4月

2014.04.30 (水)  雨・曇り

 放課後、進学指導検討会。各学年の課題を教員間で共有する。3学年については、国数英は順調に伸びてきていて、模試の得点分布を示すグラフも着実に高い得点側に移動している。国語に関しては、全国の公立トップ校の中では十分な成績を収めているし、私立トップ高と比較しても、古典分野で遅れをとっているだけで、むしろ現代文分野では上を行っている。古典はこれから伸びるから、今までの学習を信じて継続すれば最終的にはどこに出ても大丈夫な力がつく。雑音に惑わされることなく着実に力を伸ばしてほしいものである。7923歩。

2014.04.29 (火)  昭和の日 曇り、雨 

 昭和の日であるが、大学は15週の授業を確保するということで、今日は休日授業日である(泣)。まあ、あまり天気もよくなかったので「遊びたい虫」も登場せず、午前中に授業の下調べなどを済ませて、午後から大学へ出かける。しかし、見つけておいた本を買いにわざわざ出向いた岩波書店は休みだし、楽しみにしているエビフライのキッチンジローもお休みでガッカリ。一方、講義では古文の模擬授業を行ったが、先週のような時間配分のミスもなく、まずまず楽しんでもらえたようである。

2014.04.28 (月)  晴れ

 連休の合間で気が抜けているせいか、6限の会議に出るのを忘れて呼び出されるわ、夜の編集会議も学校につくまですっかり忘れていて資料一式忘れるわで、もうどうしようもないのであった(泣・笑)。12748歩。

2014.04.27 (日)  晴れ

 今日は女子バスケ部の応援に。残念ながら相手が強かった。第一ピリオドはお互いにしっかり守ってほとんど得点が入らない展開だったが、相手の方が身体能力が高く、第二ピリオド以降徐々に得点差がついてしまった。最後は足が動かないといった感じで、(悔しい気持ちは別として)今日は(疲れて)よ~く眠れることだろう。

2014.04.26 (土)  晴れ

 昨日は遠足で横浜へ。担当だった神奈川近代文学館に行って太宰治展を見る。ちなみに展示の編集担当は友だちの安藤宏くん(東大教授)。その後、お昼を山手111番館で食べ、のんびり生徒たちの後を追って異人館めぐり。最後に時間があったので(予定外だが)思い切ってマリンタワーに登る。最近(…ってイタリア旅行以来)、高所恐怖症にも関わらず高いところに登るのが好きになってしまったのである。マリンタワーも景気がよくてよかった~♪ 確か23000歩!くらい。
クロワッサンサンド
(クロワッサンサンド・飲み物付きで1080円、クラムチャウダーが旨かった。)
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(異人館周辺には素敵な家がいっぱい。フェリスのそばにて。)
 ちなみに、撮ってきた写真を整理していると「う~ん」といった感じ。写真を撮りに行ったのではない(当たり前だ、仕事です)ので、オリンパスE-M1に高倍率ズーム(14ー150mm)をつけて持って行ったのだが、レンズが悪いのかカメラの限界か(腕か?)、jpeg画像はフジにはまったく及ばない印象である。フジさん、早く高倍率ズームレンズを出して下さい。
 今日は昭和記念公園に満開のチューリップを撮影に行く。昨日に引き続き好天でよかったが、その分人出も多く、(自分のことを棚に上げて言うのも何だが)カメラマン(ウーマン)だらけなので2時間弱で引き上げる。
春の光
 ついでに、本日「レガシィ・ツーリングワゴン」の生産終了がアナウンスされた。レガシィというブランドは残るのだが、セダンのB4と(SUVを意識した)アウトバックだけとなり、ツーリングワゴンがラインから消えるのである。レヴォーグが取って代わるのだろうが、3台ツーリングワゴンを乗り継いで来た者としては寂しいかぎりである。

2014.04.24 (木)  晴れ

 午前中は健康診断で、午後から授業…とは言っても、私は午後に授業がなかったので気楽な一日。すでに頼まれている添削を仕上げたりして過ごす。明日は遠足で横浜散歩。天気が良さそうで何よりである。10532歩。

