diary12

冬木立

2010.12.31 (金) 曇り 

 大掃除、買い出し紅白、初詣。(五七五です)
 初詣は練馬の白山神社。二人ともおみくじが「大吉」でラッキー!
 今年も一年、ありがとうございました。よいお年を!(…と元日に書いている)
白山神社
大吉

2010.12.30 (木) 曇り 

 大掃除。疲れた~。でも、窓はすっかりキレイになった~!

2010.12.29 (水) 晴れ 

 学校の仕事納めは昨日であったが、今日は編集会議の仕事納め。26日同様、長~い一日であった…が、まだ仕上がらず。やれやれ。来年もがんばろう!
 明日は大掃除&買い出しだ!

2010.12.28 (火) 晴れ 

 仕事納めは「ICT研修」。最初の回ではワード2007が採り上げられたが、今までの研修の説明とは違って、「文字」「段落」「セクション」といった概念の説明や、編集記号で「アンカー」を表示させると、ワード特有の不審な挙動の原因が分かる場合もあることなどが説明されて、それなりに有益であった。(でも、一太郎を使い続けるだろう…) 2回目のパワーポイントの研修では、「アハ体験」の画像の作り方が分かって楽しかった。

2010.12.27 (月) 晴れ 

 午前中は仕事、午後から部活。1年生がスキー教室に出かけているせいか、何となく静かな感じの学校であった。

2010.12.26 (日) 晴れ 

 午後から夜まで編集会議。疲れた~(泣)。でも、人形町今半のお弁当はおいしかった~(笑)。帰りがけ、歩いて明大アカデミー・コモン前のイルミネーションを。
アカデミーコモン

2010.12.25 (土) 晴れ 

 朝、卒業生からの「誕生日おめでとう」コールで目覚める。I君、ありがとう。昨年結婚したK夫妻からはワインが届く。いつもいつもありがとう。
 伸ばし伸ばしにしてきた年賀状を片付ける。キヤノンフォトサークルに掲載していただいた写真を中心に、今年一年を振り返るといった感じの紙面構成を考えてみたのだが、今一つピンとこない感じで、そのままにしておいたのであるが、今日のヴァージョンでイイことにする。
 夜、昨夜録画しておいた小田和正の番組を見る。なんと、ガロの「美しすぎて」が登場してビックリ! もう懐かしく、イイ曲なのである。山本潤子さんの「冷たい雨」がかすんでしまうほどのハーモニーであった。しみじみ…。

2010.12.24 (金) 晴れ 

 今日も平常授業。イブの日に、漢文の「臥薪嘗胆」をやるのもどうだとは思うけれど(笑)、まあ、それなりに充実した授業ではあった。
 午後から会議。大きな仕事の一つに一段落をつけることができて、ちょっとホッとする。
キリリ

2010.12.23 (木) 晴れ 

 石神井公園へ。今日は2時間待っている間にカワセミが3回姿を現す。ただし、1回が2~3分くらい、エサへのダイブ1~2回と、きわめて撮影のチャンスが短く、鳥果の方はあまり上がらなかった。しかし、久しぶりの緊張感は楽しかった。
 夜、写真の整理で、初めてブルーレイを使用する。何といっても容量が大きいことは便利である。速度も速くて(6倍速対応ディスク使用)、かなり満足。
シャッターがちょっと遅れた…)
飛び移る

2010.12.22 (水) 雨のち晴れ 

 当然のことながら、今年も記述問題の添削をしているのである(泣)。今日の空き時間は、東大(現代文+古典=計4問)、筑波大、一橋大、慶応大(文)、『ちくま評論選(の要約)』の添削に追われる。やれやれ…。でも、昨年の経験を生かして、今年は添削しやすいやり方(内緒!)を生徒と相談して決めているので、ちょっとはやりやすくなっているし、添削の効果も上がっているのでは…と感じているのだが、さて、どうだろう?
 夜、庭の柚をとってきて冬至の風呂に入れる。今年は豊作である。鍋物にも大活躍!
冬至の柚湯

