diary09

　前期の終業式。行事の前期が終わってしまい、今日の雨の天気ともあいまって、ちょっと寂しい感じではある。３年生にとっては一区切り、これからいよいよ厳しい時期となるだろう。一方、国語科では「みすず飴」を囲んで、いつも通り笑いの絶えない一日であった。

　星陵祭の後片付けと成績会議。担任クラスがないので、余裕？である。

　今日も雨。蝉の声がすっかりしなくなったと思ったら、草むらからは秋の虫の声が聞こえるようになった。「風の音」ではなく、「虫の声にぞ驚かれぬる」である。

　せっかくの星陵祭の代休なのに雨…。仕方ないので？先週のWOWOWの「ハンニバル（・レクター）特集」で撮りためておいたビデオを見て過ごす。う～ん、やっぱり面白い！　個人的には「ハンニバル」が一番イイ出来だと思うが、「ハンニバル・ライジング」でレディ・ムラサキを演じた女優（コン・リー）もグ～である。

　晴れで始まった２日目は、雨の後夜祭で終了。廊下がすごく混んでいて、来場者が例年よりも多いような気がしたが、どうだったのだろう。エクスプレス券という制度がはじまったので、並び方が２列や２カ所になったことも影響しているのかも知れない。
　私の方は、例年通り、進学相談のコーナーにいることが多かったが、授業に出ているクラスの劇は何とか全部見ることができた。今日も卒業生がたくさんやって来てくれて、うれしかった。

　雨で開幕した星陵祭も、午後から晴れてイイ天気に。卒業生もたくさんやってきて、楽しい一日であった。
　尖閣諸島の問題で「敗北」とか言っている政党やメディアもあるようだが、地検がそう判断したのなら、その判断を尊重したい（大阪地検の件もあるし、ここはしっかりとした判断を下したと思いたいが…）。中国を短絡的にヤクザ呼ばわりする知事もいるようだが、相手がどうであれ、常に公正であること、その上で粛々と自らの信義を貫くことが、結局は国際的信頼を得る第一歩であり、国益に結びつくのではなかろうか。

　明日から星陵祭で、今日は準備日。
　浪人形の諸君、時間があったら遊びにいらっしゃい。ちなみに、私は受験相談のコーナーの仕事があって、それが終わるのはだいたい２時過ぎくらい。ただ、新聞報道で知っているかも知れないが、今年から推薦入試の方法が変更になる（小論文が加わる）ため、来客（相談者。質問者）が増えるかも…。仕事が終わったら国語科にいるつもりなので、時間があえば顔を見せてください。

　雨の一日。涼しいせいか、仕事がはかどる、はかどる。
　午後から、録画しておいた「セントアンナの奇跡」を見る。イイ映画である。

　今年最後の暑さ…ということである。いや、ホントに暑かった。
　都立高校の入選の説明会に出かける。区部の都立高校の入選担当者がほとんど集まっているので、久しぶりに懐かしい顔とも出会え、なかなか楽しかった。しかし、いよいよ仕事が本格化してきた感じではある。
　それにしても、検察はどうなってしまったのだろう。信頼回復への道のりは、並大抵のものではないだろう。

　今日と明日は星陵祭の準備で短縮授業。午後からは、歌声とセリフとトンカチの音が校舎中に響き渡っていた。
　夜は今日から国語科教育法の後期。模擬授業の班分けを行い、教材研究レポートに向けて準備に入ったが、やる気が感じられてなかなかイイ雰囲気である。初日なので、８時半くらいには終わる予定でいたのだが、なんだかんだ準備の質問に答えていたら、結局いつもと同じ９時過ぎであった。

　お彼岸の天気が悪そうなので、午前中、実家の家族と早めに墓参りに出かける。同じ発想の人が多いのか、結構お寺さんは混んでいた。
　午後から、明日から始まる大学の後期講義の準備。

　午前中、女子バスケ部の練習で学校へ。
　午後から「敬老の日（の一日前）」ということで、息子夫婦が遊びに来る。実家の父母も呼び、孫娘を囲んで大いに盛り上がる。
　ちなみに、いくら「激写」してもなかなかイイ表情が撮れないのは、室内でシャッタースピードが上がらないからだとやっと気がつく（我ながらアホであったと反省…）。次回こそISO感度を上げて、本当の激写に挑戦である！

　午前中、久しぶりに石神井公園に出かける。しかし、１時間待ってもカワセミは姿を現さず、結局鳥果「０」である。シクシク…。
　ところで、一昨昨日買った雑誌「Pen」は、ほとんど見るべき（読むに値する）ところがなくてガッカリ。600円損した気分であるが、まあ、このレベルの雑誌を買った私が間違いだったのであろう。

　一年生の期末考査の出来があまり芳しくなかったので、ちょっとお説教して復習の授業を行う。これをきっかけに、もう一度勉強法の見直しをしてくれるとイイのだが。
　キヤノンフォトサークルにヴェトナムでのスナップが掲載される。タイトルは「ハノイ・バーバー」。ジャンルマスターの秦達夫先生から「散髪をしてるのでしょうか？ ちょっと人物の大きさが中途半端ですね。もっと広く撮ってここの雰囲気を引き出すか、もっとアップで撮って人物のキャラクターを引き出すが出来ると良いですね」とアドバイスを頂く。確かに、地面を小さくして、その分、二人の姿をアップにするとイイかも知れません。勉強になります。

　朝から大雨。いつもより一本早い電車に乗ったところ、西武線も有楽町線も空いていて好感触であった。毎日、５分早く家を出ることにしてもイイ感じである。ちなみに、学校到着は６時50分。自習室で既に２名の生徒が学習していたのには驚いた！