2014.04.23 (水)  晴れ

 イイ天気で日も延びてきた。水曜日は午前中の5時間が全部詰まっていて(4時間授業+学級タイム…)、かなり疲労困憊である。午後は生徒総会だったが、サボる生徒が多くて残念な感じ。そういう生徒は不幸な結果になりますようにと祈らずにはいられない一方で、そんな気持ちをもってはいけないと反省も。まあしかし、十年以上も日比谷の生徒を見ているが、だいたいそういう生徒には自業自得的な結果がついてくるものである。楽しみである。9951歩。

2014.04.22 (火)  曇り・雨

 夜の教育法は2回目で12名に。う~ん、もうちょっと増えるといいのだが…。今日は現代文の模擬授業をやったが、ちょっと時間配分に失敗。しかし、まあ授業の雰囲気は思い出してもらえたのではないかと思う。「趣味は女装です」というと結構受けることを実感(笑)、そのうちまたどこかで使ってみよう。13010歩。
 世間では入学式を欠席して我が子の入学式に出席した埼玉県の教員のことが話題になっているようだ。あるサイトがアンケートしたところ、その教員の行為を肯定的に受け止める意見が48%、逆が44%で拮抗しているそうだ(朝日新聞より)。自分が学年主任だったら、入学式には出てほしい旨伝えると思うが、それでも当人が「子どもの式に…」ということであれば仕方ないと思う。尾木ママが「第1志望でなかった生徒はうつむき、表情が晴れない場合が多い。そんな生徒の表情を見逃さず、『これから頑張ろう』と声を掛ける。こうした心のケアは担任に限らず、この日で最も大事な教員の務めです」と述べているのはもっともだが、それは学校が(学年が)チームとして解決していけばいいのだし、そういうチームとしての力が求められる時代になっていると思う。教員のことを戯画的に描く番組を垂れ流しておきながら、こういう時だけ聖職像を求めるマスコミもイヤだし、公務員としての職責だけを求めてその職責に見合う待遇を用意しない関係諸方面も困ったものだと思う。

2014.04.21 (月)  雨

 金曜日のところに書いたが、朝から授業の合間に全教科・全教員で入試答案の再点検作業を行う。国語科主任なので、正確で上手なやり方・手順を考えたり、点検記録を残したりと結構気をつかった。おかげで、1クラス授業に行くのを忘れそうになって生徒に呼びに来られる。いやはや…33Rの皆さん、スミマセン(泣・笑)。ちなみに、国語科は誤りもなく(当然か)、午後には再点検も無事終了。11971歩。

2014.04.20 (日)  晴れ

 女子バスケ部の関東大会予選一回戦は不戦勝。ラッキーだが、一試合できなくなった選手たちは残念かも。
 夜、新しい教科書の編集会議のスタート。今回は監修という立場で、7人集まった先生方の中でも私が一番年上である。いよいよそういう年代になったか…と(当たり前だ!)感慨ひとしおだが、理想を語る新しい先生方を前にして「見ず知らずの先生方がお使いになる商品としての教科書は、そういうものではありませんよ…」とブレーキをかける役回りでもある。昔の自分を思い出すと面はゆい面も…。

2014.04.19 (土)  晴れ・雨

 今年は東大国語国文学会のテーマが「教育と研究」ということだったので、久しぶりに出かけてみた。いつもシンポジウムの質疑応答の際には、講演の途中で寝ないようにするという意味でも(笑)なるべく手を挙げることにしているのだが、今日はどうも手が上がらなかった。理由を考えてみると、今日のようなテーマでは(最近経験を積んだと見なされるせいか…泣)たいてい私は「質問される側」にいることが多くなったからであろうと気がついた。だから、質問を考えていても、同時に自分なりの答えが浮かんできてしまい、何となく躊躇しているうちにきっかけを逃すことになってしまうのである。仕方ないので、パネリストの答えと自分の答えが違うかなと思って聞くことにして、自分とは異なる発想もあるのだなと思いながら勉強させていただいた。久しぶりに旧友にも会えて楽しかった。

