diary10

森のキノコ

2010.10.31 (日) 曇り 

 家で仕事をしたり、パソコンのメンテナンスなどをして過ごす。
オレンジキャンパス

2010.10.30 (土) 雨 

 雨…。1・2年生は模試であるが、逆に集中できてよかったかも。
 昨晩は、中学校同期会の幹事会。恩師が撮っておいてくれた写真をDVD化できたので、それを次回の同期会で頒布するための相談をする。芸術家もいるので、装丁を頼んだりして楽しかった。当然のことながら(笑)、本日は飲み過ぎで頭痛である。
 接骨医にも出かけたが、症状が回復しておらず、当分通院する必要があるとのこと。疲れがなかなか取れない体になってきているのである。やれやれ。
 灯油を買いに出た時、車のFMで聞いたTEE の「ベイビー アイ ラブ ユー」がすっかり気に入る。YouTubeなどで検索すると見られます(プロモーション・ビデオの矢野未希子もグッド!)

2010.10.28 (木) 雨 

 今日は、昨日にも増して寒かった~。こうして季節は冬になっていくのであるなぁ(冬になりゆくなりけり)…。
 帰りがけ、接骨医へ。まだまだであるなぁ(まだまだなりけり)…。
 早稲田には、あんなにイイ投手がいたんだなぁ(ゐたるなりけり)…。

2010.10.27 (水) 曇り 

 今日は寒かった~。会議は、各学年の進学指導検討会。模試の結果などをもとにして今後の指導方針などを学年ごとに考えるわけだが、3年生の状況は、昨年の私たちの学年の同時期の状況と比べてると、数字的には上を行っていて、期待が持てそうな感じである。理・社の追い込みをしっかりやることと、学校を信頼して最後まで粘り強く努力を継続することができれば、イイ結果が出るのではないだろうか。浪人形諸君も同じである。二浪・三浪じゃあないんだから、現役同様、試験の当日まで力は伸び続ける。これからがさらに一層のがんばりどころである。

2010.10.26 (火) 曇り 

 腰は一進一退。
 夜の教育法の講義の後、今年教採合格が決まった4年の学生が3名挨拶に来てくれる。そのまま行きつけの焼き鳥屋に…と思ったら、その店がつぶれていて、近所の「和民」に(笑)。短時間ではあったが、試験の様子を聞いたり、これからの教員生活のことを聞かれたりと、楽しい時間を過ごす。(おみやげの神保町名物どら焼き、ありがとう!)

2010.10.25 (月) 雨・曇り 

 腰をかばいながら、何とか無事に過ごす。帰りがけ、接骨医へ。「一週間くらいかかるかもね~♪」と脅される。やれやれ。

2010.10.24 (日) 曇り・雨 

 昨日と同じ状況なので、ピップの上から湿布を貼り静かに読書して過ごす。ちなみに、今日は仕事の読書ではなくて、内田樹の新刊『武道的思考』(筑摩選書)である。言っていることはどの本も同じであるが、説得力があるから面白い。夜になって、少し改善の兆しが見えてホッとする。

2010.10.23 (土) 晴れ 

 腰痛が悪化し、例えばパジャマを脱ごうとしても、腰がいたくて足が曲がらない。仕方ないので、午前中行きつけの接骨医へ。行きつけとはいっても、ここ数年はひどく悪くなることがなかったのでご無沙汰していたのだが、今回はかなり重症とのこと。やれやれ。
 天気もよく、石神井公園にでも繰り出そうと思っていたのに残念至極。仕事関係の読書をして過ごす。↓久しぶりにさっちゃん登場。
さっちゃん登場

2010.10.22 (金) 曇り 

 季節の変わり目のせいか、久しぶりに腰痛が出る。イタタタタ。とりあえず、アリナミン、ピップ、バンテリン…。
 昨年の明大の教え子が、なんと3人も東京都の教採に合格!いやはや、同僚である(笑)。

2010.10.21 (木) 雨・曇り 

 秋らしくなってきた。奄美大島は大変である。昔、名瀬を中心に3日間ほど訪れたことがあるが、海がきれいでとてもイイところだった(甘い醤油には閉口したが…)。早急な復旧を祈りたい。巨人ガンバレ!

