1月

2015.01.31 (土)  晴れ

 夫婦ともども風邪気味で、午前中二人揃ってかかり付けの病院へ。ビタミンを注射をしてもらう。
 夜、(風邪をおして)前々任校の先生方の同窓会に出かける。昨年8月に生徒の同期会があり、その会場で先生方も久しぶりに顔を会わせた(私はタイ旅行中で不参加)のだが、生徒の盛り上がりにつき合っているうちに、先生同士では旧交を温め合うことできなかったとのことで、先生方だけであらためて集まろうという話になり、今日の会となったわけである。かつて苦楽をともにした先生方と昔話に花を咲かせるのは、記憶が曖昧になっているにもかかわらず(あるからこそ?)本当~に楽しかった。体調が今一つだったのが何とも残念。

2015.01.30 (金)  雪

 久しぶりの雪で、午後から雨になったが、帰り道にはまだ雪が残っていた。
 授業がないので、朝から添削三昧…って、三昧したくないんだが(笑)。今年、一本目の水性赤ボールペンのインクがもうすぐなくなりそうである。東大の問題は特に時間がかかる。先ず自分で読んでそれなりの解答を用意した後、当然自信がないから予備校の模範解答などを参照するのだが、これがそれぞれ微妙に違っていて、それを読み比べているうちに正しい答えがわからなくなり、更に生徒が書いてきた珍答を読むに及んで、頭はまったくの混乱状態になってしまうわけである。やれやれ。ちなみに、解答の骨格を決めて、それにどのような要素が付け加わっているのかを分析するわけだが、イディアルティプスとして提出されている予備校の解答の根拠を本文に戻って探し出し、それをどういじったら理想型になるのか生徒にも分かるように添削しているわけだから、もういくら時間があっても足りないといった感じである。……というわけで、ほとんど椅子に座っていたせいか、6302歩。
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2015.01.29 (木)  晴れ

 特別授業も私の担当分は今日で終了である。一方、放課後の補習は生徒諸君と相談した結果、来週もう一回やって最終回とすることに。いよいよ本番であるなぁ。
 ところで、例の人質に関しては、私は日本国としては放っておけばよいと思うのだがちょっと冷たすぎるだろうか? 人質になっている方がどうのこうのというのではない(ジャーナリストなら仕方ない、つまり、あまり使いたくない表現だが「自己責任」という面もあろうが)。国家が関わると、かえって相手側が調子に乗るだけだろう。その上、今に限って言えば、日本の政治的文脈で、さらに危険な路線に結びつけられる可能性さえある。彼の関係者やその周辺が行動を起こすことは当然だろうし、それに対して政府が(裏で)協力することはあってしかるべきかも知れないが、表向きとしては政府は「どうぞご勝手に…」くらいの対応をとるしかないのではと思うのだが…。思った通り、安倍首相は「相手国が許すなら自国の軍隊で」みないなことを言い出しているようだ。いやはや。国が自国の国民を守る…ある意味当たり前のことだろうが、こういう事例についてそれを拡大解釈する必要はないのではないかということである。9084歩。

2015.01.28 (水)  晴れ

 職員会議で来年の人事の骨格が発表される。
 夜、教育法の打ち上げに学生諸君が招待してくれたので参加する(財務省としての責任も果たしてきた…笑)。私は学生と飲むのが好きである。その明るく、希望に満ちた雰囲気が何ともいえないのである。もちろん個々の学生には「明るい」などとは言えない事情もあるのだろうが、少なくとも仲間で集まり、自分の未来を語り合う姿には惹かれるものがある。どうか彼らの未来が明るいモノでありますように。9630歩。

2015.01.27 (火)  雨のち晴れ

 センターのリサーチ結果が出た先週末に相談できなかった生徒や、結論の出なかった生徒たち5名と面談して過ごす。あとは、ひたすら添削…。センターも終わって二次出願先も決まったし、私立の入試も始まるということで、その対策に向けた添削指導で国語科は大忙しである。9168歩。

2015.01.26 (月)  曇りのち雨

 推薦選抜。男子3、9倍、女子4、5倍ということで、かなりの教室を面接会場として使い、面接要員の教員も補欠1名と、まったく余裕のない状態であった。午前・午後と男子11名と面接したが、いづれも優秀かつまじめそうな諸君ばかりで採点に苦労する。
 夜、編集会議。現代文分野もとりあえず今日で全体会を終了。ただし、課題がいくつか残っているので、監修という立場上、原稿を作成していただいた先生方と個別に打ち合わせをしなければならない場面が出てくるかもしれず、まだまだ気が抜けないのであった。やれやれ。11170歩。
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2015.01.25 (日)  晴れ