2014.04.18 (金)  雨

 午後からだんだん寒くなった。放課後、臨時職員会議。新聞報道にもある通り、一部都立高校で入試採点ミスが発覚したため、全都立高で答案の再点検(…って、既に3回点検しているので合計4回目になるのだが…)が課せられることに。来週末の締め切りまでに、もう一度全答案の採点を見直さなければならないのである。やれやれ…。9034歩。

2014.04.17 (木)  晴れ

 『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』(佐々木健一、文藝春秋)を読了、おもしろかった。「三国」として親しまれる『三省堂国語辞典』をお一人で作り上げた見坊豪紀と、「新解さん」こと『新明解国語辞典』をこれまたほとんどお一人でお作りになった山田忠雄との関係を追ったドキュメントである。東大同期でもあり、もともと共同編集者であったお二人は、あることをきっかけとして袂を分かつことになる。その経緯をさぐった力作で、二人がそれぞれに作った辞書の中から、二人の関係を彷彿とさせる例文を見つけ出したりしている部分は感動的である。
 ちなみに、「三国」の最後の項目は「んんん=①ひどくことばにつまったときや、感心したときなどの声。うーん。②打ち消しの気持ちをあらわす。ううん。」である。一方、『新明解』は「んぼ=〔「ん坊」の短称〕①そのような状態に在る人(物)であることを表す。〔人について用いるものは、軽い侮蔑を含意することが多い〕「甘えんぼ・おこりんぼ・立ちんぼ・いやしんぼ・しわんぼ・けちんぼ・赤んぼ・さくらんぼ」②そのようにする子供の遊び。「隠れんぼ」。」 それぞれ味わい深いものがある。8470歩。
最近、食べた後の豆苗をもう一度水で育てて食べてます…笑)
豆苗水耕

2014.04.16 (水)  晴れ

 職員会議があって先生方が集まったところ、新しく35Rを担当することになったお二人の先生方から「先生のクラス、3年生の中で最も大変なクラスじゃないですかねぇ~」と同情される。そう、35Rは大変なクラスなのである(泣)。日比谷レベルの先生方は、1~2時間授業をすれば、学習に対する取り組み姿勢から、そのクラスの特徴(や生徒の特徴)はお見通し。特別大きな問題を抱えた生徒はいないのだが、小さな問題?を抱えた生徒だらけで、昨年から担当していただいている別の先生からも「修学旅行中に忘れ物をして問題を起こした二人が二人とも先生のクラスだったんだって、今になってよ~く分かりますよ。」と言われる始末である。さて、どうなることやら…。11075歩。
庭のハナミズキも花をつけた)
ハナミズキ

2014.04.15 (火)  晴れ

 今日から夜の教育法が始まる。ところが、もう一つの講座が月曜日の6限(18:00~)にあるせいか、7限(19:40~)の私の講座は何と8名…。何人受け持っても給料は同じなので、少なければ少ないほど添削や採点が少なくて良いのだが、座学中心の前期はそれでイイとして、後期は模擬授業ということもあり、生徒役も必要なことを考えると20名くらいが理想なのだが…。今年はちょっと工夫をしないといけないかも知れない。ただし、集まった学生たちは、現在の同僚の教え子(つまり都立高出身者)が二人もいたりして、なかなかイイ感じである。14177歩。
庭のジャスミンが満開になった)
ジャスミン

2014.04.14 (月)  晴れ

 今年担当する6クラスのうち、先週中に5クラスの顔合わせが終わっていたが、今日は最後の1クラスと初顔合わせ。これで全ての講座に出たことになる。授業もいよいよ本格化ということで、しっかり力をつけさせたいものである。10209歩。