2010.10.20 (水) 晴れ・曇り 

 3年生の授業では、もう一度勉強への取り組み方を確認し、今までやってきたことをあせらずに最後までコツコツと継続することが大切だ伝える。
 浪人形諸君、君たちも同じである。もう10月になったのに、なかなか成績が伸びないと悩んでいる人もいるだろうが、だからといって特別な魔法などないのだ。だから、今まで通りのことをコツコツと続けること。力は知らないうちについているのだから、あとは、それが有機的に結びつくのを待つのである。で、毎度繰り返しているが、結びつきを作るのに一番いいのは、声を出して勉強することである。英語や古文・漢文の音読しかり、数学の問題を解いていく過程や、社会や理科の用語の説明など、全部声に出してやってごらんなさい。うまく読めないところ、話せないところが弱点であるし、声を出しているときに気になった疑問点を解決していくことが、結びつきをつくる大きな力となるのである。
ねっ!

2010.10.19 (火) 晴れ・曇り 

 秋らしい一日。久しぶりにカップ蕎麦(日清製)を食べたが、最近は麺がストレート麺になっていて、なんかおいしくなったように思う。たかがストレートになっただけじゃないかと思っていたが、認識を改めた(笑)。
 夜の教育法は、『羅生門』のレポート。高校時代に学習した学生も多く、また、レポーターの中に芥川をテーマにしている学生がいたりして、有意義で活発な議論が出来て楽しかった。

2010.10.18 (月) 晴れ・曇り 

 平和な一日。夜、編集会議。いよいよ入稿が近づき、編集作業にも余裕がなくなってきた…。
昭和記念公園にて

2010.10.17 (日) 晴れ・曇り 

 午前中、息子夫婦と近くの神社にお宮参り。ちょっと遅くなってしまったが、涼しくなるのを待っていたのである。
 午後から、王子駅そばの北とぴあで開かれたオケ部の演奏会へ。「管」はもう一歩という部分もたまに見られた(聞かれた?)が、「弦」に厚みがあって、どの曲もとてもイイ演奏だった。
 夕方、中国から主人が無事帰宅。お土産は北京ダックだ!

2010.10.16 (土) 晴れ 

 今日からBSジャパン(BS7チャンネル)の「写真家たちの日本紀行」(提供キヤノン)のEFレンズのCFに、私の写真が登場! 放送時間は土曜日の19:30~20:00で、登場は番組最後のコマーシャルに8秒くらい。ちなみに、使われているのはキヤノンフォトサークルに掲載していただいた写真だが、自分としては、今日アップした「秋桜色」の方にお気に入りはいっぱいあるのだが…。
シングルモルトにはフランスパン

2010.10.15 (金) 曇りのち晴れ 

 11日(月)の学校公開日の代休でお休み。8時過ぎに車で家を出て、9時半の開園直後に昭和記念公園に到着。曇りから晴れに移り変わる空模様の下、満開近いコスモスを撮影する。3時過ぎ、さすがに疲れてきたので帰ろうとしたら、偶然公民科のM井先生ご夫妻とバッタリ! せっかくカメラを持っていたのに、お二人の記念撮影?をするという頭が働かず、スミマセン…。自分の写真を撮られたくないので、ついつい人の写真を撮ることを忘れてしまうのである。
 キヤノン・フォトサークルに作品が掲載される。タイトルは「ひっそり開く」。庭のタマスダレを撮ったものである。ジャンルマスターの田邊和宣先生から「綺麗ですね! シンプルな作品なのですが・・・否定できません。やや、主題が真ん中によりすぎのような気がしますがどうでしょうか?」とコメントをいただく。本当にその通りで、ちょっと中央に寄り過ぎかなとは思っていたのだが、これが一番色がきれいだったので…。
ひっそり開く

