diary03

朝の光



2011.03.31 (木) 晴れ

 会者定離。親しく過ごした同僚とも、異動でお別れである。昼は「マルーモ」でイタリアン、3時には虎屋「夜の梅」太棹である。ははは…。
 しかし、地震以来、多くの涙を見た。どの涙にも心を動かされた。その涙に思いをいたすこと、その思いを自分なりに引き受けることを、新しいスタートに向けての第一歩としたい。
 河野哲也『道徳を問いなおす』(ちくま新書、2011)より引用。「民主主義の美点は、合意を形成することにあるのではない。そうであるなら、公民的共和主義のように、同質性を強要する危険性が生じてしまう。むしろ、民主主義の特徴は、対立が維持され続けることにある。そこでは、合意は特権化されずに、対立と差異が正当なものとして認められ、権威主義的な秩序を作って対立を無理に除去されたりしない。異議や対立する諸価値が併存し、それが決して終息しない多元性を維持し続けることが民主主義の本質なのである。」 まさにその通り。4月から分掌のまとめ役としての立場に立つが、そうなると、ついつい「合意形成」「全員一致」を目指してしまう場面も出てくるに違いない。そんな時、この深い思考が示す視野と射程の広がりを自戒としたい。
それぞれに咲く

2011.03.30 (水) 晴れ

 夜、池上さんの原子力発電関係のTVを見ていたら、ゲスト出演の大学の先生が、あまりに理解力と表現力がなくてイライラしてしまった。震災後、原子力関係の先生方を見ていると、なにか理系の学問を担っている先生方に問題があるのではないかという懸念がヒシヒシとわいてくるのだが、どうなのだろう? 振り返って日比谷の理科を…と、この話題は止めておこう(笑)。

2011.03.29 (火) 晴れ

 今日は、26日(土)の入試結果報告会の代休。午前中、石神井公園へ出かけ、午後からは、家でこのサイトの作成をしたりして過ごす。
羽を伸ばす