　昨日の夜雨が降ったせいか、今日は朝からだいぶ涼しい。こうして一雨ごとに秋を迎えていくのだろう…って、土日は暑いらしいが。
　星陵祭が近くなったせいか、廊下が叫び声でうるさい…つまり、劇の練習に熱が入ってきたわけである（笑）。それでも、３年生は授業中はしっかりやっているし、予習当番もちゃんと準備がしてあって、なかなか感心である。こういう時、しっかり両立できる生徒が育つ（育てる？）ところが日比谷のイイ所なのだろう。
（今日発売 ↓ ）

　期末考査第４日目。４日間、天候不良や電車の遅れといった事故や、突然の体調不良・保健室受験といった事態もなく無事終了。まあ、こういう平穏無事なのが担当者としては一番である。
　午後から２年生の「進路講演会」ということで、今年の春に卒業した教え子たちがやってくる。講演の前後に大学生活の様子などを聞いたが、さすがに東大、一橋、東工大といった大学の学生たちなので、新しい友だちにも恵まれ、勉強やサークル活動などに頑張っているようで心強く感じた。講演の内容もよかったが、逆に各自の話がまとまりすぎていて、質問が出なかったのが残念。
　菅首相は、まあ当然でしょうね。

　期末考査第３日目。夏休み明けのせいか、１年生の答案も３年生の答案も、ちゃんと準備した者と油断した者との差がはっきり出ている感じである。１年生についていえば、今回イイ点が取れなかった人は、まだまだ基礎がしっかりしていないということが分かったわけだから、結果を前向きに受け止めて、間違ったところをしっかり復習し、今後の学習に結びつけてほしい。

　休日に編集会議ということで、まじめな一日。ただし、学校帰りではないので、ドライブをかねて車で出席。会議の行き・帰りに、日曜日で比較的空いている都内のクルーズを楽しむ。それにしても、昨年の12月に購入した車の走行距離が、未だに2500キロ＋α。まあ、エコでイイのかも知れないが…。

　暑さ復活！　個人的な用事を済ませた後、明日の編集会議に備えて、いろいろと準備する。

　期末考査第２日目。１年生の古典と３年生の現代文の答案が出たが、今日は会議日なので、まだ採点には手が着かず。まあ、週明けにゆっくり採点するとしよう。

　期末考査第１日目。昨日の続きで涼しい一日である。３年生の古典講読の答案が出たが、意表を突いた珍答が多く、楽しく採点ができる感じである（笑）。例えば、松尾芭蕉の「松尾蕉芭」はよくある間違いだが、「松尾芭松」「松尾馬生」（および、これらの組み合わせ）など、さまざまなバリエーションあっておもしろい。また、「我かの気色なり」（正解＝呆然とした様子である）を現代語に直させたのだが、これが珍答案のオンパレード！　返却日が楽しみだ！

　台風の影響で、お昼頃から久しぶりの大雨！　木々が生き返った感じである。今も、久しぶりにエアコンをかけずに平気な感じ…というか、風が通ると、半ソデ短パンだと寒いといった印象である。うれしい気分ではあるが、これから寒くなるんだなぁと思うと、何となく淋しくもあったりして。（ちなみに、週末は暑そうではあるが…）
　北大に行った卒業生が訪ねてくれたが、あいにく職員会議中で会えずに残念。会議が終わると、机上におみやげが。ありがとう！

　平和な一日。吉田修一『悪人』（朝日文庫）を買う。おりしも、深津絵里さんがモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞受賞とのこと。映画の方も見たくなりそうだ。

　期末考査が近いので、ミュージカルの歌も聞こえず、舞台をつくるトンカチとノコギリの音も聞こえず、静かな学校である。２日に「珍しく？余裕」と書いたが、ちっとも余裕でないクラスが半数であることが判明…。今日も時間ギリギリで考査範囲を片付ける。やれやれ（…って、生徒が思っているだろう！）。
　夜、ハイビジョンの「プレミアム８」で、昆虫写真家の海野和男さんに女優の中山エミリさんが入門するという番組をやっていた。ラオスを舞台に、珍しい蝶の撮影を目指すという設定だが、鳥撮りと共通の部分もあって参考になったし、海野さんの昆虫愛？も伝わってきて、面白かった。

　暑いので、どこへも行かず、家で期末考査を作成。
　夜、NHKスペシャル「無縁社会」を見る。考えさせられる。

　午前中、新品のテレビ到着＆設置完了！　午後、応急処置だった排水パイプも部品が届いて修理完了！　というわけで、夏休み中の懸案事項（…って、色々壊れた夏だった…）がすべて解決して気分爽快である！　やっぱ、大画面はいいなぁ～♪

　夜の高校生クイズは、もう「スゴイ！」の一言。答えを聞いても、知らないものの方が多くて、たまに答えられると夫婦で大騒ぎ（笑）といった感じである。若いというのは、本当に素晴らしい。ちなみに、日比谷でも出場できそうな３年生女子（理系）の顔が思い浮かぶが、私の方はもう完全に「爺バカ」がふさわしいといったところか…。

　授業開始。しかし、夏休み前にどこまで進んでいたのかすっかり忘れていて、生徒諸君に助けられながらのスタートである…って、いつもながらのことではあるが（笑）。夏休み前が順調だったせいか、共通テストの考査範囲はクリアできそうなので、珍しく？余裕である。

　９月スタート。明日からの授業の確認をしたり、一週間後に迫った考査の打ち合わせをしたり、早くも１０月の学校説明会の準備に取り掛かったりと、初日から結構忙しい。