2019.08.31 (土) 曇り・晴れ
主人の実家の家族、私の実家の家族、そして孫一家が我が家に集まって楽しい昼食会。これで今年の夏休みも終わりである。明日エネルギーをためて、明後日からガンバロウ!
今日の教養は「イーゴリ・ストラヴィンスキー」。音楽におけるモダニズム運動のシンボル的人物…だそうだが、聞いたことはない。
2019.08.30 (金) 雨・曇り
整体に行って腰にハリを打ってもらう。イイ感じ。一方、大雨の被害にあわれた地域、特に油の流出が困難をより過酷なものとしている地域の方々は、心身共にご苦労なさっていることだろうと想像する。一日も早い、日常の回復を心より祈りたい。
今日の教養は「フェルマーの最終定理」。「最終定理」の「最終」は、証明されずに最後まで残ったの意。1994年にアンドルー・ワイルズが証明に成功したが、20世紀になってからの技法を駆使して証明したことから、彼はフェルマー自身は証明できていなかったと考えている。
2019.08.29 (木) 晴れ・曇り
旅行の疲れに夏の疲れも加わっているせいか、なかなか体調がもどらず、今日も読書しては寝て、寝ては読書してを繰り返す。おかげで、読んだ内容はさっぱり頭に残らず(泣)。
合間に、庭で撮影。安く買った鉢植えのバラだが、切り戻しで(小さいながら)何度も花をつけてくれて超ウレシイ。タマスダレも咲き出した。
今日の教養は「マルク・シャガール」。主人が好きな画家である。キュビズム様式の作品(例えば「私と村」)も描いている。
2019.08.28 (水) 曇り・雨
午前中、読書。ちなみに、今読んでいるのは古田徹也『論理哲学論考』(角川選書、2019)。ヴィトゲンシュタインの解説本だが、眠りに落ちるまでにだいたい2ページ程度読めている(笑)。いやはや…。
夜、主人の友人と吉祥寺で会食。人気店を予約してくれていて、美味しくかつ楽しかった~。
今日の教養は「レフ・トルストイ」。『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』によって現代小説の原型をつくり、読者や批評家は当然として、作家からも大きな敬意を捧げられている。残念ながら、どちらも未読。
2019.08.27 (火) 曇り・晴れ
家で、本を読んだり昼寝をしたりビデオ(オリビア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」)を見たりしてのんびり過ごす。夜、実家の家族を呼んで、お土産に買ってきた「トリュフ入りオリーブオイル」と「トリュフ入り塩」で調理した肉を賞味する。なお、旅行中に撮ってきた写真は、今後 「HOTO'S PHOTOGRAPHY」 で公開してゆく予定。お楽しみ下さい。
今日の教養は「Dデー」。1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦。Dに特に意味はなく、何かが始まる日を指す一般的な軍事用語。わずか一日の間に、15万人以上の連合国兵士がフランスの海岸に上陸し、以後の戦況を決定した。
2019.08.26 (月) 曇り・晴れ
昨日、旅行から帰宅。今回は、私たち夫婦と私の大学時代の友人2名の合計4名で、オーストリアおよびイタリアを訪れた。
17日 午前1時20分羽田発のウィーン直行便で出発。ビデオで「空飛ぶタイヤ」を見る。
17日 早朝、ウィーン着。現地で友人と合流、ウィーン市内観光&食べ歩き。夕方、飛行機でザルツブルクへ。その後、日没が8時過ぎのザルツブルクを散策、ビアホールで夕食。旧市街の夕景が素敵!
18日 世界遺産のハルシュタットおよびシャーフベルク登山鉄道観光。超キレイ&雄大で超感動!
19日 ザルツブルク市内観光(ミラベル宮殿、ホーエンザルツブルク城、レジデンツ広場と周辺の教会、モーツアルト生家、ゲトライデガッセなど)。小さな街の街歩きは楽しい!
20日 郊外のサウンド・オブ・ミュージックの舞台観光、ユネスコ文化遺産のマリオネット劇鑑賞。あまり期待していなかったマリオネットの素晴らしさに感動! 夜中、個室寝台列車でベネチアへ。
21日 早朝ベネチア着。トルチェッロ島、ブラーノ島、ムラーノ島観光。キレイだったが暑かった~。
22日 ヴァポレットを使ってベネチア市内観光。サン・ジョルジョ・マッジョーレ島からの眺めは最高!
