diary09

9月のコスモス



2011.09.30 (金) 晴れ

 生徒は期間休業日でお休み。午後から女子バスケ部を引率して、九段中等教育学校へ合同練習に出かける。九段は中学生も…というか、1年生(中1)から6年生(高3)までが一つの学校なので、部活も一緒なのであるが、高校生に比べると「やっぱり子どもだなぁ~」という感じで、バスケ部顧問の先生も、授業では中3と高3を受け持っていて、「ちょっと大変…」とおっしゃっていた。
 白百合女子大の室城秀之先生から、近著『世界一わかりすぎる源氏物語』(角川ソフィア文庫、2011)をご献本いただく。多謝。本当に分かりやすいので、生徒諸君に推薦しておきます。

2011.09.29 (木) 晴れ

 食欲の秋ということで、最近食べた旨いもの! 料理茶屋「天の謌」の「山の謌会席」。
<先付> 十種の秋野菜ゼリー寄せ
先付
<前菜> 黒千石の円山寿し、クリームチーズ真砂和え、アスパラ蟹味噌焼き など
前菜
<椀物> 厚岸産 大浅利と野菜のスープ
椀物
<お造り> 厳選鮮魚盛り合わせ オホーツク海の自然塩
お造り
<メイン 肉> ふらの和牛ヒレ肉のロースト 北あかり添え
メイン肉
<メイン 魚> 羅臼産 きんきの焼きびたし
メイン魚
<中皿> 雲丹のカプチーノ仕立て
中皿
<強肴> 羅臼産 秋鮭の東寺蒸し 新じゃがあん
強肴
<食事> 釧路産 秋刀魚の炊き込みご飯 鵡川町産 ふっくりんこ使用
食事
食事
<デザート> 本日の一皿
デザート

2011.09.28 (水) 晴れ

 気持ちイイ秋晴れ! 前期成績会議。課題のある諸君は、後期にぜひそれを克服してさらに成長することを目指してほしい。

2011.09.27 (火) 晴れ

 北海道の支笏湖訪問。好天に恵まれ、しかも東京よりも気温も高いという絶好の観光日和で、初秋の北海道を堪能する。でも、一番思い出深いのは、今日の北大訪問。わずか4時間であったが、もとのクラスの北大生3名が、広~い北大構内の探検につき合ってくれて、本当に楽しい時間を過ごす。「ススム」、はるか、まゆみ、ありがとねぇ~♪ また遊びに行くからねぇ~♪
第二農学校跡

2011.09.24 (土) 晴れ

 爽やかな(…というにはちょっと暑いかも)秋晴れ。やらなければならない雑事をこなす。ちなみに、クルマの掃除をしようと思っていたのだが、部活の主人が乗って行ってしまい残念。
 ところで、自分で言うのもナンであるが、今日の「爺バカ日誌215」に載せた写真はナカナカである。実は微妙にピントが合っていないのだが、これくらいの大きさなら何とかごまかせるといったところで、う~ん、ナカナカであるなぁ(笑)。
 明日から、たまたま開校記念日・振休と重なったので、母方の親戚の集まりに出かけます。水曜日まで更新できませんが悪しからず。

2011.09.23 (金) 晴れ、曇り

 暑くもなく寒くもないイイ天気のもと、孫と一緒に墓参り。人見知りもだんだんしなくなって、久しぶりの主人の家族とも楽しく過ごす。
上機嫌

2011.09.22 (木) 晴れのち曇り(雨も)

 星陵祭の振替休日。昨日ビショビショになったカバンやクツやカサを陰干しし、ズホンやシャツを洗濯して過ごす(笑)。
 読了した『ことばと思考』(今井むつみ、岩波新書、2010)に

 「一般に、子どもが成長するということは、知識が増え、いままでできなかったことができるようになることだと考えられている。知識に関してはその通りである。しかし、知覚情報の処理というのは、一度にできることが限られている。聖徳太子のように、一〇の違う情報に同時に注意を向け、全部を同時に処理することは、人は、本当はできないし、そうしようとすると情報の処理が破綻してしまう。 余談だが、様々な分野で、熟達する過程にも同じことがいえる。熟達者は、知覚情報の処理をするときに、その時々の環境に存在するすべての情報を一度に取り込み、すべてを並行して処理しているわけではない。むしろ、初心者よりも情報を絞り込んで取り込み、必要な情報だけを処理しているのである。そのときに、どの情報が必要で、どの情報が必要でないかを瞬時に見極め、必要な情報だけに目を向けることができる。それが熟達者の特徴なのだ。」

