーメンやスイーツもある方が楽しいのである。
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 庭のビヨウヤナギがキレイになってきた。
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2016.06.04(土)  晴れ

 電話がデジタル化されるということで、ケーブルテレビやネット回線なども含めた工事を行ってもらう。出かけられないので、来週の授業の下調べなどをして過ごす。まあ有意義な一日であったと言えようか。

2016.06.03(金)  晴れ

 前期中間考査最終日。1年生の古典の答案が出る。初めての古典のテストということで、まだ漢文などは答え方のポイントが分かっていないようだ。答案返却後の解説はあまりしない方なのだが、今回に限っては次の模試や考査に向けて、丁寧に答案作りのポイントを話した方が良さそうである。
 考査終了後、体育館アリーナで3大校外行事の説明会。一水会、みすず会、雪陵会所属の卒業生諸君がそれぞれ15分間ずつプレゼンをする。音が小さくて残念だったが、それぞれの行事の魅力がよく伝わったのではないかと思う。13602歩。

2016.06.02(木)  晴れ

 前期中間考査第3日目。1年生の現代文の答案が出る。こちらもまあまあか…なぁ。難しい漢字の書き取りを出したのだが、結構ちゃんとやってきていた印象である。9133歩。
 消費税のアップ延期は、目の前の経済に踊らされて、本来の意義が置き去りにされた印象である。財政健全化と社会保障、そして将来を担うものとして受け入れざるを得ない、だからこそ(色々な課題はあるにせよ)軽減税率などの工夫を懲らしてきたのではないのか。目の前の経済に対しては悲観的態度を装いながら、本来の目的に対する展望については甘い楽観論を展開する…そのインチキさはどうなっているだろう。

2016.06.01(水)  晴れ

 前期中間考査第2日目。3年生の採点が終わる。まあまあか…なぁ。
 その後、塾対象の説明会にて、今年の日比谷の入試問題(国語)についてお話する。特に、昨年に比べると平均点が12点もアップしているので、その理由について分析してお伝えする。主な理由としては、①漢字の読み・書きが昨年に比べてかなり易しかったこと ②記述の量が減った結果、最後の問までたどりつけたこと ③同様の理由で250字の記述問にも時間がかけられたこと ④しかも、書き方についての「指示」を示したので、受検生にとって取り組みやすい印象を与えたこと などが挙げられるだろうか。3年前から進学指導重点校で共通問を出題しているが、日比谷としてはもっと記述問を出したい旨も伝えておいた。9850歩。
 今日の朝日新聞「(インタビュー)ビッグデータと私 慶応大学教授・山本龍彦さん」は、現代文でやった黒崎政男「デジタル社会」と重なる部分が多い。教材に登場した「強力な監視社会」の例として、ちょっと長いが引用しておこう。

