diary04

めじろ




2010.04.30 (金) 晴れ 

 今日は遠足(1年生は「奉仕」で植林)。担任がないので、学校全体の旅費節約ということもあり代休をもらう。で、久しぶりにドライブへ! 車も調子が出てきたところなので、かなりブイブイ言わせてくる(笑)。
 こんな所に行ってきました。
浅間山
 キヤノンフォトサークルに作品が2つ掲載される!
 その1は「寄り添う」。ジャンルマスターの田邊和宜先生から「縦位置の構図で撮影することで、最小限にお花畑の背景を生かしています。寄り添うように咲いている花たちも可憐ですね。」とコメントを頂く。自分も好きな写真なので、かなりうれしい。
寄り添う
 その2は「春に包まれて」。
 ジャンルマスターの前川貴行先生から「枝がゴチャゴチャしていますが、前ボケを活かして春っぽさを演出できました。」とコメントを頂く。コメントの通りで、若葉の前ボケの春らしさが全てで、あとはパッとしない写真だが、学校でも地学のN先生に「この写真、いいねぇ~」と言っていただいたこともあり、これまたうれしい。
春に包まれて
 ちなみに、両方ともニコン+シグマレンズで撮影。それも分かっているはずなのだが、キヤノンさんは心が広いのである。

2010.04.29 (木) 晴れ 

 連休初日。バスケ部の3回戦のはずが、先週負けてしまったので、レンゲソウを求めて日高市の巾着田(ヒガンバナの名所)に行ってみる。ところが、①天気雨に降られる ②広角レンズを忘れる ③レンゲが見つからない といった三重苦(笑)。一面の菜の花も、ちょっと見ごろを過ぎた感じで、不完全燃焼の初日であった。
菜の花

2010.04.28 (水) 雨・曇り 

 放課後、「定点観測」改め「進学指導検討会」。3年生の担任にとっては、前年の生徒の成績状況と進路状況の関連情報が、今後の進路指導にとってたいへん参考になるが、一方、1・2年生の分析については、会議があるが故に無理矢理分析して、それらしい言説を創り上げてしまっている部分があるのではないかといった印象もある。それに過剰反応するよりは、分析結果をうまく生徒に伝えて、やる気アップにつなげられればイイのではないかと思う。

2010.04.27 (火) 曇り・雨 

 今年から「自己申告書」をネット上で作成することになったが、使い勝手が悪いせいで余計な時間がとられ、われわれ教員の間ではきわめて不評である。ちなみに、国語科にはパソコンが得意でない方もたくさんいらっしゃるので、その方のお手伝いなどをしていると、さらに時間がとられることになる。結局、こういうボランティア的な存在を暗黙の前提としながら制度変更がなされるわけで、仕方ないといえば仕方ないし、どの世界(職業)でも同じような状況だとは思うのだが、もっと教員としての本質的な仕事に時間を当てたいものである。

2010.04.26 (月) 晴れ 

 このところイイ天気が続いていて、いかにも春らしい感じ。個人的には、ゴールデン・ウィークの今ごろの気候が一番好きである。暖かいが暑すぎないし、日はどんどん明るく長くなるし、若葉は生命力にあふれているし…。こんな季節は、授業ではなくて散歩にでも…と思う。
 村上春樹『1Q84』のブック3は、売れることが予想されてたくさん刷ったのか、簡単に手に入った。連休中に読もうっと。

2010.04.25 (日) 晴れ 

 女子バスケ部の2回戦。同じような体格・プレースタイルのチームなので、「イイ試合になるだろう、そして、僅差で勝つだろう」と思っていたのだが、今日はシュートがあまりに入らなすぎた。相手のファールも少なく、少ないチャンスでもらったフリースローの確率も低くて、最終的には10点差以上がついて敗れてしまった。ディフェンスがよくてシュートが入らないという面も多少はあるが、それ以上にイージーなシュートミスが多くて残念。国体予選の5月下旬まで、徹底的にシュートの練習をしよう!

2010.04.24 (土) 晴れ 

 イイ天気。午前中、石神井公園へ。レンゲやニリンソウや新緑を撮って、すっかりイイ気分!午後からのんびりと仕事。
フレッシュ

2010.04.23 (金) 雨 

 58年ぶりの寒い日だったらしい。さすがに58年前は生まれてないなぁ(笑)。
 授業は、それぞれのクラスと人間関係ができてきて楽しくなってきた。3年生のあるクラスで、「AKB48」の話をしたらすごく受けたのだが、実は「エーケービー・フォーティーエイト」と言うべき所を、「エーケービー・よんじゅうはち」と間違って言っていたのがウケただけであった(泣)。ちなみに、これは、「我々は世界を分節する言語を通して世界を認識する」ということの例で、つまり、メンバーを詳しく知らない者と、一人一人が識別できる者とでは、まったく別の「フォーティーエイト」を見ている…ということを言ったかったわけなのだが…。ハハハ。