23日 近郊のヴェローナ観光。コロッセオやジュリエット・ロミオの家など。思ったより都会であった。
24日 友人が朝の便で一足早く帰宅し、夫婦でベネチア市内徒歩観光&ショッピング。夕方、フランクフルト経由で帰国の途へ。ビデオで「アリータ」「運び屋」「ボヘミアン・ラプソディ」および「東京03のコント」を見る。寝不足。
25日 午後2時過ぎに羽田着。
概ね天候にも恵まれ、大学時代の気の置けない仲間たちとの珍道中は楽しかった。ただ、仲間の一人にイタリア語が堪能な者がいるから、勝手気ままな個人旅行も可能だが、自動販売機は壊れていることが多いし、バスや電車は(前回よりもましになった感じだが)遅れるのは当然だしで、英語が通じる観光地の市内ならまだしも、市外をツアーでなく回るのは、時間と精神!に余裕がないと難しいかも(笑)。しかし、逆にそういう状態だからこそ、会話ができれば、地元の人と関係が深まって人間くさい旅行ができる。例えば、有料トイレの入口がお金を入れても反応せず困っていたら、「ここを押し開けて通りなよ」みたいなことを通りがかりの人が教えてくれたり、バス停でバスを待っていたら、「道が工事中だからバスは来ないよ」と教えてくれたり(ちなみに、バスが来ない旨の掲示などは一切ない…)と、ちょっと日本ではあり得ない状況ではあるが故に、ありがたい経験もできた。
ちなみに、オーストリアの方は自動販売機も時刻表通りの運行もかなり安心。ザルツブルクでは、交通機関のチケットの自動発券機が、日本語表示を選べるようになっていた。
久しぶりの今日の教養は「カースト制度」。インドの政治史とヒンドゥー教に結びついた社会的差別構造。
2019.08.15 (木) 曇り・晴れ 終戦の日
家で明日からの旅行の準備。夜、はじめて公開された海軍側の資料をもとに、2・26事件の流れを再現したNHKスペシャル「全貌 2・26事件」を見たが面白かった。
今日の教養は「真」。命題の真がどう決まるのかということに関して、哲学的には「対応説(命題(=言語)と、言語を除いた世界(=事実)との関係であると考える説)」、「整合説(他の命題との整合性で決まると考える説)」、「余剰説(その命題を真であると発言することは、その命題をそのまま別の言い方で繰り返しているに過ぎないとする説)」があるそうだ。分かるような分からないような…。
ところで、明日の夜から25日まで出かけてきます。元気があれば26日に、元気がなければ月末に次の更新をしたいと思います。お楽しみに!
(↓サウンド・オブ・ミュージックの舞台&ここを再訪)
2019.08.14 (水) 雨・曇り・晴れ
オトーサン、オカーサンが忙しいので、保育園のない小学生の上二人を預かり、としまえんシネマに「ライオンキング」を見に出かける。吹き替え版で見たが、画面は迫力があって楽しかったし、昨年の35Rの演技の一場面一場面が思い出されて懐かしかった。その後、豊島園の「アソブラボー」で夕方まで過ごす。
今日の教養は「十二音技法」。アルノルト・シェーンベルクが体系化した無調性システムで、十二の半音の一つ一つを均等に重視する作曲技法…と言われても、よく分からないし、シェーンベルク自体も聞く気が起きない。
2019.08.13 (火) 曇り・晴れ
小学生対象学校説明会で出校、25組56名の小学生・保護者の方々を対象に、「漢字の力」という模擬授業を行う。例年通り、元気のイイ小学生諸君で楽しかったし、卒業生の弟さんもいらしていて、この説明会もだいぶ根づいてきた印象である。11510歩。
今日の教養は「黄金比」。1:φのこと。φは(1+√5)/2=1.6180…。正五角形では、一辺の長さと対角線の長さが黄金比になっており、ピタゴラスは自らの宗教結社のシンボルとした。モナ・リザの顔の縦横も黄金比。
2019.08.12 (月) 曇り・晴れ
今週末からの旅行の予習?ということで、「サウンド・オブ・ミュージック」を Amazon Prime で鑑賞する。もう、どこに行くか分かりますね(笑)。しかし、予習は別にして、イイ映画であるなぁ~。