2010.12.21 (火) 曇り・雨 

 年内最後の教育法は、詩の模擬授業。私自身、なかなか勉強になった。今年の講座は15名と少なかったが、積極的に発言する学生が多く、毎回盛り上がってイイ雰囲気であった。
 …というわけで、帰りが遅くなったこともあり、久しぶりに大雨に降られる。しかし、小説『雨が好き』(高橋洋子…懐かしい!)ではないが、通勤の時に降られてズボンの折り目が取れて困ることを除けば、個人的には結構「雨が好き」ではある。風呂に入りながら、窓越しに大雨の音を聞いていると、何となく幸せな感じが…。

2010.12.20 (月) 晴れ 

 昼間は暖かかった~。
 実は、昨日からこのHPを作っているソフト(BinD FOR WEBLiFE 4)が調子悪かったのだが、サポートにメールで問い合わせたところ、無事解決。前にもサポートに相談したことがあるのだが、ここのサポートはいつも素早く返信が返ってくるので助かるのである。まあ、しかし、サポートを頼らないのが一番イイのではあるけれど…。
 ところで、名古屋の河村さんは、ちょっとやり過ぎだろう。市議会まで自分の仲間議員にしようとするのは、戦時中の大政翼賛会的発想では?

2010.12.19 (日) 晴れ 

 dec.family 2番目の誕生日は息子の誕生日。実家の父母がケーキを用意してくれる。つまり、今月2個目である(笑)。
dec.family 誕生日
 夜、家族で食事に出かける。前菜の手長エビのグリル…だが、野菜しか写っていない(笑)。
手長エビのグリル

2010.12.18 (土) 晴れ 

 2回目の入学相談会。前回に比べると、多少参加された方は減ったようだが、やはりずっしりと疲れがたまった感じである。受験勉強ではあっても、それが高校入学後の勉強に結びついていくのだから、この受験を一つのチャンスと考えて、不得意科目の克服をめざし、有意義な高校生活が送れるようにがんばってほしい旨伝えた。

2010.12.17 (金) 晴れ 

 朝がいよいよ寒くなったので、ダウンを使ったコートに替える…と、昼間はかなり暖かかったなぁ。国語科長のT教諭が、隣の教室で授業観察をしている副校長に国語科の折り畳み椅子を貸し出して、まんまとお礼のリンゴをゲットする。暖かい国語科職員室で、みんなで仲良く食す。
 ところで、今日は1年生の授業。年末(クリスマス?)が近いこともあり、3年生の授業とは違って何となくノンビリムード。1時間でなるべく全員に指名するようにしているが、今日はあと5人くらいといったところで時間切れだった。

2010.12.16 (木) 曇り 

 3年生の特別授業で、センター向けの準備講座をやっているのだが、過去問の解説が結構楽しい。受験生諸君も、問題文そのものが「こんなにも面白いのだ!」ということを楽しみながら、受験準備をしてくれるとイイのだが、まあ、そこまでの余裕はないだろうなぁ…。
 諫早湾の問題は、なかなか難しいことが分かった。開門すればイイと単純に考えていたが、干拓地で農業をしている長崎県の農家の皆さん主張にも、当然のことながら耳を傾けなければならないだろう。前政権党の農政のあまりの無策・無能ぶりが、今になって響いてきている感じである。