 家で過ごす。
(↓朝食は、カブとソーセージのスープ)
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2015.01.24 (土)  晴れ

 行きつけのイタリアンが閉店してしまったので、近所に新規開拓を目指しているのだが、なかなか「これ!」といった店が見つからない。今日は、豊島園にある落合シェフの弟子の店というウワサの所に出かけてみる。結論的には、リーズナブルだし悪くはないが……といったところか。
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(前菜。真ん中のヤツは、中にマスカルポーネが入っていて美味しかった)
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(グリーンサラダ。歯ごたえ充分…というか、固かった)
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(アサリのパスタ。美味しかった)
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(リゾット。チーズが溶けてからまると美味しかった)
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(ヘーゼルナッツのムース。たっぷりあった。エスプレッソ風コーヒーがぬるかった)

2015.01.23 (金)  晴れ

 1・2年生は4時間授業のあと、月曜日の推薦入試の準備だが、3年生は1時間目の学級タイムでセンターリサーチの結果を返却した後、星陵会館にて説明会&個別相談会。まず、ベネッセの分析担当の方に、今年のセンター入試全般の状況と、日比谷生が受験する大学の状況などを1時間以上にわたって説明していただく。その後、第一段階選抜が不安な者や結果が思わしくなかった者などと個別に面談、昼を食べる間もなく午後3時過ぎまで12名の相談を受ける。とあえず面談した者は今後の方向性が決まったのでホッとする。あとは個々の努力あるのみ。二次試験までの一ヶ月、しっかり実力を伸ばしてほしい。
 ベネッセの方は、例年この講演をお願いをしている方なのだが、「私は10年ほどこの講演を通じて皆さんの先輩ともつきあってきたが、その間、日比谷生が泣いているのを見たことはあっても、日比谷生が泣き言を言うのは聞いたことがない。私はそれが本当に立派だと思う。自分で納得して志望先を決め、精一杯努力しているからこそのことだろう。」とおっしゃっていた。受験生にとって励みになる言葉であったに違いない。
 イスラム国の人質事件は、忙しくてちゃんとニュースや新聞から情報を得ていないのだが、イスラム世界の側からもさまざまな支援の動きが起きているとのことで、そういう動きの連帯を通して相互の理解を深めていくことが、遠回りではあっても結局は解決への道筋となってゆくのではないかと信じたい。10586歩。

2015.01.22 (木)  雨

 午前中特別授業を行い、午後からセンター試験のデータリサーチ説明会で新宿に出張。その後、学校に資料を持って帰り、担任団で検討会。S予備校の方が3名いらして、資料についてより詳細に解説してくれる。その後、管理職を交え、8時半過ぎまで個々の生徒の状況について情報交換する。12619歩。

2015.01.21 (水)  雨

 月曜日の自己採点の結果がまとまったようで、もうネット経由で結果が送られてくる。明日は高校向けの説明会なので、今ごろ予備校ではその詳細な分析がなされているのだろう。ちなみに、データはもう届いているわけだから、相談したいことがある人は明日でもオッケー(ただし、担任は午後からその説明会に全員出張するため不在となってしまうが…)。
 送られてきたデータやネットで公開されているデータを見ると、駿ベネの第一段階選抜予想は、東大文Ⅰ=600点、文Ⅱ=650点、文Ⅲ=680点、理Ⅰ=740点、理Ⅱ=705点、理Ⅲ=705点、後期=715点、一橋経済=620点(後期695点)、商学=635点(680点)、社会=680点(775点)、法学=640点(765点)である。残念ながら危うい人は、どうするのかを考えておこう。
 今日は日比谷の推薦入試の願書受付日。3年担任団はその仕事が割り振られていないので、正確な所はわからないが、予想よりも出願者が多く、面接会場を増やさなければならないという話を聞いた。うれしい悲鳴といったところらしい。11811歩。 

2015.01.20 (火)  晴れ

 忙しかった昨日に比べ、今日はちょっとのんびりした感じ。教室にいた生徒たちと他愛のない話をしたり、受験先の相談にのったりして過ごす。ただ、日比谷の推薦入試も近づいており、放課後にはその打ち合わせもあって、受けていただく方も受けさせる方も、いよいよ本番間近である。
 夜、編集会議。古典の会議は一応すべて終了。あとは校正のみである。一安心。11257歩。