2010.10.14 (木) 晴れ 

 朝から頭痛に悩まされ、学校に着いてすぐ、ちょっと食べ物をつまんで頭痛薬を飲む。しかも今日は会議日。山羊座の運勢はよいはずだったが、かなりくたびれた。帰りがけ、村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』(新潮文庫)の影響で、日本のシングル・モルトを一本買う。

2010.10.13 (水) 曇り・晴れ 

 村上春樹のインタビューをまとめた『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(文藝春秋)を読了。おもしろかった。で、この本の内容とはあまり関係ないのだが、私は彼の食事の描写、あるいは一杯飲んでいる描写が好きなのではないかということに気づいた(そういうことを言っている人は他にいるのだろうか…)。ちなみに好きな作品は『羊をめぐる冒険』と『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』なのだが、この3作品には、食事や飲み物の描写が多いのでは?
風に揺れる

2010.10.12 (火) 晴れ 

 今日は授業見学が予定されていて、1時間目の3年生の古文の授業には、N高校の先生が見学にいらっしゃった。また、3時間目の1年生の漢文の授業には、そのクラスの生徒の保護者の方がご夫婦でいらっしゃる予定だったが、なんと無断欠席。まあ、欠席していただけて当方としてはよかったのだが、受付担当の先生は心配されたことだろう。せめて連絡くらいしていただけないものだろうか。
 夜の教育法は『伊勢物語』の教材研究であったが、基本的な文法の力が身についていない面もあるようだ。あれだけ解釈中心・文法中心の授業が批判されているのに、生徒にはそれが身についていない(すっかり忘れられてしまう…)ということである。古典の授業内容の改善が急がれるといったところだろう。

2010.10.11 (月) 快晴 

 体育の日だが、学校公開日ということで(この好天にもかかわらず)通常授業。朝の電車が空いていることだけが取り柄である? 約150組の中学生とその保護者の方などが参加されて、賑やかな校内であった。
 ところで、例の検事が起訴されることになり、ニュースはその立場からの報道ばかりであるが、本当に無罪になった女性官僚周辺には何事もなかったのだろうか?何かあったからこそ、検察が動いたのではないのか。マスコミの(手ごろな)弱い者いじめの構図は、対象が変わっただけで何も変わっていない。事件のもう一つの側面が、ほったらかしになっている気がするのは私だけだろうか?

2010.10.10 (日) 雨のち晴れ 

 今日、10年10月10日10時10分10秒にお願いごとをすると、何かイイことがあるかも知れない。100年に一度のチャンスである。受験生諸君、何か願いごとした?
 今日から一週間、主人は小大使「日本から北京へ」という催しで、生徒40名とともに北京および万里の長城などの近郊へ出張中。「バンザ~イ!」それとも「シクシク…」?
雨上がりのメダカ

2010.10.09 (土) 雨 

 雨、つまらない。WOWOWで「重力ピエロ」を見たが、ちょっと暗めな作りだが、なかなか感動的でよかった。
 平和賞の問題は、なかなか難しい印象。化学賞が30年くらい前の功績に、つまり、歴史がある程度評価しているものに賞を与えるのに対して、平和賞はスタンスが違う感じで、それがイイのかも知れないが、恣意性が増大する危険性もある気がする。人権蹂躙・中華思想の中国は嫌いだが、今回の件については「内政干渉」という主張にも一理あるのではないか(というか、あえて言えばこれだって価値の一元化であろう)。選考委員会の得意顔が見えるような感じがするのもイヤである。まあしかし、中国に対する国際社会の期待が高まっているということでもあるのだろう。

2010.10.08 (金) 晴れ 

 午前中4時間授業、午後から2時間会議、その後、月曜日の学校公開(「体育の日」だが休みにせずに、中学生などに授業を公開するのである)の準備と、忙しい一日であった。おまけに、都教委からは余計な仕事がふってくるし…。何かあると、すべての学校に同じ指示がくる、つまり、アリバイ作りに現場の教員を動員する、というのは、どうにかしてもらいたいものである。