2010.12.15 (水) 晴れ・曇り 

 歌舞伎好きの人に聞くと(複数です)、今の団十郎は芸が下手で、人柄だけでもっているということのようだ。海老蔵の芸は、お父さんに比べれば「まだ、まし」といったところらしい。
 ところで、MSNのニュース記事に、「こうした麻央バッシングの根底にあるのは、「酒席の大ゲンカぐらいで、110番通報したからこんな大騒ぎになって、方々に迷惑をかけた」(歌舞伎の舞台スタッフ)という梨園の一部にある不満のようだ。」とあったが、こういう梨園の隠蔽体質は改めるべきだろう。先ごろの大相撲のことも思い出されるのだが、伝統芸能の世界は、時代にあった変革が求められているといったとことか。ちなみに、教育界の隠蔽体質も改めるべきものの一つだとは思うが…。マスコミは下らんゴシップ追跡などしていないで、海老蔵が(それなりの)社会的制裁を受けたことが、歌舞伎界全体の体質改善に結びつくような報道をしてもらいたいものである。(まあ、多分無理だろう。そんな見識は、マスコミ人にはないだろうから…)

2010.12.14 (火) 雨・曇り 

 教育法は『ナイン』の模擬授業。井上ひさしの人生と作品読解をからめた提案授業で、いかにも実習生らしい新鮮な授業だった。私は、作者と作品世界を結びつける指導には消極的だが、読みが深まるなら、こういう指導もありかも知れないと感じた。
 流星群までは起きていられそうもないなぁ…。
(↓今日は、Hoto's Photos に載せた本以外にも色々買ってしまった)
写真論

2010.12.13 (月) 曇り・雨 

 ご存じのように、今年から日比谷の推薦入試では「小論文」が新たに課されることになった。で、入選担当には、それにともなう入選システムのプログラム変更が課されるのである…やれやれ。久しぶりに、「アクセス」のハウツー本を取り出して、昨日から悪戦苦闘中。今日も空き時間をすべて費やして、なんとか目鼻がついてきた感じである。あとは、「エクセル」のマクロ修正とテストランの繰り返し。ミスのない選抜が行えるよう、万全の体制を整えたい。
 夜、編集会議。またまた原稿を頼まれ、仕事は果てしなく続くのであった…。
 関係ないけど、「今週のトップ写真(イチゴ)はキレイですね~♪」と色々な人から声をかけていただけて、それなりにうれしかったりする。

2010.12.12 (日) 晴れ 

 今日は主人の誕生日。朝、起床とともに「誕生日、おめでとう!」の一言で、無事一日がスタートする。(パソコンのキーボードに、「誕生日」の付箋を貼っておいたのだ!) ホッ!
 とはいえ、今日はたまった原稿の仕上げに追われる。明日からは、入選に向けての仕事が山積みで、なんとも気の重い月末である。
 夜、ゲーム業界を採り上げたNHKスペシャルが面白かった。でも、なんか「そんなんでイイのでしょうか?」みたいな世界ではあったなぁ。
誕生日

2010.12.11 (土) 晴れ 

 暖かな一日、入学相談会ということで出校、およそ15組の受検生・保護者の方の相談を受ける。都立は一校しか受検できないわけだし、大学と違って浪人するわけにもいかないのが現状だろうから、相談に来校された皆さんも真剣そのもの。当然のことながら、その気持ちにできるだけ応えよう、励まそうとすると、こちらも疲労困憊である。
 その後、編集会議。調子ではなく、アクビばかりが出て困った(笑)。

2010.12.10 (金) 晴れ 

 来年度の歓送迎会の会場下見ということで、キャピタル東急に宴会場の下見に出かける。今までグランドプリンス赤坂を使っていたのに、閉館となってしまったからである。新しくオープンしたばかりということもあって、なかなかキレイで洒落ていた。
 部活(バスケ)で久しぶりにパスをしたら、ボールを思うように投げることができず(飛ばすことができず)、ちょっとショック…。寄る年波…。

2010.12.09 (木) 晴れ 

 都立K高校の53歳の主幹教諭(化学)、児童買春で逮捕…。う~む。
 PISAの成績が向上したと、関係者は喜んでいるらしい。まあ、イイに超したことはないが、もともとPISAなんてものを気にする方がおかしいことは指摘しておきたい。だいたい、西欧基準で(それも予算を確保したいある国の意向で?)作られたテストを基準にして一喜一憂しているなんて、国際化のはき違えであろう。上海「市」が1位だそうだが、どんな学校のデータなのかが分からないところがミソなのである。いわゆる偏差値の高い学校だけをサンプリング校に選べば、日本だってあっという間に1位奪取…! まあ、経年でデータを取ることには意義もあるだろうが、もっとほかにやることがあるでしょ?ということを感じるわけである。