とあって、面白いなぁと思った。センター試験国語の受験で多くの諸君が悩むのは、「読むのが遅い、時間がかかる」というものだが、そういう諸君は、論理や場面展開とは(直接)関係のない情報を処理しているために時間がかかってしまっているのではないだろうか。だからこうしたら…という具体的方法論はないのだが、情報処理という観点から、自分の読み方をもう一度振り返って見たらどうだろう。傍線を引いたり、接続詞に印をつけたりというのも、やはり情報処理の一つの方法なのである。
 キヤノン・フォトサークルにコスモスの写真が掲載される。先週のTOPページにも使ったもので、タイトルは「静かなピンク」。ジャンルマスターの杉本恭子先生から、「背景の暗さがこのコスモスの淡いピンクを引き立てています。すっきりと一輪のみにピントを合わせて周囲をボカしたのも成功しました。大花○です。」とご講評をいただく。
静かなピンク

2011.09.21 (水) 雨(台風)

 暴風波浪警報が出たので、4時間目が終了した段階で休校に。午後から夕方にかけての交通マヒ状態を考えると、なかなかイイ判断であった。
 とはいってもそれは生徒で、職員はいつも通りの勤務。私は、入選の説明会ということで水道橋の教職員研修センターまで出張。14:30~16:30の予定で開かれた説明会だったが、終わってみると大荒れの天候。水道橋駅までにびっしょりになり、さらに、最寄り駅から自宅まででスボンは水浸しに…。でも、帰れたから良かったようなものである。直後に、JRもメトロも西武線も運転見合わせとなったのだから、運がよかったというべきだろう。

2011.09.20 (火) 曇り・雨

 後片付け日。業者の清掃も入ってすっかり元通りになる。
 国語科教育法の後期が始まる。後期は模擬授業演習だが、今年は5グループとも小説の授業希望ということで、教材研究の議論の盛り上がりが期待できそうである。

2011.09.19 (月) 晴れ

 早起きして、昭和記念公園へ出かける。しかし、晴れを甘く見ていて、すっかり暑さにやられる。のんびり一日過ごそうと思っていたが、汗びっしょりになって、お昼で引き上げることに。写真も、光が強すぎて今一つ。午後から曇ってきたから、午後から出かけた方がよかったかも。
光の座

2011.09.18 (日) 晴れ

 星陵祭第2日目。今日も暑くて、廊下などは蒸し風呂状態。それでも長蛇の列をガマンして観劇してくださる来場者の皆様には感謝感謝である。
 曜日の関係で、日比谷としては例年よりも早めの開催となり、他の多くの学校の文化祭日と重なったこと、また、体育館の改修工事などもあって、今年の来場者数は減るのではないかと予想していたが、約6200名と昨年に比べてマイナス約100名で、誤差の範囲といったところか。一方、入学相談コーナーの来場者は昨年よりも1割増しくらいで、列をなすということはなかったが、常に相談者がいる状態だった。関係の先生方、お疲れ様でした。でも、相談室は冷房が効いているので、働く環境的?には恵まれていたかも(笑)。
 今日も空き時間に1クラスだけ観劇できた。3年生のクラスでどれにしようかと迷ったのだが、2009年度に私のクラスが演じたオリジナル脚本を演じているクラスがあり、脚本やビデオなどの協力をしたので、そこを見学に。2年前の公演を思い出して懐かしかった。

2011.09.17 (土) 晴れ

 星陵祭第1日目。暑いし湿度が高いしで、校舎内の環境は最悪であったが、多くの人出でにぎわう。卒業生もたくさんやってきて、懐かしい顔と会話を交わす。大学の生協で売っている梅酒を持ってきてくれた人や、京都での展覧会の絵はがきをくれた人、サークルのコンサートの入場券をくれた人などもいて、それぞれに充実した学生生活(リア充?)を送っていることがよく分かり、うれしかった。
 入学相談コーナーは、記録が残っているだけでも延べ50名近くが来場し、まあそれなりに宣伝効果があったかも。明日もがんばろう…って、16Rの劇とダンス部の公演が見られただけ。明日は3年生の劇を一つくらいは観たいものである。
北海道大学の学生のお土産は梅酒の「雪の天使たち」。ボトルがカワイイ!)
雪の天使たち