2014.04.13 (日)  晴れ

 しなければならない家の用事を片付けたりして過ごす。
 朝、いつもTBSの番組を見ているのだが、今日はマスターズの中継だったので、特にゴルフを見る気はないから日本テレビにしてみると、小保方さんのことを扱っていた。ゴルフよりはイイので見ていると、やはり「ノート」が問題だという話になり、研究機関の方が「これが研究ノートです」といって例を示してくれていた。ところが、それを見て呆れてしまったのである。というのも、その研究者が例として出してきた学生のノートが、何とバインダー形式だったからである。どこの世の中に、後からページ改ざんが可能なバインダーを研究ノートにするだろう。研究ノートは、しっかりと閉じられた所謂「ノート」であることが大原則だと(文系の私でさえ)聞いている。それも知らない研究者をテレビに出す日本テレビも日本テレビだが、そのレベルの研究者がテレビに出ている日本の理系も理系である。本当に大丈夫なのだろうかと心配になってしまった。
 閑話休題。「デジカメWatch」の「人気写真家が撮る・語る パナソニックLUMIX GX7の魅力」(4月11日)に桜の写真が例として掲載されているが、何となく私が撮った写真に似ているものがあったりして、しかも、私が撮ったものの方がキレイな気がしたりするのは、カメラがいいのか(腕がいいのか…笑)、気のせいか?
いつもよりも大き目に拡大されます)
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2014.04.12 (土)  晴れ

 午前中、「SAKURA COLOR」を編集したり、庭の草取りをしたり(30分やって腰にくる…泣)。午後から、石神井公園に出かけたり、読書をしたり。
山吹

2014.04.11 (金)  晴れ

 やっと最初の一週間が終わる。新しいクラスで授業を始めたり、編集会議で遅くなったりしたせいか、それなりに疲れた感じである。朝のホームルームの集まり具合は多少改善傾向が見られないわけではない…といった微妙なところか(笑)。3年生は選択の授業が増えて教室を共有することになるので、学級通信は遅刻していない生徒のみに配布することにする。9979歩。

2014.04.10 (木)  晴れ

 授業がいよいよ本格的に開始である。今年は、現代文が3クラスと、必修選択の古典が3クラスである。現代文は自分のクラス以外は初めてのクラスばかりなので、楽しみである。10012歩。

2014.04.09 (水)  晴れ

 在校生と新入生の対面式+学級タイム、午後から授業開始。学級タイムでは、時間割を確認したり、委員や係りを決めたりしたが、2年目ということでスムーズに進行。その後、遠足の行動班も決めて、横浜での訪問先の計画を立てたりする。3年生になって2日目の登校日だが、やはり今年の時間割を作成したりすると、新しい生活が始まるのだなといった実感がわくようだ。10175歩。
 小保方さんのニュースは9時のNHKで見たが、やはり全く説得力がないという印象を受けた。同じニュースの中で九州大学の教授が、「200回STAP細胞を作ったというなら、200冊のノートがないとダメです」という趣旨のコメントをしていたが、私もまさにその通りだと思うし、そこが大きなポイントだろう。そのレベルで記者会見をしてしまうことも含め、研究者としての基本的な資質に欠ける部分があるように思う。同時に、そういう人物を登用した側(理研)の責任もきちんと追求されるべきだろう。

2014.04.08 (火)  晴れ

 好天の入学式。如蘭会会長の話は(今までに比べると)分かりやすく、新入生の心に届いたのではないか。
 夜、久しぶりの編集会議。競合他社は「国語総合」の教科書を3種類用意していた(偏差値高向け・偏差値中向け・偏差値低向け)にも関わらず、私の関係している会社は、社の方針ということで2種類しか作らなかったが、その結果、私が担当した教科書は、偏差値高向け+偏差値中向けの領域をカバーすることを課せられ、結果として、偏差値高の学校からは「難し目の教材が足りない」と言われ、偏差値中の学校からは「難しくて使えない教材がある」と言われてしまい、第5位だった採択数が11位に…。今回はそれを立て直さなければならず、なかなか大変である。お二人の先生がご定年でお止めになり、代わりに若いお二人が加わった。フレッシュな視点と忌憚のない意見は大いに参考になる。大変だがやりがいがある…ということで(笑・泣)。11152歩。

2014.04.07 (月)  晴れ

 新年度の始業集会と着任式。その後、英語の宿題テストと総合的な学習の時間の説明会。久しぶりに生徒たちの顔を見るがまったく感慨なし(笑)。むしろ「このレベルの連中とあと一年付き合うのかぁ~~」みたいな感じである。とほほ…。早く自律してほしいものである。12115歩。

2014.04.06 (日)  曇り・晴れ・雨(雷)