2010.12.08 (水) 晴れ 

 3年生のセンター向け特別授業には110名を超える申し込みがあり、一番大きな部屋を用意してもらったが、第一回目の今日はほぼ満席状態。仕方ないので、もう一つ教室を用意してもらって、2回に分けて行うことに。1990年代の過去問を題材として、残り1ヶ月の勉強のポイントについて講義する。ぜひ実践を継続してもらいたいものである。
 今日も浪人形がいっぱいやってくる。着実に力を伸ばしている者もいるが、ちょっと伸び悩んでいる者もいるようだ。でも、まだ本番までは時間がある。浪人だってその気になれば現役と同じように力は伸びる。不得意教科をあきらめることなく、最後まで走り続けよう!

2010.12.07 (火) 晴れ

 3年生の特別授業が始まる。みんな元気に顔を見せている。一方、授業が先週で終わりになった予備校が多いせいか、昨日あたりから浪人生で調査書を取りに来る者が増えてきた。久しぶりに顔を見ると、こちらもそれなりに元気そうなので、何となくホッとする。ともどもイイ成果を期待したい。
 夜の教育法は、なんと『羅生門』の模擬授業。個性的でなかなかよかった。一方、有名な作品であるだけに、発問や板書の詰めの甘さがフロアから指摘されたが、それがきっかけになって、担当者もフロアも、発問と板書の重要性が改めて認識できたのではないかと思う。

2010.12.06 (月) 晴れ 

 考査最終日。朝、東武線の遅れの関係でちょっとヒヤヒヤするが、予定通り実施する。  
 午後から、1年生の「奉仕」の一環で、憲政記念館の落ち葉清掃に同行。暖かな日でよかった。

2010.12.05 (日) 晴れ 

 年賀状のアイディアを考えるが、イイ案が浮かばず。午後から夫婦で池袋に買い物へ。年末が近いということもあって、どこへ行っても混んでいた。お歳暮の心配をしたり、年賀状印刷に備えてインクを買い貯めたりする。個人的には、ベルボンのULTREK 45Lを30%OFFで購入。しかも、「脚のみ」というパッケージがあってラッキー!(分からない人は、何を買ったのか、さっぱり分からないことであろう…笑)
お母さん

2010.12.04 (土) 晴れ 

 午前中、クルマを12ヶ月点検に持って行く。何と走行距離は3000キロにも達せず。そのせいか?快調そのものではある。午後から原稿書き。
 海老蔵ご夫妻(最近は「(警察に通報して表沙汰にした麻央の対応も梨園の妻として如何なものか…などと言われている)は、散々な言われようだが、よく芸人は遊びも芸の肥やしなんて言うんだから(…って、これが梨園にも当てはまるのかは知らないが)、もうちょっと暖かい目で見てあげてはどうか。品行方正でない人気取り番組を制作するマスコミが、こういう時に限って品行方正を喧伝しても説得力がない。こういう時のマスコミの「いじめ体質」は、日本を悪くしている大きな要因だと思う。
 ところで、2010年生まれの女の子の名前…
 1位 さくら    2位 莉子(りこ)、陽菜、結愛    5位 美桜
…だそうだが、陽菜は「ひな、はるな、ひなた」、結愛は「ゆあ、ゆな、ゆめ」、美桜は「みお、みおう、みゆ」と読むのだそうな。やれやれ。こういう名前をつけるお父さん・お母さんご自身は、漢字がしっかり書けたり読めたりするのだろうか?大きなお世話だが…。