今日の教養は「『ゲルニカ』」。純粋に民間人をねらった史上初の爆撃の悲劇を描いたピカソの傑作。スペイン共和国政府が、当時最も有名だったスペイン人画家のピカソに、パリ万博のスペイン館の壁画として依頼した。国連本部には、複製のタペストリーが飾られている。
2019.08.11 (日) 曇り・晴れ
巷で評判の現像ソフト「Luminar 3」を使ってみる。確かに、簡単に補正ができて便利かも。例えば下の画像では、上のRAW画像に対して「AIエンハンサー」と「SKYエンハンサー」の2つのバーを最大にしただけ。つぶれていた暗部が見えてきて、空がドラマチックな感じになった。
(RAW元画像)
(AI&SKYエンハンサー)
人物の例。上がオリジナルのRAWファイル、真ん中が「AIエンハンサー&露出補正」、下がそれに「Soft&Airyフィルター」を足したもの。一番下がイイ感じ。
(RAW元画像)
(AIエンハンサー&露出補正)
(さらにSoft&Airyフィルター)
今日の教養は「『ソネット18番』」。シェークスピアの作品。日本語に訳された一部が掲載されているのだが、なかなか素敵。韻を踏む英語なら、もっと素敵なのだろう。
2019.08.10 (土) 晴れ・曇り
孫一家と安房小湊に海水浴に出かけてくる。台風の影響でちょっと波が高かったが、天気はよくて塩の海を存分に楽しめたし、鴨川シーワールドでイルカやシャチやアシカの芸も見られたし、朝・夕はホテル眼の前の岩場で磯遊びもできたし、ツバメの巣もあったし、花火やスイカ割りもやったしで、充実した3日間を過ごすことができてよかった。
(ホテルの眼の前の磯)
(歩いて3分の海水浴場)
今日は、潮風に当たったクルマを掃除したり、砂の残る水着を洗濯したり、写真を整理したりと、旅行の余韻に浸りながらノンビリ過ごす。
今日の教養は「ミッドウェー海戦」。アメリカの教養書にこんなこと(…というのは、ちょっと申し訳ないが)が収録されているとは、ちょっとビックリ。太平洋戦争の転換点となった海戦で、アメリカはこの勝利によって圧倒的な優位を手に入れたのである。
2019.08.06 (火) 晴れ・曇り 広島原爆の日
出校予定日だったが、昨日仕事が進んだので、今日は年休をもらって、黙祷したり、渋野選手の全英オープンのビデオを何度も(笑)見たり、明日からの旅行に備えたりして過ごす……って、明日から孫たち一家と一緒に、千葉県に海水浴に出かけて来ます。土曜日まで更新できませんが、悪しからず。
今日の教養は「ヒンドゥー教の叙事詩」。『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』。名前だけは知っていた。『バガヴァッド・ギーター』というのも聞いたことがあったが、これは『マハーバーラタ』の中の挿話の一つ。前者は「バラタ族の大叙事詩」の意で、ヒンドゥー教の理想や教訓が織り込まれている。後者はラーマ王子と妻シーターの物語で、敬虔な信仰や家族の絆などの教訓が含まれているそうだ。
2019.08.05 (月) 晴れ・曇り
校内模試の問題を作って提出する。その後、13日の小学生対象学校説明会用の資料を完成させ、配布用の資料を印刷する。ちなみに、今年は電子紙芝居(別名、パワポ…笑)を使用することにして、小学生にも分かりやすい構成を考えたつもりであるが、さてどうなることやら。13383歩。
渋野選手の全英オープン優勝は、本当に気持ちよかったなぁ~~。でも、もう少し英語勉強しないとね(笑)。ついでに日本語も。20歳にもなって、自分の父を「お父さん」はないだろう。この言葉遣いには、寛大な私も結構ガッカリするのである。
今日の教養は「分析哲学」。20世紀初頭のイギリスに、ムーアとラッセルが登場し、ラッセルの弟子のヴィトゲンシュタインが、『論理哲学論考』(…「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」)で、言語と世界の論理構造を解き明かした。私は野矢先生の本で入門しようと思っては挫折を繰り返しているのであったよ(泣)。