2015.01.19 (月)  晴れ

 センター試験の自己採点。集合時刻には空席が目立ち、ちょっと心配になったが、最終的には全員が揃って採点を提出する。ただし、ちょっとした記入ミスや記入漏れなどが複数あって、本番のテストは大丈夫だったのだろうかと不安になる。さて、その結果だが、どうも思っていたほどの成果があがっていないようで、ガッカリしている諸君も多いにちがいない。全国的な傾向とまったく同じで、数ⅡBや生物、地理Bは苦戦している感じである。一方、国語は30点以上よくなっているし、英語はいつも通りの数字が出ている。多くの諸君の受ける大学は二次が勝負だから、かえってここで安心するよりも、残りの1ヶ月に全力を尽くそうという気持ちになってくれた方がイイのだから、サッと気持ちを切り替えて「次」を目指そう。早速、二次の添削を持ってきた生徒もいる。添削をコツコツ続けて更に力を伸ばすことだ。
 最後に一言。データリサーチなんてやっていると、ついついデータが主役のような気がしてくるが、主役は君たちの思い(希望)であることを忘れずに。”Where there's a will, there's a way.”が全ての基本である。10208歩。

2015.01.18 (日)  晴れ

 センター試験2日目。国士舘会場に出かけて、昨日とは違うもう一つの入口で応援。クラスの生徒にも結構会えてよかった。帰宅後、国語の問題に挑戦。評論は易しい…というか、読めてなくても正解が選べてしまう印象である。文章にも深みがなく、難易度の問題とは別にして、ここ数年では最も質が低いと感じた。小説は味のある文章でよかったが、問題として成り立っているのか疑問の問があった(問4)。間違いを消せば正解(らしきもの)が残るが、そういう解き方しかできないとしたらおかしいのではないか、つまり、記述式の問題だったら「どう答えたモノか…」と考えてしまう問題で、出題したくなる箇所ではあるのだが、どうも疑問に思う出題である。ちなみに、大学に「評論の専門家」はいないのだから、センター試験の問題を作成しているのは大学の「文学の専門家」であろう。だから、よく「小説の問題はよくない」などと穿ったことを言う人がいるが、そんなことは決してないのであって、むしろ私たちはセンターの出題から謙虚に学ぶべき点がたくさんあるのである。だから、問4もなるほどと思うのだが、それでもやはり「問題としては…」と思ってしまうのである。古文は去年に比べると易しく、手紙の内容を選ぶ形で和歌の解釈が問われたが、それも出来たのではないかと思う。漢文も、文末の助字が問われたりしていた(初めてだろうか?)が、筋が追えていれば(音読できていれば)大丈夫だったと思う。さて、今日の出来(特に新課程の理科…)はどうだったのだろう? 明日の自己採点の結果が楽しみである。

2015.01.17 (土)  晴れ

 センター試験第1日目ということで、先ず、国士舘会場(文系社会2科目)に出かけ、その後、東大会場(理系社会1科目)に出かけて応援する。理系の諸君とはかなり顔を合わせることができたが、文系の国士舘は入構口が二つあったので、クラスの生徒とは二人しか会えなくて残念。さて、どんな問題だったのだろう?力が発揮できていればイイのだが。

2015.01.16 (金)  晴れ

 季刊誌『考える人』(新潮社)の最新号は「家族ってなんだ」という特集で、巻頭に京都大学総長になったばかりのゴリラ研究者山極寿一さんのインタビューが載っていて、これがとても面白い。引用したいところはいっぱいあるのだが、シャルリー・エブドの関係で一カ所だけ引用してみよう。

 人間が互いに補い合って、相手のやりたいことを理解し、自分を抑制し、他者と協力して何かの目標をつかむということをやらなければ、社会的幸福は得られないし、社会を維持することはできない。その基本を教えてくれるのが家族です。

 「自由」ということで私が発想するのは、まさにこういうことなのである。
 さて、明日からセンターだ!って私が力を入れても仕方ないが、登校している生徒たちの表情はいつもと変わらないように見えたが、内心はどうなのだろう。しかし、泣いても笑っても来るモノは来るのである。潔く、心おきなく、一発かましてやろうではないか!7953歩。
 キヤノン・フォトサークルに投稿したニホンズイセンの写真が掲載される。タイトルは「春になる」。ジャンルマスターのいだよう先生から「花はくもりの日や日陰で撮った方が優しい印象になりますね。水仙のような花にはピッタリです。日向を背景にしたことで、タイトル通り「春になる」明るいイメージになりましたね。」とコメントをいただく。日陰は意識していたのだが、「日向を背景に」は特に意識していたことではなかったので、構図に関するいい勉強になった。(ちなみに、受験生の皆さん、イイタイミングで、イイタイトルの画像が掲載されたから、イイことあるかも知れないヨ!)
春になる