2010.04.22 (木) 雨 

 昨日-16度という気温の変化。いつになったらストーブがしまえるのだろう。
 我が家の愛車レガシィが「安全な車」グランプリを受賞。今後も安全運転に心がけたい。
バックしゃん

2010.04.21 (水) 晴れ・曇り・雨 

 職員会議で、今年の教育実習生諸君が挨拶。なかなか立派である。
 夜は教職員組合の新歓飲み会。イイ雰囲気。先生方がこうであるかぎり、日比谷は安泰である…って、今日の実習生を思い浮かべるにつけ、日比谷の良さは生徒の良さ、つまり、教員の良さでは(たぶん?)ないのだろうなぁと思う。良き伝統は、生徒たちが代々ちゃんと受け継いでいるのであって、我々教員も、実はその伝統を尊重することで、「日比谷の教員」にならされているだけなのである。進学指導重点校になっても、そういう面を失わないところが、真の伝統校の力といえるのだろう。

2010.04.20 (火) 曇り・雨 

 く・く・く・草刈民代さんが! 宮沢りえ以来の衝撃(笑)である。
 夜の講義は、結局13名に。後期の演習では5グループになるので、15名だとちょうどよかったのだが…。しかし、7時間目の講義をわざわざ選択する諸君だけあって、例年通り、なかなかやる気に満ちた楽しみな皆さん方である。

2010.04.19 (月) 晴れ 

 春らしい一日。1年生のクラスでは、辞書を持参していない者が10名くらいいてビックリ。次回は持参するように厳しく?言っておいた。
 放課後、東大に合格した卒業生が、得点開示の結果をもってやってくる。学生生活の様子を色々聞いたが、昔とは大違いで?1年生はかなり講義が忙しそう。そういう環境で、しっかり鍛えられればイイのだろう。野球部からピッチャー・キャッチャー・マネージャーの3名が合格したが、3人とも東大野球部に入る予定ということで、数年後は卒業生のバッテリーができるかも。 

2010.04.18 (日) 晴れ 

 女子バスケ部の春季大会の引率。スロー・スターターというコーチの言葉通り、出だしは一進一退という感じだったが、今年のチームは基礎がかなりしっかりしていて、ベンチからの指示を着実に実行しながら、最終的には20点差くらいで快勝。3ポイントが効果的に決まったのもよかった。ただし、バイオレ-ションや、パス・リバウンドシュートなどの単純なミスが多かった点は要反省である。

2010.04.17 (土) 雪・晴れ 

 朝起きたら雪が! いや~ビックリ。でも、41年前、43年前にも4月17日に降ったとニュースでやっていた。小学生だった私!は、その日をどう過ごしたのだろう?
遅雪

2010.04.16 (金) 雨 

 今日は昨日にもまして一段と寒~い。授業は2週間目に入り、どの講座・クラスとも、だんだんと人間関係ができてきた感じである。
 夜、NHKで、コッツウォルズの散歩番組があって、イギリスの街並みや田園風景を懐かしく思い出した。
どこだったけな~

2010.04.15 (木) 雨 

 寒い雨の一日。新しく異動されてきた先生が「授業を見せてほしい」というので、3年生の現代文の授業をお見せする。「おもしろかったです!」との感想なので、なにか参考にしていただける点があったのではないかと思う。
 午後から、今年担当することになった新しい仕事の仕事始め。責任の重い仕事だけに、気まで重くなるのであった。やれやれ…。

2010.04.14 (水) 晴れ 

 今日は「オレンジ・ディ」(朝のテレビで知った…)。バレンタイン・ディ、ホワイト・ディと発展した?愛を確かにするということで、オレンジやオレンジ色のプレゼントをするそうな。愛媛のみかん農家が発案したらしいが、今の若い人はいろいろなイベントがあって大変である。ご同情申し上げたい。

2010.04.13 (火) 晴れ 

 最後の初対面クラスで授業をしたが、なかなかイイ雰囲気でよかった。
 夜は国語科教育法。昨年まで受講生がだいたい25名くらいだったのに、今年はなんと11名! 講師としては、同じ報酬に対する仕事量が減ってイイのだが、ちょっと寂しい感じである。

2010.04.12 (月) 曇り・雨 

 久しぶりに国語科全員で羊羹(虎屋「夜の梅」)を食す。T教諭がいた時ほどの熾烈な(笑)争いにはならなかったが、新しくいらした先生方に、「敬意を表して、羊羹の中央部分を差し上げましょう!」などと言いながら、昔からいる人間は、甘さのつまった「端」の部分をめぐって暗闘を繰り広げているのであった。(年配の先生方にお譲りいたしました…涙)