2019.08.04 (日) 晴れ・曇り
早起きして庭の手入れ。ヒメシャラの葉がだいぶ食べられているのでネットで調べてみたら、どうもコガネムシが犯人らしく、早速探してみたところ、一匹発見するも逃げられる。今度見つけたらタダではおかない。午後からは家の中で静かに過ごす。
(↓Lightroom Classic で遊んでみる)
今日の教養は「シェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』」。無調性音楽と前衛音楽の扉を開き、西洋音楽の決定的な分岐点を作った作品。背景には、フロイトの精神分析が認められるようになったことがあるそうだ。シュプレヒシュティンメという技法(語りと歌との中間)を iTunes Store で聞いてみたが、もちろん私のような素人が聞くと、「ウ~ム」以外の何ものでもない。
2019.08.03 (土) 晴れ・曇り
北海道の親戚からスイカが届く。多謝。早速孫たちのところに届け、その後、出かける予定をあまりの暑さに延期して、家で「トイ・ストーリー3」・「オリエント急行殺人事件」を見て過ごす。
今日の教養は「ピタゴラスの定理」。この有名な直角三角形に関する定理は、紀元前6世紀にピタゴラスが西洋文明圏で初めて証明したというだけで、バビロニアや古代エジプトでは既に知られており、ピラミッド建設にも使われたということである。
ちなみに、私は出校した日は、セルゲイ・ドリチェンコ『ロジカルな思考を育てる数学問題集』(岩波書店、2014)の問題を一題ずつ毎朝解いている。いつまで続くかと思ったが、今のところは継続できている。どんな問題かというと、例えばこんな感じ。
●円盤上に点が一つあります。
(a)この円盤を高々3つの部分に切り分けて、切り分けた部分を並べ替え、円盤の中心に点がくるようにしなさい。
(b)円盤を高々2つの部分に切り分けて同じことができるでしょうか。
●数字の1と2だけを使って書ける10桁の数字はいくつあるでしょうか。木にマンゴーが10個なっています。マンゴーを収穫するやり方は何通りあるでしょう。
上の問題は両方出来た(結構ウレシカッタ)。下の問題は、最初の問題はできたが、後半のマンゴーの問題の意図がよく分からなくて時間切れ。答えを見たら、10個のマンゴーを仮にA~Jと名づけ、それぞれについて収穫するなら「1」、収穫しないなら「2」と考えて、その組み合わせが何通りあるかということだった。まあ、前半の問題との関連から想像すればよいのだろうが、解いている時は今一つピンと来なかった。面白い問題集なのだが、たまにこのような出題意図がよく伝わらない問題(日本語訳の問題ではないと思う)があるのが玉に瑕か。
2019.08.02 (金) 晴れ・曇り
今日で4講座担当した今年の夏期講習もおしまい! ばんざ~い! あと8月中にしなければならない仕事は、校内模試の問題作成、前期期末考査の問題案作成、そして、小学生対象学校説明会での説明だけである。かなり肩の荷が下りた感じであるなぁ~。8245歩。
今日の教養は「パブロ・ピカソ」。最も多作で多才な画家。1973年、遺言を残さずになくなると、フランス政府は相続税として彼の作品の多くを徴収し、それによってパリのピカソ美術館が開館した。
2019.08.01 (木) 晴れ・曇り
いよいよ8月。今日もまじめにセンター試験対策講座を2講座実施。なかなか難しい問題だったので、逆に解説のしがいがあるというものである。8391歩。
今日は練馬区の花火フェスタ。豊島園から打ち上げられる15分間の花火を近所の道から観覧する。
今日の教養は「ロマン主義」。啓蒙の時代といわれた18世紀の、合理的で感情の抑制が支配的だった傾向に対する反動として生まれた。イギリスの詩人ブレイク、ワーズワース、コールリッジ、キーツ、シェリー、バイロンなど。アメリカに渡って、ポー、ホーソン、メルヴィルなど。音楽では、ベートーヴェンを皮切りに、ショパン、ワーグナー、チャイコフスキーなど。