2015.01.15 (木)  雨

 センター前の特別授業も(私の担当分は)今日で終了。ただただ健闘を祈るのみである。8137歩。
 朝日新聞WEBの受験生応援のコーナーで、作家の万城目学さん(京都大学・一浪)が「まじめな人ほど、緊張して試験前日は寝られないと思います。僕はめちゃ寝ましたけど。一緒に受ける友達は全然寝られなかったみたいで、僕が適当に「1日くらい寝えへんかっても大丈夫やって」て言ったんです。そしたら彼、現役で京大受かって僕は落ちた。後で「あんとき万城目がああ言ってくれてめっちゃ安心したんや」て感謝されました。「あっそー」みたいな。1日寝ないくらいで、成績は全然変わらない。ビビらずいきましょう。」と書いている。受験生諸君、ビビらずいきましょう!
我が家のバーカウンターには、今これが…)
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2015.01.14 (水)  晴れ

 就寝前の読書用老眼鏡のレンズが片方外れてしまったので、直そうと思ってネットで検索したところ、YouTubeに動画がアップされていた。で、その動画に従って作業したのだが、失敗して両側が外れてしまった(泣・笑)。ちなみに、動画が悪いのではなく、私の老眼鏡のフレームが柔らかいタイプのものなので、そもそもレンズがはめにくいということなのであろう。仕方ないので、買った店(JINS)にもっていったら、ものの5分くらいで直してくれた(ただし、最初は店員も嘗めていて、立ったままその場で直そうとしたが失敗し、奥の部屋で真剣にやっていた…笑)。
 もう、文字を読む際には老眼鏡は必需品になりつつある。ちなみに、ものぐさの私はいちいち眼鏡を取りに行くのが面倒くさいので、一番最初に買ったイイ?眼鏡はこの仕事デスクの所に置いてある。次に買ったイイ?眼鏡は学校のデスクに置いてある。そして、授業や異動の際には、首にぶら下げるタイプのヤツを使用(未だに顔の前で磁石を合わせて掛けると驚いてくれる人がいてうれしい…笑)。そのほか、トイレにはカメラ雑誌を読むためのものが、居間には新聞を読むためのものが、台所には料理の作り方を読むためのものが、そして、最後にこのレンズがはずれた就寝時の読書用のものがあって、全部で7個も所有しているのであった(後半のは、JINSとか眼鏡市場とかで手頃なものを購入したのである)。いやはや…。
 最後にまじめな話。フランスの事件には心が痛むが、一方で再発行する新聞の紙面にまたムハンマドを題材にしたというのはどうなのだろう。もちろん、彼に「全ては許される」と言わせるのは、諷刺として筋が通っていると思うが、往々にして「表現の自由」を訴える人間の作品に、「自由」に値する価値がある作品なのかと問いたいモノが多いというのが私の素直な印象である。今回の紙面を書いた漫画家も「表現の自由は、表現の自由だ。『自由だ。だけれど……』なんて留保をつける必要はない」と語っているそうだが、留保のない自由が存在すると本当に考えているとするなら、私はそれは傲慢だと思う。9378歩。

2015.01.13 (火)  晴れ

 夜の教育法は今日が最後の講義。人数が少なかったがその分まとまりもよく、講義が終わったあと学生たちが相談して、月末に打ち上げパーティをやることになったとのこと。招待してくれたので(財務省役も覚悟して…笑)参加することにする。数年ぶりのことなので、なかなかうれしい。12851歩。

2015.01.12 (月)  成人の日・晴れ

 午後1時から6時半過ぎまで編集会議。途中休みがあるとはいうものの、この年齢になると集中力を持続させるのが大変で、かなり疲労困憊…。しかし、若くて優秀な先生方ばかりなので(私が最年長…)、議論も面白いし勉強にもなって、実は毎回楽しみな会議でもあるのである。ちなみに、この会議には大学の先生もいらっしゃるのだが、来週のセンター試験では試験監督をなさらなくてはならないことになっていて、その打ち合わせが4時間もかかって大変だったとおっしゃっていた。しかも、問題の配付や受験生への対応などが複雑で、特に地歴の時間などは何かミスが起きそうで不安であるとおっしゃっていた。いやはや…。2科目受験なども、きっちり1科目ごとに時間を分けるなどして、もっと単純な時間割にした方がイイのではないだろうか。