2011.09.16 (金) 晴れ

 星陵祭の準備日。
(1)入学相談コーナーの担当なので、何人かの先生方に手伝っていただいて、会場を準備する。
(2)はたまた受付担当でもあり、例年受付場所としている体育館アーケードが(改修工事で)使えないこともあって、チーフ会の受付責任者と打合せをしたりする。
(3)写真同好会の(一応?)顧問ということで、部員たちが自分たちの写真を展示するコーナーの片隅に、顧問の写真も貼ってくれる。
 帰りがけ、本屋で雑誌購入。表紙の女の子は、川島小鳥さんの作品『未来ちゃん』(ナナロク社、2011)の主人公、未来ちゃん。この写真集はとても楽しくて、図書室にも入れてもらった。
写真術

2011.09.15 (木) 晴れ

 午前中授業で午後から星陵祭準備。さすがに3年生も落ち着かないので、今日は特別授業ということで、夏休み中に行われた模試を題材に、その演習と解説をする。
 夜、編集会議。終わって家に帰ると、すでに10時半過ぎ…。それでも昔は、その後すぐに原稿の手直しなどをしたものだが、今となってはもうすっかりそういう元気もない。ただ、メールをチェックするためにパソコンの前には座るので、そのついでに、この diary の更新だけはなんとか続けている。我ながら立派である。ははは…。

2011.09.14 (水) 晴れ

 昨日の続き。バカ者(若者)の使う「世界観」。これも虫ずが走るくらいイヤである。
 今日、都教委がUSB使用全面禁止に向けて動き出したことを知った。(ちなみに、近刊の「日経パソコン」の特集は、USB活用法である…) USBを禁止する理由が「教員各自用のパソコンが配備されたにもかかわらず、USBによる情報流失事件が増加しているから」だという。ならば、どうして個人用パソコンを配備したのに、USB事件が引き続いているのかの理由を考える方が先だろう。つまり、都教委が配備した個人用パソコンが役立っていない、その結果、持ち帰り仕事が増えているから…かも知れないではないか。根本の課題を見据えることをせず弥縫策に走る。これがこの動きの背景である。折しも、OECDの調査で、日本の教員の勤務時間の長さが明らかになった。しかもその中身が事務作業だというのだから笑ってしまう。その場限りの対応はイイ加減にしてほしい。USBを禁止するヒマや、オリンピックを誘致するヒマがあったら、もっと実力のある人と協調して、我々の仕事環境を整えてほしいものである。

2011.09.13 (火) 晴れ

 前期期末試験最終日。試験が終わったら、早速学校は工事現場と化していた…。浪人形諸君、土・日は星陵祭です。私は(お昼以外は)進学相談のコーナー(自習室)にいますので、何かあったら遠慮なくいらっしゃい。
 ところで、嫌いな言葉はいっぱいあるが、例えばコレ。「大好きなレストランで食事をするとき、私たちはただお金とサービスを交換しているだけなのではない。そこでは「素晴らしい食事を作ってくれる人」「食事をおいしそうに食べてくれる人」という相互のリスペクトがあって、お金だけでなくそうしたリスペクトも交換しているのです。」(佐々木俊尚『キュレーションの時代』ちくま新書、2011)。この「リスペクト」が鳥肌が立つくらい嫌いである。使っている若者(バカ者)を見るにつけ、「リスペクト」の意味を知っているのかと言いたくなる。ちなみに、この本は面白いです。

2011.09.12 (月) 晴れ

 前期期末考査第3日目。3年生の答案が出る。採点はこれからだが、ぱっと見、よく書いてある印象ではある。
 ところで、昨日、一昨日と二夜連続の「砂の器」を見たが、もうガッカリ…。映画にははるかに及ばないし、中居くんがやった失敗TVと同等である。やっぱりあの話は「あの病気」がなくては成り立たない。殺人を犯さなければならない背景には、戦争だけでなく、あの病気に対する差別・偏見があったわけで、それを糊塗することはかえって作品の価値を傷つけることにならないだろうか。戦争体験が背景という設定の玉木の演技も説得力がないし、佐々木蔵之介や西村雅彦は異様さだけが目立つ。中谷美紀にいたっては単に余計である。語り(三上博史)もいったい何だったのか。山本学もイマイチだし、普通なのは小林薫と橋爪功だけ。あれだけの大物を起用しながら、珍しい駄作といえるだろう。

2011.09.11 (日) 晴れ

 震災から半年ということで、NTVの「真相放送バンキシャ」が女川町から放送しており、先月訪れた町の姿を思い出す。あれから6ヶ月、まだまだ被災地の報道には心が揺さぶられる。ちょっとでもできることがあれば、支援を続けていきたい。
 「iroshizuku」を何色か買ってみる。ボトルのデザインもカッコイイし、まだあまり使っていないが、色もイイ感じ。
iroshizuku

2011.09.10 (土) 晴れ

 主人の学校は、今日から文化祭(辛夷祭)。私はこれから中学時代の友人とミニクラス会。新宿西口にて「比内地鶏」なり。では、行ってきま~す!