2010.10.07 (木) 晴れ 

 ノ-ベル文学賞がペルーの作家リョサに(朝日新聞によると、バルガスリョサとなっているが…)。リョサといえば『緑の家』であろう。私の読書ベスト3には、マルケスの『百年の孤独』が入るが、その関係もあって(つまり南米文学関係ということ)リョサも読んでみたいと思ってはいたのだが、実はまだ読んでいない。この機会に挑戦してみよう。
 大沢親分の突然の訃報にもビックリ。そういえば、今週は日曜日のテレビに出ていなかったなぁ…。ご冥福をお祈りいたします。

2010.10.06 (水) 晴れ・曇り 

 ノーベル化学賞、おめでとうございます。インタビューに出ていた鈴木教授の弟さんがまったくの北海道弁で、なんかイイ雰囲気であった。また、2002年に受賞したサラリーマン田中耕一さんがすっかり白髪になっていて、時代の流れを実感させられた…。

2010.10.05 (火) 晴れ・曇り 

 実力試験の答案が出る。今回は3年生の現代文・評論の出題を担当し、岡真理さんのヨーロッパ中心主義を翻訳の面から取り上げた文章を出題したが、ちょっと易しいかなと予想した通り、何枚か採点した範囲では、80字の記述問題も含めまずまずの出来であった。
 夜の国語科教育法では、『平家物語』の「木曾の最期」を扱う班の教材研究発表だったが、よく調べてあって、トップバッターとしての責任を果たしてくれた。ちなみに、学生諸君は「巴」に興味があるようで、私は授業の時には生徒にすぐ巴に関する情報を提供してしまうのだが、彼らは義仲との関係を想像させたりするような発問を工夫してみたいようで、なかなか参考になった。

2010.10.04 (月) 雨・曇り 

 後期の始業式。星陵祭での委員の活躍や裏方としての主事さんの活動、また、永田町のマックからの苦情(勉強していて、何時間も席を独占している…)を題材にしながら、自分の気づかぬ視線を素直に受け入れることの大切さを伝えた生徒部長の話がよかったが、それ以上に、ちょっとだらけた雰囲気になりかけた時に、グッドタイミングで注意を喚起した司会もなかなかグッドであった。
 国語教育の雑誌を読んだが、ちょっとガッカリといったレベルの論が多くて残念。読後感をメモしていたら、1時間もかからずにコラム原稿となった。興味のある方はこちらから。

2010.10.03 (日) 晴れ 

 キンモクセイが香り出した。写真は庭のタマスダレ。明日から後期。がんばろう!
 で、大好きな句を一つ。「じゃんけんで負けて蛍にうまれたの」(池田澄子) う~ん、もう天才的に素晴らしい!
朝の色
のど
昼の色
タマスダレ

2010.10.02 (土) 晴れ 

 学校説明会。午前、午後2回ずつ実施しているが、今年は推薦入試に小論文が採り入れられたので、例年よりも多くの方がお見えになるのではないかと予想していたところ、昨年よりもちょっと増えた程度だったそうだ。中学生が少なく、保護者の方の姿が多い印象をもったが、何か行事や模試などがあったのだろうか。
 夜、編集会議。

2010.10.01 (金) 曇り・晴れ 

 昔は休みだった「都民の日」だが、ここ数年は勤務日である。「東京都の公務員にも休みを!」を主張したいが、このご時世では無理だろうか。ほとんどの先生方は休変か年休をとっていらっしゃって、今日学校にいらっしゃるのは、日直・活動のある部活の顧問・3年担任団+進路部(センター願書の点検作業)といった先生方である。ちなみに、私は会議があって出校、シクシク…。
 でも、会議が思ったより早く終わったので、午後から休暇をもらい、早速石神井公園へgo!…と威勢はよかったのだが、またもや鳥果「0」!トホホでやんす…。仕方ないので?キノコを撮影。その結果が今月のビルボート(上の写真)に。やれやれ。