2015.01.11 (日)  晴れ

 やらなければならない原稿書きや他の人の原稿チェックなど、まじめに仕事をこなす。合間に、身体をほぐすために、久しぶりにゴルフの素振りやテニスの素振りをする。なかなか気持ちイイ~。
 夜、夫婦で豊島園のイルミネーションを見に出かける。風もなく比較的過ごしやすい夜で、その割には人出も少なくて閑散とした印象だったが、イルミネーションは工夫もあってまずまずキレイだった。
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2015.01.10 (土)  晴れ

 お尻は湿布薬を貼って寝たら回復傾向、よかった~。テレビで、今年は「100年に一度の●●の年」というのをやっているからまじめに考えていたら、何と2015年だから「イチゴ」の年なのだそうである。う~む。
 冬は花が長持ちするので、去年の我が家のクリスマス会の際(23日)に娘が持ってきてくれたアレンジメントがまだ健在で、窓辺と階段を飾ってくれている。見えるところに花があると、何となくイイ感じである。
XT1A6647.jpg(居間の窓辺)
XT1A6649.jpg(階段の途中)

2015.01.09 (金)  晴れ

 朝は何ともなかったのに、学校に着いた辺りから、どうも左のお尻のあたりが筋肉痛である。寝違えた訳でもないし、通勤の電車で変な姿勢をしたわけでもないし…でまったく不思議なのだが、歩くとかなり痛くて、特に階段の上り下りの際がひどいのである。びっこを引きながら何とか過ごす。10872歩。

2015.01.08 (木)  晴れ

 始業集会。その後、教室で学級タイム、調査書を渡す。しっかり出願してほしい。
 夜、編集会議。終わったのは何と10時半過ぎ!…ということで、帰りにタクシーを使ってしまう(高かった~泣)。ただ、会議の内容は面白く、自分自身学ぶことが多く有意義だった。11337歩。

2015.01.07 (水)  晴れ

 昨日仕事始めだったのに、今日はもう休みをもらって、月曜日にカワセミが登場した昭和記念公園の蓮池に出かける。今回は7Dに500mmをつけた完全カワセミ仕様で出かけたのだが、そういう時に限って鳥果はほとんどゼロなのであった(泣)。11時から1時半まで粘って、カワセミが登場したのは1回30秒くらいのみで、わずか5カットくらいしか撮れなかった。やれやれである。待ち続けていると、帰った途端に登場するのではないかという思いにとらわれて、なかなかその場を離れることができなくなり、結局はドツボにはまるのである。野鳥撮りは本当に恐ろしい世界である。
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暇なので…。天気はよかったなぁ~)
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 NHKの「クローズアップ現代」で谷崎潤一郎と松子夫人の恋文の話をやっていて面白かった。松子夫人にはお会いしたことがあるので、余計である。時間があれば、潤一郎全集でも読んでみたいものである。

2015.01.06 (火)  曇り・雨

 仕事始めということで、久しぶりに(笑)まじめな一日。午後からは編集会議。福岡伸一の「世界はわけてもわからない」という教材を採用したのだが、その手引きにちょっと面白い仕掛けを施す。検定前なのでまだここには書けないが、教科書検定で検定意見がつかないことを祈るばかりである。夜には、6月締め切りの原稿を仕上げて出版社に送信。新年早々、我ながら立派であると、ジガジーサン(自画自賛・自画爺さん)。

2015.01.05 (月)  晴れ

 今日から一般的には?仕事始めだが、私は今日までが冬休みなので昭和記念公園に出かける。スイセンを撮りに行ったのだが、なんとカワセミに遭遇! 望遠を持参していなくて残念至極。
元画像)
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トリミング)
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 一方、スイセンの方は、園内がガラガラだったこともあり、独り占めという感じで撮影。まだ一分咲きといった感じでポツポツとしか花をつけていなかったが、好天のもと、可憐な姿と清々しい香りが楽しめた。お時間のある方は「こちら」から。

2015.01.04 (日)  晴れ

 風もなく、イイ天気の一日。高山で初詣には出かけたが、破魔矢などをおさめて今年のものを手に入れるために、あらためて地元の神社に詣でる。その後、散歩をしたりしてのんびり過ごす。
 朝日新聞のオピニオン欄に、人類学者川田順造さんの文が載っていた。今年の生き方のヒントとして、一部を引用しておこう。

