11月

2014.11.30 (土)  晴れ

 昨日はパソコンとともに一日家で過ごしていたのだが、今日は朝から何となく体調が今ひとつである。とはいっても午後から編集会議なので、がんばって出かける。

2014.11.29 (土)  雨

 22日にパソコンの画面が急に表示されなくなった。いろいろ手を尽くすと、どうも他のハードは壊れていないようで、単に画面が表示されないだけのようである。とはいっても、何も見えなければ何の作業もできない。早速、NECのサポートに修理の予約を入れるも、引き取りが26日水曜日とのこと。やれやれである。ネット上の見積もりでは56000円となっているので、まあ仕方ないかと思っていたら、28日(金)に電話があって、液晶パネルも交換しなければならず、結局79000円かかるという。しかも、パネルが修理工場に届くのが12月上旬で、その後修理となるため、お時間をいただきます…。まったくやれやれである。しかし、一日悩んだが、まだまだ使えるマシンでもあり、修理してもらうことにする。 
 さて、とはいっても、もはやパソコンがなければまったく仕事が進まない状況になってしまっている。間もなく始まる考査の問題は、学校のパソコンがあるから大丈夫だが…って、今思い出したが、学校から支給されているパソコンも、夏から秋にかけて2回も修理を受けることなったのであった。今年はパソコン運が悪いのだろうか…。でも、これで3度目なので(二度あることは三度ある…)、もう大丈夫か(笑)。それはさておき、例えば教科書編集の仕事は、データのやりとりもすべて電子化されているので、この忙しい時期に仕事が進められないでは他の編集委員の先生方にも迷惑をかけてしまう。幸い、データはすべて外付けハードディスクにバックアップしてあるので、マシンさえ何とかなれば仕事はでききる。
 ということで、とりあえず、先日趣味の写真編集用に購入した iMac 5KRetina の bootcamp 上に、手元にあった Windows7 をインストールして使うことにする。でも、これが結構時間がかかる作業なのである。まず、Windows7 のインストールに時間がかかるし、その後のアップデートにはもっと時間がかかる。さらに、仕事で使える環境にするには、他のソフトのインストールや通信環境の設定、印刷環境の設定などもあって、まる一日(まる一晩?)仕事となってしまうのである。おまけに、壊れたメインパソコン上でライセンス認証しているソフトは、直って帰ってこなければその認証も取り消せないし、いろいろ大変なのである(ちなみに、adobe は、そのソフトを立ち上げなくても、ネット上でライセンスの一斉管理ができるようになっていて便利であることを知った)。
 まあ、丸一日(一晩)かけて iMac 5KRetina で仕事ができる環境を何とか整えた。さて、その後はホームページの復旧で、これは外付けハードディスクに2週間前までのデータしかバックアップしていなかったが、なんとか先週の1週間分を、実際のネット上のサイトを見ながら手業で復旧させて、やっと公開にこぎ着けることができた。ふぅ~~~。
 バックアップの大切さを再認識するとともに、便利なパソコンも、一度トラブルに見舞われると、莫大な時間が無駄になることを、これまた再度(4度目か?)体験した次第である。
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2014.11.21 (金)  晴れ

 現代文の授業で「科学技術によって(私たちの中に)開発されてしまった欲望とは何か?」を考えたのだが、いろいろな意見が出て面白かった。やはり家電関係・情報通信関連の例を思い浮かべる諸君が多かったが、美容方面に関する欲望の例も出てくるのはやはり「時代」であろうか。臓器移植など、人間の欲望はどうなってゆくのやら。
 空き時間に、資料館収蔵資料の展示会が開かれていたので覗きに行く。『解体新書』の版本や、谷崎潤一郎の学籍簿・通知票などが面白かった(谷崎は体育は不得意だったようだ…笑)。8666歩。

2014.11.20 (木)  晴れのち雨

 放課後補習は、今日も約50名が参加。本音をいうと、この補習では東大の過去問を扱っているため結構準備が大変で、朝は「あ~あ」と思っているのだが、準備をそれなりに整えていざ実際に講義を始めてみると、参加している諸君がハイレベルで熱心なせいか、逆にかなり「楽しい!」といった感じになるのである。1月まで続けるので、ぜひ補習に集まる仲間同士励まし合って、苦しい時期を乗り越えてほしいものである。8937歩。

2014.11.19 (水)  晴れ

 とりあえず、生徒全員との面談(三者、二者)を終了してホッとする…などと言ってはおられず、これからが生徒諸君にとって本当の正念場が訪れるのであるが、とにかく前向きに努力してほしいと切に願う次第である。9962歩。