 昨日書いた通り、まじめに授業の下調べをして過ごす。
ほんのり
 今年のホームページを見たカメラ好きの方から、「aboutのページのリンクからニコンが消えましたね」と指摘を受ける。まさにその通りで、ニコンと、ニコンのカメラを使っているアメリカ人カメラマンJoe McNally さんのブログへのリンクを止めにして、代わりに、フジのXシリーズと、写真家高橋俊充さんのホームページへのリンクを加えたのである。
 高橋俊充さんは、私が「こんな写真を撮ってみたい」と憧れている方で、この方がフジのカメラを使っているから私もフジにしたと言っても過言ではない方である。もちろん、カメラを替えたからといって同じような写真が撮れるわけではない。それ以上に、不遜な言い方を許していただければ、他の写真家が撮るような写真は、しっかり勉強・修業さえすれば、私にも撮れるようになる気がするのだが、高橋さんのセンスには絶対到達できない気がするのである。構図とか、露出とか、デジタル的な後処理とか、とにかくすべてが完璧である。
 ちなみにそう感じている写真家がもう一人いらして、それは米津光さんである。まあ、このお二人が当面の私の理想であろうか。
高橋俊充を真似てみる…)
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高橋俊充風

2014.04.05 (土)  晴れ・曇り

 授業に備えてしっかり準備をするつもりで勉強道具を学校から持ち帰っていたが、好天に誘われて?フラフラと遊びに行く。しかし、おかげで桜ももう見頃過ぎになっていることを実感。明日はちゃんと勉強するぞ!と、とりあえず心に誓うのであった。
花筏
 夕食のメインは鰯のパスタ。
鰯のパスタ

2014.04.04 (金)  雨のち晴れ

 午前中、進路部と学年の会議。午後から新学期に向けて、教室を片付けたり、出席簿の用意をしたりする。昨年度の出席簿は、欠席や遅刻・早退の印がヤマほどついて見るも無惨な様相を呈していたが、今年はきれいなままの何の記入もないページが続くことを祈りたい…。
 1学年の時に欠席がちになってしまい退学した生徒から、東工大(と早稲田)に合格したとの手紙が届く。大学入学資格検定を経て、サポート校などで自分なりに努力した結果、退学した学年が受験するのと同じ年に合格(=現役合格)を果たしたのであり大変立派である。諦めずに目標をもってまじめに努力すれば、イイ結果は必ずついてくるものなのだなぁと再確認。こちらまでイイ気分になるのであった。11329歩。
白い桜

2014.04.03 (木)  雨

 家に籠もって読書三昧。御厨貴『知の格闘』(ちくま新書)と、贈っていただいた河添房江『唐物の文化史』(岩波新書)を読了して、御厨貴『権力者の館を歩く』(ちくま文庫)に取りかかる。河添先生のご本は、やはり授業との関わりで、第二章~第四章がもっとも興味深く勉強になったが、戦国時代の茶器の意味を再確認したり、八代将軍吉宗の以外な一面を知らされたりと、ブランド物・古い物(尚古思想)に惹かれる我々のルーツを旅する感じで一気に読み通した。
 ところで、御厨貴『知の格闘』の終わりの部分に、

 最近は大したことを言っていなくてもパワハラだと言われて大変なようでありますが、しかし修業というのはある程度パワハラ的なことがないとできません。わけがわかっていないヤツにとにかく徹底的に無理を言って聞かせることが、学問修業のある場面ではだいたいあるものです。私自身もそれをやられましたからよくわかりますが、そういう体験がないと研究者としてなかなか一人前にならない。でも今はそれをやってはいけませんから、なかなか良い研究者が育たないということにもなっているのだろうという気がします。

と書かれていた。もちろんパワハラがイイ訳ないし、時代は変わっていくのだろうが、「学問修業」という言葉を目にするにつけ、理研問題のことを連想せずにはいられないのであった。
桜色