■地球や他者へのおごり、自問することが希望への道
 ――方言の話し言葉も、先人が工夫を重ねた手仕事の伝統も、「つながり」、つまり共同体の大切な基盤なのだと感じました。
 「私がアフリカで感じた『共同体のつながりへの信頼』は、日本のどの地域の人々も、かつては同じように持っていたはずです」
 「地域などの共同体の揺らぎは日本では高度成長の始まった1960年代から本格化します。その後、とくにこの20年間のITの急速な発達と普及が、日本社会を新しい段階に突入させた。他者への関心と思いやりに欠け、自分に閉じこもる人たちを増やしたと思います。共同体の底に流れていた、人の役に立とうという意識、弱い者へのいたわりといった倫理は薄れてしまった気がします
 ――物質的には世界有数の豊かさの国なのですが。
 「豊かになると幼児化が進むのは確かです。人類の進化につれ、霊長類の幼児期が延びるネオテニー(幼形成熟)現象が生じましたが、経済的に豊かになればなるほど行き過ぎになってきた。何をしてよいかわからないモラトリアム人間の増加はその表れです」
 「ホモ・サピエンスの誕生以来、人は大自然に対して圧倒的に弱い存在だと自認し、自然と共生して生き延びてきました。一人では生きられないから群れにあたる共同体と折り合いをつけ、知恵を出し合い、いたわりなどの倫理を働かせて、協力して生き抜くしかなかった。20世紀後半からの共同体崩壊は、それに頼らずに生きられる環境が経済的にも社会的にも形成されたことを意味します」
 「窮屈な共同体の中で自分を抑えることもなく、欲望を好きなだけ追求できる環境は、子供の部分を残したまま、年を重ねることを可能にしました。こうした状況と少子化との関連を考えています。日本の場合、経済的事情や長時間労働から出産をあきらめる女性も多く、これは経済や政治の問題です。ただ、欲望を実現する機会に恵まれた人々が、もっと個人的な楽しみを追求したいと考えることも、少子化の背景にあるのでは」
 ――育児、家事の負担が大きな女性に、確かにその気持ちは強いでしょうね。いまの時代に提言はありますか。たとえば教育は?
 「以前、学校で飼っていたニワトリの肉をクラス全員で食べるという授業の試みが、保護者の反対で中止されたと聞きました。そういう授業こそ大切だと、私は思います。肉は食べるが、そこに至るまでの作業は自分とは別の誰かがやるという、子供の心の中の意識を打ち壊すべきです。ほかの生き物の命で生かされているという自覚、リアリティーを持つことは、自然とのつながりを取り戻すことへの第一歩です」
 「子供だけでなく、大人もそう。あなたは『満月を過ぎると、月の出は早くなるか遅くなるか』と聞かれて即答できますか? インターネットで得た知識で人がばらばらの世界に生きる現状では、共同体の再構築はすぐには不可能かも知れません。でも一人ひとりが自然や地球、宇宙とのつながりを意識すれば、状況は変わるのではないか。地球に傲慢(ごうまん)になりすぎていないかと自問する謙虚さを取り戻せるかが、人類の未来にかかわって来るでしょう
 ――希望は持てるでしょうか。
 「『もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になる』。私が好きな魯迅(ろじん)の言葉です。人類の先行きには確かに悲観的にならざるを得ませんが、私は人間には未来志向のDNAが備わっていると信じています。これまで幾多の困難を克服してきた強さは確かなものだから」
 「克服する武器は、問題のありかを考える知的好奇心と想像力、ほかの人々や自然とつながろうとする感覚だと思う。流される情報を受け取るだけではなく、自分の心の底にある言葉をすくいとって、それを他者にいきいきと伝えるにはどうすればいいか、まず考えてみてはどうですか。自分の中の武器を眠らせないために」

2015.01.03 (土)  晴れ

 主人の実家の家族と息子夫婦がやって来て、午後から夜にかけて家族の新年会を開く。狭い我が家に14名がひしめき合って楽しい時間を過ごす。
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2015.01.02 (金)  曇り

 あけましておめでとうございます。
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 母や妹、叔母とともに、飛騨高山で年を越す。クルマで30日に出かけて市内散策、31日は観光バスで白川郷へ、そして、1日に初詣をして帰宅。雪の中の初詣は、なかなか風情があってよかったなぁ。
今年のローストビーフは焼き具合がうまくいった…と主人が言っている)
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知り合いから金箔を頂き、お酒に浮かべてみる…が、金箔の扱いは難しい…笑)
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