2014.11.18 (火)  晴れ

 夜の教育法は夏目漱石「夢十夜」(第一夜)の教材研究。不思議な作品で、先行研究もさまざまだが、レポート班は自分たちの読みをまとめ上げてきていて面白かった。ただ、漱石が有名すぎるせいか、作者研究の部分がちょっとおざなりで、フロアからもその指摘を受けていた(逆に、指摘したフロアは立派である)。
 高倉健さんの訃報にはびっくり。最近まで元気そうだった気がするのだが…。任侠シリーズは見ていないので、やっぱり「幸福の黄色いハンカチ」あたりからの記憶が中心か。「八甲田山」もかなり好きな映画。「駅」「あ・うん」もよかった。10466歩。

2014.11.17 (月)  晴れ

 何となく月曜日は眠いのである。朝、6時半過ぎに学校についてウトウト、授業の合間に下調べしながらウトウト、昼食後の昼休みにウトウト、午後の会議でウトウト、放課後、添削しながらウトウト、おまけに帰りの電車で座れてウトウト…。いやはや…。7231歩。

2014.11.16 (日)  晴れ

 バスケ部の新人戦3回戦の応援に出かける。残念ながら相手が強く、一度もリードできないまま最終的にはダブルスコアに近い点数で敗退。ただ、Y監督の指示に従って一つ一つのプレーに真摯に取り組む姿はいつもながら立派だと思う。結果は結果だが、学ぶことも多い試合だったに違いない。一言だけ言わせてもらえば、「もっと自分で攻めろ!」といったところか。

2014.11.15 (土)  晴れ

 午前中、久しぶりに昭和記念公園に出かける。イイ天気でよかった。午後から仕事。
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2014.11.14 (金)  晴れ

 今年の教員採用試験に合格した國學院大學の学生さんが授業見学にやってくる。3時間にわたって、古典講読と現代文の授業をお見せする。夜は編集会議。ということで、充実した?一日であった。ふぅ~。10307歩。

2014.11.13 (木)  晴れ

 今日は補習日。相変わらず50名近くが参加して、熱心に取り組んでいる。一方、なかなか成果が上がらなかったり、今まで調子よかったのに最近問題ができなくなったり…と、この時期は生徒の悩みもさまざま。先輩方もみんなそれを乗り越えて来たのである。今が踏ん張り所と思って FIGHT!!! である。
 ところで、今日のニュースでリニアモーターカーの試乗のニュースがあったが、その試乗ができた人(競争率125倍!)の中に東京在住のアメリカ人の方がいて、インタビューで「チョー速かったで~す」と答えていた。で、その方のことは全く分からないし、感動の試乗が終わったばかりの興奮状態だったからかも知れないが、私はそういう「チョー」みたいな言葉遣いをする外国人を「品がないなぁ…がっかりだなぁ…」と思うのである。ふりかえって、今日本がやろうとしている英語教育は、こういう「チョー」みたいなシャベクリ英語を使いこなす若者の育成になってしまっていないだろうか? いくら流暢でも、それが品のなさにつながったらどうしようもない。どんなに拙くても、しっかりとした語法に基づく(ある意味古風な?)言葉遣いで丁寧に話しかける人の方に、会話の相手は心からの信頼感を感じるのではなかろうか? そんなことを、あまりにくだけた英語しかしゃべれない学生を見聞きしたり、あまりに目先のことしか見取ることのできない英語教育者の話を聞かされたりしている最近は、強く強く思うのである。8425歩。

2014.11.12 (水)  曇り

 今日は、1年生が徒歩帰宅訓練、2年生が星陵会館で進路講演会ということで、放課後の校舎が静かだった。その間に面談も進み、残すはあと数名である。ほとんどの諸君が第一志望を変えることなく立ち向かっていくということで、もちろん困難な道ではあるが、そういう姿勢を応援したいと思う。9270歩。

2014.11.11 (火)  曇り・雨

 ポッキーの日は寒かった~。今日の教育法は、学生たちと相談の上で前から休講にすることに決めていたので、早く帰宅する。本屋に寄ったら、早くも来年の手帳が売っていたので早速購入。その後、家で映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を鑑賞。シアーシャ・ローナンが可愛らしく、名優目白押しで面白かった。8944歩。