2010.04.11 (日) 晴れ 

 天気予報とは違って割とイイ天気。最後の桜でも撮影に行きたかったが、どうも体調が今一つで、午前中授業の準備をしたあと、今年の桜の写真を整理したり、「鴨川ホルモー」を観たり(つまらなかった…)、読書したりしてダラダラ過ごす。

2010.04.10 (土) 晴れ 

 暖かい一日。雑誌「考える人」(新潮社)の春号「はじめて読む聖書」を読んで過ごす。聖書は、新約にしろ旧約にしろ読んだことがないので、一度読んでみたいような気もするのである。
 進学した諸君は、だいたい入学式も終わって大学生としての生活がスタートしたようである。一方、浪人形の諸君は、来週あたりから予備校がスタートだろう。それぞれに新しい生活にきっちり取り組んでほしい…などと言いながら、私自身、朝ホームルームに出かける先生方の姿を見送りながら、去年のことを懐かしんだりして、新学期が始まってからかえって空虚感を感じたりしているのである。やれやれ…。
春憂

2010.04.09 (金) 晴れ 

 今年の金曜日は、3年現代文+3年古典講読(2時間連続)+1年古典と、なかなか盛りだくさん、しかも、4時間連続の授業なので、それぞれの準備とともに気持ち(意識)の変更?(3年向け→1年向け)も必要で、今日はちょっとアタフタであった。

2010.04.08 (木) 晴れ 

 3年生の初授業。2つのクラスで授業を行ったが、まあ出足快調ということで(笑)。
 遠近両用眼鏡を新調する。まだ、あまりしっくりこない感じ。
 朝日新聞の夕刊に、「小学校の英語」がいかにバカらしいかが採り上げられていたが、中でも鳥飼玖美子さんの意見には説得力があった。さすがである。
終わり近づく

2010.04.07 (水) 曇り 

 始業集会。いよいよ新学期である。今日はホームルームや宿題テストなどで、授業は明日から。
 ところで、主人の学校に新しく講師として採用された英語の先生が日比谷の卒業生で、実は私の授業を受けていたことが判明。世の中、狭いものである。気をつけよう…。

2010.04.06 (火) 晴れ 

 入学式。好天と満開の桜の日に迎えられてよかった。
 ところで、私は通勤に東京メトロを利用しているのだが、メトロのマナー向上ポスターに、座席で飲食をしたり、いちゃついたり、化粧をしたりしているシンプルなイラストをのせて、「家でやろう」みたいなメッセージコピーをつけたものがあるのだが、利用されている方はお気づきだろう。なかなかイイなぁと思っていたのだが、今朝見た最新作?は、ケガをしている高齢者に席を譲るイラスト+「またやろう」というコピーがついているものであった。今までの作品が「~するのは止めよう」というメッセージを伝えるものだったのに対して、今回は「~しよう!」というメッセージになっていて、それがなぜか非常に気持ちのイイ感じを受けたのだが、皆さんはどう思われますか?
桜満開

2010.04.05 (月) 雨・曇り 

 明日の入学式に向けて、学校も本格的に始動である。同時に、新生?国語科も今日からスタート。最初の教科会議の後、静かな国語科職員室で仕事がはかどるはかどる! 一方、W高校に異動(転移?)されたT教諭は、周囲に受け入れてもらえただろうか…。

2010.04.04 (日) 曇り 

 せっかくの満開日なのに曇りでガッカリ。午前中、学校で仕事。午後から、家で明日からの準備と読書。
通用門満開

2010.04.03 (土) 曇り・晴れ 

 午前中、仕事。午後から「桜まつり」で入園無料の豊島園に出かけるが、桜そのものは今一つでガッカリ。帰りがけ、豊島園の住宅街で夕方の桜を撮影。こういう色合いが大好きなのである。我ながらウットリ…(アホか)。
夕焼け色1
夕焼け色2

2010.04.02 (金) 雨・曇り 

 風が強くて桜が心配だったが、花はかなり丈夫に出来ていて、花本来の仕事、つまり、虫に受粉してもらうまでは、ちょっとやそっとのことでは散らないのだそうである。逆に言えば、受粉が済むとハラハラと散るというわけ。なるほど。
 新学期に備え、いろいろ準備する。

2010.04.01 (木) 晴れ・曇り 

 今日は休暇。エイプリル・フールなので、「愛子さまが学習院をおやめになって、イギリスに留学することになったぞ!」と主人を騙したところ、すっかり騙されてくれて朝から気分がよい。
 午前中は豊島園とその近くの石神井川沿いを散歩。川面に反射する光を背景にしたりして桜を撮影する。夜、武道館で開かれたスーザン・ボイルと読売日本交響楽団のコラボ・コンサートに夫婦で出かける。たった4曲だけだったが、「夢破れて(I Dreamed a Dream)」や「翼をください(Wings to Fly)」を生で聞けてよかった。ボイルさんもソボッキー(素朴な人柄の人)で、何となく好感がもてた。その後、千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップを散歩。
ライトアップ