 大量のデータをあまねく高速で分析するビッグデータ時代である。個人の情報を集め、一人ひとりの好みや習慣だけでなく、未来の行動や適性、可能性まで予測することが可能になった。豊かさや便利さにつながる半面、個人の尊厳や、民主主義の土台を脅かしかねない面もあることに、いよいよ目を向けねばならなそうだ。
――ビッグデータ時代と言われますが何が起きているのですか。
 「アマゾンで買い物をすると、画面に『おすすめ商品』が表示されます。特定のユーザーを対象にしたターゲティング広告の一つで、購買や閲覧の履歴からコンピューターがその人の好みを自動処理で確率的に判断しているのです。自動処理する際の『計算方法』をアルゴリズムと言いますが、この予測の技術が広い範囲で使われているのが特徴です」
    ■     ■
――企業には、関心のある顧客に絞って広告を見せ、広告効果を上げられる利点がありますね。
 「その通りですが、プライバシーや個人の尊厳に関する新たな問題が生じてきています」
――どういうことですか。
 「米国では、小売業者『ターゲット社』が、顧客の購入歴から妊娠の可能性や出産日を予測していたことが明るみに出ました。自社のアルゴリズム解析から、例えば無香料ローション、特定サプリメント、大きめのバッグのいずれの購入歴もある人は妊娠している可能性が高いとし、顧客にベビー服などのクーポンを送っていたのです。相手先がたまたま女子高校生で、娘の妊娠を知らない父親が驚いて、問題が発覚しました」
 「データベースに蓄積されたある人物のデータをコンピューター解析し、その人を評価・判断することをプロファイリングといいます。妊娠というセンシティブで秘匿性の高い情報をこの技術を使って把握することは、プライバシーの観点から問題です。それでも、商業広告であれば許容できる場合もありますが、企業の採用活動や住宅ローン、教育などの分野でプロファイリングをすると深刻な問題を引き起こします」
――どんな問題ですか。
 「ある女性が大学4年で希望する企業への就職に失敗し、ファストフード店でアルバイトをして翌年就職に再チャレンジしたとします。人工知能の解析にかけると、就職の失敗は『雇用されるにふさわしい能力』のスコアを下げ、アルバイトの経験も低賃金の職と推論されて、さらにスコアを押し下げるかもしれません。プロファイリングで、労働者としての適性が乏しいと判断されるわけです」
 「彼女が努力して成長、変化する可能性や、彼女を取り巻く具体的文脈などが捨象され、その能力がただ確率的に判断されているのですが、ビッグデータを基礎にしているだけに、正確な人物評価として科学的な説得力をもってしまう。人事部社員の勘より信頼できる、と」
 「SNS上で過去に公開した情報など労働者の適性に関連しないような行動の記録も併せて解析され、『能力の低い労働者』と評価されると、それが彼女に関する『真実』とみなされ、その後の人生にずっとつきまとう。人生の重要なポイントで個人の能力の判断を人工知能にゆだねることで、一人ひとりの人生を運命づけ、はい上がれなくなるリスクが生まれてしまいます。『バーチャルスラム』の形成です」
――初めて聞く言葉です。
 「『確率という名の牢獄』と呼ぶ学者もいます。人工知能も誤りうるのに、予測技術の向上により確率は飛躍的に高まるので、企業などは、経済的合理性を理由に人工知能の予測を積極的に使うようになるでしょう。そのことで、確率的な判断によるスティグマ(烙印〈らくいん〉)といった問題が生じる」
 「しかも、プロファイリングに使われる個人の属性や、アルゴリズムの内実が企業秘密になっていると、なぜ自分が不採用となるのか、排除され続けるのかわからない。カフカ的な不条理な世界に追い込まれます。米国のFTC(連邦取引委員会)が1月に公表した『ビッグデータ』という報告書のサブタイトルは『包摂の道具か、排除の道具か?』でした。ビッグデータの『利活用』が差別や排除につながるのではないか、という危機感が強く表れています」
――個人情報の漏洩(ろうえい)をどう防ぐかとは質の異なる問題が顕在化しているのですね。
 「漏洩は、人工知能やアルゴリズムが高度に発展する以前からあった古典的な問題です。これも重要な論点ですが、米国や欧州連合(EU)では、プロファイリングの公正さや利用範囲の問題が、積極的に語られ出しています」
    ■     ■
――具体的な規制の動きは出ているのでしょうか。
 「個人情報を取り扱うEUの『一般データ保護規則』にプロファイリングに関する規定が20ほど入り、欧州議会本会議で4月に可決されました。施行は2018年ですが、例えば、企業の採用活動や借り入れなど個人の人生に重要な影響を与えるような事柄について、自動処理のみによって判断されない権利が認められました。人間の介入を得る権利や、プロファイリングの結果に異議を申し立てる権利も組み込まれました」
 「これらは、『あなたはこういう人間ですね』という人工知能の確率的な判断に対抗するための権利といえます。『そんなの私じゃない!』という叫びを権利化したといってもいい」
――人工知能に対し、個人一人ひとりの尊厳をいかに守るかが問われているのですね。
 「『その人らしさ』は、本来、人工知能によって解析し尽くせるものではありません。しかし、両者が短絡的に結びつけられることが増えてくる。これは、個人の事情を概括化、抽象化せず、一人ひとりの人格を尊重するという個人の尊厳原理を危険にさらします。憲法の基本原則でもあるこの原理を貫徹するためにも、個人に関する重要な判断は最終的に人間が責任をもつことや、プロファイリング結果に異議を申し立てる権利は重要です」
    ■     ■
――社会のあり方にも影響を与えそうですね。
 「民主主義の行方にも関係します。例えば、政治的に偏った思想を持っていると予測されたくない人が、検索履歴情報を取られないよう政治的なテーマをネット検索することを避けようとするかもしれない。こうした萎縮効果は、民主主義の維持に不可欠な批判的な言論をくじくことになります」
 「プロファイリングによって予測された趣味嗜好(しこう)にあった情報のみがサイトに送られ、個人が自分好みの情報に囲まれることを『フィルターバブル』と呼ぶこともあります。これは快適である半面、自分と異なる『他者』の見解に触れずに生きていくという状況を生み出します。民主主義には『他者』との対話を通して議論が生まれ、国家の意思形成に結びつく側面があります。偶然的な出会いがなくなることは、異なる他者と対話ができないか、出会いがあっても鋭い対立になりがちです。フィルターバブルは民主主義そのものに深刻な影響を与えかねません」
――個人情報保護法制をめぐる国内の議論ではプロファイリングが本丸にもかかわらず欠落してきたと、発言されてきました。
 「日本では個人情報の漏洩や第三者提供の問題ばかりに議論が集中し、本質的な側面が見えなくなっている気がします。改正法では、人種や信条、病歴など差別や偏見を誘発しかねない情報を『要配慮個人情報』と定義し、取得の際に原則として本人同意をとることをルール化しました。しかし、実際には、米国のターゲット社のように関連情報のプロファイリングによって、妊娠というセンシティブ情報を『取得』することは可能です。改正法では、こうした要配慮個人情報の迂回(うかい)的な取得に対処しきれません」
――政府は改正法の目的の一つに、個人情報の「利活用」を強調しています。
 「もちろん、個人にかかわるビッグデータをビジネスに活用し、人々の暮らしの利便性が上がることはよいことです。一方、人工知能によって個人が確率で判断される社会でよいのかという本質的な問題がある。踏み込んではいけない個人の尊厳にかかわる領域があることを考えながら、議論を発展させるべきです。個人情報保護法制の問題を、セキュリティーなど個人情報保護だけの問題に矮小(わいしょう)化すべきではありません。それを超える問題にどう向き合うかが、根源的に問われているのです」