2014.11.10 (月)  晴れ

 暖かく穏やかな一日、そのせいか、何となくウトウトしながら過ごす。そのせか、7084歩。

2014.11.09 (日)  曇り・雨

 女子バスケの新人戦2回戦の応援に出かける。先週とは違って、今日は決めるべきシュートをしっかり決めることができて、一度もリードを許すことなく快勝。1年生チームもたっぷり試合経験を積むことができた。
 夜は編集会議。いよいよ追い込みである。ところで、雑談している時に、私も関係しているM大学の先生が、「昨日推薦入試の面接で10数名の面接をしたんだけど、愛読書を質問したら、答えられた者が一人しかいなかったよ…」とおっしゃって、編集委員の中にいる3名の都立高校の教員は顔を見合わせてしまった。というのも、東京都の推薦入試では、思想信条の観点から「愛読書」など質問できないからである。そのことを伝えると、その先生や私立の先生の中には驚いている方もいらしたが、やはり(素直な?)中学生に愛読書を聞くのはまずい感じもする。一方、大学を受験する高校生には聞いてもイイのではないだろか。大学受験生くらいなら、「愛読書」を聞くことは、その質問に何と答えるかといった「センス」を聞いているのであって、決して「思想信条」を聞いているわけではないということくらい判断できるのではないかと思うからである。ポリティカル・ライト的にはもちろん扱えない話題だろうが、大学の文学部を推薦で受ける受験生に「愛読書」も聞けないとしたら、それも「なんだかなぁ…」という感じである。

2014.11.08 (土)  曇り・雨

 昨日とはうってかわって冬らしい暗い一日。三者面談のため出校する。帰宅後はひたすら原稿書き。たいへんな原稿を引き受けてしまって大苦戦中である。締め切り大丈夫かなぁ…(ため息)。

2014.11.07 (金)  晴れ

 秋晴れの一日。朝日新聞DIGITAL に「マウスの体全体を透明化、病理解明に活用 理研など発表」という記事が掲載されているが、記事とともに掲載されている写真がかなりグロい感じである。なんか恐ろしいなぁ…。8481歩。

2014.11.06 (木)  曇り・雨

 放課後の古典の補習は今日も50名の参加。難易度が最も高いランクの問題を扱ったので、ただでさえ心が揺れるこの時期であることから、あまりショックを受けないように(笑)と、かなり楽しく解説したつもりなのだがどうだったろうか。生徒諸君もそれなりにオヤジギャグにつき合ってくれていたようなので、まあよかったかなとは思っているのだが…。8768歩。

2014.11.05 (水)  晴れ

 図書室へ古くなった「赤本」を台車に乗せて運んでいたところ、書架の間の狭いコーナーで台車からはみ出た本が引っかかってしまって困っていたら、サッと生徒がやって来て手助けしてくれた。こういうところが日比谷生の立派なところである(敬老精神か?笑)。
 ところで、最近万歩計の数字が少ないなぁと思っていたのだが、よくよく考えると、国語科と35Rが近いというのが一番の原因であることに思い当たった。仮設校舎の時は、国語科は3階で35Rは1階だから、授業や朝・帰りのホームルームの際などに結構歩けた(往復300歩×3回行き来くらいか…)のであるが、今は何と15歩くらいの距離…。3年生の他の教室にも行きやすくなってしまったことを考えると、これが一番の原因に違いない。さて、どうしたものか…ということで、なるべく校舎を歩き回ることにしよう(笑)。8929歩。

2014.11.04 (火)  晴れ

 先週保護者会で休講にしたので、一週間ぶりの教育法である。今日は『竹取物語』が題材。で、感じるのは、よく調べてあるのだが、例えば「天の羽衣」を「てんのはごろも」と読んでしまったり、せっかく調べた「厭離穢土」を発表の際に読めなくなってしまったり…という「基礎力不足」が目立つということである。この辺りは高校側の問題でもある。こういうことを考えさせられるのも、高校教育を一歩「外」から眺められるこの仕事の利点なのだろう。日常の教育に生かしたい。11077歩。

2014.11.03 (月)  晴れ・曇り

 バスケ部の新人大会の応援に行く。出だし好調だったが、シュートミスが多くて第2ピリオドに逆転される。いや~な雰囲気だったが、第3ピリオドの後半、流れが傾いたことを利用して一気にたたみかけ、結果的に20点近く差をつける。第4ピリオドもそのままリードを保って快勝であった。
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2014.11.02 (日)  曇り

 暖かな一日、石神井公園へ散歩に行く。だんだん秋になってゆく。
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紅玉で作った今年のリンゴジャム第一号。
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2014.11.01 (土)  雨

 だからどうだということはないのだが、10月1日も雨だったので、ふた月続いて雨のスタートである。
 今日は三者面談のため出校する。面談した諸君は、それぞれ道が明確になったことと思うので、あとはひたすら努力してくれることを期待したい。 
 今日から大手コーヒーメーカーがコーヒー豆の値上げを実施したが、その原因の一つが中国の大量消費とのことである。小笠原での珊瑚密漁(日本は必要部分だけを丁寧に捕るということだが、根こそぎ捕って行くというのだから驚きである…)にしろ困った国である。最近はアフリカ進出を進めていることもあって、中国国内でエボラ感染者が出ているにも関わらずそれを隠しているというウワサまで広まっている。もちろん根も葉もないウワサであったほしいものだが、もしかしたら…と一瞬思ってしまうところが恐ろしい…。
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