2010.12.03 (金) 大雨後ち晴れ 

 考査3日目は、通勤・通学時間帯の雨がひどく、試験の開始を30分遅らせる。午後からは、東京都の来年度入選の説明会で副校長と出張。
 キヤノンフォトサークルに写真が掲載される。タイトルは「あなたはだ~れ?」。孫の写真は2枚投稿して、2枚とも掲載である。マスターの平山ジロウ先生からは、「かわいい~~~ですね! お母さん?の腕の中から興味深そうにレンズを覗き込む表情なんて、なんともいえないですね。ピンクのおくるみ、肌もほんのりピンクになっていて、良いですね。お孫さんの可愛らしい写真、ぜひぜひもっと送って下さい。次回は、お母さんと絡めて撮ってあげても良いかもしれませんね。」と講評をいただく。ははは…、可愛いです♪
あなたはだ~れ?
 ところで国会閉幕。成果が上がらないのは、アホな大臣のせいもあるが、それ以上に自分の党の党利党略しか頭にない野党、特に自民党の責任といえるだろう。国民のことを考えずに、自らの立場の主張だけしているから、民主があんな状態でも支持率が向上しないのである。石原ボンボンは、まず父親の発言を問題にしなければ筋が通らないだろう。中国との関係問題では、国益を大いに損ねている発言者の一人なのだから。

2010.12.02 (木) 晴れ 

 考査第二日目。1年生の古典と、3年生の現代文の答案が出る。1年生の方は、ちょっと問題が易しかったこともあり、まずまずの出来。一方、3年生の方は、例えば漢字といった基礎的な出題で点が取れていない印象を受けた。当然のことながら、考査も入試を意識した出題をしているので、このような基礎的な部分に手が回っていないということは、ちょっと心配な感じである。基礎基本を最後までコツコツ積み上げる勉強を継続してほしいものである。
 ちなみに、昨日、改定常用漢字表が告示された。情報化・国際化の中で、漢字を日常生活に使う国としては、一つの基準として明示する意味はあるだろう。ただし、あくまでも一つの基準に過ぎないのだから、それに縛られる必要はない。とはいっても、指導要領に「縛られている」教育現場、特に小学校や中学校では、今度どう指導することになるのか不安があるようだ。それに対して、新しく加わった字のうち、例えば「鬱」なんて字は、読めればイイといった意見もあるし、そんな字の書き取りを出題するような見識のない大学はないだろうから、高校は割とのんびりしている印象である。問題集などのセールスは始まっているので、出版社にとってはビジネスチャンス到来といったところか。

2010.12.01 (水) 晴れ 

 後期中間考査第一日目。まだ答案は出ない。午後から頭痛。国語科に風邪気味の先生がいらっしゃるので、うつされたかなぁ…。それとも、考査の答案受け渡しの係をしているのだが、受け渡し場所の会議室が寒かったので、それがいけなかったかなぁ…。
 ここのところ、買う本、買う本、難しくて挫折していた(リョサ『綠の家』、大江『同時代ゲーム』、エーコ『バウドリーノ』など)のだが、ちょっと気分転換で読み出したアーヴィング『オウエンのために祈りを』は、やっぱりイイのである。私は、源氏よりも春樹よりも賢治よりも、アーヴィングが一番好きかも。引用…
 「愛している誰かが死ぬとき、しかも予想していないときに死なれた場合、一度に突然その人を失うわけではない。長い時間をかけて、少しずつ少しずつ失っていくのだ。しだいに郵便物が来なくなり、枕やクローゼットの衣類からにおいが薄れていく。少しずつ、なくなった部分、欠けた部分を積み重ねていき、そしてその日がやってくる--ある失われた部分に気がついて、母は永久にいなくなったのだという痛切な思いにかられる。そしてまた一日、すっかり忘れて何ごともなく過ぎたと思うと、またもや何か失われた部分、欠けた部分に気づかされる。」この作品を原作にした映画『サイモン・バーチ』も、(「母」役のアシュレイ・ジャッドをはじめとして)素晴らしい作品である。