2014.04.02 (水)  晴れのち曇り

 STAP細胞問題……若手のサポート体制だの研究倫理だのと言われているが、コピペはダメだし、画像の勝手な変更(見にくい画像を見やすい画像に切り貼り)などもってのほかだということは、今さら言われなくてはならないことなのだろうか? ちなみに「参考文献」については、書式も決まっているし、特定研究分野の基本的参考文献は同じだろうから、コピペもどきにならざるを得ない…あるいは、コピペを元にして作成するというのは理解できる気もする。しかし、報道されている内容を見る限り、小保方氏の行為がどのような意図(無意図?)でなされたにせよ、ちょっと研究者と呼ぶには稚拙過ぎる印象である。今日の朝日新聞の社会面には「努力を惜しまない、まじめで優秀な研究者」という男性研究者の小保方評も掲載されているし、「トカゲのシッポ切り」的な臭いもするが、氏の不服申し立ての内容には説得力が感じられない。それにしても、どうしてあのように大々的に発表されてしまったのかもそもそも疑問である。ノートは不十分だし、検証する具体的な方向性も見えていないという報道に接するにつけ、なぞは深まるばかり。理研ってすごい所だと思っていたのだが、原子力問題にしろ、今回の問題にしろ、日本の(…って、ハーバードもだから「世界の」か?)理系は危ない部分を抱えているのだろうか? SSHに期待…???
しだれ桜

2014.04.01 (火)  晴れ

 新年度の開始日。主幹教諭や各学年・分掌主任など、日比谷を支えていらっしゃる先生方はご出勤であるが、国語科主任程度ではその義務もなく、好天に誘われて?休暇をいただく。午前中、修理に出しておいた Air Mac を受け取りにアップルストア銀座に出かけ、早速消費税8%の洗礼を受ける(泣)。あと一日早く修理に出しておけば5%で済んだのに…。午後から、石神井川沿いの桜を撮影に出かける。ちなみに、今日のベスト・ショットはこれ。画面中央の花房の色合いや質感が私の求めるものである。これを jpeg 撮って出しの画像で表現してくれる X-T1 with XF55-200mm はもう最高のパートナーなのである。
夕日に映える
 御厨貴『知の格闘』(ちくま新書)を、今一つ楽しめないまま読み進んでいたが、第四講「建築と政治」に入って俄然面白くなった。最高裁や首相官邸の建物(の構造)が、裁判官や首相の行動・心理とどう結びつくのかといった分析は、なるほどと思わせるものがあって興味深かった。

2014.03.31 (月)  晴れ

 本日から dec.family HomePage の2014年版を公開します。(一部、工事中のページもあります)

* * *

 昨年の最後に書いたように、実はホームページのデザインを2年ごとに新しくしている。そこで、今年は新デザインで4月を迎えようと思い、新しいソフトまで購入していた。ところが、そのソフトをインストールするためには、ハードディスクに5G(推奨10G)の空き容量が必要なのだが、我が ValueStar の空き容量は4G以下…(泣)。
 ちなみに、CドライブはSSDで64G、Dドライブはハードディスクドライブでおよそ1TBあるのだが、私が新調したホームページ作成ソフト(「BiND 7」)は、OSがインストールしてあるドライブ、つまりCドライブにしかインストールできないようになっている。もちろん、Cドライブのクリーンアップや使わないソフトのアンインストール、バックアップ領域の削除などを行い、マイ・ドキュメントも使用していない。写真の保存もDドライブだし、iTunes の格納先もDドライブにしである。さらに、インストール先が選べるソフトは全てDドライブにインストールしている。それでもCドライブの容量が不足してきてしまったのである。そもそもせっかくのSSDが64Gでは容量が小さくて不便でしょうがないから、パソコン本体の買い換えも考えてみたが、この64G問題?を除いてはこれといった不満はまったくなく、まだまだ現役で充分に使えそうである。
 ということで、ホームページに関しては、結局もう一年同じデザインで行くことにした。新デザインを楽しみして下さっている方々(←果たして存在するのだろうか?)には申し訳ないが、現在使っているソフトのテンプレートの中では、やはりこれが一番自分の感性(←オッ~!)にピッタリくるのである。

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 というわけで、代わり映えのしないスタートとなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
 東京学芸大学の河添房江先生から新刊の『唐物の文化史』(岩波新書)をご献本いただく。新学期に備えてしっかり勉強させていただきます。
三分咲き