2011.09.09 (金) 晴れ

 前期期末考査第2日目。一年生の答案が出るが、試験範囲が広かったせいか、中間考査よりも15点近く平均点が下がり、ちょっとガッカリ。これから締めなくてはいけないと反省(笑)。
 ここのところ投稿していなかったキヤノン・フォトサークルに、夏の終わりに追分で撮った写真を久しぶりに投稿したところ、掲載される。先週のトップページにも使ったエノコログサの画像で、タイトルは「秋の気配」。ジャンルマスターの杉本恭子先生から「美しい光のある写真です。エノコログサのリズム感と、手前のアザミの花のボケがとても生きていますね。大花○です。」とご講評いただく。ちなみに、今月の「Hoto's Photos」のタイトルにも使っているパン屋さんの画像も投稿したのだが、こちらは掲載されず(スナップのコーナーでジャンルマスターは榎並悦子先生)。自分としては、こっちに自信があったのだが…。
秋の気配

2011.09.08 (木) 晴れ

 ジメジメしないイイ天気。前期期末考査第1日目。まだ、答案が出ないので、都教委から来た依頼など、教務主任としての職務をこなす(←偉そう~♪)。
 ナデシコは北朝鮮戦引き分けで残念。でも、オーストラリア、偉い!結果オーライでオリンピック出場決定!いや~、よかったよかった♪

2011.09.07 (水) 晴れ

 日比谷の愛煙家の先生方から、「増税賛成だと?暗い道に気をつけるんだな!」と脅される(笑)。
 今朝の朝日新聞第35面に、「明日へ向かって」という東日本大震災6ヶ月特集の写真が掲載されているが、どの写真も素晴らしい! この笑顔こそ、写真の力そのものである。ただただ感動。

2011.09.06 (火) 曇り・晴れ

 ゲリラ豪雨が降ったところもあるようだが、東京は久しぶりに青空が広がって、気持ちが明るくなるような一日。ネコものんびり…。
ネコ@昭和記念公園

2011.09.05 (月) 曇り・晴れ・雨

 なでしこ、立派! たばこ税増税、大賛成!
 しかし、これだけ天災が続くと、かつて某知事が「天罰」発言して問題となった…ちなみに、これは某知事にとってはちょっと気の毒な発言の切り取りで、マスコミの悪いところが出ているとも思うが、そういう発言の切り取りを誘発するような傲慢さが、その知事にあったことがそもそもの問題であろうが…、それとは別に、昔なら、政治(政権?)に対する天の意思表示と受け止められたではなかろうか。がんばれ!ドジョウ!である。
ナデシコ@神楽坂

2011.09.04 (日) 曇り・晴れ・雨

 今日も変な天気の一日。紀伊半島ではだいぶ被害も出ているようだし、まだまだ心配である。
 昼から夜にかけて編集会議。6時間近くもやると、もうグッタリである。

2011.09.03 (土) 曇り・晴れ・雨

 台風のせいで、変な天気で蒸し暑い。そのせいか?仕事がはかどらず。本を読んでもウトウトしてしまって、イマイチな一日。しかし、そんな一日の最後にナデシコ勝利!よかった~♪

2011.09.02 (金) 曇り・雨

 サッカー辛勝!よかった~♪
 このサイトを作成しているソフトのニューバージョンが出たので、早速導入する。初心者にもそれなりのサイトが作れることが魅力だが、相変わらずインストールが不安定で、今日も3回失敗して、その後何とか成功する。失敗と成功の理由が分からないから困るのである。ちなみに、開発に関係するアンケートに協力したりしたので、編集画面のロゴの部分をクリックすると、協力者一覧の中に(小さいながら…笑)名前が表示されたりして、ほんのちょっぴり気分がイイのである。
BiND5

2011.09.01 (木) 曇り

 例年、今日は宿題テストが実施されるのだが、日程の関係から今年はいきなり平常授業。まったく違和感なく始められるところが、さすが日比谷といったところか。しかし、時間割の方は、今日になってもいくつかの変更が出て、朝から結構ドタバタ。夏休み明けということで、今日初めて時間割を見た先生もいらっしゃるので仕方ないのだが、やはり、初日は宿題テストなどにして、何かの時に対応できる余裕を残しておいた方がベターかも知れないと感じた。